ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.2(2005/05/21) A

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(Update:2005/05/26)

 

【畳平へ】

はおのきバスターミナルを出発したバスは標高2700mの畳平に向かいます。所要時間は約1時間弱です。

 

平湯峠を過ぎると残雪が見え始めます、

国道158号線から平湯峠に入り、乗鞍スカイラインのゲートを過ぎたあたりから、周りの山肌に残雪が見えるようになって来ました。この付近に残雪があること自体は、特に珍しいことではありませんが、例年よりも若干多いのかなと、思います。

 

四ッ岳ヘアピンカーブ付近

長野県側の県道乗鞍岳線でもそうですが、はじめは視界の効かない林の中を進んで行きます。全体の3分の2程度進んだあたりから、猫岳(ねこだけ−2581m)の山麓をぐるっと回るように進み、森林限界を超えて、一気に視界が開けます。しばらく勾配のきつい直線が続き、左の画像のようなヘアピンカーブに差し掛かります。このあたりが乗鞍スカイラインで一番積雪の多いところで、5メートル以上の積雪が残っています。昨年よりも確実に多く、雪の多かった一昨年と同程度かそれ以上の積雪かもしれません。この雪の壁が日中、路面上に溶け出し、夜間に凍結すると、早朝は通行止めになる可能性があります。

ちなみに、左の画像はヘアピンカーブを上から見下ろしたところですが、乗鞍スカイラインは右上にある猫岳の左側から手前のヘアピンカーブへと登ってきています。このヘアピンカーブのすぐ右に四ッ岳(よつだけ−2751m)があります。ご覧のように猫岳も立派な山ですが、、登ってくるときは猫岳のすぐ脇を通過するため、このヘアピンカーブと共に四ッ岳の存在のほうが印象深いかと思います。

 

鶴ヶ池大雪渓

四ッ岳を過ぎ、大丹生岳(おおにゅうだけ)・桔梗ヶ原(ききょうがはら)を過ぎると右手に大きな雪渓が見えてきます。ここが鶴ヶ池大雪渓で、滑走斜面にハイマツが出て来る頃までスキー・ボードを楽しむことができます。(だいたい6月中旬ごろまで、それ以降は滑走禁止)。ここを過ぎると数百メートルで畳平に到着です。

 

【畳平に到着】

畳平

鶴ヶ池大雪渓を過ぎると、すぐ畳平に到着です。

 

バスのトランクから荷物を降ろして、ザックに板を取り付けたら...

 

大雪渓へ出発

すぐに大雪渓に向けて出発です。ボーダーの方はほとんど板をザックに取り付けていらっしゃいますが、スキーヤーの方で、ザックとは別に、スキーは担いでいかれる方もたまにお見受けします。
畳平から大雪渓に向かう場合、ザックに取り付けたほうが圧倒的に楽だと思いますので、スキー板が装着できるザックを手配されたほうが良いかと思います。

 

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