ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.1(2014/03/22) A

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(Update:2014/03/27)

  

【リフトに乗ってツアーコースへ】

2番目のリフト − 夢の平クワッドリフト

やまぼうしリフトを利用された方も、ゲレンデを歩いてこられた方も、この先は夢の平クワッドリフトに乗車します。

 

なだらかで広いレイアウト − リフト線上はノリクラを眺める特等席

Mt乗鞍は、かもしかコースや鳥居尾根のダウンヒルコースなど一部を除いて、ご覧のようになだらかで広いレイアウトが特徴です。そして、ご覧のように、雄大なノリクラの峰々がどのコースからも眺めることができ、今日のように快晴の空にくっきりとノリクラが聳え立つ様子は、リフト線上が特等席となります。ゲレンデ滑走するのも目的でしょうけど、リフト線上のこの光景をぜひとも眺めていただきたいものです。

 

そろそろ、降り場に到着

夢の平クワッドリフトは高速リフトですから、厳冬期はかなり寒い日があります。ツアーコースを登っているときよりも、リフト乗車中の方が寒いと感じることが多いといってもおかしくないでしょう。

 

どんなに寒い日でも窓を開けて出迎えて下さる

どんなに寒い日でも、窓を開けて出迎えてくださるこちらの係の方...「今日は寒いよ〜」 「今日は風が強いよ〜、雪崩に気をつけてね〜」など、その時々の状況を教えてくださいます。こんな、ちょっとした言葉のやり取りがうれしいもので、入山がいやになりそうなほどの辛い状況でも、その一言が背中を押してくれるんです。

 

次はかもしかリフトへ

夢の平クワッドリフトを降りて、最後に乗車するのはかもしかリフト。

 

1回券を手渡す ザックを持ってますので一人ずつ乗車

1回券を渡して、リフトに乗車します。ペアリフトですが、ツアーコース入山者はザックを携行していますので、一人ずつの乗車となります。(ザックは背中から下ろして、リフトの横に乗せたほうが安定します。)

 

かもしかゲレンデ − 降雪時はパウダーが楽しめる

かもしかゲレンデは、降雪時は未圧雪ゾーンが残されていて、パウダーを楽しみたい方々が集まります。そのため、ツアーコースへ向かうスキーヤーの中には、かもしかゲレンデを2〜3本ほどリフトをまわしてパウダーを楽しんだ後、入山されるという方もいらっしゃるほどです。

 

リフト降り場 − ツアーコースが目の前に 今日の本番はここから

かもしかリフトを降りれば、ツアーコース入口はすぐ目の前です。ここからは今日の本番となります。

 

【ツアーコース入口、ここからが本番】

ツアーコース入口 − すでに50名以上がお越しになる

リフト営業開始と同時に山麓のリフトに乗車すると、ツアーコース入口には9時頃到着します。ご覧の通り、すでに50名以上の方々が準備を始めています。これだけの賑わいは、今シーズン初めてのことで、リフト営業は4月上旬まで続けられますが、おそらく、これ以上の人出は、まず見られないでしょう...

また、午後になっても、位ヶ原山荘へ宿泊される方などが入山され、最終的に100名程度の方がお越しになったものと思われます。

 

気温プラス4℃ − 春の日差しにアウターを脱ぐ シール装着

スキーにシールを装着したり、スノーシューを履いたりされる様子があちこちで始まります。9時のツアーコース入口の気温はプラス4℃、空気には冷たさがあるものの、春の力強い日差しが燦々と降り注ぎ、準備作業をしている最中から汗ばむ感覚を覚えます。そのため、アウターを脱いでザックに押し込む様子もありました。

厳冬期でも晴れていれば、アウターが不要なほどの陽気になることも珍しくありません。
そのため、防寒対策は重要ですが、体温調整が容易にできる服装が肝心かと思います。つまり、ゲレンデで使用するような厚手のウエアではなく、重ね着(レイヤード)で対応するほうがバックカントリーには向いているといえます。

 

「いつもWebSiteを見てますよ!」 今日は位ヶ原山荘に宿泊

「いつもWebSiteを見てますよ!」と、声を掛けてくださったこちらの方々...今日は位ヶ原山荘に宿泊されるとのこと。今日はどの方にお話をお聞きしても、位ヶ原山荘に宿泊するとおっしゃっていました。

「位ヶ原山荘まで足が持つかなぁ〜」なんて、おっしゃりながらも、「でも、一旦、山荘に入っちゃうと、くつろいで動く気にならなくなるから、行けるところまでは歩こうかと思ってますよ!」

無理せず、頑張らず...これが山行の秘訣かもしれませんね。

 

続々とツアーコースへ出発!

そして、30分ほどの間に続々とツアーコースへと向かうと、先ほどまでの喧騒がウソのように落ち着きを取り戻します。これから、春スキー本番の季節を迎えますから、朝一番のかもしかゲレンデ最上部では、週末ごとにご覧のような光景が繰り広げられることと思います。

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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