【速報バックナンバー 2026年3月分】

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◎ 3月  
■2026年3月28日(土)            ■2026年3月21日(土)            ■2026年3月14日(土)            ■2026年3月7日(土)            ※(→先月(2月)の速報へ)             ※(→過去の速報へ)            

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■2026年3月28日(土)     

ツアーコースは春山モードでも 位ヶ原以降はまだ厳冬期
@ 2026/03/28 09:05
Mt.乗鞍は、大きな事故もなく、無事に明日シーズン終了
(パトロールスタッフ・パトロール犬)
A 2026/03/28 10:00
アウターをザックに押し込み、春山モードで出発
(ツアーコース入口)

B 2026/03/28 10:15
今日は雪着きは良いが、ここはやっぱり苦労する
(ツアーコース入口急斜面上端)

C 2026/03/28 12:30
午後から雲が沸き、真冬の寒さに
(位ヶ原)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

【目次】

■乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍   

■ツアーコース   

■位ヶ原(山頂方面・すべり台・富士見沢)   

■積雪量(ツアーコース)    

■Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)    

■その他の画像

■この1週間の天候状況 3月22日(日)〜3月28日(土)

▼ ウインターシーズンの速報は、ツアーコースを中心としたバックカントリーの情報をお届けしております。なお、現地は冬季閉鎖となっていて、交通手段がありません。冬山経験者のみが入山できる状況となっていますのでご注意ください。

■乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍

今週は低気圧と高気圧が次々に訪れ、目まぐるしく天候の変化があった1週間でした。この1週間の天気や降雪状況はこちらをご覧ください。(→■この1週間の天候状況 3月22日(日)〜3月28日(土) )

早朝7時の乗鞍高原は、快晴無風・気温0℃の朝を迎えます、朝から日差しの暖かさを感じます。道路はほぼ完全に乾燥路で路面凍結の心配はなくなってきました。ただ、この先、4月10日(金)11時より、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝の冬季閉鎖が解除されますが、開通直後は夜間凍結が見られますので、三本滝方面に向かう方は、もうしばらく冬タイヤが必要と思われます。

Mt.乗鞍は、4月5日(日)までの営業が予定されていましたが、ゲレンデ状況悪化のため、明日3月29日(日)に終了となります。今週初めから山麓エリアの営業は終了され、やまぼうしリフトより上部のみとなっています。ただ、滑走できるゲレンデでは、営業を終えたゲレンデなどから雪を集めて補充していて、ブッシュなどのない状態整備されています。朝はやや硬めの状態ですが、日中は日差しで適度に緩んで、春スキーらしいバーンコンディションを楽しむことができます。

夢の平クワッドリフト乗り場付近にあるパトロールセンターでは、パトロール犬が今シーズン最後の任務に就き、つぶらな瞳で今日も皆様の安全を見守ります。大きな事故もなく、無事に今シーズンを終えることができそうです。

今朝の山頂エリアの積雪は60センチですが、昨年は130センチあって、70センチも少ない状況。このため、今後、ツアーコースからの下山滑走ルートとなる かもしかゲレンデは早々に雪解けが進んで、滑走不能となる時期が例年よりも早まる可能性があります。

■ツアーコース

9時30分のツアーコース入口は快晴・気温8℃。入口付近にはすでに30〜50名ほどの入山者の方が出発の準備を始めています。入口周辺の雪は緩みはじめ、日差しも空気感も春山モード全開となっていて、アウターをザックに押し込んで次々と出発します。中には半袖姿の方もいらっしゃいました。

ツアーコースは25日(水)に降った湿雪の影響で早い時間帯は表面がパックされた状態となっています。そのため、この先のバーンは、時間帯にもよりますが、午前中はまだ完全に緩み切ってなく、パック気味の状態が続き、下山滑走で問題ない状態になるのはお昼ごろまで待つ必要がありました。しかし、午後になると再び締まり始め、入口急斜面上端は遅い時間帯になるとかなりのアイスバーンになりますので、お昼ごろの時間帯での下山がオススメです。話が前後しますが、入口急斜面上端の登りでは、今日は比較的雪着きの良い状態だったにも関わらず、緩み切っていないため苦労されている方が何人もいらっしゃいました。ただし、登りにおいては正面部分ではなく、右側の樹林帯からの登りをお勧めします。

正午の位ヶ原急斜面は快晴・気温10℃、日差しは強いものの空気が冷たいため、この時間帯になってもバーンは完全に緩み切っていません。場所によってはパックに近い状態が残っていて、ターンがやや難しい状況でした。

ツアーコースの積雪量は1番付近より下部にかけて4月中旬並みの状況となっています。例年、ツアーコースからの下山滑走はゴールデンウィーク頃まで可能ですが、下部での積雪量が少ないため、ゴールデンウィーク頃には途中から歩いて下山するか、4月27日から運行が予定されている乗鞍岳春山バスで位ヶ原山荘からバス下山が必要となる可能性があります。

■位ヶ原(山頂方面・すべり台・富士見沢)

正午を回ると、山頂付近には激しく雲が流れるようになり、気温も低下して、13時の位ヶ原では、晴・気温0℃で、厳冬期並みの寒さです。

今日は多くの登山者が山頂方面を目指して登って行かれました。山頂に向かった登山者の話では、バーンは硬く、風がかなり強かったとのこと。また、肩の小屋方面に向かったスキーヤーの方の話では、バーンは硬いが、その上にうっすらと柔らかい雪が乗っている状態で、パックされている状態ではなかったため、滑走しにくい状態ではなかったとのこと。摩利支天岳方面はバーンがある程度緩んで滑走できる状態だったものの、その隣のすべり台は緩み切ってなく、パック状態で滑走が難しい状態とのことでした。

山麓が春モードであっても、森林限界より上部はまだ厳冬期が続いています。冬山装備を万全に整えて入山してください。また、剣ヶ峰山頂からの滑走は、天候によってバーン状況が大きく異なりますがまだ硬いことが多く、安心して滑走できるのは一般的にゴールデンウィーク以降と捉えて下さい。

■積雪量(ツアーコース)

本日のツアーコースの積雪量は下記の通りです。1番付近より山麓側は4月中旬並みの積雪量となっています。今後の積雪量に注意が必要です。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪45センチ。(先週より15センチ減少、昨年より60センチ少ない。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪95センチ。(先週と同じ、、昨年より5センチ少ない。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪195センチ。(先週と同じ、昨年より20センチ少ない。)

次回速報は4月4日(土)の予定です。(2026/03/28 22:30更新)

 

■Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)

3月29日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了し、それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
スキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間、3月30日(月)〜4月10日(金)11時までは、スキー場から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。

  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)
大雪渓〜山頂方面
(標高2600〜3026m)

●3月29日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(12本爪アイゼン必須)

●3月30日(月)〜4月10(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(12本爪アイゼン必須

●4月10日(金)11時〜4月26日(日)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(12本爪アイゼン必須

●4月27日(月)〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(12本爪アイゼン必須

●5月下旬〜6月30日(火)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
徒歩(12本爪アイゼン必須
【岐阜県】 乗鞍スカイライン:5月15日(金)開通予定(ほおのき平〜畳平) ※畳平から山頂方面は徒歩(12本爪アイゼン必須)

 


3月28日(土)速報 − その他の画像 (クリックで拡大)】

 

■この1週間の天候状況 3月22日(日)〜3月28日(土)

●3月22日(日)晴(乗鞍高原:最低-5.5℃・最高:12℃)※
天候は下り坂。九州から昼前から雨となり、夜遅くには東日本まで雨の範囲が広がる。

昨日まで晴天をもたらした高気圧が日本の東に移動し、東シナ海から南西諸島に前線が発生し、夕方には前線上の九州の南で低気圧が発生。
九州は昼前から南部で雨。昼過ぎから広く雨。四国は昼過ぎから、中国は夕方から、近畿は夜の初め頃から、東海の一部は夜遅くから、それぞれ雨となった。

東日本から西日本は15℃以上で東京・名古屋は17.1℃まで上昇し、前橋、横浜では桜が開花。これで全国10地点でソメイヨシノの開花が宣言されたことになる。札幌でも寒気に覆われていたものの昨日より6℃も高い10.3℃まで上昇し、今年初めて10℃を超えた。

乗鞍は朝は綺麗な快晴だったが、徐々に空が白っぽくなり、午後からは日差しがなくなる。視界は山頂まで良好。

〈真冬日〉冬日: 476地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 麓郷(ロクゴウ)-13.1℃(05:50) 、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ)27.4℃(13:48)
〈24時間降雪量〉美瑛(ビエイ) 39cm(03:00)
〈日降雨量〉尾之間(オノアイダ)107.0mm 〈24時間降雨量〉尾之間(オノアイダ)107.0mm(24:00)

〈桜開花〉
横浜(平年より3日早く、昨年より3日早い)
前橋(平年より7日早く、昨年より6日早い)

●3月23日(月)曇(乗鞍高原:最低0.5℃・最高:11.5℃)※
天候は回復傾向で全国的には青空が広がるところもあったが、北陸〜東北日本海側を中心に気圧の谷にあって、日差しの少ないところも多かった。

前線が本州の南から南西諸島付近を通過し、前線上の低気圧が昨日夜から今朝にかけて九州の南から四国の南を東進して、午後には小笠原諸島へ近づき本州付近を離れる。一方、寒気を伴う上層の気圧の谷に対応した低気圧が沿海州から宗谷海峡へ東進。
この二つの低気圧の間は、大陸からの高気圧と日本の東の高気圧に挟まれた気圧の谷になっていて、東北日本海側から北陸では雲の多く、ところによって雨となった。

雨は昨晩から今朝にかけて九州で多く、大分県蒲江(カマエ)109.5mm/24h(06:05)などの24時間降水量が観測された。また、日雨量は低気圧接近して明け方から夕方まで雨が降り続いた伊豆諸島で多く、青ヶ島(アオガシマ)41.5mmとなっている。

日中の気温は全国的に平年より高く4月並みとなり、特に東北では5℃以上も高く、宮城県では19の観測地点のうち15の観測地点で今年最高となり4月中下旬並みとなった。また、本日桜開花となった 熊本(クマモト)22.4℃(15:58)4月下旬並、京都(キョウト)18.2℃(14:21)4月上旬並、熊谷(クマガヤ)18.8℃(14:19)4月上旬並の陽気となった。ただ、朝晩は日差しが少なかったこともあって、気温よりも寒く感じた。

乗鞍は、朝は曇(山頂方面の視界良好)で10時頃より青空が広がって来た。しかし気圧の谷による雲が午後からかかり始めて再び曇。

〈真冬日〉冬日: 230地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 沢内(サワウチ)-6.6℃(06:00)、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ)28.1℃(14:17)
〈24時間降雪量〉該当する観測値はありませんでした
〈日降雨量〉青ヶ島(アオガシマ)41.5mm 〈24時間降雨量〉蒲江(カマエ)109.5mm(06:50)

〈梅開花〉盛岡(昨年より14日早く、昨年より14日早い)
〈桜開花〉
熊本(平年より1日遅く、昨年と同じ)
京都(平年より3日早く、昨年より4日早い)
熊谷(平年より4日早く、昨年より4日早い)

●3月24日(火)晴(乗鞍高原:最低-3℃・最高:13℃)※
大陸からの高気圧が日本海に移動して、全国的に青空に恵まれ、甲府で全国初めて桜満開(ソメイヨシノ)となり、また、9地点で桜開花のラッシュを迎えた。

本州付近が高気圧に覆われる一方、日本の東に移動した低気圧から伸びる前線の延長上の雲が、日本の南から東シナ海にかけての帯状に分布し、梅雨のはしりのような状態となっていて、九州南部から南西諸島で曇や雨となり、午後を中心に雨が強くなっている。鹿児島県諏訪之瀬島(スワノセジマ) 40.5mm/1h(17:53)が観測され、15時以降から急に雨の降り方が強まり、諏訪之瀬島(スワノセジマ)157.0mm/24h(24:00)が大雨となっている。また、午後には前線上の東シナ海に低気圧が発生し、低気圧の北側には雲域が広く分布し、九州南部には暑い雲が、西日本〜東日本や北陸には上層の雲がかかり始めてきた。

日中の最高気温は、東北は昨日よりも低かったものの、全国的に平年よりも高く、4月上中旬並みの気温となった。東京(トウキョウ)18.1℃(13:23)平年比+2.8℃4月上旬並、名古屋(ナゴヤ)19.6℃(14:35)平年比+3.9℃4月中旬並、大阪(オオサカ)19.0℃(14:20)平年比+3.6℃4月上旬並で軒並み20℃近くまで上昇。また、福岡、下関、大分、宮崎、松山、奈良、和歌山、津、宇都宮で桜開花し、甲府では全国で初めて満開となった(ソメイヨシノ)。

乗鞍は朝から快晴。午後から上層の雲に覆われるものの晴れ間は続いた。

〈真冬日〉冬日: 277地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 喜茂別(キモベツ)-7.1℃(05:52)、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ)28.0℃(13:53)
〈24時間降雪量〉該当する観測値はありませんでした
〈日降雨量〉諏訪之瀬島(スワノセジマ)157.0mm 〈24時間降雨量〉諏訪之瀬島(スワノセジマ)157.0mm(24:00)

〈梅開花〉秋田(昨年より15日早く、昨年より15日早い)
〈桜開花〉福岡(平年より2日遅く、昨年より1日早い)
下関(平年より2日早く、昨年より2日早い)
大分(平年と同じで、昨年より1日早い)
宮崎(平年より1日遅く、昨年と同じ)
松山(平年と同じで、昨年より1日早い)
奈良(平年より4日早く、昨年より4日早い)
和歌山(平年と同じで、昨年より2日早い)
津(平年より5日早く、昨年より4日早い)
宇都宮(平年より6日早く、昨年より4日早い)
〈桜満開〉甲府(平年より9日早く、昨年より11日早い)


●3月25日(水)曇→雪(乗鞍高原:最低-1℃・最高:8.5℃)※
今日は西から天気は下り坂。西日本から東日本にかけて次第に雨が広がっていった。北日本は晴れ続いた。

前線を伴う低気圧が、屋久島付近から四国の南を通り、潮岬の南へ進む。上空の気圧の谷との対応が良くなり、低気圧は発達を続ける。雨雲は低気圧中心の東側と北側に広く分布し、九州は未明から、中国四国は明け方〜午前、近畿は昼過ぎには雨となる。東海関東は低気圧から離れているが日本の東の高気圧の後面流による弱い前線が沿岸に形成され早い時間帯(昼前)から雨となる。その後、東海関東は昼前〜昼過ぎにかけ雨の範囲が広がり、夜には東北南部まで広がる。

雨の降り方は、明け方から午前にかけて九州南部で強く、鹿児島県上中41.0mm/1h(03:28)(全国1位)•136.0mm/24h(14:40)(全国2位)の激しい雨となった。その後は、愛知県田原10.0mm/1h(15:40)、三重県鳥羽7.5mm/1h(17:40)など、低気圧の移動とともに雨の中心が近畿から東海地方に移り、夜になって低気圧の中心が潮岬沖まで進むと、三重県尾鷲21.5mm/1h(19:38)、三重県御浜(ミハマ)12.5mm/1h(21:40)など、紀伊半島東斜面を中心に雨が強まった。

乗鞍は朝は一時的に青空が見えたものの曇り空。視界は良好。14時30分頃より雨が降り始めたが15時前からみぞれとなる。雨量は15時までの1時間に2mm/1hのほかは21時まで1mm/1hが続き、その後の雨量はなく、24時までの累計雨量は9mmだった。

〈真冬日〉冬日: 317地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 喜茂別(キモベツ)-10.9℃(05:52)、 〈最高気温〉北大東(キタダイトウ)26.1℃(12:34)
〈24時間降雪量〉該当する観測値はありませんでした
〈日降雨量〉上中(カミナカ)136.0mm 〈24時間降雨量〉諏訪之瀬島(スワノセジマ)170.5℃(06:00)

〈桜開花〉
高松(平年より2日早く、昨年より1日早い)
岡山(平年より3日早く、昨年より3日早い)
銚子(平年より5日早く、昨年より2日早い)
水戸(平年より5日早く、昨年より2日早い)


●3月26日(木)雪→曇(乗鞍高原:最低1.5℃・最高:7.5℃)※
昨日、西日本〜東日本で雨をもたらした前線を伴う低気圧は、東海道沖から関東の南へと移動し、雨は東日本から北日本へと移る。

雨は午前中には東海で収まる一方、東北北部へ広がり、午後は北陸甲信で収まり始めるが、関東から東北の雨は続いた。雨が収まった地域も、上層の気圧の谷に対応した雲域が低気圧の北側に広く分布し、近畿から東海北陸、甲信では曇天が長く続き天気の回復がやや遅れた。

日中の最高気温は晴れた北海道では4月下旬〜5月上旬並みとなり、帯広(オビヒロ)13.9℃(13:04)平年比+6.8℃4月下旬〜5月上旬並みで今年最高、旭川(アサヒカワ)12.2℃(15:00)は平年比+6.9℃4月中旬、札幌()サッポロ11.6℃(12:20)平年比+5.1℃4月中旬軒並みで10℃越えとなった。
雨や雲の影響を受けた東北より南の地域でも平年より高く、3月中下旬〜4月上旬並みとなり、桜が開花した大阪(オオサカ)は18.5℃(14:53)平年比+2.8℃4月上旬並。桜満開となった岐阜(ギフ)は19.7℃(15:03)平年比+4.0℃4月中旬並だった。岐阜は3月16日に甲府と高知とともに今年最初の桜開花を迎え、24日の甲府に次いで2番目の満開となった。

乗鞍は9時まで雪で、昨晩からの降雪は乗鞍高原ではほとんどなかったものの、スキー場で5〜10cm、標高2350mの位ヶ原山荘で15cmの積雪となった。その後も午前中は断続的に雨となった。

〈真冬日〉冬日: 184地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 喜茂別(キモベツ)-10.2℃(04:37)、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ)25.0℃(13:19)
〈24時間降雪量〉該当する観測値はありませんでした
〈日降雨量〉八丈島(ハチジョウジマ)74.5mm 〈24時間降雨量〉天城山(アマギサン)142.0mm(11:00)

〈桜開花〉大阪(平年より1日早く、昨年より1日早い)
〈桜満開〉岐阜(平年より7日早く、昨年より5日早い)

●3月27日(金)晴(乗鞍高原:最低-1℃・最高:15℃)※
西日本から東日本かけて広く晴れた一日となった。

本州の南にあった低気圧は日本の東へ遠ざかり、日本海には新たな高気圧が発生し東シナ海からも高気圧が近づき、広く晴れとなった。北日本では、上空の寒気やシアーラインや気圧の谷の影響があり、関東北部や北日本は雲の多い状態。また、上空の気圧の谷や日本のはるか東に進んだ低気圧による湿った空気が滞留している影響から、関東甲信では夕方から雨となった。

日中の最高は全国的に4月上中旬並みとなり、東京(トウキョウ)18.9℃(13:50)4月中旬並み、名古屋(ナゴヤ)20.5℃(14:32)4月中旬で今年最高、大阪(オオサカ)19.8℃(14:38)4月中旬並みで軒並み20℃前後の気温となった。特に内陸の岐阜では23の観測地点のうち17地点で今年最高を記録。岐阜20.9℃、多治見20.7℃、高山19.4℃で4月中下旬並みとなった。朝ドラばけばけのロケ地となった松江では、本日の最終回に合わせるように桜が開花した。このほか神戸、長崎、鹿児島でも開花し、九州は全ての気象台から発表されたこととなった。

乗鞍は朝から快晴。夕方から雲が湧き出すものの良い天気が続いた。最高気温は15℃に達し、今年の最高気温を更新。

〈真冬日〉冬日: 135地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 根室中標津(ネムロナカシベツ)-8.0℃(05:34)、 〈最高気温〉大原(オオハラ)26.2℃(14:42)
〈24時間降雪量〉該当する観測値はありませんでした
〈日降雨量〉ときがわ(トキガワ)25.5mm 〈24時間降雨量〉八丈島(ハチジョウジマ)73.5mm(00:10)

〈桜開花〉松江(平年より2日早く、昨年と同じ)神戸(平年と同じで、昨年と同じ)
長崎(平年より4日遅く、昨年より3日遅い)
鹿児島(平年より1日遅く、昨年より3日遅い)

●3月28日(土)晴(乗鞍高原:最低-1.5℃・最高:16℃)※
日本付近は複数の高気圧に緩やかに覆われる所が多いが、日本海に発生した低気圧や気圧の谷・シアーラインにより、下層暖湿気と上空寒気の影響で大気の状態が不安定となる。

関東では、日本のはるか東に進んだ低気圧による湿った空気が滞留している影響が加わり、朝まで雨が残った。
また、日中は上空の寒気を伴った気圧の谷に、日中の昇温が加わった影響で、西日本〜東日本の各地で雷雨となり、広島県甲田(コウダ)では20.5mm/1h(16:28)の強い雨となり、3月1位の記録が更新された。
また、石垣島周辺は前線の影響で大雨が続いた、

北日本から西日本にかけて晴れて気温が上昇し、宮崎(ミヤザキ)25.7℃(15:46)6月上旬並、鹿児島25.1℃(12:59)5月上旬並など今年初めての夏日となり、各地で4月中旬〜6月中旬並の陽気となった。

東京では桜が満開となり、鳥取と徳島で桜が開花した。東京(トウキョウ)19.6℃(15:03)4月中旬並、鳥取(トットリ)22.6℃(11:20)5月上旬並で今年最高、徳島(トクシマ)21.0℃(16:36)4月下旬並でこちらも今年最高となった。

乗鞍は朝から快晴。気温は16℃まで上昇し、今年一番の最高気温となる。
ただ、山頂方面は10時過ぎより雲が沸きはじめ、お昼ごろには雲量が多くなる。

〈真冬日〉冬日: 132地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 上札内(カミサツナイ)-5.1℃(05:45)、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ)27.5℃(13:08)
〈24時間降雪量〉該当する観測値はありませんでした
〈日降雨量〉伊原間(イバルマ)106.0mm(24:00) 〈24時間降雨量〉伊原間(イバルマ)106.0mm

〈桜開花〉
鳥取(平年より1日早く、昨年より1日遅い)
徳島(平年と同じ、昨年より2日遅い)
〈桜満開〉
東京(平年より3日早く、昨年より2日早い)

※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。  また、全ての気象現象が記載されているわけではありません。掲載後、内容を修正する場合があります。


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■2026年3月21日(土)     

▼ ウインターシーズンの速報は、ツアーコースを中心としたバックカントリーの情報をお届けしております。なお、現地は冬季閉鎖となっていて、交通手段がありません。冬山経験者のみが入山できる状況となっていますのでご注意ください。

■乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍

今週は良い天気が続きましたが、18日(水)夕方から19日(木)朝にかけて大雨となり、ゲレンデに大きなダメージを与えることになってしまいました。そして、今日は申し分ない快晴なんですが、冷たい空気と強風で、森林限界以降は厳冬期並みの寒さとなり、全山カチカチ山の様相となっています。この1週間の天気や降雪状況はこちらをご覧ください。(→■この1週間の天候状況 3月15日(日)〜3月21日(土) )

早朝7時の乗鞍高原は、快晴・マイナス3℃の朝を迎えます。昨晩はごくわずかに降雪があった模様で、うっすらと雪が積もっている場所が見られ、観光センターより上部は路面積雪が一部見られる状況です。もうしばらくは冬タイヤが必要と思われます。

山頂方面を見ると激しく雪煙が沸き上がり風の強い状態であることがわかります。また、雪煙が上がるということはある程度のパウダーが期待されますが、雪煙の沸き上がり方を見ると、期待したほどの新雪はなさそうな気配です。

朝一番はほとんど風のない状態でしたが、8時過ぎのやまぼうし駐車場ではやや強めの風が吹くようになってきました。Mt.乗鞍は今日も通常通り営業が始まりましたが、先日の大雨で山麓エリアでは滑走ゲレンデを制限していて、週明けの3月23日(月)からは、やまぼうしリフトより上部のみの営業となることがすでに決まっています。ただ、滑走可能ゲレンデについては、雪入れ作業などを実施して、ブッシュなどのない状態を維持し、通常通りの滑走ができるレベルが維持されています。

■ツアーコース

9時30分のツアーコース入口の天候は快晴・気温プラス4℃、やや強めの風が吹いています。空気は冷たく、体感的には4℃よりも寒さを感じます。朝一番の段階で30名以上の方が出発の準備をされていて、10時過ぎ迄に50名近くの方が入山されたものと思われます。バーンには新雪部分はほとんどなく、ゲレンデ並みの硬さで、アイゼンの歯がサクサクと効く状態です。特に注意が必要な箇所は入口急斜面上端部分で、正面部分はシールではまず登ることができないものと思われ、下山滑走も午後になると急に硬くなるため、場合によっては、アイゼンに履き替えたほうが安心と思われます。なお、登りは正面部分から登らず、右側の樹林帯からのアクセスをお勧めします(→その他の画像を参照

雲一つない快晴でたっぷりの日差しが差し込むものの、空気が冷たく風が強い状態が続くため、バーンは緩むことがなく、日中も硬いままの状態が続きました。先日の大雨はゲレンデトップまで雨で、位ヶ原は湿雪が20センチほど降る状態でしたが、ツアーコースの積雪量の増減や周辺の木々への着雪状況をみると、1番標識付近より上部は雪になっていた模様です。

正午の位ヶ原急斜面の天候は、快晴・気温0℃。バーン表面に若干柔らかい新雪が乗っていますが、日中緩むことがないため、表面がパックされるようなこともなく、硬いなりに問題なく滑走できます。

3月に入って、春山感覚入山される様子が見られますが、まだ、厳冬期と変わらない状況ですので、冬山装備での入山をお願いいたします。特にアイゼンは必ず12本爪の冬山用のアイゼンでお越しください。今回も前歯のない軽アイゼンや、前歯があっても歯の本数が少ないタイプは歯が短めで斜面に食いつかないため、苦労されている様子が見られました。(苦労されるだけならいいんですが、これが稜線付近だと途中から身動きが取れなくなって引き返すことすらできなくなります)

ツアーコースの積雪量は後述致しますが、昨年より45〜90センチも少なく、4月中旬並の積雪量です。例年、ツアーコースの積雪が最も多いのは3月下旬で、今後は多少の増減はあっても減少に向かう時期になってきますので、今後の積雪量が心配な状況です。

■位ヶ原(山頂方面・すべり台・富士見沢)

13時の位ヶ原は、快晴・マイナス6℃、風は午前中よりも弱まったものの、冷たさは厳冬期と変わらない状況です。バーン状況は柔らかい新雪が乗っている所もありますが、硬い部分がむき出しになっている所もあり、シュカブラが多少成長していました。また、すべり台から滑走されたスキーヤーの方の話では、うっすらと柔らかい新雪が乗っているものの、基本的に硬いバーンとなっていたとのこと。ただ、パックされた部分はなく、硬いなりに滑りやすい状態だったとのことでした。

また、大雪渓では雪崩が発生していました。目測で100メートル四方の大きさで、発生日時は不明ですが、破断面の状態などから、まだ新しい雪崩と思われます。ただ、山頂への登攀ルートから離れていますので、人的被害は確認されていません。

その他の画像では、過去に死亡事故が起きた場所の地図を示していますので、入山される際には参考になさってください。(死亡事故が起きた場所には立ち入らないことをお勧めします)

■積雪量(ツアーコース)

本日のツアーコースの積雪量は下記の通りです。昨年より45〜90センチも少なく、4月中旬並みの積雪量。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪60センチ。(先週より10センチ減少、昨年より90センチ少ない。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪95センチ。(先週より5センチ増加、、昨年より45センチ少ない。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪195センチ。(先週より10センチ増加、昨年より60センチ少ない。)

次回速報は3月28日(土)の予定です。(2026/03/21 22:30更新)


3月21日(土)速報 − その他の画像 (クリックで拡大)】

 

■この1週間の天候状況 3月15日(日)〜3月21日(土)

●3月15日(日)晴●(乗鞍高原:最低-3.5℃・最高:9℃)※
昨日に引き続き、今日も全国的に広く晴れた穏やかな一日。

昨日までに道東などに大雪をもたらした北海道の東にあった低気圧は千島近海へと遠ざかり、伊豆諸島から小笠原諸島で大雨をもたらした低気圧は南鳥島へと遠ざかる。また、大陸からの高気圧の張り出しが強くなり、太平洋側を中心に晴れた地域が多い。ただ、気圧配置は西高東低の冬型となっていて、北陸から東北の日本海側は寒気の伴う雲がかかり、弱い雨のところもあった。ただ、一日を通して、5mm/1h以上の雨は1箇所のみ、5cm/3h以上の雪を観測した地点がゼロと、安定した天候であることがわかる。

気温は東京や名古屋で15℃を超え、九州南部では20℃を超えて、3月中旬から4月上旬の最高気温が各地で記録され、北海道では平年よりかなり高く、千歳では平年より4.5℃も高い8.4℃で今年一番となった。一方、北陸や近畿北部は2月下旬並みと冷え込んだ。また、北海道で気温が高い傾向だったため、今日の最低気温は長野県の野辺山(ノベヤマ) -9.2℃(06:01)となった。九州南部で乾燥が進み、鹿児島県さつま柏原(サツマカシワバラ)では12時頃に最小湿度6%が観測されている。

乗鞍は朝はスッキリとは晴れてなかったものの、10時過ぎから快晴へ。午後かrやや雲がわいたものの終日良い天気だった。

〈真冬日〉冬日: 308地点、真冬日:1地点,、
〈最低気温〉 野辺山(ノベヤマ)-9.2℃(06:01) 、 〈最高気温〉与那国島(ヨナグニジマ)24.2℃(14:53)
〈24時間降雪量〉該当する観測値はありませんでした
〈日降雨量〉新潟(ニイガタ)8.0mm〈24時間降雨量〉青ヶ島(アオガシマ)43.5mm(00:10)

●3月16日(月)晴●(乗鞍高原:最低-3℃・最高:8.5℃)※
大陸からの高気圧に覆われて全国的に広く晴れる。本州と四国で今シーズン初の桜開花(高知・岐阜・甲府)。

伊豆諸島付近に気圧の谷があってシアーライン見られ、関東では曇りや雨。天城山(アマギサン)5.0mm/1h(07:38)・8.0mm/3h(08:30)、海老名(エビナ)5.5mm/3h(05:10)など朝までは弱い雨が降り、昼過ぎから晴れの範囲が広くなる。また、新潟から東北日本海側や北海道では弱い雪が降るもこちらも日中には収まってくる。

高知、岐阜、甲府で桜開花。本州・四国で初の桜開花でソメイヨシノとしては全国で初めて。

日中の最高気温は、全国的に2〜4℃高い3月中下旬だが関東や北陸では平年より低くなった。東京(トウキョウ)13.8℃(13:44)3月中旬並、名古屋(ナゴヤ)17.7℃(13:57)4月上旬並、大阪16.0℃(13:27)3月下旬並で、今日桜の開花を迎えた高知(コウチ)18.4℃(12:57)3月下旬並、岐阜(ギフ)17.2℃(13:44)4月上旬並、甲府(コウフ)16.9℃(14:51)3月下旬並となった。

乗鞍は朝は曇。8時30分ごろから次第に晴れて夕方まで快晴となった。

〈真冬日〉冬日: 376地点、真冬日:1地点,、
〈最低気温〉 与那国島(ヨナグニジマ)* 25.2 11:52 、 〈最高気温〉与那国島(ヨナグニジマ)25.2℃(11:52)
〈24時間降雪量〉朱鞠内(シュマリナイ)7cm(24:00)
〈日降雨量〉天城山(アマギサン)8.5mm〈24時間降雨量〉天城山(アマギサン)8.5mm(24:00)
〈桜開花〉
高知(平年より6日早く、昨年より7日早い)
岐阜(平年より9日早く、昨年より9日早い)
甲府(平年より9日早く、昨年より10日早い)

●3月17日(火)晴●(乗鞍高原:最低-5℃・最高:11.5℃)※
全国的に広く晴れる。名古屋で桜開花。

日本海に中心を持つ高気圧の影響で広く晴れるが、以下の地域は曇や雨からの雪となっている。
北海道の西に−36℃以下の強い寒気があり北海道では雪が強まって、宇登呂(ウトロ)12cm/3h(08:00)・雨量5.5mm/1h(06:52)、天塩(テシオ)10cm(02:00)など強い雪が午前中観測された。また伊豆諸島付近の発生した低気圧の影響で伊豆諸島で雨となり、八丈島(ハチジョウジマ)13.5mm/1h(09:57)のやや強い雨が観測され、関東南岸で曇となっている。東北日本海側は寒気の影響で曇っている。

放射冷却の影響で夜間の冷え込み強く、霜注意報が広く発表された。また、九州から東北の太平洋側に広く乾燥注意報が発表されている。

日中の最高気温は全国的に平年より2℃前後高く、東京(トウキョウ)16.1℃(13:31)3月下旬並、名古屋(ナゴヤ)17.1℃(13:33)3下旬並、大阪(オオサカ)16.0℃(13:34)3月下旬並。岐阜県では平年より4℃前後も高く、郡上市長滝(ナガタキ)17.2℃(13:22)で平年差+7.6℃ 昨日差+2.8℃、高山15.8℃(13:50)で平年差+5.7℃ 昨日差+4.8℃となった。この陽気で昨日の高知・岐阜・甲府に続いて名古屋も桜開花が確認され、観測史上最速タイの記録となった。

気象庁が本日午後発表した「東日本太平洋側と西日本の少雨に関する全般気象情報 第3号」では、東日本太平洋側と西日本では少雨の状態が向こう1ヶ月続く可能性があると予測している。この少雨の影響で、愛知県の宇連ダムでは貯水率は0%となった。貯水率0%になるのは2019年5月以来のこと。

乗鞍は朝から快晴。

〈真冬日〉冬日: 428地点、真冬日:1地点,、
〈最低気温〉 阿寒湖畔(アカンコハン)-9.2℃(22:58) 、 〈最高気温〉盛山(モリヤマ) 25.1℃(13:03)
〈24時間降雪量〉宇登呂(ウトロ) 14cm(24:00)
〈日降雨量〉八丈島(ハチジョウジマ)27.0mm 〈24時間降雨量〉八丈島(ハチジョウジマ)27.0mm(24:00)
〈桜開花〉名古屋(平年より7日早く、昨年より9日早い)

●3月18日(水)晴→雨●(乗鞍高原:最低-4℃・最高:10℃)※
今日は天気が下り坂で雨の範囲が次第に広がる。

昨日晴天をもたらした日本海の高気圧は日本の東に移動して、東シナ海から前線を伴った低気圧が西日本に進む。低気圧は9時〜12時は朝鮮半島の南端付近、18時に対馬海峡付近、21時に若狭湾付近に進む。九州は朝から雨で、中国四国は昼前から、近畿は昼過ぎ、東海北陸は夕方から雨となり、甲信地方の山沿いでは一時雪となった。夜の初めには北陸、夜の終わりには東北南部へと雨の範囲が広がった。また、低気圧が日本海側を進んだ影響もあり、関東では周辺の山地で雨雲がさえぎられた。
一方東北北部や北海道は晴れ間が多かった。

雨量は全国的には5mm/1h以下・20mm/24h以下のところが多いが、九州北部や岐阜県山間部で多く、熊本県南阿蘇(ミナミアソ)11.0mm/1h(22:34)・51.5mm/24h(24:00)
長崎県雲仙岳(ウンゼンダケ)16.0mm/1h(19:50)・50.5/24h(24:00)、岐阜県揖斐川(イビガワ)7.0mm/1h(21:05)・43.0mm/24h(24:00)、岐阜県ひるがの(ヒルガノ)8.0mm/1h(22:59)・40.5mm/24h(24:00)となっている。

日中の最高気温は曇りや雨となった関東から西の地域で昨日よりも低く、雨となった中国・四国や九州の一部では平年より低くなった。東京では桜開花が期待されたが、標本木で2輪の開花にとどまり、今日の開花宣言はなかった。
一方、晴れた北日本は平年より高く札幌(サッポロ)8.5℃(12:50)4月上旬並み、石狩(イシカリ)8.1℃(13:23)4月上旬並み・今年最高、など北海道では今年最高の気温となった所もあり、最高気温の最低1位は釧路の知方学(チッポマナイ)2.7℃(14:01)で、 全国すべての観測地点で最高気温はプラスとなり、真冬日は18日ぶりにゼロとなった。
また、低気圧に向かう南風と高気圧辺縁流が重なって暖気が流入し、西日本では夜になってから最高気温が記録され、そのほかの地域も夕方以降気温が上昇した。

乗鞍は朝は快晴だったが10時頃より曇、15時頃より雨。17時頃より雪となる。雨の前までは視界は山頂まで良好だったが次第に雲が低くなって来た。かもしかゲレンデでは14時頃より雪となり夕方までに3センチの積雪となった。
しかし、夜になって気温が上昇して雨となる。雨量として観測された雨の降りだしは16時50分で、降り方は次第に強まり、21時には5mm/1hに達し、降り始めから24時までの累積雨量は28mmに達し、その後も雨の降り方が強まった。

〈真冬日〉冬日: 432地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 阿寒湖畔(アカンコハン)-11.7℃(05:52) 、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ) 26.4℃(13:46)
〈24時間降雪量〉宇登呂(ウトロ) 14cm(03:00)
〈日降雨量〉南阿蘇(ミナミアソ) 51.5mm 〈24時間降雨量〉南阿蘇(ミナミアソ) 51.5mm(24:00)

●3月19日(木)雨→晴●(乗鞍高原:最低-2.5℃・最高:7℃)※
低気圧と前線の通過により、東日本から西日本は朝までまとまった雨となり、その後は急速に天候が回復した。

前線を伴う低気圧が、未明から明け方にかけて、若狭湾付近から本州を横断して関東の東へと抜ける。前線通過に伴い、未明から明け方にかけて東海から西の地域でまとまった雨脚となった。和歌山県那智勝浦 色川13.5mm/1h(01:32)・41.5mm/24h(16:00)、和歌山県潮岬11.5mm/1h(04:54)・31.0mm/24h(15:30)など沿岸では短時間で雨量が多くなっているが、長野県上高地9.5mm(05:07)・59.5mm/24h(08:00)、岐阜県ひるがの7.5mm/1h(00:32)・65.0mm/24h(08:00)、富山県宇奈月9.0mm/1h(05:02)・69.0mm/24h(16:40)など山間部では長く多く降り続いたところがある。一方、17日(火)に貯水率がゼロになった愛知県の宇連ダムでは、ダム地点の累積雨量は25mmにとどまり、貯水率はゼロのままである。

雨は昼前までには多くに地域で収まり天候は回復。ただ北海道日本海に発生した低気圧が北海道の西に北上し、雪のところが多い。
日中の最高気温は全国的に多くの地点で平年より高く、晴れて天気の回復した太平洋側で上昇し、とくに関東では平年より5℃以上高くなった地点も多く、東京では昨日の2輪から一気に60輪近く咲き、東京と広島で桜開花となった。東京(トウキョウ)19.8℃(12:23)平年差+5.0℃ 前日差+3.0℃ 4月中旬並、名古屋(ナゴヤ)17.9℃(13:36)平年差+2.8℃ 前日差+1.5℃ 4月上旬並、大阪(オオサカ)16.6℃(13:34)平年差+1.9℃ 前日差+1.1℃ 3月下旬並、広島(ヒロシマ)17.1℃(13:32)平年差+2.1℃ 前日差+6.9℃ 4月上旬並だった。

また、午後から夕方にかけて、北寄りの風が強くなった地域があり、朝よりも夜になって一日の最低気温を観測した地点もあった。

乗鞍は雨。2時までの1時間に10mmの雨量が観測され、昨日16時50分から本日8時までの累積l雨量は71mmにも達した。8時頃より雨は収まり、10時頃より雲間から青空が見え始め、午後には綺麗な晴天となる。
乗鞍高原では雨でしたが、標高2350mの位ヶ原山荘では、昨晩から9時頃までの降雪で重い雪が20センチ降り積もった。天候が回復してから気温が低下し、今日の最低気温-2.5℃は24時に観測された。
Mt.乗鞍は、夢の平ゲレンデから山麓側で、ゲレンデに水たまりができるなどコンディション悪化が顕著となり、週明け3月23日(月)からの山麓エリアでの運行を中止とした。

〈真冬日〉冬日: 159地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 川湯(カワユ) -6.9℃(05:53) 、 〈最高気温〉盛山(モリヤマ) 26.8℃(12:53)
〈24時間降雪量〉層雲峡(ソウウンキョウ) 12cm(24:00)
〈日降雨量〉宇奈月(ウナヅキ) 59.0mm〈24時間降雨量〉宇奈月(ウナヅキ) 71.0mm(20:00)
〈桜開花〉
東京(平年より5日早く、昨年より5日早い)
広島(平年より6日早く、昨年より7日早い)


●3月20日(金)(乗鞍高原:最低-5.5℃・最高:10℃)※
昨日雨をもたらし低気圧と前線は日本の東の移動し、三陸沖と東シナ海には高気圧はあって、日本付近を広く覆う。

一方、関東沖には低気圧があって、東京(トウキョウ)2.0mm/1h(11:26)など、関東では弱い雨となっている。
また、日本海北部に上空の寒冷渦に対応した低気圧が夕方には北海道の西に進み、渡島半島や秋田県沿岸で荒れた天気となり、檜山・石狩・後志地方と秋田沿岸に暴風雪警報が発表。大沼(オオヌマ)10.0mm/1h(21:22)、江差(エサシ)9.5mm/1h(24:00)、は雨〜霙の模様。

日中の最高気温は曇りや雨となった関東では低く、昨日桜の開花を迎えた東京(トウキョウ)の最高気温は11.2℃(04:16)で平年より3.7℃低く、昨日より8.6℃も低くなって2月中旬並だった。なお、この最高気温は早朝に観測され、日中に向かって低下して正午の気温は8.6℃と季節が逆戻りした寒さとなった。しかし、多くの地域では平年より高く3月下旬〜4月上旬並みで、本日桜の開花を迎えた静岡(シズオカ)の最高気温は18.3℃(15:09)で、平年より2.4℃高く、昨日より3.0℃低く、4月上旬並だった。

また、東北や甲信に内陸を中心に乾燥が進み、湿度の全国最小は松本の6%(13:50)で今年1番の記録。この時点の湿度以外の観測データーは15.3℃・西南西6.8m/sだった。

乗鞍は朝一番から快晴だが、10時頃より上層の高い雲がかかったやや淡い青空が広がる。

〈真冬日〉冬日: 347地点、真冬日:0地点,、
〈最低気温〉 ぬかびら源泉郷(ヌカビラゲンセンキョウ)-8.6℃(05:44) 、 〈最高気温〉石垣島(イシガキジマ) 25.7℃(12:18) 
〈24時間降雪量〉駒ノ湯(コマノユ) 15cm(24:00)
〈日降雨量〉江差(エサシ) 20.5mm 〈24時間降雨量〉宇奈月(ウナヅキ) 58.5mm(00:10) 
〈桜開花〉静岡(平年より4日早く、昨年より6日早い)


●3月21日(土)(乗鞍高原:最低-4.5℃・最高:8℃)※
日本海中部に高気圧があり、北海道を寒冷渦に対応した前線を伴った低気圧が東へ通過。

高気圧に覆われる西日本〜東日本は広く晴れて穏やかな陽気となる一方、北日本は冬型の気圧配置となり、美瑛(ビエイ) 27cm/3h(09:00 3月の1位を更新)・40cm/24h(14:00)、宮城県駒ノ湯(コマノユ)10cm/3h(05:00)・29cm/24h(09:00)など、上空の寒気の影響で北海道や東北では大雪となり、北海道の日本海側(石狩後志)と岩手県で暴風雪警報が発表され、えりも岬(エリモミサキ)36.9m/s西(05:17)、秋田県八森(ハチモリ)28.8m/s西北西(01:50)の最大瞬間風速が観測されている。

日中の気温は晴れた東日本〜西日本は平年より高くなり、4月上旬〜中旬並の気温となり、佐賀では桜が開花。また、山形では梅が開花した。
東京(トウキョウ)17.1℃(13:53)、平年より2.2℃高く昨日より5.9℃高い、4月上旬並
名古屋(ナゴヤ)18.0℃(15:08)、平年より2.7高く昨日より2.0℃高い、4月上旬並
大阪(オオサカ)16.0℃(14:38)、平年より1.0高く昨日より1.7℃高い、3月下旬並 
佐賀(サガ)20.0℃(14:52)、平年より4.0高く昨日より1.4℃高い、4月中旬並 
山形(ヤマガタ)7.5℃(14:30)、平年より2.8低く昨日より6.8℃低い、3月上旬並

乗鞍は雲の全くない快晴が終日続いたが、午前中は風が強く、肌寒い一日。大雪渓では雪崩が発生(大雪渓上部左側)。100メートル四方の大きさで、人的被害はない模様。

〈真冬日〉冬日: 432地点、真冬日:8地点,、
〈最低気温〉 生田原(イクタハラ)-10.5℃(23:58) 、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ)27.6℃(13:31)
〈24時間降雪量〉美瑛(ビエイ)40cm(14:00)
〈日降雨量〉瑞穂(ミズホ)25.0mm 〈24時間降雨量〉城辺(グスクベ)29.0mm(20:00)
〈梅開花〉山形 (平年より13日早く、昨年より10日早い)
〈桜開花〉佐賀(平年より3日早く、昨年より4日早い)

※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。  また、全ての気象現象が記載されているわけではありません。掲載後、内容を修正する場合があります。


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■2026年3月14日(土)     

▼ ウインターシーズンの速報は、ツアーコースを中心としたバックカントリーの情報をお届けしております。なお、現地は冬季閉鎖となっていて、交通手段がありません。冬山経験者のみが入山できる状況となっていますのでご注意ください。

■乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍

先週の春のような陽気から一転して、今週は真冬に逆戻りしたような寒い1週間となりました。この1週間の天気や降雪状況はこちらをご覧ください。(→■この1週間の天候状況 3月8日(日)〜3月14日(土) )

早朝7時の乗鞍高原は快晴無風・マイナス9℃の朝を迎えています。冷え込みは厳しいものの、日差しに力強さがあって、時間とともに日差しの暖かさを感じるようになってきます。雲一つないくっきりとした快晴の青空と乗鞍岳の白銀のコントラストは厳冬期並み。今後は黄砂の影響を受ける機会が増えるため、純白の状態は見納めが近くなりつつあります。道路は国道からスキー場までほぼ乾燥状態ですが、夜間の冷え込みが厳しい状態ですので、夜間凍結には注意が必要です。例年、乗鞍高原内は4月上中旬までは降雪がありますので、スタッドレスタイヤはしばらく必要と思われます。

Mt.乗鞍は今日も通常営業が始まります。今週はほとんど降雪がありませんでしたが、気温が低い状態が続き、積雪量は維持された状態です。現在、山頂80cm(前年比-80cm)、中腹70cm(前年比-80cm)、山麓50cm(前年比-90cm)で昨年よりもかなり少ない状態です。しかし、この積雪量が維持できれば、終了予定日まで営業は可能のようですが、今後は気温が上昇して行くため、かなり厳しい状態が続いています。まとまった降雪がないためバーン状態は硬めですが、日中の日差しで緩んで柔らかくなっています。

■ツアーコース

9時30分のツアーコース入口は快晴無風・プラス12℃。日差しの暖かさを感じるどころか、暑ささえ覚える状態。この日差しに誘われて、朝一番のツアーコース入口には50名以上の入山者がお越しになっています。このほか、リフト営業前に出発した登山者や午後からの入山者などを加えると、少なくとも80名以上は入山したものと思われます。

最近は日が長くなってきたことも影響しているかもしれませんが、ツアーコースを15時以降に登っている入山者の姿が見られました。山荘宿泊を予定されている方が多いようですが、一般的に15時頃までには山荘に到着するようにスケジュールを組むことをお勧めします。冬山に限らず登山では、道中のトラブルを想定したスケジュール感が必要です。(日の高いうちなら、救助ヘリがまだ飛べるが...)

ツアーコース入口付近では新雪20センチほどあって、トレース部分以外は柔らかい部分が残っています。日中は日差しを受けて柔らかくなっているものの、午後になると急に硬くなるのが春先の特徴で、ツアーコースを快適に下山滑走したい場合は早めに下山されることをお勧めします。今日は山頂方面に向かう方が多数いらっしゃり、ツアーコースへの下山が午後になりますが、日が陰ると急に硬くなって滑走しにくい状態となります。転倒などには十分ご注意下さい。

12時の位ヶ原急斜面の気温はプラス12℃。この時期としてはかなり高めの気温です。ただ、空気には冷たさがあって、日差しで暖められた空気は12℃ですが、日陰の空気では6℃程度とかなりの差があります。そのため、バーンは適度は緩み具合といった感じでです。ただ、午後になると、先ほど申し上げたように急に表面が硬くなりパック状態となりますのでご注意ください。

■位ヶ原(山頂方面・すべり台・富士見沢)

今日は終日快晴無風が続き、森林限界を超えた山頂方面でも同様です。13時の位ヶ原の気温は4℃、ツアーコース内と異なり、急に空気の冷たさがかんじられr感じられます。普段の位ヶ原はバーンが硬めですが、今日は比較的やわらかく、積雪量も3週間前から80センチも増加し、この時期らしい積もり方になってきました。(位ヶ原以降は春先から積もり始めます)

今日は登山者だけでなく、スキーヤーやボーダーの方も山頂方面に向かう方が多く、蚕玉岳付近からは無数のシュプールが刻まれていました。山頂に向かった登山者の話では、無風ではないものの、アウターを着込めば十分対応できるレベルで申し分ないロケーションだったとのこと。また、山頂から滑走したスキーヤーは滑りやすいバーンだったとのことでした。ただ、5月上旬ごろまでは稜線付近はバーンが硬いことのほうが多いため、安心して滑走できるようになるのはゴールデンウィーク頃からと考えたほうが良いかと思われます。

今日は夕方近くになって薄い雲が見られたものの、終日に渡って完全無風の快晴が続き、申し分ない一日を送ることができました。

■積雪量(ツアーコース)

本日のツアーコースの積雪量は下記の通りです。昨年よりも35〜60センチ少なく、大幅に少ない状態が続いています。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪70センチ。(先週より5センチ減少、昨年より60センチ少ない。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪90センチ。(先週より10センチ減少、、昨年より35センチ少ない。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪185センチ。(先週より10センチ減少、昨年より40センチ少ない。)

次回速報は3月14日(土)の予定です。(2026/03/14 22:30更新)


3月14日(土)速報 − その他の画像 (クリックで拡大)】

 

■この1週間の天候状況 3月8日(日)〜3月14日(土)

●3月8日(日)雪→晴(乗鞍高原:最低-8℃・最高:3℃)※
各地で風の冷たい一日。日本海側は午前を中心に雪。

オホーツク海には発達した低気圧があり西高東低の冬型となる。低気圧の動きが遅い一方、西からの高気圧の張り出しが強まって等圧線の間隔が狭まり、冷たい北風で強い寒気が流れ込む。このため、山陰から東北にかけて筋状の雲がかかり、青森酸ヶ湯では昨日から積雪が40センチ以上増加して12日ぶりに4メートルを超え、鳥取大山は昨日から30センチ以上増加して10日ぶりに1メートルを超えた。

また、西から高気圧が張り出すため、西日本日本海の雪は次第に収まるが、北陸や北日本日本海側では断続的に雪が続き、猛吹雪となる北海道では昨日は雪の中心が道東だったが、今日は日本海側に変わる。

日中晴れる西日本や東日本でも風が冷たく、最高気温は北海道を除いて平年より低く、2月中下旬並みと季節が逆戻りした。また、最低気温は冬型の気圧配置とは逆に西低東高の分布となった。

乗鞍は明け方より雪が強まり、8時頃は視界も低下して本格的な降り方となるが、10時前より青空が広がりはじめて快晴となる。

〈真冬日〉冬日: 474地点、真冬日:30地点,、
〈最低気温〉 糠内(ヌカナイ)-10.0℃(03:06) 、 〈最高気温〉大原(オオハラ) 23.4℃(13:40)
〈24時間降雪量〉酸ケ湯(スカユ)43cm(16:00)
〈日降雨量〉手稲山(テイネヤマ)32.0mm〈24時間降雨量〉登別(ノボリベツ)63.5mm(00:20)

●3月9日(月)晴(乗鞍高原:最低-10℃・最高:6℃)※
日中は晴れるが次第に下り坂、夜は関東北部や山陰北陸で雨や雪。

日本海では低気圧が発生し夜には若狭湾付近に進む。上空には寒気を伴う気圧の谷があって、別の低気圧が伊豆諸島に発生する。
この影響で日中は太平洋を中心に晴れるが、夕方から山陰で雨が降り始め、鳥取大山(ダイセン) 5cm/3h(24:00)、広島八幡(ヤワタ) 5cm/3h(23:00)など、山陰山陽の山沿いで雪となり、西日本の日本海側や北陸で広く雨や雪となり、二つの低気圧の影響により、北陸や関東では大気が不安定となり、北陸では輪島(輪島)5mm/1h(24:00)と、まとまった雨量(雪)がみられ、東京・埼玉・栃木でも夜遅くから雨で山地で雪となった。

また、明日の朝にかけて、降れば平地でも雪となるマイナス6℃の下層寒気が東日本・西日本の南岸付近まで南下するため、伊豆諸島の発生した低気圧(南岸低気圧)の影響から、今夜から明日朝にかけて関東北部で雪が懸念されていて、関東甲信には今朝6時に「大雪に関する関東甲信地方気象情報 第1号」が発表され、16時には「大雪に関する…第2号」と栃木県に大雪注意報が発表された。
[雪の予想(大雪に関する関東甲信地方気象情報第2号)]明日18時までの24時間:関東北部平地で7センチ

朝は雲が多かった北日本に対して東日本や西日本は晴れて2月中下旬並の冷え込みとなり、東高西低の冬型とは逆のパターンを見せ、紀伊半島、四国、九州などで広く霜注意報が発表された。
最高気温は昨日よりやや高いが、平年並みか平年より1〜2℃低い状態で、昨日のような強い風は収まるため寒さはやや緩む

乗鞍は終日ほぼ快晴。

〈真冬日〉冬日: 572地点、真冬日:8地点,、
〈最低気温〉 帯広泉(オビヒロイズミ)-14.6℃(06:29) 、 〈最高気温〉盛山(モリヤマ)23.5℃(10:43)
〈24時間降雪量〉酸ケ湯(スカユ)33cm(01:00)
〈日降雨量〉大山(ダイセン)20.0mm〈24時間降雨量〉三面(ミオモテ)31.5mm(00:20)


●3月10日(火)雪→晴●(乗鞍高原:最低-10℃・最高:3℃)※
南岸低気圧により関東北部で雪、冬型の気圧配置で北陸など日本海側で雪、そして、東海や関東で風が強く、真冬に逆戻りしたような寒い一日となりました。

若狭湾付近にあった低気圧は明け方にかけて衰弱するが、日本海側には寒気による筋状の雲が流れ込み、未明にかけて山陰で雪や雨で、明け方から午前にかけて雨や雪の範囲は北陸新潟へ移動。
上空にはマイナス30℃以下の真冬並みの寒気が東日本付近まで南下し、その気圧の谷の影響で関東の東にある低気圧は発達を続ける。この影響で都心や多摩地域でも霙が降り、関東北部の雨や雪は未明から午前にかけて埼玉から栃木や茨城、福島へと北上。

雪の状況は下記通り(最大積雪深、最大3時間降雪量、最大24時間降雪量)
栃木県奥日光(オクニッコウ)(日光(ニツコウ)18cm(06:00)、14cm/3h(04:00)、18cm/24h(22:00)
福島県白河(シラカワ)10cm(08:00)、12cm/3h(07:00 3月1位更新)、13cm/24h(24:00)
栃木県宇都宮(ウツノミヤ)12cm(09:00)、10cm/3h(09:00 3月1位更新)、12cm/24h(24:00)
栃木県土呂部(ドロブ)11cm(06:00)、10cm/3h(05:00)、11cm/24h(24:00)
那須高原(ナスコウゲン)8cm(07:00)、7cm/3h(06:00)、8cm/24h(24:00)
また、栃木県と茨城県には大雪注意報は発表される。

太平洋側は関東北部や福島を除いて朝からよく晴れたため冷え込んで、東海から近畿南部、四国、山陽、九州で広く霜注意報。
午後になると上空の寒気が抜けて関東北部や福島も午後には天候回復が、関東から東海、近畿にかけて北寄りの風が強まる。日中は昨日・平年よりも低く2月中下旬〜3月上旬並みとなり、東京の最高気温は8.2℃(15:28)と平年より5.2℃も低く、関東では真冬並みの寒さとなった。夜になってから冷え込みが強くなり、最低気温は夜になってから観測された地点が半数近くに上った。
また北海道上富良野岳では雪崩が発生し、バックカントリーでの人的被害が発生した。

乗鞍は朝5時ごろから雪が降り始めてうっすらと積もる。10時ごろから青空が広がり山頂方面も確認できるようになってきたものの、雪が舞う状態が14時ごろまで続く。高山市内でも明け方はうっすらと雪がつもり、松本市内でも雪が舞った。最低気温は夜になってから観測(-10℃、24:00)

〈真冬日〉冬日: 534地点、真冬日:23地点,、
〈最低気温〉 かびら源泉郷(ヌカビラゲンセンキョウ)-13.6℃(06:17) 、 〈最高気温〉南大東(ミナミダイトウ)(南大東島(ミナミダイトウジマ))*21.8℃(13:31)
〈24時間降雪量〉阿寒湖畔(アカンコハン)19cm(22:00)
〈日降雨量〉栃木(トチギ)23.0mm〈24時間降雨量〉栃木(トチギ) 23.5mm(23:30)

●3月11日(水)晴(乗鞍高原:最低-12℃・最高:5.5℃)※
日本海に中心を持つ高気圧に覆われて、全国的に広く晴れる。

衛星画像を見ると、東北南部太平洋側、関東甲信から東海や西日本の広い範囲で雲のない状態となっている。ただし静岡付近は地上のシアーラインの影響で雲の多い状態で一部雨が降った。
広く晴れた影響で朝の冷え込みが厳しく、東京1.5℃(05:32)2月上旬並、名古屋1.3℃(05:09)2月中旬並、大阪2.4℃(06:23)最も寒い時期を下回るなど各地で冷え込んで、東北南部から九州まで広い地域で霜注意報が発表された。

明後日12日(金)あたりに南岸低気圧の接近により、関東付近で雪の予報が見込まれていたが、低気圧が予想よりも接近しない見込みのため、関東付近は雪にはならない予想となった。
また、フィリピンの東の海上に台風3号が発生。日本には接近しない見込み。

乗鞍は朝から快晴。午後からやや雲が発生するが、良い天気が続いた。

〈真冬日〉冬日: 669地点、真冬日:34地点,、
〈最低気温〉 喜茂別(キモベツ)-15.9℃(06:21)、 〈最高気温〉波照間(ハテルマ) 24.0℃(13:54)
〈24時間降雪量〉阿寒湖畔(アカンコハン)18cm(11:00)
〈日降雨量〉伊仙(イセン)9.0mm〈24時間降雨量〉栃木(トチギ) 23.0mm(01:30)


●3月12日(木)晴(乗鞍高原:最低-8℃・最高:2.5℃)※
今日は北海道と沖縄を除いて、広い範囲で晴れて寒さの緩む一日となる。

大陸からの高気圧の張り出しで広く晴れる。日本の東には発達した低気圧があって、低気圧を回る北寄りの風により北海道は曇や雪。紋別小向(モンベツコムカイ)13cm/3h(11:00)・24cm/24h(24:00)、宇登呂(ウトロ)10cm/3h(10:00)・43cm/24h(24:00)、女満別(メマンベツ) 9cm/3h(23:00)・36cm/24h(24:00)など道東や道北では強い雪が終日に渡って観測され、積雪量も一気に増加した。秋田は晴れているものの、日本海から筋状に雲が流れ込む山形や新潟では雲が多い。なお、静岡付近では昨日に続いて雲が多い状態。

また奄美から沖縄付近では、地上の風が収束し、上空には寒気を伴った気圧の谷が接近して雨雲が発達し、鹿児島小宝島(コダカラジマ)32.5mm(08:28)の激しい雨、沖縄県読谷(ヨミタン)14.0mm(12:30)のやや強い雨が観測され、夕方には奄美大島の東に低気圧が発生し、17時45分ごろには沖縄渡嘉敷島で雹のような氷の粒が確認された。夜には青ヶ島(アオガシマ) 12.5mm(23:01)のやや強いが観測され、雨の範囲は東へ移動した。

一方、午後から全国的に風がやや強まり、晴れた太平洋側では今日も湿度20%前後まで乾燥し、埼玉(サイタマ)14%(14:50)、名古屋(ナゴヤ)16%(14:30)など10%台まで進んだ。全国1位は奈良県上北山(カミキタヤマ)11%(13:20)で、東北から九州の太平洋側には広く乾燥注意報が発表された。

朝は西日本や東日本では2月中旬並み(真冬並み)に朝は冷え込んで、東海から近畿南部、中国、四国、九州で霜注意報。
日中は暖かさはなく、北海道と甲信と山陰を除いて平年並みかやや高い状態にとどまる。

乗鞍は朝は快晴で昼前から雲が多くなるものの晴天が続く。

〈真冬日〉冬日: 562地点、真冬日:42地点,、
〈最低気温〉 幌糠(ホロヌカ)-10.7℃(04:46)、 〈最高気温〉下地島(シモジシマ)22.7℃(12:07)
〈24時間降雪量〉宇登呂(ウトロ)43℃(24:00)
〈日降雨量〉小宝島(コダカラジマ)72.5mm〈24時間降雨量〉小宝島(コダカラジマ)72.5mm(24:00)

●3月13日(金)曇〜雪●(乗鞍高原:最低-6℃・最高:0℃)※
今日は南岸低気圧が陸地からやや離れて東進するため全国的に曇で日本海側は寒気の影響で雨や雪となる。

大陸から高気圧が張り出すが、日本の東にある動動きの遅い発達した低気圧の影響で北海道では連日の猛吹雪。宇登呂(ウトロ)13cm/3h(15:00)・48cm/24h(16:00)、斜里(シャリ)15cm/3h(12:00)・36cm/24h(24:00が観測。宇登呂では降り始めの頃の積雪が85cm(12日0時)だったのに対し、夜には127cm(12日24時)まで達し、さらに翌日夜までには166cm(13日24時)と急増して道内で一番の積雪深。

また奄美の東を東進する発達中の低気圧の影響で、関東東海近畿など太平洋側を中心に曇となっていて、上空の気圧の谷の影響で大気の状態が不安定となり伊豆諸島では雨や風が強く大荒れの天気で八丈島(ハチジョウジマ)8.5mm/1h(10:08)・ 97.0mm/24h(24:00)が観測された。

日本海側も低気圧に向かって流れる北寄りの寒気に影響で雨や雪となっている。大山(ダイセン)12cm/3h(06:00)、兎和田高原(ウワノコウゲン)10cm/3h(05:00)と、強い降雪が続いた。

日中の気温はは昨日より3℃前後低く、日差しのない太平洋側では寒の戻りといっても良い状態。西日本では風も強く寒い。

乗鞍は雲が低く垂れこめて、朝から夕方まで小雪がちらつき、夜になって晴れる。

〈真冬日〉冬日: 432地点、真冬日:22地点,、
〈最低気温〉 沢内(サワウチ-10.3℃(06:17)、 〈最高気温〉下地島(シモジシマ)20.9℃(14:05)
〈24時間降雪量〉宇登呂(ウトロ)48cm(16:00)
〈日降雨量〉八丈島(ハチジョウジマ)97.0mm〈24時間降雨量〉青ヶ島(アオガシマ)99.5mm(22:00)

●3月14日(土)晴(乗鞍高原:最低-8℃・最高:7.5℃)※
全国的に広く晴れた一日。

発達中の低気圧が小笠原諸島付近にあって小笠原初諸島から伊豆諸島は天候が荒れ、八丈島で30.6m/s(00:10)の最大瞬間風速が観測され荒れ模様。
また、北海道の東には低気圧があって、オホーツク海側では雲が多い状態。
いずれの低気圧も上空の寒冷渦の影響で動きが遅く、終日に渡って荒れた状態が続く。

一方、大陸に中心を持つ高気圧が日本列島に張り出し、気圧配置は西高東低の冬型となり、日本海側では雲が多い状態だが、多くの地域は高気圧圏内となり、広く晴れる。ただ、北風が強く、やや肌寒い状況。

日中の最高気温は晴れた太平洋側では平年よりも高くなり、東京(トウキョウ)16.0℃(14:24)、名古屋(ナゴヤ)17.4℃(13:49)、大阪(オオサカ)15.0℃(13:10)など、太平洋側では15℃以上と暖かくなり、東京では一週間ぶりに15℃を超えた。

乗鞍は朝から快晴無風。気温は7.5℃まで上昇し穏やかな一日。

〈真冬日〉冬日: 381地点、真冬日:1地点,、
〈最低気温〉 田代(タシロ)-8.0℃(04:58) 、 〈最高気温〉盛山(モリヤマ)23.5℃(15:13)
〈24時間降雪量〉宇登呂(ウトロ)38cm(01:00)
〈日降雨量〉青ヶ島(アオガシマ)45.0mm〈24時間降雨量〉青ヶ島(アオガシマ)130.5mm(08:50)

※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。  また、全ての気象現象が記載されているわけではありません。掲載後、内容を修正する場合があります。


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■2026年3月7日(土)     

▼ ウインターシーズンの速報は、ツアーコースを中心としたバックカントリーの情報をお届けしております。なお、現地は冬季閉鎖となっていて、交通手段がありません。冬山経験者のみが入山できる状況となっていますのでご注意ください。

■乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍

天気の移り変わりのサイクルが短くなり、今週は2回もまとまった降雪に見舞われ、季節が春へとシフトしている様子がうかがえる1週間となりました。この1週間の天気や降雪状況はこちらをご覧ください。(→■この1週間の天候状況 3月1日(日)〜3月7日(土) )

早朝7時の乗鞍高原は、雪・マイナス2℃の朝を迎えます。未明に降りだした雨が雪へと変わり、一時はバラバラと音を立てる程の勢いで雪が降りました。昨晩からのl降雪は2〜3センチ程度。観光センター周辺はやや湿り気の多い雪のため、スタッドレスタイヤが効きにくい状況。特にスキー場入口から休暇村方面に向かう方は注意が必要です。日が高くなると、部分的に青空が広がるようになりますが、明け方よりも吹雪が強まる気配を感じさせます。

昨日10時前に、前川渡から1km程入った生コン工場付近で、下りのトラックが横転して道路外へ転落した事故が発生し、救助などのため昨日10時45分から通行止めとなりましたが、昨日17時30分に通行止めが解除され、路線バスも通常のルートで運行されました。

Mt.乗鞍は、先日水曜日と今日の雪は恵みの雪となりました。スキー場関係者は「このように小規模な降雪が今後も続いてくれると、ゲレンデコンディションの悪化防止を図ることができて...と安心された様子を見せてくれました。かもしかゲレンデの昨晩からの降雪は20センチほ。そして、リフトの運行が始まると一斉にパウダー狙いのスキーヤー・ボーダーが一斉にかもしかゲレンデに飛び込んで行きます。

■ツアーコース

9時30分のツアーコース入口の天候は吹雪でマイナス2℃。新雪は20センチ程度で厳冬期並みの柔らかい雪が見られますが、下地に硬さが感じられる状況です。厳冬期と比べると気温は高めですが、終始吹雪が続き、鉛色の空が続く状況の中、降りたての新雪に湿り気はほとんど感じられず抵抗感のない上質なパウダーがツアーコース入口から全域にわたって続いていました。

先週は壊滅的に積雪量が減少しましたが、今日の降雪はそれを回復させてくれる積もり方を見せ、ちょうど、先々週の積雪量に近い状況まで回復しました。このため、入口急斜面上端部分もシールで問題なく登攀できる雪質になりましたが、若干苦労される様子も見られましたので、登攀に自信のない方は右側の樹林帯からのアプローチをお勧めします。

時間の経過とともに、部分的に青空が広がるタイミングが見られますが吹雪は終日続き、ツアーコースより上部の天候の回復は見られませんでした。そして、ツアーコース最上部の位ヶ原急斜面の正午の気温はマイナス8℃。この気温の中を降る雪ですから、雪質に間違いはありません。新雪は30センチ前後あって、スノーシューの方は場所によっては太ももまで踏みぬいてしまうほどの柔らかさが見られます。

今日は天候不良のため、これより先の位ヶ原方面に向かう方はなく、ツアーコースでのパウダーランを楽しまれる方がほとんどで、この時期としては申し分ない厳冬期並みのパウダーを堪能されていました。
ただし、これまでの硬いバーンに降った新雪のため、今後、森林限界以降は雪崩に注意が必要です。

■積雪量(ツアーコース)

本日のツアーコースの積雪量は下記の通りです。先週は壊滅的に積雪量が減少しましたが、それを回復させる降雪が見られました。
・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪75センチ。(先週より40センチ増加、昨年より65センチ少ない。)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪100センチ。(先週より20センチ増加、、昨年より15センチ少ない。)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪195センチ。(先週より30センチ増加、昨年より25センチ少ない。)

次回速報は3月14日(土)の予定です。(2026/03/07 22:30更新)


3月7日(土)速報 − その他の画像 (クリックで拡大)】

 

■この1週間の天候状況 3月1日(日)〜3月7日(土)

●3月1日(日)晴●(乗鞍高原:最低-1℃・最高:12℃)※
今日から3月。気象の上では3月から5月は春に分類され、空気に冷たさがあるものの春らしい一日となる。

シベリア付近に中心を持つ高気圧が日本列島まで広く張り出し、昨日、北海道付近に雨や雪をもたらした日本の東の低気圧が移動する。
衛星画像を見ると、北海道や本州の日本海側は雲に覆われて、東北北部には筋状の雲が日本海からかかっている状況だが、北日本から西日本の太平洋側には雲が全くなく、今日は1時間降水量(5mm以上)・3時間降雪量(5cm以上)ともに観測地点がゼロとなった。
また、大陸からの冷たい空気に覆われて朝はやや冷え込むが、晴れたは日中は気温が上昇し3月中下旬並みとなり、一日の気温の差が大きくなったところもあった。

乗鞍は朝7時頃までは低く垂れこめた雲に覆われていたものの、7時45分頃には雲が抜けて、終日快晴の一日となった。


〈真冬日〉冬日: 310地点、真冬日:12地点,、
〈最低気温〉 ぬかびら源泉郷(ヌカビラゲンセンキョウ) -9.9℃(23:58)、 〈最高気温〉西表島(イリオモテジマ)* 26.4℃(13:25)
〈24時間降雪量〉ぬかびら源泉郷(ヌカビラゲンセンキョウ) 20cm(01:00)   (※この日の5cm以上の3時間降雪量観測地点はゼロ)
〈日降雨量〉与那国島(ヨナグニジマ)* 9.0mm〈24時間降雨量〉根室(ネムロ)* 65.0mm(00:30) (3月の1位の値を更新)     (※この日の5mm以上の1時間降水量観測地点はゼロ)

●3月2日(月)晴●(乗鞍高原:最低-2℃・最高:10.5℃)※
東日本から北日本では日中は晴天が続くものの、九州沖縄などに西日本から近畿へと雨の範囲が広がる。

昨日全国的に晴天をもたらしたシベリア付近の高気圧の張り出しは依然と強く、東日本から北日本は広く晴天が続く。一方、東シナ海から東に進む前線上には低気圧が発生し、さらに長江河口付近から別の低気圧が東南東進する。このため、午前中には九州に雨雲がかかり始め、夜には紀伊半島に達する。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州南部や沖縄では雷を伴った激しい雨となる。また、低気圧や前線の動きが遅く、西日本の太平洋側ではまとまった雨となる。

日中の最高気温は雨となった九州で平年より下がったものの、全国的には3月中旬から4月上旬並みとなった。

今日は大陸から太平洋高気圧が大きく張り出すが、明日からは本州南岸を低気圧が進むで雨の中心が東日本に移って、明日は寒気の南下と南岸低気圧による降雪が関東甲信では予測されるため、本日11時と16時過ぎに気象庁より「大雪に関する関東甲信地方気象情報 第1・2号」が発表された。

〈雪の予想〉
・今日18時〜明日3日18時までの24時間に、関東北部山地と甲信地方で20センチなど
・明日3日18時〜明後日4日18時までの24時間に、関東北部山地で30センチ、甲信地方で15センチなど

乗鞍は晴天だが、薄いベールがかかったような淡い青空で昼前から日差しが弱くなる。
今夜から雪が予測され、長野地方気象台からの「大雪に関する長野県気象情報1号」では今後の雪の予想は下記通り。
〈雪の予想〉
・今日18時〜明日3日18時までの24時間に、大北地域山沿い、大北地域平地、乗鞍上高地地域で20センチなど
・明日3日18時〜明後日4日18時までの24時間に、大北地域山沿い15センチ、乗鞍上高地地域などで10センチ

〈真冬日〉冬日: 362地点、真冬日:40地点,、
〈最低気温〉 ぬかびら源泉郷(ヌカビラゲンセンキョウ) -12.7℃(06:31)、 〈最高気温〉与那国島(ヨナグニジマ)* 28.3℃(12:38) 
〈24時間降雪量〉朱鞠内(シュマリナイ) 6cm(05:00)、
〈日降雨量〉尾之間(オノアイダ) 74.5mm〈24時間降雨量〉尾之間(オノアイダ) 74.5mm(24:00)〈桜開花〉  南大東島(平年より41日遅く、昨年より1日早い)

●3月3日(火)雪●(乗鞍高原:最低0.5℃・最高:4℃)※
南岸低気圧の通過により今日は広く雨の一日。乗鞍を含む関東甲信の内陸などでは久しぶりの降雪。関東は雪ではなく雨。

●雨の状況
南岸低気圧が四国沖から東海沖へと比較的遅いスピードで本州南岸を移動。
三重県尾鷲(オワセ)* 228.0mm/24h(21:10)、
高知県室戸岬(ムロトミサキ)* 190.5mm/24h(14:30)、3月1位の値を更新、
東京都 大島町 大島(オオシマ)* 187.0mm/24h(24:00)、3月1位の値を更新 
など、西日本から東日本は沿岸を中心にまとまった雨量となり、3月として記録的な降雨となった観測点もあった。ただ、四国の水がめと言われる早明浦ダムでは貯水率改善には至っていない(43.6%(3/2 24:00)→45.2%(3/3 18:00)).。愛知の宇連ダムなどほかの地域でも同様の状況。

雨の範囲は0時頃の段階では西日本が中心で、6時頃までに東海北陸関東甲信まで広がる一方、九州南部では止み始め、12時頃までに東北南部まで広がって九州と山陽山陰では収まり、24時頃までには東北北部でも雨から雪が広がる。

●雪の状況
甲信の山沿いや東北は雨ではなく雪のエリアが多く、特に長野県北アルプス周辺、東信から群馬山梨付近、新潟群馬の県境付近で雪が強まり、夜になると東北南部でも雪が強まる。
各時間ごとの3時間降雪量の全国1位の状況をみると、
群馬県 吾妻郡草津町 草津(クサツ) 6mm/3h(11:00)
日光市 奥日光(オクニッコウ)(日光(ニツコウ))* 6mm/3h(14:00)
福島県 岩瀬郡天栄村 湯本(ユモト) 11mm/1h(18:00)
など、雪の強い地域が北上していることがわかる。
今回の南岸低気圧による降雪は、都心や多摩・箱根など関東では見られなかった。

●気温
気温は雨の上がった九州では昨日よりも高く、雨が続き山地で雪となった東海や関東甲信では昨日より3〜8℃程低下し、2月下旬〜3月上中旬並でこの時期らしい気温に戻る。

●今後の雪の予想
「大雪と高波及び強風に関する関東甲信地方気象情報 第4号2026年03月03日16時19分 気象庁発表」では、
明日の18時までの24時間に、
関東地方北部の山地 30センチ
関東地方北部の平地 8センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10センチ
甲信地方 20センチ
が予測されている。

●交通
・JR東日本は、小海線で17時から運休予定。3日は午後4時以降に始発駅を出発する「あずさ」「かいじ」「富士回遊」のほとんどの列車、上下計19本を全区間運休します。
・ネクスコ中日本は、東富士五湖道路 河口湖IC〜須走IC(上下線)で16時より通行止。並行する国道138号 旭日丘交差点〜道の駅すばしり交差点(延⻑8.2km)でも同時に通行止実施

●皆既月食
今日は皆既月食だが、全国的に雨または曇となっていて、雨が収まった九州宮崎など、観測できたのは一部の地域にとどまった。

●乗鞍
乗鞍は未明より雨で4時過ぎから雪に変わる。3時以降は雨量換算で1〜2mm/1hの降雪が続き、8時過ぎの時点で気温は1.5℃で、風はなく降雪が続き5センチの積雪。
視界が悪く観光センターから鳥居尾根コースが確認できない程度まで雲が低く垂れこめている。
雪の範囲は広がって、9時ごろには風穴の里辺りまで雨から雪に変わった。
午前中は雪の降り方が強かったものの午後から一旦降り方が弱まるが再び降り方が戻る。
なお、松本市内や高山市内は雪ではなく雨だった。

<降雪状況(降り始めからの積雪量)>
8時 乗鞍高原5cm
12時 乗鞍高原10cm、かもしかゲレンデ20cm、位ヶ原山荘10cm
16時 乗鞍高原15cm

<雨量>
1mm/1h以上の雨量は3時30分から観測され、8時〜10時の間の3mm/1hの雨量(降雪)を最大に、午前中は概ね1〜2mm/1h、午後は1mm/1hが続き、始めから24時までの21時間に25mmの降雨(降雪)となった。なお、最終の雨量観測時刻は翌日の00:40だった。

<注意報>
2026年03月03日04時18分発表
長野県北部・中部に大雪注意報・なだれ注意報・着雪注意報
長野県南部に大雪注意報・着雪注意報

2026年3月3日21時37分
松本市・乗鞍上高地地域の大雪注意報解除

2026年03月04日03時33分発表
長野県北部・長野県中部の大雪注意報・着雪注意報解除

<今後の雪>
大雪に関する長野県気象情報 第3号2026年03月03日15時49分 長野地方気象台発表では
明日18時までの24時間に
大北山沿い、上田地域の菅平、乗鞍上高地地域、諏訪地域で20センチ

〈真冬日〉冬日: 300地点、真冬日:7地点,、
〈最低気温〉 ぬかびら源泉郷(ヌカビラゲンセンキョウ) -11.0℃(05:37)、 〈最高気温〉西都(サイト) 24.0℃15:04)
〈24時間降雪量〉那須高原(ナスコウゲン) 23cm(24:00)
〈日降雨量〉尾鷲(オワセ)* 205.0mm〈24時間降雨量〉尾鷲(オワセ)* 228.0mm(21:10)

●3月4日(水)晴●(乗鞍高原:最低-6℃・最高:6.5℃)
昨日、雨や雪となった東日本では天候が回復し、雨や雪の中心は東北や北海道へ移る。

伊豆諸島付近にある前線を伴った低気圧は、中心気圧が12時間(3時→15時)で12hPaも低下して、急速に発達しながら銚子沖〜三陸沖付近へゆっくりと北上。このため、関東甲信は朝まで雨や雪で、北日本は夜にかけて雪で太平洋側は大雪。北海道は低気圧を取り巻く東寄りの風により、広尾(ヒロオ)13cm/3h(12:00)・65cm/24h(24:00)、大樹(タイキ)13cm/3h(12:00)・67cm/24h(24:00)など十勝地方で激しい降雪が終日に渡って続いた。広尾の65cm/24hは観測史上2番目の24時間降雪量となった。

低気圧が抜けた関東から沖縄は広く晴れるが、低気圧の急発達により北側では気圧傾度が高く、関東や東海では沿岸を中心に風が強い。また冬型の気圧配置となり日本海には筋状の雲が流れ込んで、北海道日本海側、東北・北陸の日本海側から山陰にかけて雨や雪となる。日本海には別の低気圧があって北陸付近は雨が続く。

全国的に北寄りの風で気温は上がらず。関東の一部を除いて平年並みで、日本海側と東北では平年よりやや低めだった。風が強く、寒さが戻った一日だった。

乗鞍は山頂付近に雲がかかるが朝から快晴。最低気温は-6℃で、隣の奈川も最低気温が-6℃まで低下し本日全国1位の冷え込みとなる。日中、北寄りの風で気温が上がらず、寒気の影響で断続的に弱い雪が続き、松本市内でも日中にわか雨が降った。

昨日未明からの降雪は累積雨量で26mmだったが、乗鞍高原での昨日からの積雪量は10cm、位ヶ原山荘で15cm。雪不足が続くMt.乗鞍では、今回の降雪による積雪量の増加はほとんどなく、山頂80cm・中腹70cm・山麓50cmで昨日から変化はない。

〈真冬日〉冬日: 229地点、真冬日:16地点,、
〈最低気温〉 奈川(ナガワ) -6.0℃(23:54)、 〈最高気温〉盛山(モリヤマ) 24.6℃13:49)
〈24時間降雪量〉大樹(タイキ) 67cm(24:00)
〈日降雨量〉鹿嶋(カシマ) 89.0 mm〈24時間降雨量〉大島(オオシマ)* 227.0mm(04:00)


●3月5日(木)晴●(乗鞍高原:最低-6.5℃・最高:5.5℃)※
今日は啓蟄。北海道の太平洋側や東北では雪が続くが、低気圧が移動し太平洋側から高気圧が張り出すため、全国的に天気の良い状態の一日となる。

急速に発達した低気圧が日本の東にあり、津軽海峡付近にも別の低気圧がある。このため、午前中は北海道の太平洋側で雪が強く、東北北部太平洋側や東北日本海側で雨となっている。午後は日本の東の低気圧は東へ移動し、津軽海峡の低気圧は衰弱していくため、次第に雨や雪は収まるが、気圧傾度が強い状況は続くため、北日本や東日本の太平洋側を中心に風の強い状態が続く。

西日本や東日本は大陸から張り出す高気圧により広く晴れる。大陸からの北寄りの風により、気温はこの時期らしい気温となる。関東内陸で乾燥が目立ち、東日本から西日本はスギ花粉飛散のピークを迎える。

朝の最低気温は放射冷却の進んだ長野県で冷え込みが目立ち、日中は3月中下旬のところが多い。

乗鞍は快晴。朝の最低気温は-6.5℃で、隣の奈川の最低気温は-7.9℃(06:48)で全国1位まで冷え込んで2月下旬並。

〈真冬日〉冬日: 315地点、真冬日:4地点,、
〈最低気温〉 奈川(ナガワ) -7.9℃(06:48)、 〈最高気温〉仲筋(ナカスジ) 24.0℃(13:14)
〈24時間降雪量〉広尾(ヒロオ)* 69cm(03:00)
〈日降雨量〉小国(オグニ) 19.5mm〈24時間降雨量〉鹿嶋(カシマ) 88.0 mm(00:10)




●3月6日(金)曇(乗鞍高原:最低-4℃・最高:10.5℃)※
今日は西から天気が下り坂。九州は朝から雨、東日本も夜には雨となりました。

朝は移動性高気圧の覆われていて、朝は晴れている地域も、寒気を伴った上空の気圧に対応する低気圧が発達しながら朝鮮半島から日本海へとゆっくり進み、日中l、寒冷前線が西日本や東日本を通過。また東シナ海から九州北部にかけて別の前線が発生して、九州北部付近で先の低気圧の寒冷前線と一体化する。
前線がかかる九州北部では、大気の状態が不安定で、長崎県五島では5時12分に竜巻注意情報が発表され、長崎県長浦岳(ナガウラダケ)42.5mm/1h(08:19)の激しい雨が観測された。また、東海と関東には雷と突風に関する気象情報が発表された。

低気圧の動きが遅く、九州・中国は朝から、四国は午後から雨となる。近畿は夜の初め頃、東海・関東甲信は夜遅くから雨となった。

乗鞍は終日曇。視界は山頂まで良好。ただし、22時30分より雨が降り、24時までに6mmの降水を観測。翌日にかけて雪となった。

〈真冬日〉冬日: 400地点、真冬日:4地点,、
〈最低気温〉 阿寒湖畔(アカンコハン) -9.2℃(06:17)、 〈最高気温〉盛山(モリヤマ) 26.3℃(13:44)
〈24時間降雪量〉大井沢(オオイサワ) 8cm(01:00)
〈日降雨量〉長浦岳(ナガウラダケ) 64.0mm〈24時間降雨量〉長浦岳(ナガウラダケ) 64.0mm(8:40)

●3月7日(土)雪(乗鞍高原:最低 -7℃・最高:2.5℃)※
天気が次第に冬型へ移行し、日本海側は雪、太平洋側は晴、北寄りの風の強くなって、夜にかけて気温が低下する。

日本海側にある低気圧から延びる寒冷前線が昨晩から明け方にかけて東日本を通過。また、新たな低気圧が三陸沖に発生する。

このため、東北日本海側から北陸・山陰で雨や雪。特に低気圧周辺では雪や雨が強まり、飛島(トビシマ)33.7m/s西南西(11:57)、秋田(アキタ)*28.7m/s西南西(11:11)の最大瞬間風速が観測されて北日本で風が強い。三陸沖の低気圧の影響で、十勝地方などでは風雪が強まり、上札内(カミサツナイ)15cm/3h(09:00)、登別(ノボリベツ) 41cm/24h(22:00) が観測された。

低気圧は上空の気圧の谷の中心に入るため動きが遅く、その一方、西から高気圧の張り出しが強まることから、冬型は強まって、大山(ダイセン)12cm/3h(21:00)など、西日本の日本海側では夜になってから雪が強まり、全国的にも最低気温が昼以降に観測された地点が多かった。

乗鞍は昨晩降り始めた雨が未明に雪へと変わり、午前中は雪で、午後から日差しが差し始めて晴れるものの、雪のちらつく状況は終日に渡って続いた。朝の最低気温は-2℃と冷え込みは強くなかったものの、最高気温は2.5℃までしか上昇せず比較的寒い一日。一日を通した最低気温は-7℃で夜23時40分に観測された。昨晩22時30分から降り始めた雨(雪)は断続的に1mm/1h程が10時まで続き、累積雨量は10mmとなった。

〈真冬日〉冬日: 219地点、真冬日:3地点,、
〈最低気温〉 帯広泉(オビヒロイズミ) -8.9℃(23:43)、 〈最高気温〉旧東(キュウトウ) 23.2℃(12:40)
〈24時間降雪量〉登別(ノボリベツ) 41cm(22:00) 
〈日降雨量〉登別(ノボリベツ) 63.5mm〈24時間降雨量〉登別(ノボリベツ) 65.0mm(22:30)


※ 気温は測定場所の局地的な測定結果であり、その地域の代表値ではありません。  また、全ての気象現象が記載されているわけではありません。掲載後、内容を修正する場合があります。


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