【第16回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(209/07/07速報)】

=大会特集は7月下旬掲載予定です=

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■2019年7月7日(日) 大会速報 

@ 2019/07/07 08:15
62
7名の選手がクラスごとにスタート
(チャンピオンクラス スタート)
A 2019/07/07 08:18
国道から分岐して激坂の乗鞍スカイラインへ
(国道・県道分岐点)

B 2019/07/07 09:19
チャンピオンクラスを抑えて総合優勝 − 1時間01分58秒
(男子Cクラス、池田隆人選手)

C 2019/07/07 10:10
濃霧小雨の中、無事終了!
(畳平)
その他の画像が本文末尾にあります。

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 ▼ 今日は第16回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムが開催されました。昨年は大雨の影響から開催が中止されましたが、今年は濃霧と霧雨が降る天候ではあったものの無事開催することができました。

<大会会場、開会式、スタート>
早朝6時の大会会場となっている殿下平総合交流ターミナルは曇り空の朝を迎えます。気温は17℃と問題ないコンディションですが、ゴール付近は濃霧がひどく、気温9℃で視界が40〜50メートルしかなく、大会本部も判断に迷うところでしたが、予定通り通常開催が7時に決まりました。昨日の速報でもお伝えしましたが、今回のエントリー数は732名で昨年より170名ほど減少し、昨年大会が大雨で中止となったことが影響しているのではないかと思われます。

7時20分から開会式が行われ、その中で西倉 高山副市長は「二年ぶりの開催となりましたが、今回よりe-BIKE部門が設けられ、この大会はどんどん進化しています。乗鞍スカイラインはマイカー規制が実施され、バス・タクシーを利用することができますが、最近は環境にやさしいということで自転車をされる方が大変多くなっています。皆様は今回を機にまたお越しいただく機会を増やしていただきたいと思います。」と、おっしゃっていました。

<チャンピオンクラス、レース展開>
チャンピオンクラス8名のスタートは8時15分、スタートから数百メートルは審判車両先導によるパレード区間があり、それを抜けたところからレースが展開されます。そして、約1km地点付近から、国道158号線を離れて平湯峠に向かう旧道に分岐します。ここから勾配10%の急坂が始まりますが、まず最初に先頭に立ったのは矢部 周作選手で、20〜30メートル後方を若松 達人選手・奥 隆三郎選手が追う展開に...。矢部選手は先頭逃げ切りスタイルが得意であるものの、2位の若松選手との距離がなかなか稼げずそのまま平湯峠を通過して乗鞍スカイラインへと進みます。

状況に展開が見られたのは、乗鞍スカイラインに入って1kmほどの地点。若松選手が矢部選手をとらえてそのままトップに立つと、一気に矢部選手を切り離します。平湯峠前後から小雨が降り始め、森林限界を超える10km地点あたりからは路面もしっかり濡れるほどの降り方となってきます。そして、濃霧も立ち込めるようになり、14km地点付近の四ッ岳カーブあたりでは視界が50メートル前後まで悪化する状況で、もうこの辺りからは2位以下の後方の選手は全く確認することができず、若松選手単独となります。しかし、2位の矢部選手、3位の奥選手の後ろには、男子Cクラスの池田 隆人選手が4位のポジションをキープしており、夫婦松駐車場を過ぎた展望台付近(8.4km付近)で、トップの若松選手との差は2分程度で追っていました。男子Cクラスのは3分遅れの8時18分スタートのため、実質的には池田選手が上回っていることになります。

ゴールは1位が若松 達人が1時間02分56秒、2位が矢部 周作選手1時間03分51秒、3位が奥 隆三郎選手1時間04分17秒でしたが、4位でゴールした男子Cの池田 隆人選手は3分遅れでのスタートのため、1時間01分58秒の記録となり、総合優勝を果たしました。

<続々とゴールします>
ゴールのある畳平の9時の天候は濃霧霧雨・気温9.3℃で視界は50メートル前後。周囲の眺望は全く見えず、ゴールで選手の応援をする方々も、傘を差しながらの応援をされていました。いつもは追い風となる北風が吹くことが多い乗鞍スカイラインですが、今日は若干向かい風で、森林限界を超えてから冷たい小雨が降る状況となったため、タイムが延びなかったとおっしゃる選手が多く見受けられました。

最終的には613名の方が完走され、テストレースとして実施されたe-BIKEの最高タイムは1時間07分02秒で、総合順位は10位という結果となりました。
なお、今回取材の 第16回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム特集 は7月下旬に掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2019/07/07 19:45更新)

● 第16回乗鞍スカイラインサイクル上位選手のリザルト(速報値であるため、大会公式リザルトをご確認ください)

<総合順位> 
1 池田 隆人(男子C) 1:01:58.688
2 若松 達人(チャンピオン) 1:02:05.621
3 大森 慶太(男子E) 1:03:37.937
4 矢部 周作(チャンピオン) 1:03:51.843
5 奥 隆三郎(チャンピオン 1:04:17.753
6 和田 樹(男子B) 1:05:52.320
7 三嶋 陸斗(男子A) 1:06:00.536
8 浦上 雅弘(男子F) 1:06:17.323
9 太田 重光(男子F) 1:06:32.331
10 山内 良典(e-BIKE) 1:07:02.037

※ 出走者数:627名 完走者数:613名

 

【7月7日(日)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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