ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2011/09/15〜16) A
【大雪渓までの沿道の風景 U】
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摩利支天より先は紅葉ポイントへ |
大雪渓に続く県道乗鞍岳線は、数々の山野草・高山植物の花期が終わりに近づきつつあります。そして、これからは紅葉のシーズンを迎えます。かもしかゲレンデからさらに進んで、摩利支天(まりしてん)から先は、紅葉のお勧めスポットに突入します。見頃の時期は間近まで近づいてきています。
ノリクラの紅葉のビューポイントを地図で紹介する、「ノリクラガイドマップ 紅葉 上部エリア版 (大雪渓〜摩利支天)」 「ノリクラガイドマップ 紅葉 下部エリア版 (三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)」を、9月15日に公開いたしました。見所、撮影ポイントを紹介しております。コース上の表記にマウスを当てると、ポップアップが表示され、そのURLをクリックすると、表記エリアの画像が見られますので、ぜひ、今後の紅葉散策・紅葉撮影の参考にしてください。
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本当にきれいな青空 |
今日は本当にきれいな青空が続きます。少しばかり雲が発生しても、すぐになくなる状況。
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冷泉付近 |
標高が高くなるにつれて、空の青さが増して行きます。8時を回ると、じりじりとした太陽の日差しが直接突き刺さるようになり、真夏に近いほどの暑さを感じさせます。
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位ヶ原山荘 |
そして、位ヶ原山荘を越えると森林限界に差し掛かり、空の青さは一層増して行きます。
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空は高くとも、空気は夏の名残を感じさせる |
「天高く、馬肥ゆる...」という言葉が示すような青空。しかし、今日の空気には、夏の名残を感じさせる状況です。
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夏と秋が同居する様子は、こんな一幕にも見られます。
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遠景のグラデーションは秋、湧き上がる雲は夏 − 二つの季節が同居する |
山裾に薄いベールのグラデーションが見られる様子は秋の光景ですが、そこに湧き上がる雲は夏の雲。空気感は画像では伝えられませんが、こんなヒトコマから、今日は秋と夏が同居した様子が伺えます。
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澄んだ青空がいつまでも続く |
夏であれば、時間の経過とともに、澄んだ青空はなくなって行きますが、今日はそんな気配はまったくありません。いつまでもブルースカイが続きます。
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そんな紺碧の空の下、大雪渓に到着です。
【大雪渓に到着】
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肩の小屋への登山道 |
こちらは、大雪渓入口から北側に50メートルほど先にある肩の小屋への登山道。剣ヶ峰への登山はこちらから登って行きます。午前中は剣ヶ峰に向かう方が、そして、午後になると剣ヶ峰から下山される様子が見られます。
しかし、まだ午前中ですが、もう下山されてきた方々がいらっしゃいます。
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ご来光バス → 日の出 → 剣ヶ峰登山 | 絶好のコンディションに満面の笑みがこぼれる |
今日はご来光バスで、申し分ない日の出を拝んだ後、そのまま、剣ヶ峰へ登頂して、大雪渓まで下山されてきたところ。「山頂では槍ヶ岳も見えて最高だった!」と、ちょっと興奮気味の四人...
初めてノリクラにお越しになった方もいて、今日のようなノリクラに出会ってしまったら、再び訪れたくなることは間違いないと考えられますが、今日以上の絶好のコンディションにめぐり合えるかどうか、微妙ですね...
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さらに位ヶ原山荘方面へと下山 − フルコースのメニューはまだ続く |
これから、さらに位ヶ原山荘方面へと下山し、「ノリクラ フルコース」の料理の品々が、まだまだ続きます...
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ヒルクライムの途中で... |
登山の方々が下山されるのと同時にお越しになったこちらの方々...夏場はなかなか忙しくて、一ヶ月ぶりのヒルクライムとのこと。
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仕事も、そして、フィールドに立つことも、実直に取り組むことが一番かもしれませんね。
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今日はまさにヒルクライム日和・登山日和! |
紅葉が始まると、多くの人が散策する様子が見られる大雪渓付近も、今日はまだまだ静かな様子が続いています。登山もよし...ヒルクライムもよし...ぞれぞれを楽しむ方々の様子も、ノリクラの風景のひとつなんです。(→ Next)
■ご注意■
今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。
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