ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.14(2012/08/11〜13) D

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(Update:2012/08/16)

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。

 

2011年の雪渓上部全景
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2011/08/11〜13) D
2010年の雪渓上部全景
2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2010/08/13〜15) D
2009年の雪渓上部全景
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2009/08/12〜15) D
2008年の雪渓上部全景
2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2008/08/15〜17) D

2007年の雪渓上部全景
2007ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2007/08/11〜13) G

過去5年間と比べて、今週の雪渓上部全景は上端部分には大きな違いはないものの、下端部分が例年よりも積雪量が少ない状況が見られます。そのため、雪渓の長さが短くなっています。

 

昨年のの雪渓上部右側
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2011/08/11〜13) D
先週の雪渓上部右側
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2012/08/04〜05) E
今週の雪渓上部右側
昨年より1週間遅い雪解け

こちらの画像は雪渓上部右側で、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。昨年より1週間近く遅い雪解けです。

 

2010年の雪渓上部全景
2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2010/08/13〜15) D

2009年の雪渓上部全景
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2009/08/12〜15) D
2008年の雪渓上部全景
2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2008/08/15〜17) D

2007年の雪渓上部全景
2007ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2007/08/11〜13) G

=今週は例年よりもやや多い積雪量=

 例年と比べて、若干ではあるものの、今週の積雪のほうが多い状態が見られます。

 

鉄塔土台 − ほぼ例年並み

雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。土台と雪渓との距離は約30メートル。昨年とほぼ同じ状況です。ほぼ例年並みと言えますが、2008年は20メートル、2007年は13.5メートルと、今週よりも積雪量の多い年もありました。

 

先週の雪渓上部から雪渓中段への連絡部分
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2012/08/04〜05) E
今週の雪渓上部から雪渓中段への連絡部分
完全に積雪がなくなる − 例年より1週間遅い雪解け

鉄塔土台の下部は雪渓上部右側から雪渓中段へと滑り降りるエリアとなっていますが、先週の段階で分断され、今週はご覧のように完全に積雪がなくなりました。昨年よりも1週間以上遅い状況で、例年よりも1週間近く遅い雪解けです。

 

雪渓上部右側上端

こちらは雪渓上部右側上端部分

 

上端部分 − 先週よりも高さ1メートルほどの雪解け

上端部分は先週よりも高さ1メートルほどの雪解けです。

 

2011年の雪渓上部全景
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2011/08/11〜13) D
2010年の雪渓上部全景
2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2010/08/13〜15) D
2009年の雪渓上部全景
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2009/08/12〜15) D
2008年の雪渓上部全景
2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2008/08/15〜17) D

2007年の雪渓上部全景
2007ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2007/08/11〜13) G

=今週は例年より一週間ほど遅い雪解け=

先週の段階は、2010年より50センチ以上多く、2007年より1メートルほど少ない状況でしたが、今週は2007年を除いては、ほぼ1週間程度遅い積雪量で、2007年とほぼ同じです。この箇所においては、この1週間の雪解けがやや遅い状況が見られます、

 

上端から−雪渓下端まで263メートル
ほぼ例年並み

上端から雪渓下端までの距離は先週282メートルから263メートルへと激減しています。過去の状況は、2011年は246メートル、2010年は276メートル、2009年は232メートル、2008年は278メートルで、先週は過去5年で最も長い状態を示していましたが、今週はほぼ例年並みいえるでしょう。

 

今日もショートポールをセットしての練習が始まっています。

 

板をこの角度まで傾けるには... 体も同じように倒さないと...

「スキー板をこの角度まで傾けるには、体はどのくらい内側へ持ってくる必要がありますか...?」 バッティング練習なら素振りという手法があるように、斜面に立ってその傾きをイメージするトレーニングを何度も行います。

 

真夏に雪上練習ができるのは乗鞍大雪渓の特徴

そして、それを実際の滑りにつなげて行く...バッティングの素振り練習と実際の打球は、通年行うことができますが、雪上トレーニングは通年実施することは、通常できません。乗鞍大雪渓という特殊な環境があるからこそ、真夏でも雪上トレーニングができるわけです。

 

【雪渓上部 U − モーグルコース@】

雪渓上部右側モーグルコース

雪渓下部のモーグルコースがそろそろ終わりに近づきつつあり、大半の常連の方々が雪渓上部へと移動してきました。例年、モーグルコースは雪渓上部右側ではなく左側に作成されますが、今回は、先週、作成した方がいらっしゃり、きれいなコースが残っていたため、コース整備を行って滑走しています。

 

ハイクアップに青息吐息

ただ、雪渓下部と異なって、傾斜が強いため、ハイクアップの足取りが皆さんスローペースです。

 

すぐにしゃがみこんでしまう...

スタート地点に到達すると、すぐにしゃがみこむ様子もあります。すぐに滑り出す方はほとんどいません。

 

ラインの長さ − 92メートル×26コブ(ピッチ3.5メートル)

ラインの長さは92メートル×26コブ(ピッチ3.5メートル)。雪渓下部のラインの長さが40メートル×10コブになってしまいましたから、その倍以上の距離があります。

 

コースのすぐ近くに岩場が迫る − 次週にはコース内に岩が出始める可能性も

しかし、雪渓上部を左右に分ける中央の尾根に近いところに作成されているため、ご覧のように尾根の岩場がすぐ近くまで迫っていて、おそらく次週末はスタートから数コブは滑走できない状態になってくるはずです。

後ろからぴったりと後をついて歩くこちらの二人。別にわけがあるとは考えられませんが...

 

「後ろから着いてくんなぁ〜!」

「後ろから着いてくんなぁ〜!」と、子供のように怒るこちらの方...

 

そして、スタートすると...

その滑りを追いかけるようにすぐにスタート...仲が良いのか悪いのか...(つづく) Next

 

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