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このサイトでは乗鞍大雪渓・四季の乗鞍の様子をリアルタイムに掲載いたします。

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★ 【2021速報】 6月12日(土)取材分掲載中。(毎週土曜日掲載 − 次回は6月19日(土)予定)
★ 【WebSite更新・施設情報】 2020シーズン終了に伴う 当WebSite・道路交通・各施設の営業終了と来年度再開予定 
 

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■ 【更新情報】

【2021/04/29】 次回速報掲載日を変更します(4月29日(木)→4月30日(金))

【2021/02/04】 次回速報掲載日を変更します(2月6日(土)→2月7日(日))

【2020/12/30】 次回速報掲載日を変更します(12月31日(木)→1月1日(金))

【2020/12/05】 12月5日取材分より、2021シーズンの連載開始します(毎週土曜日掲載予定)
【2020/11/01】 2020シーズンの記録(シャトルバス最高乗車人数・自転車最高入山数・初雪・初冠雪日など)

 

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■ 【大会情報】 

2019年大会の模様●

【2019/09/19】 8月25日開催のマウンテンサイクリングin乗鞍2019特集を掲載しました。

【2019/08/01】 第16回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(開催日2019/07/07)

 


  

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◎速報 

★過去の速報★| 2021年5月 | 2021年4月以前(→INDEX) |

 

 

■2021年6月12日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  当面休止)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。)  
 

稜線からの滑走はあと1週間程度で終了、春山スキーは終盤へ
@ 2021/06/12 09:15
春山バス始発便は4台・101名 − まずまずの人出
(大雪渓・肩の小屋口バス停)
A 2021/06/12 11:05
横幅いっぱいにわたってクラックが入る
(朝日岳から大雪渓への滑走エリア)

B 2021/06/12 12:20
激しく飛び回るオスの雷鳥 − メスをめぐっての攻防が
(蚕玉岳付近)

C 2021/06/12 12:10
バーンも荒れてなく、雪も柔らかく、最高の春山スキー
(剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 東海地方はすでに梅雨入りしていますが、関東甲信地方はまだ梅雨入りの発表がないため、乗鞍は長野県側がまだ梅雨入りしていない状況です。ただ、それもそろそろカウントダウンが始まっている模様で、今日はほとんど雨に降られず、貴重な一日となりました。

<乗鞍高原・観光センター前駐車場・春山バス>
早朝7時の乗鞍高原は、若干雲間に青空のある朝を迎えます。気温は16℃で穏やかなコンディション。山頂方面もはっきりと確認でき、今日は雨に降られずに済みそうな予感です。山頂方面はこの1週間の雪解けはやや遅かった模様で、稜線からの滑走エリアは積雪が途切れてない様子が見られます。ただ、県道乗鞍岳線の除雪はすでに県境まで進んでいますので、富士見沢の上部は滑走できない状態になっていますのでご注意下さい。

観光センター周辺はすでに2週間ほど前からレンゲツツジが見頃を迎えていますが、一の瀬のつつじ園はようやく開花を迎えました。例年よりも1〜2週間は遅い状態です。

本日運行された春山バス始発便は4台・101名で、天気予報があまり芳しくない予報だった割には多くの方がお越しになりました。先週から大雪渓まで延長されたことで、モーグラーなどの夏スキーヤーの姿が目立つようになってきました。

<延長運行された乗鞍岳春山バス、雪壁、大雪渓、雷鳥の姿>
延長された位ヶ原山荘から大雪渓の区間は森林限界を超えた山岳地帯で、ハイマツと残雪の織りなす唐草模様が美しく、ノリクラ特有の春山の光景を繰り広げています。雪壁は最も高い4号カーブでカーブ外側で9.7メートル、内側で4.7メートルとなっています。外側は例年並みですが、内側は例年よりやや低い状態です。

春山バスの到着した9時の大雪渓は小雨・気温10℃、突然の雨でレインウエアを慌てて着る様子が見られましたが、雨はほどなくして止んで、その後もパラパラと雨があったものの、レインウェアは必要ない状態でした。今日は山頂方面に向かうバックカントリースキーヤーよりも、大雪渓でコブを繰り返して滑るモーグラーの方々の方が多い状態で、モーグルコースが3レーンも作成されていました。バーンは柔らかく、若干うねりが見られるところがあるものの、再氷結もほとんどなく、滑りやすい状態だったと思われます。

また、今日は山頂方面を中心にオスの雷鳥の鳴き声をあちこちで耳にすることができました。オス同士の縄張り争いの時期で、オスの雷鳥の活動が活発となり、あちこちで飛来する姿もこ時期は多くみられます。

<山頂方面の積雪状況>

山頂方面、雪解けが例年より早い状況です
(2週間程度早く、あと1週間で滑走できなくなります)
@ 山頂方面全景

A 剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走エリア
滑走エリアを分断する岩がすでに出始めています

B 蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走エリア
クラックが赤丸の全幅で入っています
その他の画像に拡大画像があります

▼ 例年より2週間程度早い雪解けとなっています。(→その他の画像を参照)。
【画像A 剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走エリア】 滑走エリアを分断する部分で岩が多くなってきました。最も狭い所で幅10メートルで、あと1週間ほどで途切れると予測されます。現時点では県道まで問題なく滑走できますが、大雪渓方面への滑り込みは先週の段階でできなくなっています。

【画像B 蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走エリア】 稜線付近は岩がでて滑走できなくなり、朝日岳直下からの滑走となります。また、大雪渓に入る部分が狭くなり、あと1週間ほどで滑走エリアが分断されて滑走できなくなると予測されます。また、この付近でクラックが入っていて、滑走エリアのほぼ全幅に入り込んでいます。したがって、滑り降りるときは右端か左端へ迂回しながら滑走することになりますが、濃霧など視界不良時は十分注意が必要です。

登山道に関しては、大雪渓入口から肩の小屋までは全域で積雪区間となっています。肩の小屋から朝日岳直下まではほぼ積雪はありませんが、朝日岳直下は70メートルほどの積雪区間となっています。先週まではステップが切ってありませんでしたが、今週はステップが作成され、この区間においては、先週よりも歩きやすくなっています。ただ、大雪渓から肩の小屋までの登山道はほぼ全面積雪状態ですので、必ずアイゼン装着の上で登攀・下山するようお願いします。

次回速報は6月19日(土)の予定です。(2021/06/12 19:10更新)

 

6月12日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
4月4日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月5日(月)〜4月16日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●4月4日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月5日(月)〜16日(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月16日(金)11時〜28日(水)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月29日(木)予定〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(水)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 土砂災害のため、乗鞍スカイラインシャトルバスは昨年7月より運休中(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


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■2021年6月5日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  当面休止)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 )  
 

本日より、春山バス大雪渓延長運行開始 
@ 2021/06/05 09:15
乗鞍岳春山バス − 大雪渓延長運行開始
(大雪渓・肩の小屋口バス停)
A 2021/06/05 09:40
山頂目指して出発!
(大雪渓)

B 2021/06/05 11:45
気温10℃、爽やかな風に包まれる
(朝日岳〜蚕玉岳稜線)

C 2021/06/05 12:30
稜線からドロップイン!
(剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼4月29日より運行が始まった乗鞍岳春山バスは、例年5月下旬〜6月上旬頃になると大雪渓まで運行が延長されます。今日は大雪渓延長運行初日。この日を待ちわびていたスキーヤー・ボーダーの方も数多くいらっしゃったようです。

<乗鞍高原・観光センター前駐車場・春山バス>
早朝7時の乗鞍高原は若干雲があるものの、綺麗な青空の朝を迎えます。気温は11℃で寒さはもうありませんが、夜明け頃は5℃まで冷え込みました。8時頃になると、観光センター駐車場は40台程度まで埋まり、久しぶりの賑わいとなっています。

本日から大雪渓への延長運行が始まる春山バスですが、位ヶ原山荘から大雪渓の区間は、6月上旬でも路面凍結する可能性があり、日によっては位ヶ原山荘で運行が打ち切られることがあります。今日も早朝パトロールの時点では一部凍結が見られた模様ですが、始発便運行までには解消し、今日は問題なく大雪渓までの運行が決まりました。始発便は3台運行され、約90名の方が大雪渓に向けて乗車し、大半がスキーヤー・ボーダー・登山者の方々でした。

<延長運行された乗鞍岳春山バスと大雪渓>
延長された位ヶ原山荘から大雪渓の区間は森林限界を超えた山岳地帯で、ハイマツと残雪の織りなす唐草模様(←わからない方はネットで調べて〜)が美しく、ノリクラ特有の春山の光景を繰り広げています。雪壁は最も高い4号カーブでカーブ外側で10メートル、内側で5.5メートルとなっています。外側は例年並みですが、内側は例年よりやや低い状態です。

春山バスの到着した9時の大雪渓は晴天・気温10℃、暑くもなく寒くもない状態です。雪は柔らかく、梅雨末期に良く発生する再氷結で見られるタケノコ状の氷柱はまだ発生していません。また、先週から45センチの雪解けが見られ、一昨年とほぼ同じ状態で、例年よりも2週間ほど早い雪解けとなっています。

大雪渓下部では早くもモーグルの方々が集まり、何度も滑り込みながらコブをつくっていました。この一角だけはもう夏の大雪渓の賑わいが始まっていました。


<山頂方面>

山頂方面、雪解けが例年より早い状況です
(2週間程度早く、あと1〜2週間で滑走できなくなります)
@ 山頂方面全景

A 剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走エリア
滑走エリアを分断する岩がすでに出始めています

B 蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走エリア
クラックが赤丸の全幅で入っています
その他の画像に拡大画像があります

▼ 例年より2週間程度早い雪解けとなっています。(→その他の画像を参照)。
【画像A 剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走エリア】 滑走エリアを分断する岩が出始めています。一昨年より1週間程度早い状態で、例年より2週間程度早い状況です。この岩が出始めると1〜2週間後には滑走エリアが分断され滑走できなくなります。なお、大雪渓方面への滑り込みはもうできなくなっています。

【画像B 蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走エリア】 稜線付近は岩がでて滑走できなくなり、朝日岳直下からの滑走となります。また、大雪渓に入る部分が狭くなり、一昨年より2週間程度早い雪解けです。こちらはあと1〜2週間前後で滑走エリアが分断されて滑走できなくなります。また、この付近でクラックが入っていて、滑走エリアのほぼ全幅に入り込んでいます。したがって、滑り降りるときは右端か左端へ迂回しながら滑走することになりますが、濃霧など視界不良時は十分注意が必要です。

登山道に関しては、大雪渓入口から肩の小屋までは全域で積雪区間となっています。肩の小屋から朝日岳直下まではほぼ積雪はありませんが、朝日岳直下は100メートルほどの積雪区間となっています。例年、朝日岳直下の積雪区間は畳平関係者によりステップ(切込み)が作られますが、今年は畳平がまだ閉鎖されていて、ステップが作られていませんので、必ずアイゼン装着の上で登攀・下山するようお願いします。

次回速報は6月12日(土)の予定です。(2021/06/05 20:20更新)

 

6月5日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
4月4日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月5日(月)〜4月16日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●4月4日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月5日(月)〜16日(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月16日(金)11時〜28日(水)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月29日(木)予定〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(水)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 土砂災害のため、乗鞍スカイラインシャトルバスは昨年7月より運休中(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


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■2021年6月3日(木)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  当面休止)
 

春山バス、大雪渓延長運行に向けた試運転実施 − 6/5(土)より大雪渓への運行決定
@ 2021/06/03 12:00
乗鞍岳春山バス − 大雪渓延長運行試運転
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)
A 2021/06/03 11:50
全体的な積雪は、例年より少なく、2週間程度早い雪解け
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 6号カーブ)

B 2021/06/03 12:10
雪壁最大10メートル − ここだけは例年並み
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)

C 2021/06/03 12:20
試運転は無事終了し、大雪渓への延長運行が決定
(大雪渓前)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 県道乗鞍岳線の除雪が大雪渓まで完了したことから、現在、位ヶ原山荘まで運行されている乗鞍岳春山バスを、大雪渓まで延長運行するにあたり、本日、位ヶ原山荘〜大雪渓の約3.5km区間の試運転が実施され、今週末6月5日(土)より、大雪渓まで運行されることが正式に決定されました。

今年の山頂方面の積雪量は、ゴールデンウィークの降雪により、5月上旬までは多い傾向でしたが、その後の梅雨前線による大雨で一気に雪解けし、現時点では全体的な積雪量は少ない状態となっています。しかし、春山バス最大の目玉となっている4号カーブの雪壁は、最大10メートルの高さを誇り、ほぼ例年並みとなっています。

今日は薄日から曇の穏やかな天候が続き、大雪渓での気温は14℃と幾分高めの状態。また、遠景の山並みは曇っている割にははっきりと眺めることができ、前述の4号カーブからは、雪壁の間から穂高の山並みを楽しむことができ、試運転に参加された関係者の方々のシャッター音が絶え間なく続いていました。

乗鞍岳春山バスは今月末の6月30日まで毎日5便が大雪渓まで運行されます。なお、現時点で春山バス終点となっている位ヶ原山荘への下山滑走はまだ可能ですので、大雪渓での春スキーを楽しんだあと、位ヶ原山荘まで滑り降りて春山バスに乗車することも可能です。また、肩の小屋から山頂方面の登山道は、朝日岳直下に積雪区間がありますので、アイゼンなどの装備を必ず持参してください。(2021/06/03 17:00更新)

 

6月3日(木)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
4月4日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月5日(月)〜4月16日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●4月4日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月5日(月)〜16日(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月16日(金)11時〜28日(水)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月29日(木)予定〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(水)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 土砂災害のため、乗鞍スカイラインシャトルバスは昨年7月より運休中(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


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■2021年5月29日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  当面休止)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 )  

山頂方面は午前中濃霧、午後から天気回復 
@ 2021/05/29 08:10
乗鞍高原は天候が回復してきた
(観光センター前駐車場)
A 2021/05/29 09:10
春山バス始発便到着 − 気温6℃、肌寒い
(位ヶ原山荘前)

B 2021/05/29 11:05
大雪渓まで除雪完了 − 春山バス延長はもうすぐ!
(大雪渓前)

C 2021/05/29 12:15
梅雨に入ってもバーン表面は荒れていない
(雪渓下部)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 5月最後の速報をお伝えします。今日は上空の寒気の影響により、山頂方面は天候の回復が遅れ、午前中は曇〜濃霧の天候、午後は雲は取れて青空となりましたが時間が遅く、もう少し早く天候が回復してくれたらと悔やまれる一日でした。

<乗鞍高原・観光センター前駐車場・春山バス>
早朝7時の乗鞍高原は、どんよりとした曇り空の朝を迎えます。気温は10℃で山頂方面は鉛色の雲に包まれています。朝5時頃にはまとまった雨が降り、まだアスファルトが濡れています。しかし、8時頃には青空が広がってきて、回復傾向の天候となってきました。観光センター周辺ではウワミゾザクラが咲き始め、レンゲツツジのつぼみが大きくなり、どちらもほぼ例年並みの推移です。

冷泉小屋付近の道路陥没のため、大雨で路面不安定な状況が懸念されることから、先週5月22日(土)から24日(月)までの3日間と27日(木)は運休となりました。今日は路面状況に問題なく、始発便より通常運行され、始発便は2台・29名で位ヶ原山荘に向けて出発しました。

<位ヶ原・大雪渓・道路除雪>
始発便が到着した位ヶ原山荘の天候は曇・気温6℃で、肌寒さを感じる状況ですが、屋根板入口付近のバーンはザクザクした柔らかめの状況。屋根板の雪解け状況は先週からあまり大きな変化はありません。そして、屋根板を登り切ったところがちょうど県道乗鞍岳線の5号カーブ(宝徳霊神バス停付近)になりますが、今週は大雪渓まで除雪が完了し、道路は切り通しの雪の壁ができています。高さは垂直に切り立った部分で5メートル、最大で8.9メートルとなっています。例年よりやや低い状況です。

11時の大雪渓の気温は4℃、大雪渓入口付近は先週から35センチ程度の雪解けが見られ、一昨年より1週間程度遅い雪解け状況となっています(昨年は新型コロナの外出規制のため取材しておりません)。

梅雨に入るとバーン表面の再氷結による細かなピッチが発生しますが、先週から今週にかけてまとまった雨が降っているものの、今年はまだ見られず、綺麗なバーンを保っています。また、先週もお伝えした土砂流出部分は大きな変化はなく、長さ200メートル×幅30メートルとなっています。また、土砂表面に雪が積もっており、まだまだ冬の様相を見せていますので、冬山装備でお越し下さい(防寒対策とアイゼンなどのアイスバーン対策)

<山頂方面>

山頂方面、雪解けが例年より早い状況です(2週間程度早い)
@ 山頂方面全景
 

A 剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走エリア
滑走エリアを分断する岩がすでに出始めています

B 蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走エリア
稜線からの滑走はできなくなり、大雪渓へ入る部分も狭くなってきました
その他の画像に拡大画像があります

▼ 大雨の影響により、山頂方面は劇的に積雪が減少しています。(→その他の画像を参照)。
【画像A 剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走エリア】 滑走エリアを分断する岩が出始めています。一昨年とほぼ同じで、例年より2週間程度早い状況です。この岩が出始めると2〜3週間後には滑走エリアが分断され滑走できなくなります。
【画像B 蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走エリア】 稜線付近は岩がでて滑走できなくなり、朝日岳直下からの滑走となります。また、大雪渓に入る部分が狭くなり、一昨年より2週間程度早い雪解けです。こちらはあと2週間前後で滑走エリアが分断されて滑走できなくなります。


<大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走>

大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走は現時点ではまだ問題なく可能です
@ 大雪渓から屋根板上部へ A 大雪渓から屋根板上部へ
5号カーブへの滑落注意

B屋根板下部への滑走ルート
ハイマツ帯の切れ目から滑り込む

C最後は位ヶ原山荘の赤い屋根を目印に
その他の画像に拡大画像があります

▼ ツアーコースでの下山滑走はもうできなくなったため、位ヶ原山荘より春山ばすにて下山することになりますが、大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走は上記の画像を参考になさってください。
現時点で特に注意点はありませんが、トイレからの滑走部分はハイマツが出てきましたので、駐車場の隣にある登山道入口から下山滑走を始めてください。その先はオープンバーンとなりますが、切り通しとなっている5号カーブの上をトラバースして屋根板方面に向かいます。濃霧時は5号カーブに滑落しないよう注意してください。屋根板に入れば、フォールラインに沿って滑走すれば、位ヶ原山荘に続く車道に出ることが可能です。(→その他の画像を参照)。

次回速報は6月5日(土)の予定です。(2021/05/29 20:15更新)

 

5月29日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
4月4日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月5日(月)〜4月16日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●4月4日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月5日(月)〜16日(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月16日(金)11時〜28日(水)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月29日(木)予定〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(水)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 土砂災害のため、乗鞍スカイラインシャトルバスは昨年7月より運休中(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


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■2021年5月22日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  当面中止)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 )  
 

曇〜濃霧の一日。昨日の大雨の影響があちこちに...
@ 2021/05/22 09:20
濃霧の中を行く
(位ヶ原山荘前)
A 2021/05/22 11:40
昨日の大雨で一気に雪解け
(大雪渓前 − 先週から1.3mの雪解け)

B 2021/05/22 11:55
昨日の大雨で大規模な土砂流出も
=詳細な場所は本文末尾の「その他の画像」を参照=
(大雪渓下部 − 長さ230m×幅30m)

C 2021/05/22 13:20
大雨による路面不安定により2便目以降運休へ
=始発便利用者の下山便のみ運行=
(位ヶ原山荘前 − 明後日まで運休が決定)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 昨日は梅雨前線の影響で、5月としては記録的な大雨となり、乗鞍周辺では落石や雨量規制による通行止め発生しましたが、今朝までにはほぼ解消しました。

<乗鞍高原・観光センター前駐車場>
早朝7時の乗鞍高原は、綺麗な青空の朝を迎えます。気温は10℃、寒さはほとんどありません。ただ、山頂方面は雲がしっかり雲がかかり、雲間からのぞく様子から昨日の雨でかなり雪解けが進んでいるように見られます。

昨日は大雨の影響で、乗鞍岳春山バスは終日運休となりましたが、今日は始発便から運行。また周辺道路では、国道158号線の高山市丹生川町内が昨日朝7時30分より、県道白骨温泉線は昨日朝3時より雨量規制通行止となりましたが、今朝までにはいずれも解除されました。また、県道上高地公園線は釜トンネル入口での落石により、昨日10時から通行止めとなり、今日も終日通行止めとなっています。

今朝の観光センター前駐車場は朝の段階では5台程度しかなかったものの、春山バス始発便の運行が始まる頃には20台ほどがお越しになりました。

<春山バスは始発便のみ、2便目以降運休>
今朝の始発便は観光センターから出発した1台・27名と三本滝から出発した1台・15名の合わせて2台・42名の方が位ヶ原山荘に向けて出発しました。先週、復旧工事を終えた冷泉小屋付近の道路陥没箇所は、昨日の大雨の影響により陥没が大きくなった模様で、始発便は問題なく通行できたものの、2便目からは急遽運休の措置が取られました。しかし、始発便でお越しになった方々はすでに山頂方面に出発しているため、始発便利用者の下山用の下り便のみ運行される対応となりました。

なお、陥没箇所への対応のため、明日・明後日も運休となることがすでに決まっています。

<位ヶ原・大雪渓・道路除雪>
始発便が到着した位ヶ原山荘の天候は曇・気温5℃、屋根板より先は濃霧となり、視界は100〜300メートルほど。昨日の大雨の影響で、位ヶ原山荘へ降りる急斜面上端はハイマツの出現が目立つ状態となっています。現時点では、位ヶ原山荘への下山滑走に問題ありませんが、例年の6月上旬頃の雪解け状況かと思われます。

また、5月末から6月上旬頃には乗鞍岳春山バスの大雪渓延長運行が始まりますが、現時点での除雪状況は除雪先頭が5号カーブに到達したところで、例年よりも進み具合が遅くなっている模様。例年の状況と比較すると、次週末の大雪渓延長の実施はなく、6月上旬ではないかと思われます。

11時の大雪渓の気温は2℃、やや風が強くなり、視界は100〜200メートルほど。昨日の大雨でかなり雪解けが進んでいて、大雪渓入口で先週より130センチもの雪解けとなっていて、例年より1〜2週間ほど早い雪解け状況です(ただ一昨年とほぼ同じ状況)。

また、例年6月下旬から7月上旬の梅雨末期に、雪渓中段あたりから土砂が噴出する現象がよく見られますが、周囲数十メートルにとどまる程度で収まっています。その現象がこの大雨で発生し、今回は車道まで到達するほどで、長さ230メートル×幅30メートルにも及ぶ大規模な土砂流出となっています。ただ、雪渓下部の滑走エリアとスキーヤー専用道の間に発生しているため、7月以降の夏スキーには大きな影響はないものと思われます。

なお、本日は山頂方面の濃霧視界不良と春山バスでの下山の都合から、大雪渓より上部の状況は把握しておりません。大雨による大規模なクラック(クレパス)の発生の可能性もありますので、明日以降現地に向かう方は十分注意下さい。ただし、前述のとおり、明日・明後日は春山バス運休です。

次回速報は5月29日(土)の予定です。(2021/05/22 20:00更新)

 

5月22日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
4月4日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月5日(月)〜4月16日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●4月4日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月5日(月)〜16日(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月16日(金)11時〜28日(水)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月29日(木)予定〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(水)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 土砂災害のため、乗鞍スカイラインシャトルバスは昨年7月より運休中(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


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■2021年5月15日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  当面休止)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 )  
 

山頂までしっかり雪が緩み、穏やかに春スキーを楽しめた一日 
@ 2021/05/15 09:30
出発の準備 − 山頂目指して..
(屋根板入口)
A 2021/05/15 10:05
風もなく穏やかな雰囲気
(屋根板上部)

B 2021/05/15 14:15
GWに降った雪が適度に緩んで、まったりとした質感
(剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線下)

C 2021/05/15 14:40
県道乗鞍岳線、大雪渓に向けて除雪が進む
(位ヶ原11号カーブ)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日はまさに春山日和の一日!暑くもなく寒くもなく、そして、雪は山頂までしっかり緩んで、安心して春スキーを楽しめる状態。そして、雪質は若干重めではあるものの、梅雨入り前の綺麗なコンディションを足裏に感じながら、一日を過ごすことができました。

<今日は5月15日 − 乗鞍スカイライン開通日>
例年なら、乗鞍スカイラインの開通日でありますが、昨年7月の豪雨災害による道路損壊のため、乗鞍スカイラインは全線にわたって通行できない状態が続いており、畳平での山開き祭りは行われていません。また、昨年の5月15日は新型コロナ感染拡大のため、畳平閉鎖の措置が取られたため、2年連続の中止となります。
なお、畳平の営業開始は、県道乗鞍岳線の開通日である7月1日からとなっています。また、乗鞍スカイラインは8月中に片側1車線の開通を目指して、すでに復旧工事に着手されています。

<乗鞍高原・三本滝レストハウス前駐車場>
早朝6時の乗鞍高原は、快晴の朝を迎えます。気温は9℃で寒さはありません。山頂方面は先週と比べると、雪解けが幾分進んでいるようです。また、観光センター周辺はスモモが満開で自然保護センターの桜もまだ残っています。そして、周囲は緑の芽吹きをしっかり感じられるようになってきました。

7時の三本滝レストハウス前駐車場は12℃、アスファルト部分はほぼ満車の状態。かもしかゲレンデはほぼ雪解けが終わっています。来場者は先週よりも若干多いものの、目立った混雑はなく、砂利部分の駐車場は20台程度しか達しませんでした。

<春山バス、位ヶ原山荘から屋根板・位ヶ原へ>
冷泉小屋付近の道路陥没は春山バス運行が開始された4月下旬はそれほど大きくなかったものの、道路の半分まで達する状況となり、一昨日のお昼より春山バスの運行が休止されて、仮復旧の工事が行われました。今朝は始発便より運行が再開され、観光センター4台・三本滝2台で合計224名の方が位ヶ原山荘に向けて出発しました。

位ヶ原山荘に到着した9時過ぎの天候は晴・気温12℃、風はなく、若干暑さを感じる状況。山荘から100メートルほどのところにある屋根板入口では山頂方面に向かう方々が出発の準備を始めます。雪は朝一番からグサグサの春雪。GWに降った新雪が混ざった状態で若干湿雪状態となっています。
屋根板を登っている時は暑さにバテ気味な感じだったものの、位ヶ原に到達すると、爽やかな空気に入れ替わります。風はほとんどないものの、山頂付近は周期的に雲に覆われる状態となってきます。

<大雪渓・稜線方面>
11時の大雪渓の天候は晴12℃、大雪渓付近は先週より25センチほど雪解けが進んでいますが、一昨年2019年よりも積雪が多い状態(昨年2020年は新型コロナ移動規制により取材しておりません)。多くの方が大雪渓中央部分より稜線目指して登って行きます。現時点では問題ありませんが、今後、雪解けが進んで高山植物が出現しはじめたら、左側の朝日岳直下より登るようにお願いいたします(高山植物・ハイマツ・雷鳥保護のため)。

今日は稜線直下まで雪が柔らかく、シールで何ら問題なく登れる状態でした。13時の稜線の気温は8℃、若干風があるものの穏やかで、アウターなしでも何とか耐えられる状態でした。稜線からの滑走では、雪質に若干重たさがあるものの柔らかく、降雨による再氷結部分は全くなく、梅雨入り前の貴重な雪質を味わうことができました。

雪解けがとともに、頂上小屋の屋根が出てきましたが、屋根の上に上がると、屋根やソーラーパネルを破損するため、絶対に屋根の上を歩くことは避けてください。特にアイゼンやピッケルなどの鋭利なものは屋根に穴をあけてしまい、雨漏りなどの原因になりますので、絶対に歩かないようお願いいたします。

<ツアーコースの積雪状況>

★ツアーコースでの下山滑走は厳しくなり、来週は春山バスでの下山をオススメします★
ツアーコース:△〜×(入口急斜面上端が途切れました)
かもしかゲレンデ:×(雪はありません)
@ ツアーコース入口急斜面上端
積雪が途切れました(左の樹林帯も△〜×)
A ツアーコース入口急斜面
積雪は入口急斜面まで

B ツアーコース入口急斜面
来週はもう滑走不能となります

C ツアーコース入口急斜面下部
樹林帯へ迂回→かもしかゲレンデ最上部まで滑走可
その他の画像も参照ください

▼ ツアーコースでの滑走可否は、最後の入口急斜面上端部分(画像@)の状態で決まります。今日は入口急斜面上端部分の積雪がなくなりました。ここだけ、ツボ足で降りればよいのですが、クマザサの急斜面をスキーブーツで降りることは困難です。その様な場合、左側の樹林帯から降りることになるのですが、樹林帯も雪解けが進んで、かなり狭くなってきたため、ツアーコースでの下山滑走は厳しい状況になってきました。また、かもしかゲレンデは完全に雪がないため、全てツボ足で降りることになり、今後は位ヶ原山荘から乗鞍岳春山バスにて下山をオススメします。(→その他の画像を参照)。

・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪0センチ。(先週と同じ、2019年と同じ)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪20センチ。(先週より20センチ減少、2019年より10センチ少ない)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪105センチ。(先週より30センチ減少、2019年より20センチ多い)
※ 昨年2020年の積雪データは、新型コロナによる外出自粛により、現地測定未実施のため、ありません。

次回速報は5月22日(土)の予定です。(2021/05/15 21:45更新)

 

5月15日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス)】
4月4日(日)でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月5日(月)〜4月16日(金)11時までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)

●4月4日(日)まで

(Mt乗鞍営業期間)

リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月5日(月)〜16日(金)11時

(休暇村ゲート開門前)

徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月16日(金)11時〜28日(水)

(休暇村ゲート開門後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)

●4月29日(木)予定〜5月下旬

(春山バス運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)

●5月下旬〜6月30日(水)

(大雪渓延長運行開始後)

マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m)
【岐阜県】 土砂災害のため、乗鞍スカイラインシャトルバスは昨年7月より運休中(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


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◎目次

速報バックナンバー
■これまでの現地速報■
これまでトップページに載せていました現地からの速報のバックナンバーです。マイカー規制前の県道乗鞍岳線のはげしい渋滞の様子など今後絶対にみることのできない貴重な(?)画像も掲載しています。

2019シーズン ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版)
■通常版開始前の3月〜5月初旬の冬・春スキーの様子■
ツアーコース、雪原の位ヶ原・屋根板などノリクラの春スキーの様子をお届けします。

2019シーズン ノリクラ雪渓カレンダー(正式版)
■通常版は5月中旬より開始■
乗鞍大雪渓の雪渓の状態、高山植物の様子をお伝えします。夏スキー・登山・紅葉で乗鞍岳にお越しの方はぜひご覧ください。
バックナンバーはこちら → 2001シーズン  2002シーズン  2003シーズン  2004シーズン  2005シーズン  2006シーズン 2007プレリリース 2007シーズン 2008プレリリース 2008シーズン 2009プレリリース 2009シーズン 2010プレリリース 2010シーズン 2011プレリリース 2011 2012プレリリース 2012 2013プレリリース 2013 2014プレリリース 2014 2015プレリリース 2015 2016プレリリース 2016 2017プレリリース 2017 2018プレリリース 2018

ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版  ノリクラガイドマップ 春〜夏スキー大雪渓・山頂版
■春スキーのツアーコース情報など雪崩箇所・ビューポイントを地図上にピックアップ■
春スキーのツアーコースに訪れるために必要な情報を掲載しております。
今後はツアコースに限らず、グリーンシーズンの情報も掲載予定です。

乗鞍岳へのアクセス(乗鞍大雪渓WebSiteの歩き方)
■初めてノリクラにお越しになる方へ、初めて当WebSiteをご覧になる方へ■
乗鞍岳へのアクセス方法をご紹介しながら、当WebSiteの歩き方をご案内します。
初めてノリクラにお越しになる方、初めて当WebSiteをご覧になる方は、是非、お立ち寄りください。

ノリクラ ヒルクライム・マラソン大会関連
■全日本マウンテンサイクリング(自転車) − 自動車道最高標高地点をめざすヒルクライム自転車レースの模様■
標高1400メートルの乗鞍高原から標高2700メートルの自動車道最高標高地点の畳平まで標高差1300メートル、距離約22kmのヒルクライムレースが、毎年8月下旬に県道乗鞍岳線を舞台に開催されます。3000名近くの選手が参加され、受付開始からあっという間に定員になってしまうほど人気の自転車レースです。
■乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(自転車) − 自動車道最高標高地点をめざすヒルクライム自転車レースの模様■
長野県側の県道乗鞍岳線で開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に対し、こちらは岐阜県側の乗鞍スカイラインで開催されるヒルクライムレース。標高1600メートルの平湯峠から標高2700メートルの自動車道最高標高地点の畳平まで標高差1100メートル、距離約14kmと全日本マウンテンサイクリングin乗鞍よりもやや規模は小さいものの、勾配が急でこちらもかなりキツそうな大会です。マイカー規制開始の翌年の2004年から開催された新しい大会です。
■乗鞍天空マラソン(マラソン) − 冬季閉鎖中の県道乗鞍岳線で雪の壁の中を走るマラソン大会■
冬季閉鎖中の県道乗鞍岳線で雪の壁の中を走るマラソン大会。自転車のヒルクライムとは異なり、大雪渓駐車場で折り返して下りもレースの一部です。雨に見舞われることの多い時期ですが、年々参加者が増えています。

乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報★
■県道乗鞍岳線・乗鞍スカイラインマイカー規制・シャトルバスに関する情報■
長野県側の県道乗鞍岳線、岐阜県側の乗鞍スカイラインのマイカー規制、乗り換え駐車場、シャトルバスの情報を掲載しております。

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