第9回 乗鞍天空マラソン

(2014/06/21〜22) D

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(Update:2014/07/04)

 

【大雪渓のエイドステーション】

間もなく折り返し地点 − ここを通過しないと失格になります

ようやくたどり着いたのが、標高2600メートルの折り返し地点。折り返し地点より手前に大雪渓エイドステーションが見えてしまいますが、必ず折り返し地点を通過した後に、エイドステーションに立ち寄るようお願いいたします。先にエイドステーションに立ち寄って、折り返し地点を通過することを忘れてしまうと、失格になってしまいます。

 

折り返し地点の大雪渓(18km地点) − 通過後、エイドステーションへ

折り返し地点は、到着した選手の方々の記念撮影が、絶えず行われていました。折り返し地点を通過後は、大雪渓エイドステーションへと誘導されます。

 

大雪渓・山頂方面 − 濃霧で視界不良

せっかく大雪渓までやって来たのに、今日は山頂方面の眺望は全くありません。

 

大雪渓では夏スキーを楽しむ(前日撮影)

こちらは、昨日撮影した大雪渓の様子。天候が良ければ、夏スキーを楽しむ方々の様子を、このようにご覧になれるはずでした。乗鞍大雪渓での夏スキーはこれからが本番、左の画像に見られる大雪渓入口付近は7月下旬まで滑走可能で、さらに奥のほうでは8月下旬まで滑走可能です。また、今年は例年よりも積雪量が多い傾向が見られるため、もう少しシーズンが延びるかもしれません。

もし、この画像をご覧になって、夏スキーに興味をお持ちになられたら、ぜひとも乗鞍大雪渓にお越し下さい。その際は、当WebSiteで夏スキーの情報をくまなくチェックしていただいたほうがよいかと思います。(昨年のノリクラ雪渓カレンダー速報バックナンバーを参照して下さい。)

 

気温6℃、悴む手をバケツのお湯に浸す やかんで湯を補充 − 「うほ〜、気持ちいい...」

大雪渓のエイドステーションの気温は6℃で朝からほとんど変わりません。雨も降り止まない中、濡れた体は、気温以上に冷え込んでしまいます。

「手が冷たい人!お湯ありますから!!」
スタッフの呼びかけに、お湯を張った鍋やバケツに集まります。「うほ〜、気持ちいい...」

 

スポーツドリンクも急遽ホットに...

「暖かい飲み物、いかがですか〜」というスタッフの連呼が...普段ならアイス専用のスポーツ飲料も、この状況では喉を通りません。「ホットのスポーツ飲料?」と、最初は怪訝そうな選手も、「あったかい。うれしい〜!」と、飲み干す様子が見られました。

 

雨を吸い込んで頭の帽子が重たい! 何個もおにぎりをほおばりながら「下り、頑張ります」

速乾性のランニングウェアでも完全にびしょぬれなのに、着ぐるみで仮装した選手はもっと大変...クマの着ぐるみの選手は、「雨を吸い込んで頭の帽子が重たい!」

そして、雷様の仮装の選手は、何個もおにぎりをほおばりながら...「下り頑張らないと!登りは適当に...下りは飛ばすんでエネルギー補給ですよ(笑)。去年走ってわかったんだけど、下りのほうがつらい。登りは写真を撮りながらゆっくり来たけど、下りは一目散に降りてきますよ!」

 

毎年恒例−乗鞍高原女将の手作り煮物 塩気のあるきゅうりの漬物も人気

エイドステーションには飲料水、バナナといった水分・栄養補給の食べ物のほか、毎年人気となっている乗鞍高原の女将さん達が手作りしたフキの煮物やきゅうりの漬物も、選手の胃袋にどんどん押し込まれて行きます。今回は塩気のあるきゅうりの漬物に多くの選手が集まっていました。

 

おにぎりは大人気

「暖かいご飯いかがですか〜」と、こちらのおにぎりもちゃんと暖められています。「お変わり自由ですから...」という呼び声に何度もブースに戻ってくる選手は一人二人ではありません。

 

エイドステーション滞在時間も計測タイムに含まれます

エイドステーションに滞在している時間も計測タイムに入りますので、タイム重視の方はあまり長居できないところですが、多くの選手が、大雪渓のエイドステーションに立ち寄ることが楽しみで参加されていますので、「タイムなんて二の次...」とおっしゃりながら、エイドステーションでのひとときを楽しんでいらっしゃいました。

 

天空マラソンは初めて、雪の壁が最高 来年も出ます!

「涙が出ちゃう。あったかい暖かいご飯、おいしい〜」と、うれしそうにおにぎりをほおばるこちらのお二人。

「天空マラソンは初めて。景色のいいところで走ってみたいと思って参加を決意しました。でも、今日は全然景色見えないですよね。それでも、雪の壁が最高!思ったより結構キツかったけど感動して泣いちゃった...」と、少し興奮気味...

「トレイルの練習とかはしたことあるけど、こんな登りばかり18kmなんて初めて。もちろん18km登りなのは知ってたけど、思ったよりも(脚に)来たねぇ〜。涙が止まらない。ゴールでも泣いちゃうかな(笑)」と、もうゴールしたかのような雰囲気のお二人。

最後に来年も出ますか?と、お聞きすると。二人揃って「出ま〜す!」と、大きな声でこたえて下さいました。

 

「ご飯がおいしい〜〜(笑)」 これから、あったかい温泉に入って..

そして、こちらのお二人も「ご飯がおいしい〜〜」

「2回目の出場です。今日よりも昨日の宴会がメイン(?)だったので、今朝は出場しようかギリギリまで迷いました。でも、みんな走っちゃうっていうから、ノリで出ちゃいました。」そして、お隣からは「この人、朝からビール飲んでましたから...」 それに対して、「...ガソリンですから(笑)」
レースがメインイベントであることは間違いないと思いますが、やはりレースを前に宿でわいわいやるのが楽しいですよね。

お隣の方は今回が初参加とのこと...
「去年の写真を見て、出たいなと思って参加することにしました。みんなと一緒になって走るのがいいですね。多分、一人だとこんな『 ドM』なことはしないです(笑)。」

そして、最後に...
「これから帰って、あったかい温泉に入って反省会を...反省することなんて全くない反省会ですけどね(笑)」...反省会という名のアレが一番楽しいですね!

 

アルクマ − 「長野県の大会に出場するときは、このキャラクターで出ることが多いですね。」

この仮装をご覧になって、何のキャラクターがすぐに気がつけば、ご当地検定合格です(笑)。「長野県の大会に出場するときは、このキャラクターで出ることが多いですね。」

顔の部分はサングラスにアリボテを施した手作りのお面で、「走っていないとサングラスがすぐに曇っちゃって...」
長野県観光PRキャラクター「アルクマ」は、県内の各観光地でお目にかかるケースが多いので、県外からお越しの方も一度はご覧になったことはあると思います。また、県内には数多くのマスコットキャラクターが存在し、松本市のマスコットキャラクター「アルプちゃん」や、Mt.乗鞍のマスコットキャラクター「さんぞくっく」などもあります。

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