ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2017/09/02) A
【雪渓下部】
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先週の雪渓下部 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.16(2017/08/25〜26) A |
今回の雪渓下部 雪解けが完全に終了 |
それではここからは雪渓の積雪状況をお伝えします。先週まで残っていた雪渓下部の積雪はご覧のとおり完全に雪解けが終了しました。
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先週の雪渓下部 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.16(2017/08/25〜26) A |
今回の雪渓下部 雪解けが完全に終了 − 例年よりやや早めの雪解け |
雪渓下部の積雪が完全に消滅したのは、2016年は7月第4週、2015年は9月第3週、2014年は9月第2週、、2013年10月第1週、2012年・2011年・2010年は9月第2週、2009年は9月第1週でした。
概ね、9月第1〜3週あたりに集中しており、例年よりやや早めの雪解けという形で終了したことになります。
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夫婦水入らず登山 − 肩の小屋でビールタイムしてきました | 位ヶ原山荘へハシゴしに行きます =山小屋巡りの飲み歩き= |
今日も元気で夫婦水入らずが一番!山頂登山の帰りに肩の小屋でビールタイムを過ごして、これから、位ヶ原山荘で再び生ビールを飲みに下山するとのこと...山小屋をハシゴして飲み渡るなんて前代未聞ですね!
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石碑の岩 |
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チングルマ − 紅葉が始まった |
いつもの石碑の岩のチングルマ。大雪渓内の他のエリアでも花の時期はもう終わりとなってきました。よく見ると、葉先から紅葉が始まっています。一般的にはウラジロナナカマドやダケカンバが紅葉の主役ですが、その年の天候によって発色の優劣が大きく、それが毎年の悩みの種になります。しかし、高山植物の紅葉は発色もきれいで安定していることから、お花畑のようなところでは「草紅葉」と称して、楽しむとができます。
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ウサギギク |
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ヨツバシオガマ | ミヤマアキノキリンソウ |
チングルマの花は終わってしまったものの、他の高山植物はまだ数多くみられます。おそらく9月になってもこれだけ多くの高山植物がみられるのは大雪渓エリアだけかと思います。
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雪渓上部の下端部分 |
こちらは石碑の岩の南側にある雪渓上部の下端部分。
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先週の雪渓上部下端部分 ノリクラ 雪渓カレンダーVol.16(2017/08/25〜26) A |
今回の雪渓上部下端部分 先週より15メートルほど上昇 |
下端の位置は先週よりも約15メートルほど上昇しています。先週は2014年とほぼ同じで、2015年より2週間早い雪解け状況でしたが、今週は2014年よりやや早く、2015年より3〜4週間早い雪解け状況です。
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畳の岩 − 2014年とほぼ同じ、2015年より3週間も早い |
畳の岩周辺の雪解け状況は、2014年とほぼ同じで、2015年より3週間も早い状況です。ただ、この付近は年によって状況が大きく異なっている模様です。
【雪渓中段】
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雪渓中段 − 長さ4メートル×幅1.5メートル |
雪渓中段の積雪は長さ4メートル×幅1.5メートルで、おそらく数日以内に消滅すると考えられます。
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例年並みか、やや早い雪解けで終了 |
雪渓中段の積雪が消滅したのは、2016年は7月第4週、2015年は9月第2週、2014年8月第4週、2013年は9月第2週、、2012年は9月第2週で、今年は例年並みか、やや早い雪解けで終了したことになります。
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