ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2008/08/09〜10) F
【8月10日(日)、朝は快晴】
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8月10日(日)、快晴の朝 |
翌日の8月10日(日)、乗鞍高原は快晴の朝を迎えています。6時の気温は15℃。観光センター駐車場には110台ほどの車がお越しになっています。
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ヒルクライムの準備 |
今日もヒルクライムに向けて準備を開始される方々が駐車場のあちこちで見かけることができます。「ノリクラはなんといってもヒルクライムでは有名ですから...」と、おっしゃるこちらの方々は、今回初めてノリクラに挑戦。「タイムどころか完走できるかどうか...」と、おっしゃっています。
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夏のノリクラは午前中が勝負。早々に出発です。
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位ヶ原山荘 − 徐々に雲が広がります |
こちらは位ヶ原山荘。時刻は9時45分。少しずつ雲が広がり始めています。
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毎年欠かさずノリクラに − 今日のご来光は最高でした |
昨日は肩の小屋で宿泊されたというこちらのお二方。ご来光をバッチリ眺めることができ、登山道でここまで下山されたとのこと。ノリクラが大好きで毎年欠かさずお越しになるとのこと。夏だけでなく、是非、秋の紅葉のシーズンもお越しください。きっと違ったノリクラを発見できますよ。
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今年最初のノリクラ入り | 夏でもお汁粉 |
もちろん今日もヒルクライマーの方々が立ち寄ります。今年はノリクラにやってくるのは初めてとのこと。毎年、マウンテンサイクリングに出場され、今年も出場に向けた練習にやってこられました。中にはいって注文されたのはお汁粉。夏場にお汁粉なんてと、思ってしまいますが、体力を消耗するヒルクライマーの方々には人気のようです。
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今日もたくさんのヒルクライマーが訪れます |
喘ぎながら何とか登ってくる方や、タイヤがきしむほど力強く漕ぎ出すヒルクライマーまで、今日も多くの自転車がここを通過します。
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屋根板 |
ここから大雪渓に向かうまでの様子をお伝えします。
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ツアーコース入口 | 11号カーブ |
こちらは位ヶ原山荘から1.5kmほど進んだツアーコース付近。左の画像はツアーコースから位ヶ原へ登る急斜面付近です。先週まで残っていた残雪は完全になくなりました。
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位ヶ原お花畑 |
ツアーコース付近の11号カーブからさらに進んだ位ヶ原のお花畑。先週の段階でかなりのミヤマキンバイが周囲を黄色く染めている様子がうかがえましたが、今週はさらにその範囲が広くなっています。また、左の画像の右下に写るオンタデのようにミヤマキンバイ以外の高山植物もどんどん増えてきています。
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11時近くになるとほとんど雲に覆われるようになり、少しばかり雨が心配される空模様。それでも多くのヒルクライマーが駆け抜けて行きます。
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左右から流れ込む雲が大雪渓付近で激しく行き交う |
画像には左に高天ヶ原、右に魔利支天岳が雲間に姿を見せています。南の山麓から高天ヶ原方面に向かって雲が湧き上がり、そして、北の空から魔利支天岳を下るように雲が入り込んで、ちょうど大雪渓付近で激しく雲が行き交う様子をうかがうことができます。そのため、画像では大雪渓や剣ヶ峰などはその雲に覆われて姿を見ることはできません。このように不安定な動きを見せると天候の悪化には注意が必要かと思います。
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今日はたくさんの自転車が通過して行きます |
昨年からヒルクライムを始めたばかり。もちろんノリクラは初めて。他のヒルクライマーの様子をうかがいながら休憩されています。「あと何キロありますか?」。今日は本当にたくさんの自転車が通過して行きます。
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5号カーブ |
宝徳霊神バス停のある5号カーブの積雪もほとんどなくなってきました。
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4号カーブ − ここを過ぎたら大雪渓 |
4号カーブ付近に差し掛かると霧が目の前を通過するようになります。冷涼な空気も流れてきて、ここを過ぎれば、大雪渓までもう少しです。(→ Next)
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