ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.10(2013/07/13〜14) D
【雪渓上部 T】
雪渓上段全景 |
それでは雪渓上部の様子をお伝えします。全体的に見ると、画像の中間付近では昨年よりも1週間ほど雪解けが遅い状況が見られ、上端に近いところは、昨年よりやや早い雪解けとなっています。
この1週間でバーン表面が荒れてきた |
先週まではバーン表面はそれほど荒れていませんでした。しかしこの1週間で縦溝が発生して、円錐状の氷柱が見られるようになり、例年並みのバーンコンディションとなってしまいました。そのため、フラット練習をされる場合は、鍬で整備する必要があります。
雪渓上部右側上端 − 昨年より1週間早い雪解け |
こちらは雪渓上部右側上端。昨年よりも1週間ほど雪解けが早く、例年とほぼ同じ状態です。
上端から−雪渓下端まで511メートル |
上端から雪渓下端までの距離は511メートル。昨年は507メートル、2011年は485メートル、2010年は500メートル、2009年は濃霧で測定できず、2008年は480メートルです。従って、過去5年間で最長となっています。
【雪渓上部 U、今日もスキーキャンプ】
ジュニアキャンプ |
毎年やってくるジュニアのチーム。
基礎的なチェックを何度も繰り返す |
今回もフォームなど基礎的なチェックを何度も繰り返しながらの練習です。
登って滑っての繰り返し |
当たり前ですが、登って滑っての繰り返しが続きます。
みんな一緒にハイクアップ |
誰一人として、途中で休むことなく、ハイクアップもみんな一緒に登って行きます。
「できればこれからも毎年ノリクラには来たいですね。」 |
毎年やってくるメンバーの一人も「できればこれからも毎年ノリクラには来たいですね。」と、おっしゃってます。そんな風に語るメンバーも最初のシーズンは本当に辛そうな表情ばかりでしたが、今回は少し余裕が感じられるようになり、雨の中でも難なくトレーニングを重ねられるようになって来ました。
ノリクラで夏スキー特訓! |
ノリクラのシーズンは始まったばかり...「夏休みはノリクラで夏スキー特訓!」です。
基礎キャンプ | 「整地されていないところを5回滑ってみて下さい...」 |
先週に引き続き、今回も基礎キャンプが行われました。「それでは、整地されていないところを5回滑ってみて下さい...」
「ガタガタのバーンで練習することも非常に大切なんですよ。」 |
「このガタガタのバーンでは、スパッと切り替えられるかが一目瞭然でわかってしまうんです。ですから、ガタガタのバーンで練習することも非常に大切なんですよ。」
整備していないガタガタバーンはスプーンカットなどの角が立っていてスキーが取られるし、フラットバーンとは異なってスキーをずらして逃がすことができないため、ターンをスパッと切り替えられなければ、ターンを連続させるのがかなり難しい状況です。
帽子はお馴染みのご当地キャラクター − 俊敏なダンスと同じようにクイックなターンを |
カメラを目の前に「ちょっと待って...」と、ウェアのフードをはずしてポーズを決めるこちらの方。この帽子(?)を見た瞬間、メンバーから笑いが走ります。さて、このキャラクターが見せる意外なほどの俊敏なダンスと同じように、クイックにターンを決めることができるでしょうか??
ノリクラのガタガタバーンはお手のもの |
ノリクラのガタガタバーンはお手のもの...「隊長」と呼ばれるだけのことはありますね!!
足をとられようがバランスが崩されようが... |
足をとられようがバランスが崩されようが、どのメンバーもガタガタバーンに食らい付いて滑ります。
「いや〜何度滑っても、このバーンは怖いですね!」 |
「いや〜何度滑っても、このバーンは怖いですね!」 と、おっしゃっていますが、そんな様子を感じさせません。今回のノルマは5回ですが、滑りに火がついてしまい、もっと滑りたい様子も感じられましたよ!
「一帯どこが悪いんでしょう...」と、悩み続ける |
午前中の練習で、「一帯どこが悪いんでしょう...」と、悩みを打ち明けるメンバー。複数の課題を抱えるのが常なんですが、やっぱり迷ってしまいますよね。
「ガタガタバーンを体験すると滑りが変わりますから...」 |
キャンプの代表は「ガタガタバーンを体験すると滑りが変わりますから...」と、おっしゃっていましたが、その答えは見つかりましたでしょうか...
来年もガタガタバーンでの華麗なスキーを! |
毎年、この時期に、そして、この場所でお会いできることを楽しみにしております。来年もガタガタバーンでの華麗なスキーをご披露お願いいたします。お待ちしております。(→ Next)
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