ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.2(2014/03/29) A

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(Update:2014/04/03)

 

【リフトに乗ってツアーコースへ】

夢の平クワッドリフト

ツアーコース入口へは、@やまぼうしリフト→A夢の平クワッドリフト→Bかもしかリフト の3本を乗り継ぎます。また、@やまぼうしリフトを利用せず、チケットセンターからA夢の平クワッドリフトまでゲレンデ内を歩く方もいらっしゃいます。(歩く場合はゲレンデの隅をお願いします。)

 

夢の平クワッドリフト乗り場 春の雪質になってもバーンコンディションは良好

こちらは二番目の夢の平クワッドリフト。リフト線下のゲレンデは、さすがに真冬のような びしっと締まった雪質ではありませんが、石や土などが出ているところは全くありませんので、安心して滑走可能です。

 

夢の平クワッドリフト → かもしかリフト

夢の平クワッドリフトを降りて、次はかもしかリフトに向かいます。このリフトでスキー場最上部のツアーコース入口に到達できます。

 

ペアリフトですから2人乗車 ザック携行の場合は1人乗車が安全

普通は二人掛けのペアリフトも、ザックを持ったバックカントリースキーヤーの方は一人で乗車されたほうが安全です。また、わかんやスノーシューは装着したまま乗車することはできませんのでご注意ください。

 

最上部のかもしかゲレンデも春の雪質

スキー場最上部の標高1800m〜2000mのかもしかゲレンデでも、ご覧のように春先のコンディションとなっています。もう完全に冬は終わった感じです。

 

営業終了後もゴールデンウィークぐらいまでは積雪がある

かもしかゲレンデ付近は積雪がかなりあって、標高が高いため雪解けも遅く、次週末にはスキー場の営業が終了するものの、まだまだ滑走可能です。実際、ツアーコースを下山して、さらにかもしかゲレンデを滑走して三本滝レストハウスまで滑り降りることは、ゴールデンウィークぐらいまで可能です。

 

ツアーコース入口

かもしかリフトを降りると、すぐ目の前にツアーコース入口です。ここまではゲレンデ内ですから、迷うことはないでしょう。

 

【ツアーコース入口】

ツアーコース入口

8時30分のリフト運行営業開始と同時に乗車すると、9時前にはツアーコース入口に到達することができるはずです。ご覧のように今日もたくさんのバックカントリースキーヤー・ボーダーの方々がお越しになっています。

 

一斉にスタート 9時の時点で50名ほど − 常連のスキーヤーも人出に驚く

9時の時点で50名ほどの方がツアーコース入口にお越しになり一斉にスタートします。厳冬期の人出とは比べ物にならない状況に、ノリクラの常連スキーヤーも驚くばかり...

 

シールワックス − シールの撥水・凍結防止に

9時のツアーコース入口の気温は5℃。この時期はスタート地点ではプラスの気温でも、上部に向かうとマイナスになることが多く、そうなると、濡れたシールが凍り付いて雪が着雪し、シール部分が次第に下駄のようになってしまい、非常に歩きにくくなります。

それを防ぐために、シールワックスを塗ると、ある程度防止することが可能です。しかし、もし凍りついた場合は、スクレーパーで剥ぎ取るしかありませんので、スクレーパー(なければ物差し状のもの)を持参されると良いでしょう。

 

気温5℃ − マイナスからプラスに転じると寒さはなくなる(暑くなる)

終日氷点下ばかりの厳冬期と比べて、気温がマイナスからプラスに転じると、寒さは全く感じなくなります。日常生活だと信じられないことかもしれませんが、その違いは本当に大きなものです。今日はプラス5℃もありますから、暑いといってもよい状態。画像ではまだアウターを着ていらっしゃる方もいますが、急斜面の途中でアウターを脱ぎだす様子があちこちで見られました。

 

30分もしないうちにもぬけの殻

そして、ものの30分もしないうちに先ほどまでの喧騒はどこに行ったものか...残っているのは無数の足跡と上空の綺麗な鰯雲だけ...朝一番の光景をご存じなければ、ノリクラのツアーコースがこんなに人気のスポットであることは想像にも及ばないことでしょう。

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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