ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.7(Vol.24 2020/10/17) A
【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500m付近)】
★見頃(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めております。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。
<紅葉関連情報> |
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昨年の観光センター前駐車場 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2019/10/19) C |
今回の観光センター前駐車場 昨年より1週間遅い |
上部の大雪渓位ヶ原エリアと同様、山麓の乗鞍高原も今年は紅葉の色付きが遅く、先週あたりから色づきが始まり、今週は見頃に近いレベルまで達しました。
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昨年の鈴蘭橋 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2019/10/19) C |
今回の鈴蘭橋 昨年とほぼ同レベルになる |
こちらは鈴蘭橋、山頂と紅葉を一緒に展望できる紅葉スポット。かなり色づきがはっきりしてきて、昨年とほぼ同等レベルの状態になってきました。
善五郎の滝遊歩道 |
こちらは善五郎の滝遊歩道。ミズナラの森が続いています。
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昨年の善五郎の滝遊歩道 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2019/10/19) C |
今回の善五郎の滝遊歩道 |
善五郎の滝の遊歩道ではまだ青々としていますが、全体的にはだいぶ色づきが進んでいます。その状態は次の夜泣峠の様子でわかります。
夜泣峠から望む紅葉、暖色系の発色が進んでいます。先ほどの青々とした善五郎の滝遊歩道はこの下にあるものの、綺麗な発色が進んでいることがわかります
一の瀬の大カエデ |
こちらは一の瀬の大カエデ。
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昨年の一の瀬大カエデ 2019ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2019/10/19) C |
10月17日(土) 徐々に色合いが進む |
10月19日(月) 徐々に色合いが進む |
10月21日(水) 徐々に色合いが進む |
昨年より色づきがよく、日に日に色合いを深くしていることがわかります。一番右が21日(水)の状態ですが、これでも下の部分に一部緑色が残っていて、厳密にはピークまであと少しの状態です。ただ、最上部はピークに達してから時間が経過しており、今後は風雨による落葉が気がかりです。
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18日(日)の三段紅葉 | 21日(水)の三段紅葉 山頂方面の積雪が残り、まだ楽しめる |
そして、18日(日)には天候が回復し、空の青・山頂の白・紅葉の赤/黄色の三段紅葉が楽しめました。通常、初冠雪では根雪にならないため、1〜2日程度で雪解けが進みますが、今回は降雪が多かったため、右の画像のように4日経過した21日(水)でも三段紅葉が楽しめました。
初冠雪があっても、綺麗な青空に恵まれなかったり、初冠雪と紅葉のピークがタイミングよく合うことがなければ、このような綺麗な三段紅葉とはなりません。今年は新型コロナに7月の大雨災害と8月の猛暑で天災ばかりつづきましたが、シーズン最後にこのような綺麗な光景に巡り合えることはうれしいものです。
<編集後記>
「10月のヒルクライム入山数」
後日掲載予定です。
ヒルクライムは夏がシーズンで、10月は完全にシーズンオフですが、ここ近年は徐々に増えています。
10月のヒルクライム入山数 | ||||||
2019年10月 | 2020年10月 | |||||
日 | 入山数 | 天候 | 日 | 入山数 | 天候 | |
10/5(土) | 158 | 晴 | 10/3(土) | 332 | 曇 | |
10/6(日) | 161 | 晴 | 10/4(日) | 134 | 晴曇 | |
10/12(土) | 0 | 雨 | 10/10(土) | 15 | 雨 | |
10/13(日) | 31 | 曇 | 10/11(日) | 178 | 曇 | |
10/14(月) | 32 | 雨 | 10/17(土) | 0 | 雪 | |
10/19(土) | 0 | 雨 | 10/18(日) | 96 | 晴 | |
10/20(日) | 78 | 晴 | ||||
合計 | 520 | 合計 |
(表の無断転載禁止) |
こちらは昨年と今年の10月のヒルクライマーの土日祝日の入山数(県道乗鞍岳線上りのヒルクライム入山数 )。
今年は新型コロナの影響により、夏ごろまで外出自粛の基調が続いていましたが、感染状況に収束傾向が見られた秋以降は、観光に出かける方も徐々に増え始め、9月の秋分の日の4連休は爆発的に多くの方がお越しになりました。10月もその傾向が続き、紅葉見物を目的としたヒルクライムが10月も続き、特に10月3日の332台は10月としては過去最高となりました。初雪・初冠雪となった10月17日(土)はさすがに0台だったものの、その翌日の18日(日)は雪見を目的としたヒルクライマーがお越しになり、昨年を上回る状況となり、増加傾向が毎年続いています。
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