第4回 乗鞍天空マラソン

(2009/06/20〜21) @

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(Update:2008/07/03)

 

今回は4回目を迎える乗鞍天空マラソン。この時期に開催されるため、どうしても雨に見舞われることが多く、第1回大会を除いて全て雨。第2回大会は気温6℃の大雪渓駐車場の折り返し地点までやってきたランナーは、顔をこわばらせながら下山していったことが印象的でした。そして、昨年は強風豪雨の天候となり、大会当日のスタート前に折り返し地点を、急遽、冷泉小屋に引き下げて開催されました。

そして、今年もやはり雨。特にレース前日の20日(土)は秋を思わせるような晴天となっただけに、悔しい思いをされた方も多かったように思います。今回の大会からスタート地点がこれまでの三本滝ゲートから観光センター前に引き下げられ、区間が7kmほど長くなっています。ただ、今年も大雪渓駐車場付近の天候状況を考慮して、スタート直前に折り返し地点を位ヶ原山荘に引き下げての開催となりました。

そんな大会の様子をお伝えしたします。

◎ 今回の目次

Page-1 : 【6月20日(土)、観光センター前駐車場】       【6月21日(日)、大会当日は雨】
Page-2 : 【レースが始まります】       【レース開始直後から...】
Page-3 : 【折り返し地点の位ヶ原山荘】
Page-4 : 【レースは中盤を迎えて】       【レース終盤】        <編集後記>
 

  

 

【6月20日(土)、観光センター前駐車場】

こちらは大会前日の観光センター前。

 

出場選手は観光センター内へ

観光センターは明日の大会の受付会場となっていて、続々と選手の方々がお越しになります。

 

大会受付 − ゼッケンなどを受け取ります

まずは郵送された書類をもとに氏名などを照合して受付の処理が行われます。この際にゼッケンなどが手渡されます。

 

地元の方が総出で運営します

これらの仕事はすべて地元の旅館・民宿の方々が総出で行います。

 

明日の大会に預ける荷物を入れる袋 − ゼッケン番号と名前を記入

受付を済ませると、その隣にはビニール袋にゼッケン番号と氏名を記入するように掲示されています。レース時に預ける荷物をこの袋に入れるわけですが、特に今回からはスタート地点とゴール地点が異なっているため、必要最低限のものは預ける必要があり、雨に降られて ずぶ濡れになることも予測し、ゴール後、すぐに必要となるタオルなど必要最低限のものを詰め込まなければなりません。

 

マラソン関連用品の展示・販売

観光センター駐車場の一角ではウェアーやシューズなど、関連する用品の展示・販売が行われていて、受付を終えた選手の方々でにぎわう様子が見られます。

 

午前中の快晴からノリクラすら見えない曇り空 − 明日の天候が危惧されます

時刻は16時を回り、午前中の快晴はもう完全に姿を消しています。西の空ではノリクラの頂が雲の中に隠れ始め、明日はこのテントが役立たないことを祈るばかりです。

 

【6月21日(日)、大会当日は雨】

雨の大会当日 − 大粒の雫が滝のように

昨晩から降り始めた雨が日付が変わっても降り続き、大会当日の6月21日(日)はまとまった雨脚の朝を迎えます。観光センターの庇からは大粒の雫が激しく落下しています。

 

その観光センター前にはご覧のような傘の列が並んでいます。

 

当日受付の列に追われます

昨日、お越しになることができなかった選手の方が当日受付をされています。朝6時30分から7時30分までの一時間しかない中、スタッフの方々はてんやわんやになりながら、大会が始まる直前まで応対します。

 

売店 − 気になる商品はやはり合羽

こちらは観光センター内の売店。訪れた選手の方々に目に止まるのは やはり合羽(レインコート)。着ても着なくても実際にはずぶ濡れになることは間違いありませんが、今回のレースでも、合羽を着ている選手と着ていない選手の方は半々で、特に今回は比較的気温が高く、着なくても寒さは感じないということも考えられたのかもしれません。

 

軒先に 選手が集まり 雨宿り

レース開始まであと30分ほど。続々と集まってきた選手の方は雨を避けようと、観光センターの軒先に身を寄せます。

 

軒先にはゼッケンをつける選手の姿 ゼッケンには計測用チップが
取り付けてあります

その軒先ではレースに出場するためにゼッケンをウェアーに止める姿があり、ゼッケンには右の画像のように計測用のチップが取り付けてあります。

 

急勾配のコースははじめて − 「若さでがんばります!」

今回初めて出場されるというこちらの方々、出場している職場の方に触発されて今回お越しになりました。ハーフマラソンは走ったことはあるものの、今回のような急勾配のコースは初めてとのこと。でも、「若さでがんばります!」と、この雨の中でもにこやかでした。

 

全員合羽で準備万端 − 「昨年の大会から比べれば大したことありません!!」

こちらの方々はいつでもスタートOKといったハイテンションなノリで笑顔を見せてくれました。この大会は4回とも出場され、ご覧の通り、全員が合羽に身を包んで準備万全です。「昨年の大会から比べれば今日の雨はまだマシです!」と、余裕そのものです。 Next

 

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