【速報バックナンバー 2025年4月分】

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◎ 4月  
■2025年4月27日(日)            ■2025年4月26日(土)            ■2025年4月24日(木)            ■2025年4月19日(土)            ■2025年4月12日(土)            ■2025年4月5日(土 )            

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■2025年4月27日(日)     

春山バス運行開始。気温があまり上がらず、山頂方面はバーンがまだ硬い
=軽アイゼンではなく12本爪など冬山用のアイゼンを= 
@ 2025/04/27 09:30
乗鞍岳春山バス運行開始、予約制導入
(位ヶ原山荘)
A 2025/04/27 10:45
穏やかな快晴が続く
(位ヶ原)

B 2025/04/27 13:10
雪面が緩まず、アイゼンに履き替えて行く
(朝日岳直下)

C 2025/04/27 13:45
稜線は冷たい強風にさらされる−まだ冬が続く
(蚕玉岳)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

【目次】

<三本滝駐車場、春山バス運行初日>   

<位ヶ原・大雪渓・山頂方面(軽アイゼン不可・12本爪など冬山用アイゼンを)>   

<ツアーコースの積雪状況>   

<その他の画像>   

<Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)>   

<三本滝駐車場、春山バス運行初日>
早朝6時の三本滝駐車場は、快晴の朝を迎えます。気温は5℃で昨日ほどの冷え込みはありません。今日から乗鞍岳春山バスの運行が始まります。バスに乗車しようとするスキーヤーや登山者の方々が朝早くから訪れ、舗装部分は5時ごろに満車となりました。しかし、未舗装部分へのクルマの流入は遅めで、8時ごろまで余裕がありました。そのため、今日は路上駐車の発生はありませんでした。

すでにご案内の通り、乗鞍岳春山バスは今年から予約制となりました。そのため、乗車方法が昨年までと異なり、乗車時に係員にスマホ画面を見せ、名簿と照合して乗車していただく方法となっています。予約方法などの詳細ははアルピコ交通のホームページをご覧ください。

本日の始発便は予約された方々を乗せた5台が位ヶ原山荘へ出発します。乗車では名簿確認作業などまだ慣れていない手順が加わていることもあって、定刻よりも15分程度遅れて位ヶ原山荘に到着しましたが、大きなトラブルはありませんでした。

<位ヶ原・大雪渓・山頂方面(軽アイゼン不可・12本爪など冬山用アイゼンを)>
9時15分の位ヶ原山荘の気温は7℃、快晴無風が続き、暑くもなく寒くもないちょうどよいコンディションです。位ヶ原山荘から100メートルほど進んだところにある入山口では数多くの方が出発の準備を始めます。強い日差しに雪面はもうすでに柔らかい状態。中にはアウターを脱いで出発される姿も見られます。

しかし、屋根板を登って位ヶ原に到達すると肌寒さを感じる状態。11時の位ヶ原の気温は4℃。綺麗な青空に白銀の乗鞍岳が浮かび上がり、その白肌にはハイマツ帯の緑の帯が見え始めています。ハイマツ帯の近くでは休憩される方々の姿が見られ、ハイマツの上に腰を下ろして休憩される様子も一部ありましたが、ハイマツも高山植物の一つです。ハイマツ帯には立ち入らないようお願いいたします。

大雪渓付近まではバーン表面も柔らかく、なんら問題ない状態でしたが、大雪渓上端付近から先では雪面が緩み切っていない状態が見られ、朝日岳直下では午後になっても、硬い状態となっています。もう少し詳細に申し上げると、表面は硬い状態でしたが、その下地は柔らかい状態。そのため、アイゼンで登る際、12本爪など冬山登山用のアイゼンでは問題はないところが、軽アイゼンだと前歯がないうえに、歯の長さも不足しているため、かなり不安定な状態が見られました。これから6月までの残雪期を含めた、厳冬期からの全積雪期は、山頂方面への登山では、軽アイゼンではなく12本爪の冬山登山用のアイゼンの使用をお願いいたします。

また、シールで登るスキーヤーも朝日岳の稜線まであとわずかというところで、シールが効かなくなり、急斜面の中でのアイゼン着用される様子も見られました。不安定な状態でシール登攀を強行するよりも、斜度が急になる手前でアイゼンに切り替えることをお勧めします。

稜線に到達するとかなり強い北風にさらされます。気温は4℃で、風の影響でかなりの寒さを感じる状態です。また、稜線からの滑走では、午前中はまだバーンが緩んでいなく、午後になって緩み始めるものの、14時ごろには再び硬くなり始める状態で、今日の山頂方面は楽しく滑走できる箇所が限られる状態でした。

<ツアーコースの積雪状況>
ツアーコースの積雪状況は、昨日4月26日(土)の速報からの大きな変化はありませんが、一部、変化した部分は下記通りです。

ツアーコース積雪状況
現時点ではかもしかゲレンデまで問題なく下山滑走可能 
@ 1番標識下 A ツアーコース入口急斜面付近
一部で下地が出始めた

B かもしかゲレンデ最上部

C 入口急斜面

画像・記事の転載・引用・リンクについて

昨年よりも1週間ほど遅い雪解けで、現時点では下山滑走に問題となるような状況ではありません。ただ、ツアーコース入口急斜面に差し掛かる箇所(画像2)で、下地が出始めました。注意しながら通過すれば問題ありませんが、ここが途切れると、ツアーコースでの下山滑走ができない状態となりますのでご注意ください。おそらく、あと1週間程度は下山滑走可能と考えられます。

次回速報は5月3日(土)の予定です。(2025/04/27 23:00更新)

 

4月27日(日)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

 

  【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
3月31日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。3月31日(月)〜4月11日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。

  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●3月30日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●3月31日(月)〜4月11(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月11日(金)11時〜4月27日(日)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月27日(日)〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(月)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 乗鞍スカイライン:5月15日(木)開通予定


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■2025年4月26日(土)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

終日快晴無風、空気が冷たく山頂方面は雪面が緩まず 
@ 2025/04/26 07:35
かもしかゲレンデを出発
(かもしかゲレンデ)
A 2025/04/26 08:05
水墨画のような遠景の山並みをバックに登ります
(かもしかゲレンデ)

B 2025/04/26 11:10
上部バーンは緩まないが、ツアーコースは適度な状態に
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

C 2025/04/26 14:20
雪解けが進みハイマツが広がり始める
(位ヶ原・山頂方面)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

<三本滝駐車場、道路状況>
今週も周期的に天候が変化し、晴れて夏日手前まで暑くなった日もあれば、同じ晴れていても最高気温が15℃に届かない日もありました。この1週間の天候変化を末尾に掲載しておりますので、参考になさってください。(→【この1週間の天候状況 4月20日(日)〜4月26日(土)】)

早朝6時の三本滝駐車場の天候は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温はマイナス1℃、三本滝駐車場では一部で凍結箇所がありました。今日から大型連休が始まり、多くの方で賑わうことが予想されましたが、三本滝駐車場は舗装部分が5時ごろに満車となったものの、未舗装部分は10数台程度の駐車にとどまり混雑はありませんでた。また、未舗装部分は再度除雪作業が行われ、先週よりも駐車エリアが拡大致しました。

明日4月27日(日)より、乗鞍岳春山バスの運行が始まり、三本滝駐車場の混雑が見込まれますが、三本滝駐車場の周辺道路での路上駐車はされないようお願いいたします。三本滝駐車場周辺は道幅が狭く、カーブが続いているため、路上駐車により春山バスの往来が困難になります。また、すでにご案内しているように、春山バスは今年から予約制となっています。専用サイトにて必ずご予約をお取りください。詳細はアルピコ交通のホームページをご覧ください。

<かもしかゲレンデ>
かもしかゲレンデはここ数年の中では積雪の多い状態が続いていますが、今週に入って一部で地肌が見え始めました。ただ、あと1週間程度は三本滝駐車場まで下山滑走できるものと見込まれます。8時のかもしかゲレンデの気温6℃、強い日差しがあっても空気が冷たく気温が思ったほど上昇しません。また、雪面は早朝より柔らかくなり、シールでも問題ない状態ですが、緩んだというほどの柔らかさはありません。日が高くなってもこの状態が続きます。

<ツアーコース>
9時のツアーコース入口の気温は8℃、ようやく適度な緩み方になってきました。快晴無風がまだまだ続いています。今日は特に空の青さがさえわたる状態で、厳冬期並みの透明感あふれる青空が広がります。日が高くなっても、冷たい空気が強い日差しの勢いを抑え込むような状態で暑さは全くありません。先週と比べて、雪解けが急速に進んでいて、切り株が先週よりも明らかに増えていることがわかります。この時期の快晴は、時間の経過とともに空の青さがトーンダウンしていくものですが、今日の快晴は厳冬期並の透明感です。

ツアーコース最上部の位ヶ原急斜面に差し掛かると、風がやや強くなった感じがみられます。上部エリアは終日にわたって表面が緩まなかったものの、位ヶ原急斜面よ下部では適度に緩んで滑走に適した状態が維持されました。

<位ヶ原>
午後になっても雲一つない快晴が続きます。ツアーコース内と比べると、急速に気温が低下し、12時の位ヶ原の気温は0℃。風がややあってアウターと厚手のグローブが必要な状況。空の青さは一段と冴え、雪の白さとのコントラスト見事で、そこに雪解けとともに出現してきたハイマツ帯の緑が加わり始めました。特に今週は筋状に広がるハイマツ帯が増えてきたように感じられます。ハイマツ帯は雷鳥の生息域となりますので、立ち入らないようお願いいたします。

先ほども申し上げたように、今日の山頂方面はバーンが緩まず、いつもはコンディションが安定しているすべり台ですら午前中は硬い状態が続きました。この時期は気温が上昇すれば山頂付近ですらアイゼンなしでも登れる状態ですが、少し冷え込むとバーンが厳冬期並みに締まります。天候状況にかかわらずアイゼンの携行をお勧めします。

<ツアーコース積雪状況>

ツアーコース積雪状況
現時点ではかもしかゲレンデまで問題なく、GW後半まで下山滑走可能と推測 
@ ツアーコース入口 A ツアーコース入口急斜面付近

B かもしかゲレンデ最上部

C 1番標識付近

画像・記事の転載・引用・リンクについて

本日のツアーコースの積雪量は下記の通りです。昨年より1〜2週間遅い雪解け状況です。なお、ツアーコースでの下山滑走ですが、雪解けが目立ってきていますが、現時点では問題なく、今後の雪解け状況にもよりますが、GW後半までは下山滑走可能と見込まれます。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪35センチ。(先週より30センチ少ない。昨年より35センチ多い。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪70センチ。(先週より10センチ少ない。昨年40センチ多い。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪160センチ。(先週より40センチ少ない。昨年より45センチ多い。)

次回速報は4月26日(土)の予定です。(2025/04/26 21:30更新)

4月26日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

【この1週間の天候状況(4月20日(日)〜4月26日(土)】

●4月20日(日)曇(乗鞍高原:最低8.0℃・最高:20.0℃)
日本海から北海道を東北東進する低気圧から延びる寒冷前線が本州を横断。対応する雲域がお昼過ぎまでかかって高曇りの状態が続く。夜は一時雨が降った。気温は昨日よりも下がって、長野県内で夏日になったのは上田市一か所のみ(26.1℃)。桜前線は北海道に渡り、松前でソメイヨシノが開花。また、函館に梅前線到来。

●4月21日(月)晴(乗鞍高原:最低3.0℃・最高:18.5℃)
日本海に勢力を持つ高気圧に覆われて晴れる。朝は若干雲があったものの、お昼近くになってほぼ快晴に。風も弱く穏やかな一日。 

●4月22日(火)晴(乗鞍高原:最低3.5℃・最高:22.5℃)
日本海から太平洋側に移動した高気圧に覆われ、昨日に引き続き快晴が続く。気温は昨日よりも高めで、10時の時点ですでに22℃まで上昇。午後になると、黄海付近から対馬海峡へ進む発達中の低気圧の影響を受けて高曇りの状態となり夜遅くから雨。美ヶ原台上に通じるピーナスラインの冬季閉鎖が11時に解除。

●4月23日(水)雨(乗鞍高原:最低9.5℃・最高:17.5℃)
梅雨前線のはしりのような停滞前線が西日本から本州太平洋側に進み、前線上に低気圧が発生。それに伴い昨日夜遅くから降り始めた雨はお昼前まで続く。低気圧や前線が抜けた午後は天候が回復へ。今シーズンの熱中症警戒アラート発令体制が始まる。山梨側富士山5号目に通じる富士スバルライン開通。札幌で梅とソメイヨシノが開花し梅前線に桜前線が追いつく。また函館でもソメイヨシノ開花。札幌は平年より8日早く、函館は5日早い。

●4月24日(木)晴(乗鞍高原:最低4.0℃・最高:24.5℃)
低気圧が抜けた後、東シナ海から高気圧が張り出して午前中は快晴無風、午後から雲が湧き始めるものの、終日に渡って良い天気の一日。乗鞍岳春山バス試運転実施、予定通り27日(日)からの運行が最終決定される。

●4月25日(金)曇(乗鞍高原:最低5.5℃・最高:19.5℃)
東シナ海から緩やかに高気圧に覆われるが、本州に沿う気圧の谷の影響で高曇り状態が続く。静岡側の富士山スカイラインが開通。

●4月26日(土)晴(乗鞍高原:最低-1.0℃・最高:14.5℃)
東シナ海に中心を持つ高気圧に広く覆われて終日快晴。気温は低め。室蘭でソメイヨシノ開花。乗鞍の桜前線は番所付近まで到達、乗鞍の桜前線は北海道とほぼ同じ。21時ごろより天気がやや荒れ模様。


※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。

  【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
3月31日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。3月31日(月)〜4月11日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。

  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●3月30日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●3月31日(月)〜4月11(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月11日(金)11時〜4月26日(土)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月27日(日)〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(月)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 乗鞍スカイライン:5月15日(木)開通予定


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■2025年4月24日(木)    

本日、春山バス試運転実施
今期の運行は4月27日(日)から開始。1日5→3便に変更され予約制となった。  
@ 2025/04/24 10:35
乗鞍岳春山バス試運転
(県道乗鞍岳線 − 冷泉小屋上 20号カーブ)
A 2025/04/24 10:50
雪壁の中を行く
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原山荘下17〜18号カーブ間)

B 2025/04/24 11:05
高さ最大6m、昨年より高い
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原山荘下 17号カーブ)

C 2025/04/24 11:20
試運転は無事終了し、27日(日)運行開始が正式決定
(位ヶ原山荘前)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 本日は乗鞍岳春山バスの試運転が実施され、参加関係者各位の了承のもと、4月27日(日)からの運行開始が正式に決定されました。なお、5月までは位ヶ原山荘までの運行で、大雪渓への延長は6月からの予定です。(資料リンク : 春山バス詳細(時刻表)   乗鞍岳春山入山計画書

<乗鞍高原と水芭蕉>
今朝の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。9時の乗鞍高原の気温は13℃、カラッとした爽やかな空気感が広がっています。4月19日(土)の速報で、宮の原群生地の水芭蕉をお伝えしましたが、一ノ瀬園地にあるどじょう池でも、水芭蕉が一部咲き始めました。湖面には逆さに映る乗鞍の峰々が映える様子は、早春の乗鞍の代表的な光景とも言えます。一ノ瀬園地の水芭蕉はこれからが季節で、連休あたりに見頃を迎えるかと思われます。

<乗鞍岳春山バス試運転、県道乗鞍岳線の除雪(先日の降雪で積雪70センチ−再除雪に1日以上を要した)>
乗鞍岳春山バスの試運転は、本日9時50分に観光センターを出発しました。10時の天候は綺麗な青空が広がっています。気温は17℃で、気温は暑くもなく寒くもない穏やかな気候です。試運転に使用されるバスは全長12メートルの大型観光バスで、実際に春山バスで運行されるものです。乗鞍岳春山バスの実施主体は、松本市・アルピコ交通・のりくら観光協会が連携して実施するものですが、松本建設事務所、環境省、松本地域振興局観光課、松本警察署など行政関係者を始め、除雪を担当したサワンド建設、そして、地元関係者としてのりくら観光協会、、さらに、春山バスの事業を取りまとめる松本市アルプスリゾート整備本部の方やバスを運行するアルピコ交通の方々など25名を乗せて出発します。

今年の冬はコンスタントな降雪に恵まれた中、2月上旬と3月中下旬にまとまった降雪に見舞われた影響もあって、ここ数年の中でも積雪の多い状態で春を迎え、4月1日より県道乗鞍岳線の除雪が休暇村ゲートより開始されました。積雪は昨年よりも1メートル程度多く、除雪作業が遅れることはなかったものの例年よりも難航した状態が続く中、位ヶ原山荘まであとわずかという時点で、4月15日(火)〜16日(水)にかけての季節外れの大雪に見舞われました。この降雪で除雪が完了した区間に一晩で70センチも降り積もり、再除雪に1日以上を費やし、試運転実施日までに除雪が間に合うかどうかギリギリの状況でしたが、なんとか無事に除雪完了して今日を迎えることができました。(除雪を担当された方々、ありがとうございました)

雪壁は最大6メートルで、昨年よりも1メートルほど高く、全体的に例年よりも多いため、車窓に迫る雪景色を十分楽しめはずです。ただし、厳冬期に雨が降らなかったことも影響して、雪が柔らかく、急速に雪解けが進んでいるため、雪壁見物はお早目にお越しになることをオススメします。また、雪壁からの雪解け水が道路に流れ出ている箇所もあり、今後、日差しが強くなって日中の雪解けが激しくなってくると、夜間凍結により運休となるケースがありますので、運行状況にはご注意下さい(特に5月上旬までの始発便)。

<位ヶ原山荘に到着、意見交換会(バスの予約・運行について)>
11時15分、標高2350メートルの位ヶ原山荘の気温は12℃。快晴無風が続き、雲一つない青空に屋根板から富士見沢、さらには剣ヶ峰山頂方面へと続く白銀の屏風がこれ見よがしに訪れた人々を魅了します。そして。本日の試運転における意見交換会が位ヶ原山荘内で行われ、特に大きな問題点もなく、27日(日)からの運行開始が決まりました。

なお、バスの予約・運行についての質疑応答は下記通り
●<1日3便への減便について>バス業界の要員不足は深刻で、さらに「2024問題」と言われる労働時間管理も加わって、昨年と同じような運行体制を組むことが不可能な状態。昨年は4社のバス会社の協力で運行していたが、各社の繁忙期が重なるなどの事情で運行体制維持が難しく、さらに3社に加わっていただく見込み。
●<天候急変など予約便の急な変更への対応>お客様サイドで予約変更して対応していただくことを基本としますが、電波状況などで変更ができない場合も見込まれるため、空席があれば可能な限り対応していきたい。
●<繁忙期の増便余力>現在、初日の始発便(27日(日)の観光センター8時30分発)は、昨日4台目を設定しましたが、先ほどすでに満席となり、すぐに5台目を設定するつもりです。なお、今後の増便については、昨年実績と同程度であれば、対応できると見込まれます。

<ゴールデンウィーク中の乗車に関して(路上駐車の禁止、観光センター駐車場利用のお願い)>
先週・先々週の三本滝駐車場の利用状況から勘案すると、このゴールデンウィーク期間中も、天候が良ければ、多くの方がお越しになると思われます。三本滝周辺道路への路上駐車は、春山バスの運行の支障となるため、路上駐車はしないようお願いいたします。なお、可能な限り、観光センター駐車場をご利用下さいますようお願い致します。

また、山頂方面などに入山される方は、、乗鞍岳春山入山計画書(→下記参照)の提出も合わせてお願いいたします。(2025/04/24 20:00更新)

 

4月24日(木)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 

春山バス時刻表・運賃表
【PDF(アルピコ交通)】

【地図・入山計画書】 乗鞍岳春山入山計画書(アルピコ交通)

乗鞍岳春山入山計画書
【PDF(アルピコ交通)】


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■2025年4月19日(土)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

春山らしいやや霞んだ空が広がり、気温は真夏並みに暑い一日 
@ 2025/04/19 07:35
昨日除雪された未舗装部分も朝早くに満車
(三本滝駐車場)
A 2025/04/19 10:05
頑張って登ります
(ツアーコース − 1番標識付近)

B 2025/04/19 11:55
ベタベタの新雪に覆われ、滑りにくい
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

C 2025/04/19 13:25
雪解けが進みハイマツが広がり始める
(位ヶ原)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

<三本滝駐車場、道路状況>
今週は雨→晴→雪→晴→曇→晴と天候が目まぐるしく変化する1週間でした。激しい天候の変化は春らしい天候推移と言えるかもしれません。この1週間の天候変化を末尾に掲載しておりますので、参考になさってください。(→【この1週間の天候状況 4月13日(日)〜4月19日(土)】)

早朝6時の三本滝駐車場の天候は、雲間に青空が見られるものの、ほぼ曇空の朝を迎えます。気温は6℃で、路面凍結などはありません。三本滝駐車場の未舗装部分は昨日除雪されましたが、7時ごろにほぼ満車となり、一部で路上駐車が発生しました。未舗装部分にはまだ積雪が残っていて、今後の気温上昇で雪解けされることを期待したいところです。

なお、27日(日)より、乗鞍岳春山バスの運行が開始される予定です。すでにご案内しているように、今年から予約制となっています。専用サイトにて必ずご予約をお取りください。詳細はアルピコ交通のホームページをご覧ください。

<かもしかゲレンデ、県道乗鞍岳線の除雪>
8時のかもしかゲレンデは少しずつ青空が広がってきて、気温14℃まで急速に上昇します。かもしかゲレンデのバーンは強い日差しが無いにもかかわらず、朝一番から硬さはありません。また、地肌が見えている所もなく、近年では最も多い状態が続いています。乗鞍岳春山バスの運行に向けて、県道乗鞍岳線の除雪が4月1日より始まっていますが、現在、除雪は春山バス終点の位ヶ原山荘の手前まで達しています。先日の降雪で除雪完了箇所を再除雪しなければならなかったなどの事情があったようですが、ほぼ例年並みの進み具合のようです。

かもしかゲレンデは先週とほぼ同じ状態で、ブッシュや地面が見えている箇所はありません。県道乗鞍岳線の除雪でできた切り通し箇所では雪壁の高さが2メートルで、先週とほぼ同じ積雪量が続いています。

<ツアーコース>
9時のツアーコース入口の気温は15℃、早朝の曇り空は8時ごろから青空となり、気温以上の暑さを感じる状態。バーン状態は先日の降雪にうっすらと覆われる状態ですが、この新雪がクセものでベタベタとスキー板に張り付くストップスノー。特にノートラックの場所では登りのシール表面に張り付くほどのひどい状態でした。入口急斜面を登りきると、空気に涼しさを伴うようになって暑さを和らげてくれます。

このベタベタの新雪はツアーコース内では数センチ程度でしたが、位ヶ原急斜面では15〜20センチ程度まで積もっています。板にまとわりつく厄介な雪質のため、下山滑走される方々もなかなか苦労されているようでした。

27日(日)より乗鞍岳春山バスの運行が始まり、下山滑走におけるツアーコースの積雪状況が気になるところですが、現時点ではブッシュなどが全くなく、問題なく下山滑走できます。昨年より1〜2週間遅い雪解け状況です。

<位ヶ原>
午後になると、上空の青空が少しずつ白っぽくなり、遠景の山並みもぼんやりと霞んだ状態となります。13時の位ヶ原の気温は12℃。ツアーコースと同様、ベタベタの新雪に覆われている状態で、新雪は10〜15センチ程です。気温が12℃もあり風も弱いため、位ヶ原のど真ん中でのんびりと休憩される様子が見られたほどです。また、雪解けが進んでハイマツのエリアが増えてきました。休憩の際に立ち入らないようお願いします。

今日は山頂方面に向かった登山者が多く見られました。登頂されたスキーヤーの方の話では、山頂方面でもツアーコースと同様に板に張り付くベタベタの新雪に覆われ、かなり滑りにくい状態とのこと。また、すべり台方面も全く同じ状況だった模様です。

<ツアーコース積雪状況>
本日のツアーコースの積雪量は下記の通りです。昨年より1〜2週間遅い雪解け状況です。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪65センチ。(先週と同じ。昨年より65センチ多い。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪80センチ。(先週より20センチ少ない。昨年25センチ多い。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪200センチ。(先週より10センチ減少。昨年より45センチ多い。)

次回速報は4月26日(土)の予定です。(2025/04/19 22:00更新)

4月19日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

【この1週間の天候状況(4月13日(日)〜4月19日(土)】
●4月13日(日)雨(乗鞍高原:最低6℃・最高:9℃)
昨日快晴をもたらした高気圧は東へ移動し、その後ろから朝鮮半島付近にやってきた低気圧の前線が閉塞し、閉塞点に新たな低気圧が九州付近に発生して東海道沖へと進む。 元の低気圧のシアラインや新たな低気圧に向かって湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となり、終日にわたってまとまった雨となり、山頂方面では午前中を中心に雪となった。 

●4月14日(月)晴(乗鞍高原:最低4℃・最高:14℃)
昨日、荒天をもたらした低気圧は東へ抜け、雨は夜明け前あたりでおきまって朝から快晴の天候となる。 春の高山祭が今日・明日開催され、祭りの開幕に合わせるように高山市でソメイヨシノが開花。昨年より4日遅い。午後から大気不安定となり、三重県で竜巻注意情報。

● 4月15日(火)雪(乗鞍高原:最低-3℃・最高:5℃)
上空に真冬並みの強い寒気持つ寒冷渦が朝鮮半島から日本海に移動し、日本付近は寒冷渦の南東側に位置して最も大気が不安定な気圧配置となる。寒冷渦に対応する地上の低気圧と風の収束ラインの通過に伴い、昨晩から降り始めた雨が明け方から雪となり、標高2350mの位ヶ原山荘では朝6時の時点で15センチの積雪。また、乗鞍高原でもお昼ごろには降り方が強くなり、夕方から夜にかけて道路にも積もり始める。 風も強く3月並みの寒い一日で、高山市六厩の最低気温は-1.0℃で全国で3番目の低さ。また、奈川では夜の2時6分に観測された5.6℃が最高気温で、以降日中にかけて低下し、この最高気温は全国で2番目の低さを記録。また、春の高山祭は本日二日目だったが、荒天のため午前の曳き揃えは中止に。郡上市では午後0時半ごろ、雷とともに大量の電が降った。 立山黒部アルペンルート開通。雪の大谷は昨年より2メートル高い16メートル。秋田市でソメイヨシノ開花。

●4月16日(水)曇〜雪(乗鞍高原:最低-3℃・最高:8℃)
寒冷渦の動きが遅く、お昼ごろにかけて山頂方面は雲に覆われ乗鞍高原でもチラチラと降雪が続く。乗鞍高原は一夜明けて全面銀世界となり昨日からの降雪は2センチ程度。また、標高2350mの位ヶ原山荘では、吹き溜まりで80センチ、平均して30センチほどの積雪。スキー場トップで15センチほどの積雪となった。県道乗鞍岳線は早朝は積雪があったものの、朝までに三本滝まで除雪された。盛岡市でソメイヨシノ開花。

●4月17日(木)晴 (乗鞍高原:最低6℃・最高:19.5℃)
寒冷渦がオホーツク海へと過ぎ去り、日本の南に中心を持つ高気圧の圏内となり天気回復するが、寒冷渦に対応した低気圧と高気圧の気圧差で風が強い。また、高気圧辺縁を回る暖かい空気が日本付近に流入して気温上昇。乗鞍は朝から快晴で風が強い状態が続き、日中の気温は終始10℃を上回り、最高気温は19.5℃にも達した。 また、全国的には最高気温が25℃以上の夏日を観測した観測地点は、全体の22%の202地点に達し、上田市では28.2℃で全国3位。また、同じ上田市の菅平では-3.4℃の最低気温が観測され、こちらは全国1位となり、この日の上田市は最も寒暖差の激しい市町村となった。 上高地は本日オープンし、快晴の下、河童橋は観光客でにぎわう。ソメイヨシノの開花は、長野県内では飯山、全国的には青森で観測され、桜前線は本州を離れて、いよいよ北海道へ。

● 4月18日(金)曇(乗鞍高原:最低4.5℃・最高:19.5℃)
昨日の晴天をもたらした高気圧が日本の東に移動し、本州付近は高気圧辺縁の暖気(暖湿気)が南西諸島方面から流入して、高気圧の北側で雲が大きく広がり、乗鞍は終日曇り空となった。この暖気流入の影響により、気温は全国的に昨日よりさらに高まり、最高気温が30℃以上の真夏日を観測する地点もあった。 

●4月19日(土)晴(乗鞍高原:最低7.5℃・最高:24.5℃)
日本の南に中心を持つ高気圧に覆われ、本州付近は高気圧辺縁から流れ込む暖かい空気により、今年一番の暑い日となる。長野県内では上田市で30.9℃の真夏日となり、全国2位の最高気温が記録され、県内29の観測地点のうち21地点で夏日となった。乗鞍高原でも最高気温が24.5℃に達し、ほぼ夏日となり、朝は雲が多かったものの、日中は晴れた一日だった。

※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。

  【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
3月31日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。3月31日(月)〜4月11日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。

  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●3月30日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●3月31日(月)〜4月11(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月11日(金)11時〜4月26日(土)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月27日(日)〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(月)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 乗鞍スカイライン:5月15日(木)開通予定


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■2025年4月12日(土)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

終日快晴無風 − こんな絶好のコンディションは1年に何回もない 
@ 2025/04/12 07:25
休暇村〜三本滝間が昨日開通し、駐車場は6時で満車
(三本滝レストハウス前駐車場)
A 2025/04/12 08:05
快晴の中、続々と出発
(かもしかゲレンデ)

B 2025/04/12 12:25
季節はもう夏気分 − 半袖が似合う
(位ヶ原)

C 2025/04/12 14:15
このロケーションがヤミツキにさせる
(すべり台中間付近)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

<三本滝駐車場、道路状況>
今週は低気圧と高気圧が交互に訪れるようになり、天候変化の激しい春へと一歩近づいた1週間でした。この1週間の天候変化を末尾に掲載しておりますので、参考になさってください。(→【この1週間の天候状況(4月6日(日)〜4月12日(土)】)

昨日11時に県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝間の冬季閉鎖が解除され、三本滝ゲートまでマイカー通行が可能となりました。三本滝駐車場には、朝早くからツアーコース方面に入山する登山者やスキーヤー・ボーダーの方々の車がお越しになりました。早朝6時の三本滝駐車場は快晴無風で気温マイナス2℃。ウグイスの鳴き声が響き渡る朝を迎えます。

三本滝駐車場はアスファルト部分は6時に満車。未舗装部分は除雪は行われたものの、積雪が残っていて、冬タイヤでも駐車が難しい状況。そのため、未舗装部分の手前付近に数台駐車されたものの奥まで進むことができず、諦めた方が路上駐車せざるを得ない状態でした。

<かもしかゲレンデ・県道乗鞍岳線の除雪>
8時のかもしかゲレンデの気温は強い日差しで12℃まで上昇。先ほどまでバーンが硬く、シールのスキーヤーがアイゼンで登る状況でしたが程よく緩んできました。大半の方が8時ごろまでには出発した模様ですが、この強い日差しでぽかぽか陽気を通り越して、暑さすら覚えます。かもしかゲレンデを登り始めるスキーヤーの中には半袖姿の方も何人かいらっしゃいました。

かもしかゲレンデは、地面が見えている箇所は全くなく、近年の中では最も積雪量の多い状態となっています。そのため、かもしかゲレンデを横切る県道乗鞍岳線の除雪箇所では高さ2メートルほどの高い切り通しとなっていて、切り通り箇所の横断には苦労される様子が見られました。

県道乗鞍岳線の除雪は、冷泉小屋と位ヶ原山荘の間まで進んでいて、ほぼ例年並みの進み具合となっています。今後、4月27日(月)運行開始予定の春山バスの終点となっている位ヶ原山荘まで除雪作業が続けられます。なお、春山バスの運行状況については、今後、Twitter(@norikura_org)で最新の情報をお伝えする予定ですので、このWebSiteと併せてご覧ください。

<ツアーコース>
9時のツアーコース入口の気温は16℃。強い日差しでバーンが緩むものの、空気に冷たさがあって、バーンが緩み切るような状況ではありません。また、1番標識から先は湿雪気味ですが新雪が積もっています。この時期の新雪はベタベタの雪で、シールに張り付いたり、滑走時にはストップスノーに悩まされるものですが、今回の湿雪はそのような状況はなく、下山滑走も十分楽しめる状況でした。また、午後の冷え込みもほとんどなく、下山滑走時も午前中と変わらないコンディションだったことも幸いしています。この新雪はツアーコース最上部の位ヶ原急斜面では10センチ程度に達しています。

今週は降雪に見舞われた影響もあって、積雪量の減少がほとんどなく、昨年よりも多い状態となっています。

<位ヶ原>
午後になっても快晴が続きます。多くの登山者・スキーヤーが剣ヶ峰方面に向かい、午後になると下山の方々が多くなってきます。山頂方面も天候が穏やかで、帰路に向かう登山者は「今日は来て良かった〜」と、口々にされて大満足な様子。

正午の位ヶ原の気温は10℃ですが、日差しの強さで寒さは全く感じない状態。半袖姿でツアーコースを登ってきたスキーヤーもそのままの姿で登って行きます。山頂方面には数多くのシュプールが刻まれていて、すべり台方面に向かったスキーヤーの話では、新雪感は全くなく、完全に春スキーのバーンコンディションだったとのことです。ただし、3号カーブ付近の雪崩死亡事故現場では、雪面にクラックが発生していますので、危険個所には立ち入らないようお願いいたします。

<ツアーコース積雪状況>
本日のツアーコースの積雪量は下記の通りで、今週は積雪の減少が少なく、昨年よりも多い状態となっています。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪65センチ。(先週より10センチ減少。昨年より30センチ多い。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪100センチ。(先週と同じ。昨年より20センチ多い。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪210センチ。(先週と同じ。昨年より30センチ多い。)

次回速報は4月19日(土)の予定です。(2025/04/12 23:00更新)

4月12日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

【この1週間の天候状況(4月6日(日)〜4月12日(土)】
●4月6日(日)
この時期としては強い寒気が南下している中、日本海の低気圧に対応したシアーラインが東日本から北日本へと東北東進して大気の状態が不安定。乗後は昨晩から雨が降り始め、明け方ごろまでみぞれ交じりの雪が降り、うっすらと積もるが次第に雨となり終日にわたって雨の一日。 
(乗鞍高原:最低2.0℃・最高:7.5℃)
●4月7日(月)
東シナ海に中心を持つ高気圧に覆われて、一つない快晴の朝から始まる。この時期としては強い上空の寒気の影響からお昼ごろには曇り空となって、午後からは雪が舞う時間帯も。気温は低め。 
(乗鞍高原:最低0.5℃・最高:8.0℃)
●4月8日(火)
高気圧が東シナ海から日本の南に張り出し、今日も一つない快晴の朝から始まる。しかし、黄海から日本海に低気圧が移動し、高気圧と低気圧に挟まれる形となり、風が次第に強くなり、松本では4時5分に強風注意報が発表される。また、高気圧から低気圧に向かって暖かい空気が流れ込む形となって気温が上昇し、乗数上高地地域には4時5分になだれ注意報が発表された。午後からは低気圧の雲がかかるようになり夕方から雨に。長野地方気象台(長野市)でソメイヨシノ開花。平年より3日早く、昨年と同じ。 
(乗鞍高原:最低-2.5℃・最高:15.0℃)
●4月9日(水)
黄海から日本海側に東南東進した高気圧と日本の南の高気圧に広く覆われ、終日にわたって快晴の一日。全国的に穏やかな陽気となり、山形市で桜開花。
(乗鞍高原:最低1.5℃・最高:14.0℃)
●4月10日(木)
昨日、晴天をもたらした高気圧が日本の東に離れて、本州付近に暖湿気が流入し、さらに低気圧が日本海に発生して天気は下り坂へ。朝一番は晴れていたものの、9時頃には曇り空となり山頂付近も見えなくなり10時頃からまとまった雨となる(山頂方面は雪)。全国的には大気の状態が不安定で奈良では落雷の人的被害。
(乗鞍高原:最低1.0℃・最高:11.0℃)
●4月11日(金)
四国沖に発生した低気圧の前面で発達した霊にかかり、午前中は雲の多い天気(山頂方面は雪)。低気圧が東海道沖から関東へと移動し、午後からはきれいに晴れる。県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝間が11時に開通。 午後から太平洋側を中心にで大気の状態が不安定となり、長野市で雹が降る。
(乗鞍高原:最低4.5℃・最高:13.5℃)
●4月12日(土)
高気圧に覆われて、終日快晴無風。
(乗鞍高原:最低0.5℃・最高:18.0℃)
※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。

  【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
3月31日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
なお、今年から春山バスの運行体制が変更されています。1日5便が1日3便となり、事前予約制となっておりますのでご注意ください。詳細・予約はアルピコ交通のHPをご覧ください。→ 乗鞍岳春山バス(アルピコ交通)

  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●3月30日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●3月31日(月)〜4月11(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月11日(金)11時〜4月26日(土)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月27日(日)〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(月)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 乗鞍スカイライン:5月15日(木)開通予定


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■2025年4月5日(土)     

※ ご注意 − 11月より山頂方面は冬季閉鎖となり、シャトルバスなどの交通手段はありません。十分な装備を完備した冬山経験者のみ入山できる状態ですのでご注意下さい。

午前中は快晴が続き、午後から高曇りとなるものの、穏やかな春山・春スキー日和 
@ 2025/04/05 08:30
今週は山麓から全山徒歩での入山
(休暇村ゲレンデ)
A 2025/04/05 09:00
雲一つない快晴
(休暇村ゲレンデ)

B 2025/04/05 14:45
強い日差しと冷たい空気のバランスで適度に緩んだバーン
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

C 2025/04/05 14:20
午後から高曇りとなるが、穏やかな天候が続く
(位ヶ原)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

<乗鞍高原、道路状況>
今週は上空に真冬並みの寒気の南下が続き、気温が低めで不安定な天候により降雪に見舞われる日もあって、冬に逆戻りしたような1週間でした。この1週間の天候変化を末尾に掲載しておりますので、参考になさってください。(→【この1週間の天候状況(3月30日(日)〜4月4日(金)】)

早朝7時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温はマイナス4℃、冷え込んだ朝ではありますが、燦々と降り注ぐ強い日差しに気温ほどの寒さはありません。路面凍結などはなく、そろそろ夏タイヤでもよい状況ですが、来週4月11日(金)11時に冬季閉鎖が解除される県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝方面に向かう予定の方は、もうしばらく冬タイヤが必要かもしれません。

<休暇村、休暇村ゲレンデ>
Mt.乗鞍の今期の営業が3月30日(日)で終了したため、今週のツアーコース方面への入山は山麓からの全山徒歩となります。多くの方が入山口とされている休暇村駐車場は7時の段階でほぼ満車状態で、この時点で大半の方が出発されています。全山徒歩のため、山頂方面に向かう場合は、朝早くからの出発が必要です。

休暇村ゲレンデは、ブッシュや地面はほとんど確認できず、全面積雪に覆われています。例年、4月に入ると積雪が途切れることが多く、近年では最も多い状態となっています。強い日差しが差し込み、8時の気温は6℃まで上昇しますが、空気に冷たさがあり、バーンはやや硬めの状態です。

<かもしかゲレンデ、県道乗鞍岳線の除雪>
10時の三本滝レストハウス付近は快晴で12℃。Mt.乗鞍の営業が終わり、県道乗鞍岳線の除雪は4月1日より始まりました。現在、除雪はかもしかゲレンデの先まで達し、三本滝ゲートから8km先にある標高2350mの位ヶ原山荘に向けて除雪が進められます。沿道の積雪は昨年より50センチも多い箇所があるものの、4月27日(日)に予定されている乗鞍岳春山バスの運行開始に間に合うように除雪作業が続けられます。

かもしかゲレンデは、先週までの営業状態のコンディションとほとんど変わらず、ブッシュや地面が見えている箇所はありません。気温が10℃まで上昇するものの、冷たい空気の影響でバーン表面が緩み切ることもありません。また、かもしかゲレンデを横切る県道の切り通し部分(除雪部分)では積雪が2.5メートルで、昨年より50センチ多い状態で、下のゲレンデから道路部分に一旦降りて、上のゲレンデに上がるにも切り通し箇所が高いため、道路を迂回して上のゲレンデに向かったほうが良いかもしれません。

<ツアーコース>
ツアーコースもバーン緩み切ることなく、適度な柔らかさ・適度な硬さを保っています。午前中の緩み方がひどいと、午後の冷え込みにより下山滑走で大変苦労するものですが、下山滑走を十分楽しめる状況でした。数日前の降雪がうっすらと乗っていて、黄砂で汚れたバーンがリセットされていることも影響されているものと思われます。積雪量はツアーコース下部で減少が見られますが、中間から上部は先週とほぼ同じで、全体的には昨年並みの状態です。、

<位ヶ原>
お昼前から青空が徐々に薄くなり、午後には高曇り状態となります。それでも強い日差しは続き、13時の気温は2℃と冷え込みは弱い状態。数日前の降雪が5〜10センチほど積もり、パウダーではありませんが重たい湿雪でもなく、ゲレンデに近いような良質なコンディションです。今日は山頂方面に向かった登山者やスキーヤーが多く、稜線付近からのシュプールが幾重にも刻まれました。山頂から滑走されたスキーヤーの話では、吹き溜まりの部分は快適に滑走できたものの、古い雪の部分は滑走性が非常に悪く、新しい雪を拾いながらの滑走でしたが、位ヶ原付近からは快適な滑走が楽しめたとのこと。また、山頂に向かった登山者の話では、山頂直下まではそれほど雪は硬くなく風も強くなかったので、今日は本当に楽しい登山ができたとおっしゃっていました。

<ツアーコース積雪状況>
本日のツアーコースの積雪量は下記の通りで、昨年並みの推移となっています。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪75センチ。(先週より30センチ減少。昨年と同じ。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪100センチ。(先週と同じ。昨年と同じ。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪210センチ。(先週より5センチ減少。昨年より5センチ多い。)

次回速報は4月12日(土)の予定です。(2025/04/05 22:00更新)

4月5日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

【この1週間の天候状況(3月30日(日)〜4月4日(金)】
● 3月30日(日)
晴れているものの、終日雪が降る天候。気温は低め。Mt.乗後は営業最終日。最終日の積雪量は山頂120cm・中腹110cm・山麓100cm。今期の入場者は昨年の120% となった。
(乗鞍高原:最低:-2.5℃・最高:3.5℃)

●3月31日(月)
真冬並みの寒気が西日本〜北日本に南下し、真冬並みの寒さの一日。 朝は雲一つない快晴。次第に雲が沸き上がり、午後には曇に近い状態で、小雪がちらつく時間帯も。16時31分、松本に大雪注意報 。
(乗鞍高原:最低:-6.0℃・最高:6.5℃)

●4月1日(火) 
寒気の南下が継続する中、東海道沖に低気圧が発生し、本州から三陸沖へ移動した高気圧の辺縁からの湿潤気が関東甲信に流入して、東日本の山沿いを中心に降雪( いわゆる南岸低気圧の様相)。特に関東の山沿いで積雪が多く、日光では28cmの降雪を記録。東京では最高気温は9°Cまでしか上昇せず、41年ぶりの低さ。 乗鞍では夜から雪が降り始め、路面は一時うっすらと積雪。松本市内でも降雪。強弱を繰り返しながら午後まで降雪は続いた。昨日発表された松本の大雪注意報は9時20分に解除。また、松本城では雪の降った中、昨年より6日早くソメイヨシノが開花。 県道乗鞍岳線の除雪が始まる(休暇村から県境方面)。
(乗鞍高原:最低:-1.0℃・最高:3.5℃)

●4月2日(水)
寒気の南下が続く中、日本の南にある前線上に低気圧が発生し、東海道沖から関東沖では風が下層で収束する状況もあって、関東甲信は発達した雲が広がる。全国的に気温が低い状況が続き、関東では冷たい雨となった。 乗鞍では夜明けごろまで濃務と降雪で、数センチ程度積もりましたが、日中は曇りの天候。午後になって山頂付近の雲も取れ、一時日差しがさすことも。富山でソメイヨシノが開花。
(乗鞍高原:最低:1.5℃・最高:12.0℃)

● 4月3日(木) 
西から高気圧が張り出しつつあるが、日本海と東海道沖に発生した低気圧の動きが遅く、上空の寒気の影響でやや不安定な天候。 夜半に降った雨が夜明け前までにおさまり、朝からきれいな青空が広がる。しかし、午後になると山頂付近に雲がかかり、一時、弱い雨や雪が降るはっきりしない天気に。(気温は低め) 
(乗鞍高原:最低:2.0℃・最高:11.0℃)

●4月4日(金)
日本海で高気圧が顕在化し、西日本から東日本は高気圧圏内に覆われる。乗鞍は朝から雲一つない快晴の朝から始まる。時間とともに山頂付近に雲がゆっくり流れるようになるものの、穏やかな晴天が続いた。上田城跡公園でソメイヨシノ開花、高遠城址公園でタカトオコヒガンザクラ開花。
(乗鞍高原:最低:-4.0℃・最高:9.0℃)

●4月5日(土)
上空の動きが遅いため、昨日から引き続き高気圧圏内に覆われて午前中は快晴が続く。午後から高気圧後面の影響を受けて高曇りに。
(乗鞍高原:最低:-5.5℃・最高:11.0℃)

※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。

  【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
3月31日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。3月31日(月)〜4月11日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。

  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●3月30日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●3月31日(月)〜4月11(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月11日(金)11時〜4月26日(土)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月27日(日)〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(月)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 乗鞍スカイライン:5月15日(木)開通予定


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