ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2008/08/09〜10) E
【雪渓上部 V − モーグルコース】
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雪渓上部左側 − 上は昨年並み、下は1週間遅い雪解け |
こちらは雪渓上部左側。大雪渓の中でも急斜面のバーンが広がり、シーズン終盤まで積雪の残るエリアです。先週と同様、上端付近は昨年並み、下端付近は昨年より1週間遅い雪解けを見せています。
このエリアは30度近い斜度があり、雪渓の下端部分は岩場で構成されています。初めてノリクラにお越しになる方は、危険を伴うことが予測されますので、雪渓上部右側など比較的緩やかなバーンでの滑走をお願いします。
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モーグルコースが新設 − 尾根から20メートル南に |
先週のモーグルコースは雪渓上部を左右に分ける尾根が迫ってきているため、尾根から20メートル離れた位置に新たに新設されました。
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午後は青空に浮かぶ雲に日差しが見え隠れする |
今日も青空に夏の雲が浮かび、そんな雲に時折、日差しが見え隠れする午後を迎えています。
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スイカ |
ボードの板をまな板代わりに、今日もスイカ。雪渓に半日も埋めておけば十分冷たい状態になります。
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スイカでみんな仲間に... |
大雪渓を訪れるスキーヤーやボーダーはほとんど顔見知りの状態ですが、それもこんな風に知らない人にも声をかけて仲間を作って行きます。
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雪が海で、スノーボードがサーフボードだったら、まさに夏の風景ですね。
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上端 |
こちらは雪渓上部左側上端付近。
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上端 − 昨年並み | 上端から − 下端部分まで187メートル |
先週からほとんど雪解けが進まず、昨年並みの状況。この上端から雪渓上部左側の下端までの距離は先週の200メートルから187メートルに短くなりましたが、まだまだ十分な滑走距離があります。
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モーグルコーススタート付近 | 先週よりも平坦部分が広がる |
こちらは前述の上端部分のすぐ左側。今週のモーグルコースのスタート部分です。この付近は積雪の高さは先週とほとんど変わりありませんが、右の画像のように、平坦なエリアが大きくなっています。
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スタートエリアに集まって和気藹々と |
雪渓上部左側のバーンは急斜面で休憩するようなエリアはありませんが、雪解けでできた平坦な箇所に集まったモーグラーの方々が楽しそうにおしゃべりに花が咲きます。ただ、この付近は落石が多いため、あまり長居されないほうがよいかもしれません。
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@ モーグルコーススタート部分 | A スタート台の後側は岩場へ落ち込んでいます |
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B 従ってこんな風にストックに寄りかかっていると... | C 岩場のほうへ滑り落ちます |
説明するまでもありませんが、こんな楽しい雰囲気が続きます。
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19コブ・75メートル |
ラインの長さは19コブ・75メートルです。
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斜度があって、徐々に深くなってきて、なかなか難易度の高いコンディションになってきました。雪渓上部左側は上端から下端まで30度近い斜度があります。今回のラインのゴール付近から下端まで100メートルほどあって、安全面が考慮されていますが、転倒して滑落を開始したらなかなか停止できないことを考慮し、ご自身のコントロール内で滑走を楽しんでください。
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先週までのモーグルコース − 14コブ・75メートル |
こちらは先週のモーグルコース。ご覧のように雪渓上部を左右に分ける尾根に吸収されようとしています。それでも14コブ・75メートルあります。もちろん滑走可能です。(→ Next)
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