www.norikura.org 乗鞍大雪渓 Web Site


このサイトでは乗鞍大雪渓・四季の乗鞍の様子をリアルタイムに掲載いたします。

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★ 【2017速報】 12月3日(土)より再開。次回速報は1月27日(金)(毎週土曜更新予定)
★ 【雪渓カレンダー】2016年12月24〜25日取材のノリクラ雪渓カレンダー番外編<真冬のノリクラサミット>を掲載しました。
★ 【道路・施設情報】 2016シーズン終了に伴う 当WebSite・道路交通・各施設の営業終了と来年度再開予定 (今期変更点:休暇村ゲート閉鎖10/31)
★ 【大会特集】 ●全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2016(8/28)。 ●第13回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(7/10開催)   ●第11回乗鞍天空マラソン(6/19開催)

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■ 【更新情報】

【2017/01/21 NEW】 次回速報は1月27日(金)の予定です。

【2016/12/27 NEW】 2016年12月24〜25日取材のノリクラ雪渓カレンダー番外編<真冬のノリクラサミット>を掲載しました。

 

【2016/12/03】 2017シーズンの速報を再開しました(毎週土曜更新予定)

【2016/11/18】 ≪イベント情報≫ ともに考える乗鞍の明日「第6回乗鞍フォーラム」開催のお知らせ(12月4日(日) 13:30〜16:00)

 

  ※過去のお知らせ(バックナンバー

■ 【大会情報】 

●本年大会の模様●

【2016/09/24 NEW】 第31回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍(開催日2016/08/28)

【2016/08/05】 第13回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(開催日2016/07/10) 

【2016/06/30】 第11回乗鞍天空マラソン(開催日2016/06/19)

 


  

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◎速報 

★過去の速報★| 2016年11・12月 | 2016年以前(→INDEX) |

  

 

■2017年1月21日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンの掲載はありません)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参 加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2017/01/21 10:05
新雪50センチ − もがいても、もがいても、前に進めない
(ツアーコース入口)
A 2017/01/21 10:45
積雪量が増加し、標識がだいぶ低くなってきた
(ツアーコース − 1番標識)

B 2017/01/21 11:45
極上のパウダー
(ツアーコース − 6番標識付近の谷)

C 2017/01/21 13:15
今日は比較的軽いパウダーランが楽しめた
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 先週に引き続き、今週も大雪の一日でした。ただ、先週よりも雪質は軽めで、ツアーコース内でも、比較的斜度のあるところではターンを刻むことができました。

<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝7時の乗鞍高原は、吹雪の朝を迎えます。気温はマイナス5℃、それほど寒さはありませんが、とにかく、バンバン降り続く状況。除雪を担当する地元の方は「朝3時に起きたら、もう50センチくらい降ってたよ!」と、おっしゃっていました。そんな状態ですから、観光センター駐車場は、先週までは全く見られなかった雪の山がうずたかく積まれていて、風景が一変しています。
前述のとおり、朝早くから道路除雪が行われていますので、スタッドレスタイヤ、またはタイヤチェーンを着用していれば、何ら問題なく走行することが可能な状態。ただ、一部では、除雪が間に合っていない箇所もあり、わだちにハンドルが取られる状況もありました。

Mt.乗鞍では、いつものようにスタッフが一斉に出勤します。スタッフの中には地元の方々の姿もあり、朝早くから疲れ切った様子。それは家の前の除雪を早朝から片づけてお越しになったから...つい2週間前までは「雪が欲しい」と、言っていたものの、「もういらない!」と口々にしています。

リフト営業は、乗降場所周辺の除雪作業のため、夢の平クワッドリフトは8時50分、かもしかリフトは9時30分に営業開始が遅れたものの、かもしかリフト前には、未圧雪のゲレンデに降り積もったパウダーを狙いにやって来た方々が長蛇の列を作っていました。かもしかゲレンデの新雪は30センチほど。ツアーコースに向かう方々も、かもしかゲレンデのパウダーを一本だけ楽しんでから、ツアーコースに入山という様子がみられました。

<ツアーコース>
9時40分のツアーコース入口の気温はマイナス4℃、今日は入山者数が少なく、午後も含めた一日の入山者数は10名ほど。時折、薄日が差す状態でも吹雪が続き、天候の回復基調が見えない模様。そして、入口急斜面の新雪は50センチもあり、わかんでお越しになった登山者の方は太ももまでもぐりこむ状況で、もがいても、もがいても、なかなか進めない状況で、シール着用者が先行しても、思うように前に進まなかったようです。ただ、シールと言えども、ラッセツの辛さは付きまとうもので、途中で先頭を交代しながら、前へと進みます。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースの積雪もそれほど変わらず、風当りが強く雪付きの悪いところでも、30センチの新雪が見られるほど。周期的に青空が流れるものの、山頂方面は全く見えず、位ヶ原急斜面上部では木々がうなりをあげています。

正午の位ヶ原急斜面の気温はマイナス10℃、新雪はやはり50センチもあって、ブッシュなどはほぼ完全になくなりました。周囲の視界は煙っていて、周期的に青空と風雪を繰り返す様子が見られます。そして、位ヶ原急斜面のパウダーランは、先週は完全に直滑降しかできなかった状況ですが、今日の位ヶ原急斜面は、それほどひどく重たい状況ひゃなく、ターンを刻むことができました。


<ツアーコースの積雪状況>
先週よりもさらに増えていて、ハイシーズンといってもよい積雪量になってきました。
・ 1番標識付近で積雪155センチ(先週より25センチ増加、昨年より60センチ多い)
・ 3番標識付近で積雪140センチ(先週より15センチ減少、昨年より35センチ多い)
・ 5番標識付近で積雪205センチ(先週より20センチ増加、昨年より73センチ多い)


なお、12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。次回速報は次の土曜日が通常の予定ですが、今回に限り、一日前倒しして、1月27日(金)にお伝えする予定です。 (2017/01/21 17:35更新)

 

【1月21日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2016ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2016/10/29〜30)<最終号>をもって2016シーズンの連載を終了させていただ来ました。2017シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

2016年

2017年

  11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月〜10月
速報 ×


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)

ノリクラ
雪渓カレンダー
× × × ×

プレリリース版
<3月下旬〜5月上旬>

正式版
<中旬開始>

 

●速報●
<2016年11月> お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2016年12月〜2017年3月> ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2017年3月下旬以降> 春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2017年3月下旬頃から再開を予定しノリクラ雪渓カレンダー正式版は2017年5月中旬頃を予定しております。


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■2017年1月14日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンの掲載はありません)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参 加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2017/01/14 08:45
今シーズン一番の吹雪
(Mt.乗鞍 − スキースクール前)
A 2017/01/14 11:50
新雪60〜80センチ − ラッセルは地獄!
(ツアーコース − 入口急斜面)

B 2017/01/14 13:40
積雪は先週より80〜100センチ増加し、例年並みになる
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

C 2017/01/14 14:25
パウダーラン − 新雪が深すぎて滑らない!
 (ツアーコース − 入口急斜面)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 全国的に今年一番の寒波に見舞われた今日。ノリクラもその例外にもれず、ひどい吹雪の一日で、この1週間は連日降雪に見舞われたこともあって、ツアーコースは1メートルほどの積雪増加となって、ようやく例年並みの積雪状況になりました。

<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝7時の乗鞍高原は、吹雪の朝を迎えます。気温はマイナス9℃、観光センター付近はどんどん降り積もって、夜明け前から5〜10センチもの積雪となる状況。周辺の旅館・民宿の方は「朝5時から家の前を除雪しているが、もうすでに5センチ以上も降る積もっている」と、おっしゃるほど...

もちろん、この状況ですから、道路は全面真っ白で、楢ノ木坂を登れない車が放置されていたとの情報もありました。現場の県道乗鞍岳線、および、国道158号線は、夜明け前から複数の除雪車で何度も除雪を繰り返す状況ですから、スタッドレスタイヤ、またはタイヤチェーンを装着していれば十分走行可能で、放置された車両はそれらの装備が無かったと思われます(もしくは故障)。乗鞍高原にお越しの方は、必ず、スタッドレスタイヤ・タイヤチェーンの装着をお願いいたします。

Mt.乗鞍のリフト営業は、山麓から山頂方面へと始まり、山麓リフトとやまぼうしリフトは、ほぼ定刻通り運行が始まりました(8時30分)。ただ、夢の平クワッドリフトは、ゲレンデ整備に時間がかかったことと強風のため、通常なら8時45分頃の運行開始が、10時50分までずれ込みました。その間、待ちきれなかったバックカントリースキーヤーのグループがシールを付けてゲレンデを登り始めます。営業運転開始前のゲレンデは、今回のように圧雪車が走行している場合がありますので、ゲレンデ脇を歩いて、周辺状況には十分注意してください。

天候はどちらかというと徐々に悪化傾向で、連続した吹雪で視界は50〜100メートルほどしかありませんが、それに加えて、地吹雪に見舞われて、足元すら確認できない状況。10時50分に夢の平クワッドリフトとかもしかリフトの営業が始まったころの気温はマイナス12℃、今期一番の冷え込みが続いています。なお、かもしかゲレンデは圧雪整備が行われていませんでしたので、パウダー狙いの方々がリフト営業開始とともに一斉に乗り込む状況がみられました。

<ツアーコース>
11時過ぎのツアーコース入口の気温はマイナス10℃、もちろん吹雪は続いています。連日の降雪で、新雪は60〜80センチもあって、スノーシューで出発した登山者は進むことができずに断念される様子も見られました。これだけの深雪の場合はシールでないと登行不可能といってもよい状態。ただ、シールでもかなりの悪銭苦闘となり、ラッセツ担当の先頭のポジションを交替しながら進むものの、膝上近くまで来る深雪は、もがけばもがくほど、深みにはまって行くものです。

その先のツアーコースもコンディションに変わりはなく、ラッセルが強いられる状況。吹雪に止む間はなく、視界は50〜100メートル。この1週間で1メートル程度積雪量が増加していますので、先週とは風景が異なり、ほぼハイシーズンと同じ状態になったといってもよいでしょう。特に変化の大きかったのは、最上部の位ヶ原急斜面で、下山滑走でブッシュを気にする必要がほとんどなくなりました。また、6番付近の谷はまだ存在するものの、アクセスがかなり容易になってきました。

ラッセルを強いられた登行の先に待つのはパウダーランですが、今回は80センチもの深雪ですから、斜度のある位ヶ原急斜面でも全く滑らない状況で、ほとんど直滑降でのパウダーランとなりました。

14時の位ヶ原急斜面の気温はマイナス18℃。位ヶ原急斜面周辺は風はほとんどありませんが、それより上部では木々の唸る音が響き、森林限界以降への入山は断念いたしました。

<ツアーコースの積雪状況>
この1週間で一気に増加し、ほぼ例年並みの積雪量になりました。ただ、急激な積雪増加に伴い、雪崩の危険性があります。富士見沢周辺では乗鞍高原からでも確認できる雪崩が起きていたとの情報もありますので、雪崩多発地帯への入山は細心の注意をお願いいたします。なお、雪崩多発地帯は
ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末>にて確認できます。
・ 1番標識付近で積雪130センチ(先週より90センチ増加、昨年より85センチ多い)
・ 3番標識付近で積雪155センチ(先週より80センチ増加、昨年より70センチ多い)
・ 5番標識付近で積雪185センチ(先週より110センチ増加、昨年より85センチ多い)


なお、12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。次回速報は次の土曜日の予定です。 (2017/01/14 18:30更新)

 

【1月14日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2016ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2016/10/29〜30)<最終号>をもって2016シーズンの連載を終了させていただ来ました。2017シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

2016年

2017年

  11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月〜10月
速報 ×


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)

ノリクラ
雪渓カレンダー
× × × ×

プレリリース版
<3月下旬〜5月上旬>

正式版
<中旬開始>

 

●速報●
<2016年11月> お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2016年12月〜2017年3月> ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2017年3月下旬以降> 春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2017年3月下旬頃から再開を予定しノリクラ雪渓カレンダー正式版は2017年5月中旬頃を予定しております。


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■2017年1月7日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンの掲載はありません)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参 加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2017/01/07 09:05
快晴と連休初日が相まって、本日入山者数100名以上
(ツアーコース入口)
A 2017/01/07 09:50
シールじゃ歯が立たない! ツボ足で登るハードバーン
(ツアーコース − 入口急斜面)

B 2017/01/07 10:15
今日はどこを撮っても絶景
(ツアーコース − 1番標識付近)

C 2017/01/07 13:05
午後になっても見事な快晴が続く
(位ヶ原)
その他の画像が本文末尾にあります。

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 ▼ 今日は夕方近くまで快晴が続き、三連休初日と相まって、100名以上の入山者で賑わいました。

<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝7時の乗鞍高原は、真っ青な快晴の朝を迎えます。晴れた朝は冷え込むものと相場が決まっていて、気温はマイナス10℃。ただ、路面は乾いていて、今日に限っては、グリーンシーズンと変わらない状況でした。ただ、大抵はどこかで積雪凍結が発生していますので、スタッドレスタイヤ、また、タイヤチェーンの装着が必須です。

Mt.乗鞍は、本日も通常営業が開始されます。事務所に集まるスタッフの方々も、いつものように各持場へと移動が始まります。「このところ、お天気続きで、それはそれでよいことなんですが、やっぱり雪が欲しいですね。」という会話があいさつ代わりになるほど
雪が降らない日々が続いています。そのため、ゲレンデも所々で石やブッシュが見え隠れする場所が発生していますので、滑走の際にはやや注意が必要です。

ツアーコースに向かうリフトは3本、8時30分にやまぼうしリフト、8時45分に夢の平クワッドリフト、9時にかもしかリフトの営業が始まり、9時過ぎにはかもしかリフト降り場に隣接するツアーコース入口にたどり着くことができます。


<ツアーコース>
9時のツアーコース入口の気温はマイナス4℃、この時点ですでに40〜50名ほどの入山者が出発の準備を始めています。強い日差しにアウターは不要で、ザックに押し込んで出発する方もいらっしゃいます。今日はスキーヤーよりも登山のパーティーの方が多く、ツアーコース途中でテントを張って一泊するというグループが何組かいらっしゃいました。冒頭にもお伝えしたように、最終的には100名以上の入山者があったものと見込まれ、1月の三連休でこれだけの入山者を記録したことは過去にはなかったことと思われます。

ツアーコース入口の新雪はほぼゼロ。ゲレンデの雪質とほとんど変わらないほどのハードバーン。そのため、入口急斜面の最上端部分は、シールでは登ることが全くできない状態。ミラーバーンといっても差支えないほどです。そのため、樹林帯の方へ迂回したり、シールをあきらめてツボ足で登るなどして、対応されていました。ツアーコースは入山と下山が同じルートのため、どうしても下山滑走でバーンを磨いてしまうことから、入口急斜面上端は、ツルツルの状態になってしまいます。

その先のツアーコースも新雪はほぼゼロ...「今日はパウダーを期待せず、この晴天ですから、素晴らしい景色を見に来ました。」と、おっしゃるスキーヤーの方もいらっしゃるほどで、真っ青な快晴の空に浮かぶノリクラの白い峰々がくっきりと浮かび上がる光景は、「バーンコンディションなんて、今日はどうでもよい!」と、思わせてしまう素晴らしいものでした。このバーン状態は、5番標識付近から柔らかい雰囲気に変わってきて、その先の位ヶ原急斜面にかけて、やや締まった感触があるものの、パウダーらしい足裏感覚を楽しむことができます。

正午の位ヶ原急斜面の気温は0℃。燦々と降り注ぐ太陽の暖かさを感じながらさらに登ります。この気温と強い日差しがあっても、パウダーの感触は腐ることなく保っている点は、やはり厳冬期の空気に包まれている証拠です。位ヶ原急斜面は、先週よりもブッシュが少なくなり、中央部分(正面部分)でも何とか滑り降りてくることが可能な状態となってきました。新雪は10〜20センチ。おそらく、全エリアの中でパウダーらしい柔らかを保っているのはここだけではないでしょうか?

なお、6番付近の谷は、雪入れなどが施された模様で、以前よりアクセスが容易になったものの、谷の深さは変わっていませんので、下山滑走には注意してください。


<位ヶ原、屋根板・富士見沢方面>
さらに登って、森林限界を超えた標高2500メートルの位ヶ原は、太陽の強さは変わらないものの、風が先ほどまでとは異質の冷たさを持っていて、アウターと厚手のグローブが必要な状況。13時位ヶ原の気温はマイナス6℃、バーンは風の影響を強く受けていて、シュカブラ(雪紋)があったり、突然アイスバーンが広がっていたりと、硬いバーンが広がっています。

テント泊の方々の多くは、テント設営後、山頂を目指す様子がみられました。厳冬期にも関わらず、山頂へ直登する方がたまにいらっしゃいますが、一般的にはまずは肩の小屋をめざし、そこから夏道ルートで山頂を目指すルートをお勧めします。スキーの方は、肩の小屋から先はアイゼン(スキーアイゼンではなく)に履き替えて、スキー板は肩の小屋周辺にデポするのが一般的です(山頂滑走は条件の良い場合に限ります)。

スキーヤー・ボーダーの方々に人気なエリアは、摩利支天岳東斜面の「通称:すべり台」と呼ばれるバーンとその先の富士見沢ですが、やはりこのところの降雪がないため、やや締まった感触の雪質となっています。また、富士見沢は途中を横切る車道の防護壁の頭がまだ出ていますので、滑走には十分注意してください。


<ツアーコースの積雪状況>
先週と同じかやや少ない状況で、雪不足だった昨年よりも少なく箇所もあります。
位ヶ原急斜面の下山滑走はかろうじて可能になったものの、苦労する状況には変わりありません。また、入口急斜面上端は、かなり固い状況で、エッジが効かずにずり落ちそうになる場面もありますのでご注意ください。
・ 1番標識付近で積雪40センチ(先週と同じ、昨年より10センチ多い)
・ 3番標識付近で積雪75センチ(先週より10センチ減少、昨年より10センチ少ない)
・ 5番標識付近で積雪75センチ(先週より5センチ減少、昨年より5センチ少ない)


なお、12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。次回速報は次の土曜日の予定です。 (2017/01/07 18:30更新)

 

【1月7日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2016ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2016/10/29〜30)<最終号>をもって2016シーズンの連載を終了させていただ来ました。2017シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

2016年

2017年

  11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月〜10月
速報 ×


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)

ノリクラ
雪渓カレンダー
× × × ×

プレリリース版
<3月下旬〜5月上旬>

正式版
<中旬開始>

 

●速報●
<2016年11月> お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2016年12月〜2017年3月> ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2017年3月下旬以降> 春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2017年3月下旬頃から再開を予定しノリクラ雪渓カレンダー正式版は2017年5月中旬頃を予定しております。


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■2017年1月1日(日)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンの掲載はありません)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参 加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2017/01/01 08:20
今年最初の宿泊客が出発
(位ヶ原山荘)
A 2017/01/01 12:00
みんな揃って新春初滑り
(富士見沢)

B 2017/01/01 11:40
今年もよろしくお願いいたします
(富士見沢)

C 2017/01/01 13:35
天候回復とともに、激しい強風
(位ヶ原)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 新年あけましておめでとうございます。2017年最初の速報をお届けします。吹雪の朝から一変して、午後から見事な快晴。ただ、もう少し早く天候が回復してくれたらと、悔やまれた一日でもありました。

<位ヶ原山荘>
早朝7時の位ヶ原山荘は、鉛色の空が広がり、小雪の舞う朝を迎えます。気温はマイナス8℃で、昨晩からの降雪は5センチ程度と思われます。時間とともに激しく流れる雲間から青空が見え始め、その隙間に太陽が見え隠れします。一応初日の出ということになりますが、昨年のような見事なものではありません。

昨晩は地元ツアー会社の企画したガイドツアーのグループなど、20名ほどが宿泊し、6時の朝食は正月ということもあって、お雑煮やおせちの品が並ぶ特別バージョン。また、希望者にはお屠蘇もふるまわれ、元旦気分を満喫できます。天候は少しずつ回復の兆しはあるものの、8時頃には吹雪に近い状態とあって、ガイドツアーの一行も、山頂方面に向かうのをあきらめ、下山を余儀なくされました。

<屋根板、富士見沢>
10時の位ヶ原山荘付近は、ようやくきれいな青空が広がるようになってきました。そして、降雪は収まりました。気温はマイナス5℃で、上空の雲は激しく流れ、富士見岳など山頂方面は雲に飲み込まれている時間帯のほうがまだ長い状態。

屋根板を経由して富士見沢で新春初滑りをしようとする常連メンバーが、山荘を後にして屋根板へと向かいます。
屋根板の新雪は10〜20センチ程度。下地の硬さはあまり感じられず、終始柔らかな足裏感覚があります。ただ、積雪量はまだ少なく、屋根板での滑走はかなり制限される状況です。そのため、富士見沢を選択したわけですが、こちらは少し風の影響があって、落ち着いた雪質になっています。11時過ぎの段階では、煙った富士見岳がぼんやりと確認できるに過ぎない状況でしたが、11時30分頃には周期的に雲が流れる状況がありました。

そして、常連メンバーによる新春初滑りは青空が広がって来た瞬間を待って滑り出します。この時点の気温はマイナス10℃、やはり低い気温に助けられ、少し落ち着いた感触があるものの、しっかりとした新雪感が味わえるパウダーでした。

<位ヶ原・ツアーコース>
午後は、富士見沢から位ヶ原方面に移動すると、ものすごい強風。山頂付近は激しく雪煙が燃え上っている状況。また、位ヶ原はアイスバーンとパウダーが混在していますので、行く先を見定めながら進まないと、アイスバーンに取り囲まれて、進むことができなくなりますのでご注意ください。

今日のツアーコース入山者は幾分少なかったようで、その大半が位ヶ原急斜面で引き換えされた模様で、その先の位ヶ原はトレースがほとんどなかった状況でした。

<お願い>
なお、最近、スマホのGPSを利用して、入山されるケースが多くなっていますが、必ず、地図が読めるスキルは身に着けるようお願いいたします。また、極寒でスマホのバッテリー容量が低下し、スマホが作動しなくなるケースもありますので、必ず紙の地図も合わせて持参されるようお願いいたします。(←昨日は道迷いが発生しております。)


なお、12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。次回速報は次の土曜日の予定です。 (2017/01/01 17:00更新)

 

【1月1日(日)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2016ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2016/10/29〜30)<最終号>をもって2016シーズンの連載を終了させていただ来ました。2017シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

2016年

2017年

  11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月〜10月
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(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


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(毎週土曜)

ノリクラ
雪渓カレンダー
× × × ×

プレリリース版
<3月下旬〜5月上旬>

正式版
<中旬開始>

 

●速報●
<2016年11月> お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2016年12月〜2017年3月> ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2017年3月下旬以降> 春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2017年3月下旬頃から再開を予定しノリクラ雪渓カレンダー正式版は2017年5月中旬頃を予定しております。


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◎目次

速報バックナンバー
■これまでの現地速報■
これまでトップページに載せていました現地からの速報のバックナンバーです。マイカー規制前の県道乗鞍岳線のはげしい渋滞の様子など今後絶対にみることのできない貴重な(?)画像も掲載しています。

2016シーズン ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版)
■通常版開始前の3月〜5月初旬の冬・春スキーの様子■
ツアーコース、雪原の位ヶ原・屋根板などノリクラの春スキーの様子をお届けします。

2016シーズン ノリクラ雪渓カレンダー(正式版)
■通常版は2013年5月中旬より開始■
乗鞍大雪渓の雪渓の状態、高山植物の様子をお伝えします。夏スキー・登山・紅葉で乗鞍岳にお越しの方はぜひご覧ください。
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ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版  ノリクラガイドマップ 春〜夏スキー大雪渓・山頂版
■春スキーのツアーコース情報など雪崩箇所・ビューポイントを地図上にピックアップ■
春スキーのツアーコースに訪れるために必要な情報を掲載しております。
今後はツアコースに限らず、グリーンシーズンの情報も掲載予定です。

乗鞍岳へのアクセス(乗鞍大雪渓WebSiteの歩き方)
■初めてノリクラにお越しになる方へ、初めて当WebSiteをご覧になる方へ■
乗鞍岳へのアクセス方法をご紹介しながら、当WebSiteの歩き方をご案内します。
初めてノリクラにお越しになる方、初めて当WebSiteをご覧になる方は、是非、お立ち寄りください。

ノリクラ ヒルクライム・マラソン大会関連
■全日本マウンテンサイクリング(自転車) − 自動車道最高標高地点をめざすヒルクライム自転車レースの模様■
標高1400メートルの乗鞍高原から標高2700メートルの自動車道最高標高地点の畳平まで標高差1300メートル、距離約22kmのヒルクライムレースが、毎年8月下旬に県道乗鞍岳線を舞台に開催されます。3000名近くの選手が参加され、受付開始からあっという間に定員になってしまうほど人気の自転車レースです。
■乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(自転車) − 自動車道最高標高地点をめざすヒルクライム自転車レースの模様■
長野県側の県道乗鞍岳線で開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に対し、こちらは岐阜県側の乗鞍スカイラインで開催されるヒルクライムレース。標高1600メートルの平湯峠から標高2700メートルの自動車道最高標高地点の畳平まで標高差1100メートル、距離約14kmと全日本マウンテンサイクリングin乗鞍よりもやや規模は小さいものの、勾配が急でこちらもかなりキツそうな大会です。マイカー規制開始の翌年の2004年から開催された新しい大会です。
■乗鞍天空マラソン(マラソン) − 冬季閉鎖中の県道乗鞍岳線で雪の壁の中を走るマラソン大会■
冬季閉鎖中の県道乗鞍岳線で雪の壁の中を走るマラソン大会。自転車のヒルクライムとは異なり、大雪渓駐車場で折り返して下りもレースの一部です。雨に見舞われることの多い時期ですが、年々参加者が増えています。

乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報★
■県道乗鞍岳線・乗鞍スカイラインマイカー規制・シャトルバスに関する情報■
長野県側の県道乗鞍岳線、岐阜県側の乗鞍スカイラインのマイカー規制、乗り換え駐車場、シャトルバスの情報を掲載しております。

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