ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.7(2003/07/05) D
【帰りのバス】
行きが混んでいれば、もちろん帰りも混んでいるという状況は大方予測がつきます。
こちらは7月6日(日) 15:00の乗鞍高原行きのバスです。この時間帯になるとスキーヤー・ボーダーの中でもバスを待つ人たちが増えてきます。
バスの窓から中をご覧になるとお分かりかと思いますが、畳平から既に多くの人たちが乗車されています。行きの時と同様にスキー板などをトランクに預けます。
満席 |
バスに乗り込むとご覧のように満席。床下のトランクに入りきらなかったボードを補助席で抱えています。この日の15:00のバスは肩の小屋口バス停から乗り込んでちょうど満席で問題はなかったのですが、前日の7月5日(土)の15:00のバスは畳平を出発した時点で満席であったため、急遽山麓から臨時バスが出たそうで、30分以上遅れてしまったようです。ですから、大雪渓から下山をされる際には時間に余裕をもって、スケジュールを立てるようお願いいたします。
6月の岐阜県側のシャトルバスには車掌さんがいませんでしたが、7月の長野県側には乗車されています。運賃箱の左側の手すりには無線のマイクがぶら下げてあります。この無線で対向するシャトルバスと通過したバス停の位置や待機方法について連絡を取り合います。
申し上げるのを忘れていましたが、車速は時速30キロ前後。乗鞍スカイラインのシャトルバスよりゆっくりなため、よほどのことがない限り、酔うことはないと思います。
対向するバスが近隣のバス停を通過すると待機できそうな箇所で対向のバスがやってくるのを待ちます。乗鞍スカイラインでもカーブ箇所などすれ違いが大変なところがあるくらいですので、県道乗鞍岳線での運行は大変なものがあると思います。
マイカー規制以前に大型車の時間帯通行規制が始まり、現在も観光バスについては通行時間規制が行われています(午前:上り、午後:下り)。しかし、その規制が行われる前はヘアピンカーブなどで鉢合わせしたバス同士がニッチもサッチも行かずに大渋滞していたなんて言うのが日常茶飯事だったことは、今では笑い話となるでしょう。因みに安房トンネルができる前の安房峠も、大型トラックなどでそんな状態が良く見られました。
長野県側のシャトルバスが本格的に運行を始めて最初の週末。いろいろなところで混乱があったかと思います。これから本格的な夏山シーズンを向かえ、スムーズに運行できることを願っております。
7月最初の週末で、乗鞍高原もまだそんなに人出は多くない状態でも、満員でバスに乗れない状態がちらほら見受けられ、ちょっぴり不安があるというのが正直な感想です。(まぁ〜バス会社さんも試行錯誤のところがあるかと思いますが...)
【昨年の今ごろは?】
date:2002/07/06 |
ほとんど昨年と変化はありません。
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