ノリクラ 雪渓カレンダー
 
プレリリース版 Vol.6(2013/04/25〜29) G

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(Update:2013/05/02)

 

【4月28日(日)、位ヶ原山荘で乗鞍サミット】

こちらは標高2350メートルの位ヶ原山荘。

 

位ヶ原山荘は厳冬期も営業する数少ない山小屋

位ヶ原山荘は厳冬期も営業している数少ない山小屋で、乗鞍岳春山バスの運休が続いたゴールデンウィーク前半も、予約者の多くが歩いて山荘までお越しになり、その盛況振りがうかがえます。

 

乗鞍サミット − 冬の常連が集う

今日は毎年定期開催している乗鞍サミットで位ヶ原山荘に訪れます。冬のノリクラの常連の方々を中心に集まります。

 

冬の思い出を一つ一つ紐解く

サミットという名前の由来はもう忘れてしまいましたが、普段、フィールドで顔をあわせる方々集まって語り合うだけのもので、春サミットはこれまでの冬の思い出を一つ一つ紐解くだけで一晩が一晩が終わってしまうほどです。

やはりメインイベントは夕食のひととき...

 

乾杯!

もちろん、乾杯からスタートです。

 

となりの席の方も、今晩の乗鞍サミットに飛び入り参加

ちょうど、となりのお席の方もWebSiteをご愛読して頂き、サミットに飛び入り参加して頂きました。

 

山小屋初めてなんですよ! 鍋をつつく

サミット参加者の中には「山小屋での宿泊は初めてなんですよ。位ヶ原山荘が楽しみです。」と、おっしゃる方もいらっしゃり、いつも日帰りで位ヶ原山荘に立ち寄る冬の常連の方も、今回のようなサミットをきっかけに、ノリクラでの山スキーにさらに傾倒してもらえたら、それは幸いなこと...

 

飲んで笑って、忘れたいことを忘れて... 長い夜が続きます

飲んで笑って、忘れたいことを忘れて...このひと時が日々の生活をおくる上でも重要かもしれませんね。

翌朝4月30日(月)、どんよりとした朝

そして、翌日4月30日(月)、ややどんよりとした雰囲気の朝を迎えます。西からの強い風が吹き抜けますが、6時の気温は0℃と寒さはなく、ご覧通り、剣ヶ峰方面もくっきり姿をあらわしています。

 

出発の準備

そして、サミット参加の方々も出発の準備が始まります。

 

@ シールを貼る(スプリットボード) A ボードを分割(スプリットボード)
B ビンディンを縦に装着(スプリットボード) C 左右を逆にして完成!

シールを貼って、ボードを分割して、ビンディングを縦に取り付けて、さらに板の左右を逆にすれば完成!

 

「今日はどこに行こうかなぁ〜」

「今日はどこに行こうかなぁ〜」パウダーの匂いがする方向に鼻をクンクンさせながら出発です。

 

冬が終わって春スキーのシーズンへ

ゴールデンウィークが終わると、冬のシーズンはほぼ完全に終了し、これからのノリクラは春スキーへのシーズンが始まります。気分的にも気候的にも穏やかにさせてくれる春スキーは冬とは別の楽しさがあります。

雪がなくなるまで、まだまだノリクラを楽しみます。

 

<編集後記>

「ノリクラ雪渓カレンダー正式版へバトンタッチします。」

3月23日(土)より開始した ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版 の連載は、今回の Vol.6 で最後となります。冬の名残が感じられる春先のノリクラの様子が少しでも伝わればと思っております。その後は、5月中旬より、ノリクラ雪渓カレンダー正式版 の連載が始まりますので、実質的にはノリクラ雪渓カレンダーは、名前を少しだけ変えてそのまま継続する形です。正式版の連載は10月末まで続きますので、これからもご愛読のほどよろしくお願いいたします。

さて、ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版 の始まる前の真冬のシーズンは、トップページに掲載している速報のみお届けしておりますが、厳冬期にノリクラ雪渓カレンダーを掲載しないのは、それだけのボリュームを取材をすることが困難だからです。現地状況を手帳に記録するしたり、カメラを構えてシャッターを切るという一つ一つの動作が、マイナス10℃を下回る中ではきわめて難しい作業で、体力を消耗させるものなのです。

二重にも三重にも重ね合わせたグローブを装着したまま、諸々の操作をすることの困難さに加えて、厳しい寒さで思考回路が低下する状況もあり、速報をお届けするだけで精一杯といった状況です。

これからは季節が刻々と変化して、残雪の春山から新緑の明るさが目に優しく映るようになり、さらに6月上旬の梅雨入りまで一気に進んで行きます。そして、急峻な自動車道を利用したヒルクライム・マラソンの季節を迎え、乗鞍天空マラソン(6月23日(日)、乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(7月7日(日)、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍(9月1日(日)と、夏スキーのシーズンに連動するように季節が進み、秋の紅葉でクライマックスを迎えます。

そんなノリクラの移り変わりを、ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 では刻々とお伝えして行きたいと思います。どうかこれからも皆様のご支援・ご協力の下で連載して行きたいと思います。

 

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