ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2015/07/10〜11) �C

【雪渓上部 �T】

雪渓上部全景

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。

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今週の中央部分の尾根の岩 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.9(2015/07/04〜05) �C		今週の中央部分の尾根の岩

こちらは中央部分の岩。先週よりも高さ１メートル近く雪解けしています。

雪渓上部右側	鉄塔土台はまだ出ていません

こちらの画像は雪渓上部右側は中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。右の画像のように、まだ鉄塔土台が出てきていません。

雪渓上部右側の上端箇所

こちらは雪渓上部右側の上端箇所。先週よりも硬さ５０センチ程度雪解けが進んでいます。

昨年同時期の１週間後の上端部分 − 今週とほぼ同じ積雪量、今週は昨年より１週間早い雪解け ２０１４ノリクラ 雪渓カレンダーVol.11(2014/07/19〜20) �C

そして、こちらは昨年同時期の１週間後の様子で、ほぼ今週と同じ積雪量．．．つまり、今週は昨年より１週間早い雪解けで、先週と同様です。

端から−雪渓下端まで推定５０８メートル ＝雪不足が懸念されたものの、例年よりも多い状況＝

上端から雪渓下端までの距離は５０８メートル。２０１４年も５１６メートル。２０１３年は５１１メートル。２０１２年は５０７メートル、２０１１年は４８５メートル、２０１０年は５００メートル、２００９年は濃霧で測定できず、２００８年は４８０メートルです。今年は春先の雪解けが早く、夏以降、雪が残るか懸念されましたが、現時点では例年と比べて積雪量の多い状況であることがわかります。

昨日は星がきれい．．．露天風呂からの眺めが最高！

「昨日は星がきれいでしたね．．．宿の露天風呂からの眺めが最高でした。」日常、夜空を眺めるという事はありますか？おそらく、意識して夜空を眺めている人は、それほど多くはないはず．．．

夜空に目を向けるから満天の星空に気付く − 気が付かない無意識な部分に目を向けてスキーの上達へ

夜空に目を向けることで、初めて満天の星空に気がつきます。それはスキーだって同じ．．．気がつかない無意識な部分に目を向けられるかどうか．．．そのために、手を変え品を変え、試行錯誤しながら日々の練習をこなします。

肩の小屋付近でゲート

先週と同じく、肩の小屋付近でゲートを設置するボーダーの方々。

今日は６０名以上の大所帯

今日は６０名以上の方がお越しになっています。最近はキャンプを行うグループが少なく、このような大所帯はほかには見られません。ゲートは３レーンも作られていました。

広くて緩〜中斜面のある 肩の小屋付近は最適

スピードに乗せて、なおかつ、カービングができる緩〜中斜面は大雪渓の中でも限られていて、今後、肩の小屋付近の雪解けが進むと、緩〜中斜面は雪渓下部の南寄りバーンだけとなりますが、こちらも雪解けが進んで狭くなってきます。これだけ大所帯ですから、バーン確保はますます難しくなるとのことでした。

【雪渓上部 �U、基礎キャンプ】

基礎キャンプ

先週に引き続き、今週も基礎キャンプが開催されています。

「辛いんだけど、つい来ちゃうんだよね〜 このキャンプ．．．」	スキーと同様 ハイクも足を止めたらダメ！ ＝ハッと我に返って登り始める＝

「辛いんだけど、つい来ちゃうんだよね〜このキャンプ．．．」とおっしゃるの左画像の右の方．．．おそらく、大半の方は同じような状況だと思います。そして、その隣の左の方は、「昨年はケガでスキーができませんでしたが、今年はちゃんと復活しましたので、昨年分を取り戻して２倍滑らないと．．．」と、意気込み十分。

そして、右の画像の方は、なかなか足が前に出ません．．．休まずゆっくりでもいいから歩き続けないと．．．スキーだって動きを止めないで足を動かし続けるでしょ！と申し上げると、ハッと我に返ったようにゆっくりですが登り始めます。

辛くても前を向いて歩いてみると．．．見事な景色が

やはりつらいときは下を向いて歩いてしまいますよね〜。時には空を見上げてください。今日はこんな見事な雲が上空を流れて行きます。

「こんな景色のような華麗な滑りができたら．．．」

この雲を見て「こんな景色のような華麗な滑りができたら．．．」と、少し苦笑．．．

見られているという緊張感

真剣に取り組むにはモチベーションも大事ですが、やはり見られている・チェックされてという認識も大事。

皆さんの滑りはノリクラの峰々も一般登山者も見ている

もちろん、ノリクラの峰々だって、皆さんの滑りを見ていて、また、一般登山者も夏スキーの様子を確認しているはず．．．

夏スキーの魅力を広く伝播するのも大事

スキーは魅せるスポーツと言われています。皆さんの華麗な滑りが「夏スキーやってみたいなぁ」と、ほかの方々にも魅力が伝播するはず。

だからやめられない

だからやめられないんですよね〜。スキーってものは．．．（笑）

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