■2015年7月26日(日)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー
→ ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.12)
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@ 2015/07/26 09:55 絶景に溶け込むように走り抜ける (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原6号カーブ)
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A 2015/07/26 10:25 穂高に背中を押されて
− 今日も大勢のヒルクライマーが (県道乗鞍岳線 − 大雪渓下4号カーブ)
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B 2015/07/26 11:30 50名近くのモーグラーが集合
− 夏スキーはハイシーズンへ (雪渓下部 − モーグルバーン)
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C 2015/07/26 13:10 山頂への足取りも軽く
− 午後は夏雲の美しさが際立つ (朝日岳〜蚕玉岳稜線)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ まさに夏のノリクラ!午前中は見事な快晴で、午後からはモクモクと湧き上がる夏雲がまさに「夏!」という雰囲気を満喫させてくれ、今日は何を撮影しても絵になる一日でした。
早朝5時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は15℃、若干冷え込んだ雰囲気があります。観光センター前駐車場はすでに141台ものマイカーがお越しになり、ほとんど空きスペースがありません。2時30分時点の畳平の天候は晴で気温9℃、風速3メートルの穏やかな状況で、バス・タクシーのほか自転車も通行可能です。ただ、昨日はクマが出没したとのことで、自転車の方は十分注意して走行するようにとのことでした。また、畳平お花畑も昨日早朝からクマ出没がみられたため、お花畑は昨日から終日にわたって閉鎖措置が取られていたもの、今朝8時に解除されました。
朝一番のひんやりした感覚は、5時過ぎにはすっかりなくなり、夏の暑さに置き換わっています。そして、今日も昨日同様に、多くのヒルクライマーが県境・畳平を目指して出発します。ただ、昨日とは異なる点は、そよ吹く空気に冷たさを感じないところ。大粒の汗を拭きだしながら登る様子がみられます。
それでも位ヶ原山荘付近に達すると空気に冷たさを感じられるようになります。この先の位ヶ原は森林限界を超えたゾーンであり、空の青さが一段と際立つようになります。「秋空のよう...」と、一言で言ってしまえば高くて済んだ青空というイメージですが、それに加えて、夏らしい雰囲気というものも合わせて感じさせてくれます。
今日の大雪渓もたくさんのスキーヤー・ボーダーの方々がお越しになり、雪渓下部にモーグルバーンには50名近くのモーグラーの姿があって、やはり梅雨明け直後の週末を、皆さん待ちかねていらっしゃったようです。モーグルコースでは常にスタート待ちの方々が順番に並ぶ様子があり、そんな光景はハイシーズンそのものといってよいでしょう。
正午の大雪渓の気温は20℃で、久々に20℃に接近する気温です。それでも、西または北からの強めの風が吹き抜けると、幾分ひんやりと感じられ、日差しの暑さはあっても、風に吹かれることでクールダウンさせてくれるような感覚です。ただ、吹き抜ける風は昨日のようにひんやりとしたものではありません。
また、ヒルクライムや夏スキーばかりではなく、山頂方面に向かう登山者もとっても、まさ絶好のコンディション!山頂方面への中継地点にある肩の小屋では、涼を求めてソフトクリームが午前中から飛ぶように売れる様子がみられました。
午後になって、快晴の青い空にプカプカと入道雲と浮かぶまさに「夏空」という雰囲気になります。しかし、いつもの夏空とは異なり、青空のコントラストは厳冬期並みの深く澄んだもので、おそらく、シーズンを通してみても、今日ほどのきれいな青空が終日にわたって見られることはないといえるでしょう。そして、夏スキーを終えて帰ろうとスキーヤーも、すぐに帰りたくないご様子で、あえてバスを1便見逃し、駐車場から大雪渓をのんびり眺めながら、最後の最後までノリクラを楽しんでいらっしゃいました。
今日のシャトルバスは、ご来光バスが3台、始発便が2台、7時便が3台、8時便が3台、9時便が4台で昨日よりもやや多い状態でした。観光センター前駐車場は7時で満車になり、隣の砂利駐車場も9時ごろには満車となりました。なお、ヒルクライムの上り自転車は午前中が169台、午後は12台で、合計181台となり、昨日同様にハイシーズンらしい状況が見られました。
本日、下山走行における転倒事故がありました。スピードの出しすぎには十分注意していただき、砂利などの路面状況に応じた安全走行をお願いいたします。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.12 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/07/26 18:30更新)
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@ 2015/07/26 05:00 快晴−乗鞍スカイラインは自転車通行可クマ出没注意 シャトルバスはAダイヤ運行
畳平お花畑は閉鎖継続中 (朝の速報 −
観光センター前駐車場)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光セ
ンター前駐車場の気温は15℃。半袖では肌寒さを感じる状況で、ご覧のとおり、雲一つない快晴です。また、観光センター前駐車場は空きスペースはほとんどなく、ほぼ満車状態です。
2時30分時点の畳平の天候は晴、9℃、風速3メートルで、乗鞍スカイラインはバス・タクシー、および、自転車も通行可ですが、昨日はクマが出没し、特に自転車での通行は十分注意してください。また、畳平お花畑は昨日クマ出没で遊歩道が閉鎖されましたが、今後のパトロールで安全確認が実施されるまでは閉鎖が継続されています。
シャトルバスは、長野県側・岐阜県側ともに、Aダイヤでの運行が開始される予定です。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/07/26
05:30更新)
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■2015年7月25日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー
→ ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.12)
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@ 2015/07/25 10:10 青い空・爽やかな風 − ヒルクライム日和 (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原山荘上)
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A 2015/07/25 11:25 気温17℃ − もちろん夏スキー日和 (大雪渓 − モーグルコース)
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B 2015/07/25 12:25 雪渓からひんやりとした風を受けて (大雪渓入口 − ランチタイムのひととき)
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C 2015/07/25 15:55 クマ出没でお花畑は終日閉鎖 (畳平お花畑)
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▼ 梅雨明け最初の週末となった今日、懸念されていた台風12号の影響はほとんどなく、爽やかな空気に包まれた一日を送ることができました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、晴〜曇の天候で、西の空に沈もうとする月がノリクラの背後から逆光で照らす陰影を、上空にたなびく雲がスクリーンとなって光る様子はまさに幻想的。映画のワンシーンのような光景を、時を忘れてしばし見入ってしまうほどの美しさでした。
そして、一夜明けた乗鞍高原は、雲量の多い晴天の朝を迎えます。5時の気温は15℃、それほど極端に寒いという事はないものの、ひんやりとした感覚が幾分感じられる状態です。観光センター前駐車場は、夜明け前から数多くのマイカーがお越しになり、5時時点ですでに70台もあって、6時には110台まで増加する状態。そして、朝一番から出発の準備があちこちで始まります。
畳平の天候は晴れ、気温8℃、風速7メートルで、乗鞍スカイラインは通行に支障はなく、バス・タクシーはもちろんのこと、自転車も通行可能です。また、シャトルバスも長野県側・岐阜県側ともにAダイヤでの運行が始まりました。
8時の三本滝ゲートの気温は23℃。朝一番のひんやりとした感覚はもうすでにありませんが、じりじりと肌を焦がすような暑さもなく、程よい状況。天候に誘われて今日も数多くのヒルクライマーが三本滝ゲートを通過して行きました。
その後、雲量が多くなり、日差しが遮られるようになりますが、それも一時的で、10時前から再び青空が優勢になり、日差しもしっかりと差し込むようになって来ました。ただ、冷え込んだ空気が流れ込んでくるため、日差しがあってもそれほどの暑さはありません。
位ヶ原山荘を過ぎた位ヶ原・大雪渓方面は、森林限界を超えるため、別世界が一面に広がります。今日も多くのヒルクライマーがそんな景色を目指して頑張ります。
正午の大雪渓の気温は15℃、上空には薄い雲が青空を覆っていますが、まずまずの天候が続きます。ただ、13時を過ぎたあたりから西側から濃霧が流れ込むようになります。一時的に視界が奪われる瞬間があったものの、それもかなり早いスピードで解消しました。
今日も車道沿いの雪渓下部にはモーグラーの方々がたくさんお越しになっています。ただ、今後、雪渓下部のラインは雪解けと同時には滑走距離が極端に短くなるため、コブ管理人は新たに雪渓上部左側に新たにコブを作成されていました。半日かけて、15ターンほどの長さですが、お越しの方を歓迎していますとのことでした。
また、朝一番から畳平お花畑周辺でクマの目撃情報があり、お花畑遊歩道とそれにつながる不消道は進入禁止となりました。不消道はその後しばらくして進入禁止が解除されたものの、お花畑は終日にわたって立ち入り禁止の措置が続きました。周辺を監視するパトロールの方々もクマの行方を絶えず確認していましたが、15時過ぎから霧が流れ始めて、クマの行動が確認できない状態となってしまいました。この状態が続くと、明日も進入禁止の措置が継続される可能性がありますが、朝一番のパトロールでクマの存在が確認できなければ、進入禁止は解除される予定とのことでした。
今日のシャトルバスは、ご来光バス2台、始発便2台、7時便2台、8時便3台、9時便4台で、観光センター前駐車場は8時30分に満車となり、まずまずの人出でした。また、ヒルクライムの上り自転車は午前中が122台、午後は62台で、合計184台となり、ハイシーズンらしい状況が見られました。
明日は今日以上に良い天候に恵まれそうですので、是非とも、夏のノリクラにお越しくだされば幸いです。夏スキーもヒルクライムも登山も、何を行うにしても最適な一日になることでしょう。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.12 は、今週末掲載予定です。今しばらく お待ちください。
(2015/07/12
19:00更新)
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▼ 今回より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光センター前駐車場の気温は15℃。若干雲量が多いものの、きれいな青空の朝を迎えました。駐車場は半分程度埋まっていて、週末らしい賑わいの朝です。
畳平の天候は晴、気温8℃、風速7メートルで、バス・タクシー、および、自転車も通行可です。また、シャトルバスは、長野県側・岐阜県側ともに、Aダイヤでの運行が開始される予定です。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/07/25
05:35更新)
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■2015年7月19日(日)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.11)
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@ 2015/07/19 08:25 雲が抜けて始め、天空へ駆け抜ける (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原山荘上)
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A 2015/07/19 08:35 今日の自転車通行は222台 − 今シーズン最高台数 (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)
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B 2015/07/19 11:00 天候は悪化 − 曇→霧雨→濃霧・強雨へ (大雪渓下部 − モーグルコース)
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C 2015/07/19 11:40 もう〜いやっ!全身びしょ濡れ − 今日は午前中で撤退 (大雪渓上部 − ゲートのボーダーグループ)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 三連休中日の今日、関東甲信地方は平年・昨年より2日早く梅雨明けいたしましたが、ノリクラにおいては、そんなニュースが全く届かないひどく荒れた天候の一日となりました。
早朝、6時の乗鞍高原は、雲間に青空がのぞくまずまずの天候の朝を迎えます。気温は16℃、暑くもなく寒くもない気候です。ただ、山頂方面は絶えず雲がかかっていて、その様子を確認することはできません。三連休中日に加えて天候が回復するという天気予報もあって、観光センター前駐車場は125台ものマイカーがお越しになり、すでに満車に近い状態となっています。畳平の天候は2時35分時点では雨・濃霧
気温7℃で風速10メートルで、バス・タクシーは通行可能なものの、自転車は通行止の措置がとられ、シャトルバスはAダイヤでの運行が始まります。
シャトルバス乗り場に朝一番から長い列が見られましたが、7月1日からシャトルバスの運行が始まって以来、久々の賑わいで、始発便は3台も運行されました。その後の便も三連休らしい混雑となりました。
7時ぐらいになると山頂近くの山肌が雲間から確認できるようになり、天候の回復が期待されるところ。大雪渓に向かう県道乗鞍岳線は、畳平に向かうヒルクライマーが数多く入山していて、7時の時点で三本滝ゲートを15台も通過していて、最終的には222台もの自転車が入山し、現時点で今シーズン一番の台数となりました。
乗鞍高原では上空の青空が徐々に広がりますが、上部エリアではその期待に応えてくれるような状況はありません。上部に向かうにつれて上空の青空は少なくなり、日差しもなくなります。もちろん暑さというものを感じることはなく、幾分ひんやりとした感覚のある中でのヒルクライムは暑さにダレることはなかったと考えられます。
9時の大雪渓の気温は10℃、やや霧が立ち込めているものの視界は良好で、大雪渓の上端付近まで確認できます。ただ、この天候もここまでで、10時前あたりから、視界が100メートルを切るほどひどい濃霧に見舞われ、その霧の粒で全身びしょ濡れになってしまうほどで、大雪渓にいるスキーヤー・ボーダーの方々は、一斉にレインウェを着用うす様子がみられました。そして、11時近くになると、霧雨からしっかりとした雨粒に変わり、降り方もまとまった状態へと悪化します。
さらには、雪渓下部ではそれほどでもないのですが、上部は肩の小屋方面に近づくと、暴風雨に近い状態となります。そのため、山頂登山に向かう登山者の大半は一旦肩の小屋に逃げ込まなければならないほどのひどい天候で、肩の小屋の食堂スペースはヒトの熱気でムンムンするほど大勢の方々が待機されていました。
正午の大雪渓の気温は8℃、今日は朝からほとんど気温に変化はありません。8月末に開催される全日本マウンテサイクリングin
乗鞍まで残り1ヶ月近くとなって、雨の中を本気モードで走行する様子も見られました。ただ、帰りは完全にびしょ濡れとなり、かなり寒さを感じたのではないかと思います。
午後はさらに天候が悪化し、15時以降は雨の降り方も強くなり濃霧でほとんど前が見えない状態までひどくなり、梅雨明けとは真逆の一日のまま終了いたしました。
今日のシャトルバスは、三連休らしい混雑ぶりを見せ、ご来光バス2台、始発便3台、7時便2台、8時便4台、9時便6台でした。また、ヒルクライムの自転車は222台で、今シーズン一番の台数となりました。また、乗鞍スカイラインは朝一番は濃霧で自転車通行止めでしたが、7時15分に一旦解除されたものの、その後、再び天候が悪化したため、12時から再度自転車通行止めとなりました。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.11 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/07/19 16:40更新)
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■2015年7月18日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー
→ ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.11)
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@ 2015/07/18 12:30 暴風雨 − 台風17号の余韻が続く (大雪渓入口)
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A 2015/07/18 12:10 三連休初日 − でも乗客はほとんどない... (大雪渓・肩の小屋口バス停)
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B 2015/07/18 14:00 雨にも負けず、風にも負けず (4号カーブ雪渓)
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C 2015/07/18 16:35 時間がたつほど風雨が強くなる (畳平バスターミナル)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 三連休初日の今日、四国・中国地方を昨日通過して日本海に抜けた台風17号が温帯性低気圧に変化したものの、その影響を終日受け続けた生憎の一日となりました。
日付が今日に変わるころの乗鞍高原は、時折強めの風と小雨の降る夜を迎えます。気温は19℃、吹く風に生温かさを感じ、上空がゴーゴーと鳴いていて、台風17号の影響を感じさせる風の吹き方。それでも、夕方から降った雨が収まりつつあって、所々で路面んが乾く様子も見られる状態でした。
そして一夜明けた乗鞍高原は、雨が降ったりやんだりを繰り返す天候。気温は17℃で、寒さはありません。もちろんこの天候ですから、山頂方面どころか位ヶ原付近すら確認できません。2時45分現在の畳平は雨8℃で風速11メートルもの風が吹き、乗鞍スカイラインはバス・タクシーは問題なく通行できるものの、自転車は悪天候のため通行できません。また、シャトルバスはこの天候であるものの、岐阜・長野両県ともAダイヤでの運行が始まります。
三連休初日だというのに、観光センター前駐車場には10台ほどのマイカーしかお越しになっていません。6時を過ぎても人の動きが全くなく、本当に三連休初日かと疑うほどの静けさ...そして、天候は回復するどころか、位ヶ原山荘付近から風雨が強くなり視界も低下し始めます。今日の県道乗鞍岳線は、シャトルバスが定期的に往復する以外は、道路を往来する車や自転車は皆無。シャトルバスが大雪渓・肩の小屋口バス停に到着するものの、すべての便が素通りしてしまい、今日の大雪渓の来場者数は完全にゼロでした。
大雪渓のスキーヤー・ボーダーは完全にゼロでしたが、大雪渓手前の4号カーブの雪渓には今日も10名近くのグループが練習を始めていました。ただ、どの人も全身ずぶぬれ状態。時間とともにどんどん風雨が強くなる中、「年に1回しか来られないから...」と、おっしゃりながら黙々と滑り続けていました。
夕方から畳平へ移動しましたが、こちらのほうが天候はひどく、風雨はさらに強くなり、視界はひどい時で30メートル低下する状態。結局、今日は天候が回復するどころか、どんどん悪くなる方向へと移って行きました。
今日の県道乗鞍岳線を登った自転車は1台のみ。そして、シャトルバスは全便とも1台運行で、ご来光バスは乗客がゼロだったため、三本滝で運行取りやめとなりました。
明日は天候が回復傾向で晴れ間も期待でき、シャトルバスはAダイヤでの運行が予定されていますので、ご来光バスも合わせて運行されます。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.11 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/07/18 19:10更新)
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■2015年7月12日(日)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー
→ 第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム特集)
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本日取材の第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム特集は、7月30日に掲載しました。
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@ 2015/07/12 08:31 実業団先頭集団はこの後、前の2名が先行 (約5km地点、平湯峠500メートル先)
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A 2015/07/12 09:08 ゴール直前まで二人の一騎打ち (約15km地点、四ッ岳カーブ
− 石原悠希・米田彰選手)
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B 2015/07/12 09:29 総合優勝は矢部周作選手(左) −
自己タイム更新 二連覇! (畳平手前ゴール地点)
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C 2015/07/12 09:43 3年振りに晴天の下での開催 (畳平)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 今日は第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの大会当日、きれいな晴天に恵まれ、乗鞍スカイラインの絶景を楽しみながらの大会開催が実現できました。
早朝6時の大会会場(殿下平総合交流ターミナル)の気温は16℃、綺麗な青空に筋状の雲が若干たなびく状況で、ほとんど風もなく、穏やかな一日が始まりました。大会会場では、すでにスタッフの方々がお越しになり、手荷物の預かりなどが始まり、駐車場ではローラー台を夜明け直後から回す選手の様子も見られます。
朝一番からひんやりとした雰囲気はなく、山間にある大会会場も6時30分ごろから日差しが差し込むようになります。その日差しとともに、気温は上昇して7時で20℃に達すると、日差しの照り返しが異様に暑く感じるほど。そして、7時20分ごろから開会式が始まり、実行委員長の小島義弘氏の開会宣言が行われます。
「皆さんおはようございます。今日は絶対晴れ男と自負しておられました小見山大会名誉会長・西倉副市長のおかげで見事な晴天となり、第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムが盛大に開催できます。最高の天気ですので、レースはもとより、乗鞍の大自然を全国からお越しの皆様に堪能していただきたい。それではただいまより、第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムレースを開催いたします!」
7時時点の畳平の天候は晴で気温は9℃、大会MCの方も例年なら寒さ対策をアピールするところですが、今日はそのような様子はなく、選手の中には暑さ対策にボトルを2本用意して参加される様子も見られました。この後、8時15分から実業団E1・E2のスタートとなりますが、その選手を前に、大会MCからのインタビューという形で招待選手の森本誠選手より「前半がきついコースになっていますので、周りの選手が気になるかと思いますが、前半は飛ばしすぎないように注意してください。」とアドバイスされていました。
今回のエントリー数は1048名と過去最高となり、予定通り、8時15分に実業団E1・E2のスタートが小見山大会名誉会長のスタートピストルで始まります。スタートから数百メートルのパレード区間を過ぎると、石原悠希選手(実業団E2、栃木県立真岡工業高校
自転車競技部)が先頭集団のトップに躍り出ます。その後、平湯峠に入ると一旦は先頭集団に吸収されるものの、乗鞍スカイラインの平湯ゲートを通過して1kmほど過ぎたあたりから、米田彰選手(実業団E1、コラッジョ
カワニシ サイクリング
チーム)とともに、石原選手が曳く形で先頭集団を切り離します。その後は後続の集団は全く視界に入らない状態で、石原・米田の両選手の一騎打ち。先頭を時折交代する場面があるものの、静かな中にも荒い呼吸に闘志が感じられる雰囲気...森林限界手前の8kmポスト付近(12.4km地点)くらいから後続の選手がかなり後方に見えるようになって来ましたが、それ以上の展開は見られません。
そして、9時17分、最初にゴールを果たしたのは、石原悠希選手(E2、栃木県立真岡工業高校
自転車競技部)、高校3年生が1時間02分08秒の記録で実業団トップとなり、ゴール手前まで争ってきた米田彰選手(実業団E1、コラッジョ
カワニシ サイクリング
チーム)は1時間02分16秒でゴールしました。
また、実業団の選手と一般の選手では、出走時間が10分以上空いているため、総合トップは計測タイムを照らし合わせないとわかりません。昨年に続き今回もそんな番狂わせがあって、やはり今年も男子Eカテゴリの矢部周作選手(1時間00分51秒)が総合優勝で、昨年の自己タイムを更新して二連覇を果たしました。また、女子総合優勝は実業団Fの金子広美選手(実業団F、イナーメ信濃山形−EFT)で、タイムは1時間12分17秒を記録し、例年なら独走優勝が定番となっていましたが、今回は2位の樫木祥子選手(実業団F、Neilpryde−Nanshin
Subaru Cycling
駒澤大学)とのトップ争いが続き、僅差での優勝・三連覇でした。また、昨年ご自身が記録した1時間12分41秒の大会レコードを短縮・更新しました。
畳平の9時の気温は17℃で、その後も天候に変化はなく、青空に筋状の雲が浮かぶ見事な光景が続きます。昨年は下山で天候が急変したものの、今年は全く下山に問題のない状態で、無事に大会を終えることができました。
本日取材分の 第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの特集は、7月下旬掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/07/12 18:00更新)
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第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム上位選手のリザルト(速報値であるため、大会公式リザルトをご確認ください)
<男子総合>
1 矢部 周作(男子E) 1時間00分51秒
2 石原 悠希(実業団E2) 1時間02分08秒
3 鳥飼 健太郎(実業団E3) 1時間02分10秒
4 秋田 拓磨(男子B) 1時間02分10秒
5 米田 彰(実業団E1) 1時間02分16秒
6 米内 蒼馬(実業団E1) 1時間02分44秒
<女子総合>
1 金子 広美(実業団F) 1時間12分17秒(大会レコード)
2 樫木 祥子(実業団F) 1時間12分17秒
3 三笠 有二里(女子) 1時間24分16秒
4 伊藤 圭菜子(実業団F) 1時間24分41秒
5 宮下 朋子(女子)
1時間25分37秒
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■2015年7月11日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.10
第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム特集)
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山頂方面の積雪状況(7月10日現在)】を本日速報の最後に掲載しております。
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明日(7月12日(日))は大会開催に伴い乗鞍スカイラインの通行規制・シャトルバス運休が行われます。
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@ 2015/07/11 07:55 超絶景を行く (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原6号カーブ)
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A 2015/07/11 08:05 どこまでも透明感 (県道乗鞍岳線 − 大雪渓上3号カーブ)
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B 2015/07/11 09:50 気温13℃ − さわやかな風に吹かれて夏スキー (大雪渓下部 − モーグルコース)
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C 2015/07/11 13:40 今年こそは青空のもとでレース開催したい! (第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム大会会場)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 梅雨の中休みなんてどころか、秋空に近いほどの見事な快晴が続き、それに加えて、さわやかな風に吹かれて、梅雨明け宣言を先取りしたような一日でした。
日付が今日に変わるころの乗鞍高原は、満天の星空が広がる快晴の夜を迎えます。気温は11℃、この時期としてはやや冷え込んだ夜で、雲一つない上空には遮るものがなく、温度がどんどん奪われるような感じで、厚手の長袖を着込んでちょうどよい状態で、日中の湿った空気が冷やされて、夜露がぼとぼとと音を立てて落ちて続けます。
そして、一夜明けた乗鞍高原は、快晴無風の見事な朝を迎えます。5時前には山頂方面が茜色に染まって、気温は9℃と冷え込んだ朝です。
この晴天に誘われて、6時の観光センター前駐車場には60台ものマイカーがお越しになり、ようやく本格的な夏山シーズンが到来した雰囲気を感じさせます。6時の時点の畳平は快晴で、2時30分時点の気温は6℃で風速3メートルと上部エリアも穏やかな状況。そのため、乗鞍スカイラインは3時30分に通常開門し、自転車の通行も可能で、シャトルバスはAダイヤでの運行が始まります。また、乗鞍高原から出発するシャトルバスもAダイヤでの運行が始まります。
夏山シーズンがやってくると、朝一番は晴天でも、日の出から1〜2時間で雲が沸き始めて、午後にはほとんど青空がなくなる状況を見せるものの、今日は冷え込んだ空気に包まれているためか、時間が経過しても朝一番と全く変わらない晴天が続きます。先週まではほとんど姿が見られなかったヒルクライマーの姿も数多くみられるようになり、そんな様子に「ノリクラの夏の風物詩」を感じさせるものです。そして、位ヶ原山荘を過ぎた先からは青空が目一杯広がる森林限界となり、上空に突き抜けるような紺碧の空をバックに、新緑と残雪の白が広がる光景は「ノリクラの夏の三原色」と言ってもよいほどの見事な絶景が広がります。
そして、南アルプスや八ヶ岳などの遠景の山並みは、水墨画のようなトーンで空に浮かび、訪れたヒルクライマーも要所要所で何度もカメラを取り出さざるを得ない状況に、なかなか先に進めません。そして、大雪渓は7月以降ではおそらく今日が一番の人出だったのではないでしょうか?大雪渓駐車場には7台ものマイクロバスがお越しになり、そのほかにも4号カーブの雪渓にも1台ありました。
8時の大雪渓の気温は13℃、北もしくは西からのやや強めの風が絶えず吹くものの、その乾いてひんやりとした風が全身を吹き抜けるとこの上ない心地よさで、じーっとしていると若干肌寒いかもしれない状況です。そして、今日のモーグルコースは、始発便でお越しになったコブ管理人が朝一番から整備をはじめ、9時前にはほぼ滑走可能な状況になっていました。多くのモーグラーがそのコブを求めてお越しになり、常連のモーグラーは「今日は皆さんの技術レベルが高いので緊張します。」と、おっしゃっていましたが、お互い切磋琢磨しながらレベルアップを図っていらっしゃるようです。
お昼近くになっても、雲が湧き上がる雰囲気すら見られません。11時の大雪渓の気温は18℃、若干、日差しの強さが気になるものの、さわやかな雰囲気は続き、このまま梅雨明け宣言されてしまうのではと思うほどでした。(注:東海地方、関東甲信地方の梅雨明け平年日は7月21日です。)
午後からは、明日行われる第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの大会会場である殿下平総合交流ターミナル(高山市丹生川町久手)に向かいます。
12時の殿下平総合交流ターミナルの気温は25℃、もちろん快晴の続く状況ですが、とにかく暑い!12時に選手受付が始まったばかりですが、スタッフの方も「暑い!暑い!」の連発...ただ、乾いた空気感があって、汗はすぐに発散され、暑い中でも熱がこもるような状況ではありません。
今年は、ヒルクライマーの世界では「山の神様」と称される森本
誠選手(GOKISO)が本大会の招待選手として参加され、特別協賛として出店しているGOKISOのブースにいらっしゃった森本選手は、「初めて
乗鞍スカイラインを走ってみましたが、北アルプスが間近に広がるすごい景色で、こんなに素晴らしいコースとは思いませんでした。」と、おっしゃっていました。
本大会は近年天候に恵まれず、昨年は下山時に天候が急変し下山困難な状況となり、一昨年は強風濃霧でレースが中止になりました。現時点では明日は天候に問題がなく、三年ぶりに晴天の下でのレース開催が期待されます。
明日のレースは殿下平総合交流ターミナルを8時15分にスタートします。なお、レース開催に伴い、大会期間中は乗鞍スカイライン及びその周辺道路で時間通行止めや片側交互通行が実施され、岐阜県側のシャトルバスも時間運休となります。詳細については、7月7日付けのお知らせ「7月12日(日)開催の第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム開催に伴う通行規制・シャトルバス運休について。」をご覧ください。なお、長野県側の県道乗鞍岳線や乗鞍高原から出発するシャトルバスは通常通りの運行です。
今日の長野県側のシャトルバスは、ご来光バスは2台、始発便・7時便が各1台、8時便が2台、9時便が3台、9時30分便が1台、10時便が2台でした。
また、県道乗鞍岳線の自転車(ヒルクライム)は、上り76台、下り71台で多くのヒルクライマーがお越しになり、ほとんどは乗鞍高原に戻ってきた模様です。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.10
は、今週末掲載予定で、第12回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム特集は7月下旬掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/07/11 18:30更新)
【山頂方面登山道の積雪状況(7月10日現在)】
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D 2015/07/10 12:15 朝日岳の積雪はなくなるが、大雪渓〜肩の小屋は積雪
(剣ヶ峰方面積雪状況)
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E 2015/07/10 12:15 積雪区間はなくなる
(朝日岳九十九折れ箇所)
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F 2015/07/10 14:45 登山道周辺に積雪があってもルート上にはない 朝日岳九十九折れ箇所)
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G 2015/07/10 12:35 一部で登山道が現れるが、誘導ロープにそって肩の小屋へ
(大雪渓〜肩の小屋登山道)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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【画像D】<剣ヶ峰方面の積雪状況>
山頂方面の登山道の積雪は、朝日岳九十九折れ箇所の雪解けで、登山道上の積雪区間はなくなりました。昨年より1週間早い状況です。また、大雪渓〜肩の小屋登山道は、一部登山道が見えてきましたが、ほぼ全面積雪です。
【画像E】<朝日岳九十九折れ箇所>
今週に入ってかなり雪解けが進み、登山道上に積雪区間はなくなりました。
【画像
F】<朝日岳九十九折れ箇所>
ご覧のとおり、登山道周辺には積雪が残る箇所があるものの、実際に歩く箇所には積雪はなく、アイゼンなどの登攀用具は必要なくなりました。
【画像G】<大雪渓〜肩の小屋登山道>
一部で登山道が見えるようになってきましたが、ほとんどの箇所でまだ雪の下に埋まっています。大雪渓登山道入口から肩の小屋まで誘導ロープが敷設されていますので、それに沿って進んでください。今日のような天候では問題ありませんが、濃霧の中では、何度もお越しになる方でも方向を見失う可能性があります。また、誘導ロープが上部の岩の左側に沿っていますが、岩の右側を進むと、その先は雪解けでハイマツ帯に行く手を阻まれるようになってき0ましたので、かならず誘導ロープに沿って進んでください。
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■2015年7月5日(日)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.9)
※
山頂方面の積雪状況(7月4日現在)】を本日速報の最後に掲載しております。
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@ 2015/07/05 08:45 見事な雲海が広がる (大雪渓下 − 4号カーブ)
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A 2015/07/05 08:50 大雪渓・山頂方面は雲海の上 − くっきりと視界明瞭 (大雪渓)
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B 2015/07/05 10:25 雲海の彼方には南アルプス (大雪渓上部)
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C 2015/07/05 12:40 ランチは腕によりをかけて
− 手料理をふるまう (大雪渓)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 山麓のどんよりとした天候とは裏腹に、大雪渓付近は重厚な雲海を眼下に見下ろす見事な光景が午前中を中心に広がり、周期的な濃霧が時折かかるものの、まずまずの一日でした。
早朝6時の乗鞍高原は、少し霞んだ曇り空の朝を迎えます。6時の気温は13℃、雲は位ヶ原付近から上部は完全に雲の中で、どんよりとした雰囲気はないものの、観光センター周辺の里山すら覆い隠す状態が見られます。昨日の予報では雨マークが並ぶ状態でしたので、今日のシャトルバスは雨天時のBダイヤ。また、それに連動して、ご来光バスも今日は運休です。畳平は2時時点で雨、気温4℃で、視界は30メートルしかない濃霧だったようですが、朝になって雨は収まりました。乗鞍スカイラインは朝一番の段階では自転車通行は検討中とのことでしたが、その後、通行可能となりました。
観光センターから三本滝ゲート付近までは視界は良好だったものの、三本滝ゲートを過ぎたあたりから周囲に濃霧が立ち込めるようになり、冷泉小屋周辺では視界50メートルを切るほどの状態になります。しかし、位ヶ原山荘を1.5kmほど過ぎた11号カーブからは眼下に見事な雲海が広がる状態で、南アルプスの甲斐駒ケ岳や北岳や穂高連峰の前穂高岳・奥穂高岳の頂だけがぽつんと頭を出すほどの重厚なものです。もちろん位ヶ原周辺は雲海の上ですから、ノリクラの峰々はくっきりと広がっていて、曇り空が広がる乗鞍高原からは想像できない状況です。
9時の大雪渓の気温は10℃、到着したスキーヤー・ボーダーの方々も予想外の天候にテンションも高揚し、すぐさま大雪渓へと向かいます。ただ、山麓からは徐々に雲が湧き上がってきて、9時30分ごろには大雪渓付近もその雲の中に飲み込まれてしまいます。それでも、周期的に濃霧が抜けると、再び眼下に雲海が広がる状態が見られ、トレーニングの手を休めて急いでカメラを取り出し、雲海の彼方に浮かぶ南アルプスの様子も見られました。
体感的には昨日よりもやや気温が高く感じられ、スキーヤー・ボーダーの方々の半数はアウターなしで滑り続けていて、山麓から霧が流れてくると、ひんやりとした感覚があって、その流れが止まって無風になると、今度は蒸し暑さを感じる状態となりました。今日は空気の流れは感じることはあっても、風というものは全くない状態です。
正午の大雪渓の気温は12℃、徐々に濃霧に見舞われている時間帯のほうが長くなり、山頂方面はほとんど雲に覆われている状況。また、じーっとしていてもほとんど寒さを感じない状態で、毎週、ランチメニューを考えて、手料理を仲間にふるまうことが楽しみというスキーヤーの方も、楽しそうに鍋を傾けていらっしゃいました。おそらく、ビールが何本あっても足らない状態だったのではないでしょうか...
午後も天候に変化はほとんどありません。濃霧の時間帯が長い状態でしたが、16時ごろになると、日が差すタイミングがあって、速報を書く16時30分時点では、山麓には雲海が広がるものの、山頂方面は視界を妨げるものの全くなく、朝一番と同じような状況となっています。今日は梅雨の時期としては、貴重な光景に恵まれ、また、雨にも見舞われず、スキー・ボード日和となりました。
今日のシャトルバスはBダイヤ運行で、全便1台運行でした。また、登りの自転車は午前中は15台で午後は2台でしたが、下りは7台・2台で下りのほうが少なく、残りは畳平から乗鞍スカイラインを下山したとのことでした。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.9 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/07/05 17:30更新)
【山頂方面登山道の積雪状況(7月4日現在)】
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D 2015/07/03 15:40 朝日岳で一部積雪、大雪渓〜肩の小屋はほぼ全面積雪
(剣ヶ峰方面積雪状況)
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E 2015/07/03 15:40 ほぼ九十九折れ全容が現れる
− 積雪区間は55m (朝日岳九十九折れ箇所)
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F 2015/07/04 15:50 踏み固められ凍結しているため、スリップしやすい (朝日岳九十九折れ箇所)
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G 2015/07/04 12:25 一部で登山道が現れるが、誘導ロープにそって肩の小屋へ (大雪渓〜肩の小屋登山道)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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【画像D】<剣ヶ峰方面の積雪状況>
山頂方面の登山道の積雪は、朝日岳九十九折れ箇所のみとなっています。(頂上小屋先で一部積雪あり。)
また、大雪渓〜肩の小屋登山道は、一部登山道が見えてきましたが、ほぼ全面積雪です。
【画像E】<朝日岳九十九折れ箇所>
登山道は、山小屋関係者の除雪作業により、ほぼ全区間で姿を表してきましたが、赤線部分の2区間で積雪が残り、35メートル+20メートルで合計55メートルです。アイゼンは不要と考えられますが、慣れていない方は持参されたほうが安全です。
【画像
F】<朝日岳九十九折れ箇所>
積雪区間は多くの方が登るため踏みしめられ、また、凍結箇所が見られますので、通常の積雪部分よりも滑りやすい状態ですのでご注意ください。
【画像G】<大雪渓〜肩の小屋登山道>
一部で登山道が見えるようになってきましたが、ほとんどの箇所でまだ雪の下に埋まっています。大雪渓登山道入口から肩の小屋まで誘導ロープが敷設されていますので、それに沿って進んでください。今日のような濃霧の中では、何度もお越しになる方でも方向を見失う可能性があります。また、現時点では問題ないものの、誘導ロープの岩の右側を進むと、今後は雪解けでハイマツ帯に行く手を阻まれます。かならず誘導ロープに沿って進んでください。
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■2015年7月4日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.9)
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山頂方面の積雪状況(7月4日現在)】を本日速報の最後に掲載しております。
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@ 2015/07/04 11:55 今年もノリクラキャンプが始まりました (大雪渓)
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A 2015/07/04 13:30 今年も肩の小屋の営業が始まりました (肩の小屋 − 7月1日オープン)
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B 2015/07/04 14:22 朝の土砂降りを除けば、過ごしやすいコンディション (大雪渓)
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C 2015/07/04 16:05 登山道積雪区間は下山スリップ注意! (朝日岳直下 − つづら折れ区間(下記参照))
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 今日は終日濃霧で大雪渓の全容が全くわからない天候が続きましたが、動いている分には暑くもなく寒くもなく、天候が悪いにも関わらず、比較的過ごしやすいコンディションでした。
日付が今日に変わるころの乗鞍高原は、濃淡のある雲に全面おおわれた夜を迎えます。気温は14℃、月の輪郭がぼんやりと雲に映っていて、その雲には全く動きはありません。もちろんほぼ無風で、温度感を感じさせない夜が続きます。
そして、一夜明けた乗鞍高原は、曇り空の朝を迎えます。気温は13℃、位ヶ原付近より山頂方面は完全に雲に飲み込まれています。天気予報でも今日ははっきりしない予報が発表されていて、観光センター前駐車場も20台ほどしかお越しになっていません。7月1日に県道乗鞍岳線の三本滝〜県境間の冬季閉鎖が解除されて全線開通し、県境で乗鞍スカイラインへの通り抜けができるようになりました。また、1日4便の乗鞍岳春山バスから1時間に1便運行のシャトルバスへと変更され、今日からご来光バスの運行も始まりました。
6時10分の始発便が出発するころから雨が降り始め、その後、土砂降りになってしまいます。畳平の天候は曇5℃で風速8メートルでしたが、こちらでも雨となり、濃霧で視界が悪いことから自転車の通行はできない状態となりました。土砂降りは7時前には小康状態となるものの、雨が完全に収まることはありません。
観光センターから大雪渓に向かう道中では、雨は降ったりやんだりを繰り返します。どこのエリアが霧が濃くて、どこがよく降っているという決まった場所はなく、おそらく周期的に強弱を繰り返しているものだと考えられます。
9時の大雪渓の気温は7℃、視界50メートルで北からの強めの風が時折吹き、雨はまとまった降り方が続きます。大雪渓駐車場にはスキーヤー・ボーダーのグループのマイクロバスが数台止まっていますが、この雨のため、スキー・ボードの準備をする様子はなく、雨の収まるのを待つ様子が続きましたが、次第に小康状態となり、9時30分ごろにはだいぶ収まってきました。マイクロバスでお越しのグループは、毎年同じグループで、久しぶりの再会で、皆さん挨拶をかわす様子がみられました。
10時ごろになると、ほぼ雨は収まるものの
濃霧がひどく、視界は30メートル近くまで低下するタイミングもあって、大雪渓では濃霧の中にエッジ音だけが響く状況が続きます。30年以上も毎年スキーキャンプを開催されているグループの中には、代表とともに毎年参加するメンバーもいらっしゃり、「一つできるようになると、さらに上を目指したくなり、どうしてもこのキャンプに参加しないといけない状態になってしまっているんですよ。」と、苦笑しながらおっしゃる様子が見られました。
正午の大雪渓の気温は6℃、ほとんど今日は気温の変化はありません。何度も滑っては登るスキーヤーも、適度にクールダウンさせてくれて、レインウェアを着ていてもほとんど暑さを感じさせなかった模様です。また、大雪渓の北端にある肩の小屋は、7月1日から今シーズンの営業が始まりました。剣ヶ峰登山の中継地としての位置にあり、休憩に立ち寄る登山者の姿が途切れることなく続いています。そして、今年初めてやってきた新人スタッフは、夏スキーをしたいために肩の小屋での山籠もりを決意されたとのことで、「ここは夢のような生活です...」と、満面の笑みを浮かべて答えてくれました。
午後になっても天候に変化はありませんでしたが、14時30分ごろから再び雨が降り始め、その後はやや強めの雨が続き、速報を書く、19時時点の乗鞍高原では、まとまった雨降りとなっています。
今日のシャトルバスはAダイヤでの運行で、各便とも1〜2台運行で混雑はありませんでした。また、自転車は午前中は13台で、午後は8台でした。なお、乗鞍スカイラインは自転車通行止めでした。
明日は終日の雨の模様で、明日のシャトルバスは長野県側・岐阜県側ともにBダイヤでの運行が決定され、それに伴い、両方ともご来光バスは運休となりますのでご注意ください。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.9 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/07/04 20:00更新)
【山頂方面登山道の積雪状況(7月4日現在)】
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D 2015/07/03 15:40 朝日岳で一部積雪、大雪渓〜肩の小屋はほぼ全面積雪
(剣ヶ峰方面積雪状況)
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E 2015/07/03 15:40 ほぼ九十九折れ全容が現れる
− 積雪区間は55m (朝日岳九十九折れ箇所)
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F 2015/07/04 15:50 踏み固められ凍結しているため、スリップしやすい (朝日岳九十九折れ箇所)
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G 2015/07/04 12:25 一部で登山道が現れるが、誘導ロープにそって肩の小屋へ (大雪渓〜肩の小屋登山道)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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【画像D】<剣ヶ峰方面の積雪状況>
山頂方面の登山道の積雪は、朝日岳九十九折れ箇所のみとなっています。(頂上小屋先で一部積雪あり。)
また、大雪渓〜肩の小屋登山道は、一部登山道が見えてきましたが、ほぼ全面積雪です。
【画像E】<朝日岳九十九折れ箇所>
登山道は、山小屋関係者の除雪作業により、ほぼ全区間で姿を表してきましたが、赤線部分の2区間で積雪が残り、35メートル+20メートルで合計55メートルです。アイゼンは不要と考えられますが、慣れていない方は持参されたほうが安全です。
【画像
F】<朝日岳九十九折れ箇所>
積雪区間は多くの方が登るため踏みしめられ、また、凍結箇所が見られますので、通常の積雪部分よりも滑りやすい状態ですのでご注意ください。
【画像G】<大雪渓〜肩の小屋登山道>
一部で登山道が見えるようになってきましたが、ほとんどの箇所でまだ雪の下に埋まっています。大雪渓登山道入口から肩の小屋まで誘導ロープが敷設されていますので、それに沿って進んでください。今日のような濃霧の中では、何度もお越しになる方でも方向を見失う可能性があります。また、現時点では問題ないものの、誘導ロープの岩の右側を進むと、今後は雪解けでハイマツ帯に行く手を阻まれます。かならず誘導ロープに沿って進んでください。
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