ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.1(2010/03/27) B
【ツアーコース U】
@番標識付近 |
ツアーコースには下から順番に@番からE番まで標識が設置されています。入口急斜面を登ってしばらくしたところに、ご覧の@番の標識を目にすることができます。ツアーコースの番号標識の正確な位置は、ノリクラガイドマップ をご覧下さい。
1番標識付近 − 高天ヶ原や剣ヶ峰が望めるビューポイント |
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<撮影日の記事>速報(2010/01/16) |
少し話がそれますが、雪崩箇所の掲載をきっかけに公開を開始したノリクラガイドマップには、ツアーコース番号標識の位置のほかに、ツアーコース内のビューポイントも記してあります。ビューポイントはカメラマークで表示されていて、@番標識付近も晴れた日は高天ヶ原や剣ヶ峰を真正面に臨むことができるポイントの一つです。ご覧の画像は、ノリクラガイドマップ 上のポップアップで表示されるURLをクリックしたときに案内されるものと同じ画像です。
ツアーコースは要所要所にビューポイントがあるため、飽きさせることなく登って行くことができます。
この先、昨日の降雪が徐々に増えて行く |
昨日の降雪は、この@番標識付近からしっかりとしたトレースを残すほど状態となり、この時期としては期待できるコンディションとなってきます。
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昨年同時期のB番標識 2009 ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版Vol.1 (2009/03/28〜29) A |
今週のB番標識 昨年より20センチほど少ない |
こちらはツアーコース中間付近にあるB番標識。先週より10センチ程度積雪が増えていますが、左の昨年同時期の画像と比べて、20センチほど少ない状況です。
日差しの暖かさは春、空気の冷たさは冬 − この時期は季節が交錯する |
ツアーコースをさらに進んで行くと少しずつ天候が悪化してきて、先ほどまでの青空が完全にスポイルされ冷たい風が吹きぬけて行きます。それでも日差しの暖かさは春そのもので、アウターを着ていると蒸し暑いもの、冷たい空気が首筋から入り込むと寒さを覚える状況。春と冬が同居しているといっても良いでしょう。
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昨年同時期のD番標識 2009 ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版Vol.1 (2009/03/28〜29) A |
今週のD番標識 昨年より20センチ少ない |
こちらはツアーコース上部付近のD標識。先週と比べて20センチほど積雪量が増加していますが、B番標識と同様、昨年より20センチ少ない状況です。
徐々に天候は悪化傾向に |
このD番標識付近を過ぎた所から、本来なら、ツアーコース最後の位ヶ原急斜面が眺められるはずですが、天候の悪化と同時に、上部エリアの視界も徐々に低下し始めてきました。この箇所もツアーコースのビューポイントの一つです。
E番標識手前のウェーブ |
D番標識を通過して、しばらく平坦な箇所を進むと、ご覧のように少しウェーブ状のエリアに差し掛かります。ツアーコースは今がもっとも積雪量の多い時期ですが、ここからE番標識付近は、何段も大きなウェーブがあって、年末年始の時期は登って行くのももちろんのこと、上から滑走することすら困難な状況で、2月くらいまでは、このようにまっすぐトレースをつけることすら困難な状況です。
そして、ツアーコース最後のE番標識を見つければ、位ヶ原急斜面まであと一息です。(→ Next)
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