ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2018/10/20) A
【大雪渓までの沿道の風景 U(三本滝〜大雪渓)】
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三本滝ゲート |
観光センターから7km先の三本滝ゲート。ここからマイカー規制が始まります。9時の気温は9℃と朝の冷え込みがだいぶ収まってきました。
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休暇村から三本滝ゲート − カラマツの色付きがはっきりと |
休暇村から三本滝ゲートまではカラマツ林が続いて、今週はかなり色づきがはっきりしてきました。
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観光客への対応も重要な業務 |
三本滝ゲートより先はマイカー規制となっていて、ゲートの警備員は通行車両の確認を行うのが主な業務ですが、訪れた観光客への対応も多く、繁忙期などはどちらが主業務なのかわからないほどの忙しさです。
今日も、シャトルバスの運行状況やダイヤに関する問い合わせや、三本滝に向かう道案内などで忙しそうでした。
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三本滝遊歩道は工事のため通行止(10月15日〜12月14日) |
10月15日からは、三本滝に向かう遊歩道が工事のため通行止めとなっているため、知らずに訪れた観光客の対応も多いようです。なお、三本滝遊歩道の吊橋工事による通行止めは、三本滝から鳥居尾根に向かう登山道も通行止とされていますのでご注意ください。
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中腹・上部エリアの紅葉は終了 冷たい雨が降り始める |
10月も後半に入り、さすがに中腹・上部エリアの紅葉はもうありません。そして、この付近から冷たい雨が降り始めました。
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下山の防寒は ダウンジャケットがオススメ! |
来年5月15日にお会いしましょう〜! |
冷泉小屋付近で出会った常連ヒルクライマー。今年最後のノリクラとのこと。「ここは雨ですが、上は雪になっていますよ。下山の防寒にはダウンジャケットがオススメ!」と、おっしゃっていました。また、グローブもスキーで使用するような厚手のものですが、それでも手が悴んで辛そうな様子でした。
おそらく、次にお会いするのは、来年は乗鞍スカイラインオープンの5月15日になると思います。その時はまたヒルクライムでしょうか?それとも、乗鞍スカイラインが自転車通行止めだとしたらマラソンでしょうか?お会いできることを楽しみにしております。
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位ヶ原山荘 − 10月末まで営業 |
標高2350メートルの位ヶ原山荘。こちらは10月末まで営業が続けられます。今日もたくさんのヒルクライマーが訪れている模様です。
10月末以降の位ヶ原山荘は、11月から年末まで一旦休業し、クリスマスから成人の日あたりまでの年末年始は再び営業を始めます。なお、11月以降は積雪のため道路は閉鎖され、シャトルバス運行もありませんので、年末年始にお越しの方は雪の中を歩いてくる必要があり、冬山経験者しか訪れることができません。
しかし、厳冬期に営業している山小屋は非常に限られているため、登山者やバックカントリースキーヤーにとって人気のスポットとなります。当WebSiteでも、厳冬期のノリクラの様子を12月からトップページの速報にてお伝えしておりますので、グリーンシーズン終了後もぜひご覧下さい。
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雨から雪へ変化する | 路肩には積雪 |
その位ヶ原山荘を過ぎると、気候が一気に高山帯仕様となり、雨から降雪へと変化します。そして、路肩には積雪が見られるようになって来ました。
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位ヶ原周辺から雪化粧が始まる |
午前中はひどい濃霧だったため、こちらの画像は夕方のものになりますが、ご覧のようにあちこちで雪化粧が見られます。
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ツアーコース(冬季バックカントリー)は 早い年だと12月中下旬、遅い年なら1月上旬当たりから |
ただ、このように雪化粧しても、まだ根雪にはならず、本格的な積雪は11月後半から12月上旬当たりだと思われます。また、厳冬期のバックカントリーで利用されるツアーコースも滑走可能となるのは早い年だと12月中下旬、遅い年なら1月上旬当たりからかと考えられます。
冬季のツアーコース(バックカントリー)の様子は、当WebSiteの速報にて12月よりお伝えする予定です。
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降雪が続く |
降雪が続いていますが、アスファルトは地面からの熱を受けていますので、日中は簡単に凍りつくようなことはありません。ただ、岐阜県側の乗鞍スカイラインは北向きのレイアウトのため、一旦凍り付くとなかなか溶けないため、通行止めが長くつつくことになります。
実際、翌日の10月21日(日)の乗鞍スカイラインは、この降雪が凍り付いてしまったため、朝から快晴だったものの、終日通行止めとなりました。
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