ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2010/10/16〜17) D
【紅葉情報
− 位ヶ原山荘付近】
★完全に終了(昨年より一週間以上遅い)★
標高2350メートルの位ヶ原山荘周辺も完全に終了です。
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ピークの位ヶ原山荘周辺(2010/10/06) ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2010/10/09〜10) E |
今週の位ヶ原山荘周辺 |
10月6日(水)にピークを迎え、それから約10日経過しますが、ご覧のように完全に黄色の部分がなくなっていることがわかります。
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ピークの位ヶ原山荘周辺(2010/10/06) ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2010/10/09〜10) E |
今週の位ヶ原山荘周辺 ダケカンバの幹が美しい |
赤や黄色の錦の色合いはもちろん美しいのですが、ご覧のようにダケカンバの幹があらわになった光景もなかなか趣があると感じさせてくれます。
そんなグロテスクな枝振りに何か感じ取って、紅葉の終わった晩秋の雰囲気を画像に醸し出してみたいところです。
こちらは位ヶ原山荘。この時点の気温は9℃。日差しがなく、冷たい空気が流れ、いつもなら屋外のベンチでシャトルバスを待つ方々の様子がありますが、今日はこの冷たさでその光景もありません。
そして、山荘の中では薪ストーブが赤々と灯され、暖かな雰囲気が流れています。
ウインターシーズンはスキーにシールをつけてツアーコースを登ってきて、さらに位ヶ原山荘でうどんをオーダーすることが楽しみの一つとなっています。今日もこうやってうどんを楽しみながら、ツアーコースが真っ白になる時期のことを楽しみに待ちます。
今日は自転車で位ヶ原山荘へお越しになりましたが、次回お会いするときは、おそらく冬のツアーコースのどこかで出会えるかと思っております。またの再会を楽しみにしております。
位ヶ原山荘エリアも完全に終了しました。例年よりも早めに紅葉が始まった2009年より一週間以上遅い状態で、2008年より一週間近く遅く、2007年とほぼ同じ推移です。
【紅葉情報
− 冷泉小屋〜摩利支天付近】
★ほぼ終了(昨年より一週間遅い)★
標高2220メートル付近の冷泉小屋付近でも完全に終了です。
冷泉小屋周辺を見回しても残っているものは皆無です。
こちらは冷泉小屋よりもやや山麓側の荒田沢橋付近。この付近で何とか紅葉が残っているものを見つけることができます。
冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。10月6日(水)にピークを迎え、先週末は落葉が目立つ状態でしたので、今週は完全に落葉してもおかしくないといっても良いかもしれません。
落葉した木々を良く見ると...
黒い実が残っていて、その脇には冬芽が大きく成長している様子が見られます。その様子からこちらの木はムシカリ(オオカメノキ)であることがわかります。これからは冬芽の形を見て楽しむ季節となってきます。
冷泉小屋〜摩利支天エリアも完全に終了です。例年よりも早めに紅葉が始まった2009年より一週間遅い状態で、例年よりもやや早かった2008年とほぼ同じ状態で、2007年よりもやや早い推移です。(→ Next)
■ご注意■
今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。
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