ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2005/07/31) A

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7

(Update:2005/08/04)

 

【雪渓下部T つづき】

コブライン1本滑走可能

先週あたりからメインの滑走エリアが雪渓下部から雪渓上部に移行しつつあり、多くのスキーヤーが雪渓中段や雪渓上部に移動していますが、それでも滑走できないことはありません。

 

コブラインは雪渓下部の一番右寄り

今週はいつものコブラインが1本だけ滑走できます。雪渓下部の一番右側で、ここが滑走距離から考えても一番長くコースを取ることができます。また、ここより左側の部分は滑走距離が短くなりますが滑走できないことはありません。

 

雪渓の上端も登山道からかなり離れ

こちらは登山道から見た雪渓下部の上端付近。右上に見える小高い岩場がいつも紹介しているモーグルコーススタート付近で、先週まではその岩場のすぐ下を通る登山道付近まで雪渓がありましたが、登山道からは5〜10メートル近く離れ、雪渓がどんどん小さくなっていく様子がわかります。

 

雪渓下部 上端 コブラインの隣には岩

雪渓下部の上端は先週より5〜10メートルほど下に後退しています。高さでも1メートル以上は雪解けしています。右の画像のようにスタートから2〜3ターン目で岩のすぐ横を通っています。来週はここから上部は滑走できなくなっていると思います。

この付近の雪解けの状況は2003年よりも1週間程度早くなっています。

 

今日のコブラインは15ターン

それでもまだ15ターン滑走できます。ただ、ゴールエリアで岩の頭が出始めていて、先ほどお伝えしたように上部も2〜3ターンは確実になくなってしまうと思いますので、ここで滑走できるのも今週で最後になる可能性もあります。

 

雪渓下部左側

コブラインのあった右側とは反対の左側は、今週に入って完全に滑走できない状態になってしまいました。下山のため、画像の右上の雪渓中段より滑り降りてきても、ここでいったん板をはずし、雪渓下部の右側のほうへ歩いて移動することになります。

2003年で雪渓中段から雪渓下部へ滑って下山することができなくなったのは8月第2週で、今年はそれよりも1週間程度早い状況です。

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会