ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.6(2008/04/26〜27) C
【位ヶ原山荘】
こちらは位ヶ原山荘。
車道の除雪が進んで正面から出入りできます |
昨年10月末に2007シーズンの営業が終了してから、年末年始の営業時も2月中旬からの本営業が始まってからも反対側の乾燥室入口が真冬の正面入口でしたが、山荘前の道路は除雪が進んでようやく本来の正面玄関からの出入りができるようになりました。
それでも玄関脇にはまだ1メートル近くの雪の壁があります。
厨房 |
こちらはいつもお伝えしている厨房。夕食の準備が始まります。
ご飯を炊く準備 |
お米を洗って、鍋のふたをして...
段取りよくてきぱきと... |
久しぶりの厨房の仕事も段取りよくてきぱきと進めて行きます。
「ご飯の鍋、火にかけた?」 「あっ!?」 |
それでもまだ本調子ではないようで、支配人に「ご飯の鍋、火にかけた?」の問いに「あっ!?」
あわてて火にかけます |
お米を洗ってふたをした所までは良かったものの、火にかける時間となってもすっかりそのことを忘れてしまいました...
そんなどたばたもありますが、まだまだこれから長いシーズンが続きます。
今日はこの天候ということもあって宿泊の方は少なめ。夕食もこじんまりと始まります。
それでも今日の天候など苦労した話など、盛り上がります。
静かな日は支配人との団欒も独り占め | こんな天候でも通ってノリクラを体得したい |
今日のような静かな日だからこそ、支配人との団欒も独り占めできる楽しさがあります。もちろんノリクラへの想いも人一倍で3月に始めて来て、是非、次のシーズンは真冬にも来て見たい。だからこんな天候でもノリクラに通い、周辺の地形や気候の変化などを自分なりに体得したいと、その想いを熱く語ってくださいます。
尽きぬ想いに夜は続きます |
外は久しぶりの吹雪となっていますが、尽きぬ想いを語る夜はまだまだ続きます。
翌日、4月27日(日)の朝はどんよりとした生憎の天候 |
そして一夜明けて4月27日(日)は昨晩の吹雪はやむものの、どんよりとした雲に覆われ、時折地吹雪となるほどの天候。
昨晩の降雪は10〜30センチ |
昨晩の雪で吹きだまりの箇所で30センチ、そうでない所でも10センチ程度の積雪となりますが、湿った重たい降雪であったことと、強い風にさらされたこともあって、やわらかい新雪状態ではありません。
出発の準備 |
そんな中でも、今日は6時には出発して山頂などいろんな所を回る予定とのこと。
「こんな天候でもできれば山頂まで行きたいと考えています」 |
こんな天候でも「ノリクラのよさを友人にも是非見てもらいたいから」と山荘を後にします。
濃霧の中を出発 |
この先、天候の回復を期待しながら、濃霧の屋根板に向けて出発です。(→ Next)
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