ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2005/09/10) B

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(Update:2005/09/15)

 

【雪渓上部】

雪渓上部は右側のエリアが完全に雪解けが完了し、左側のエリア(雪渓上部左側)だけです。

雪渓上部左側

雪渓上部左側は先週から今週にかけてかなり雪解けが進んでいて、これまであまり変化のなかった左半分もだいぶ雪解けが目立ちます。全体的な積雪量が減っているためか、雪解けのスピードがかなり速いようです。

いつも申し上げましたが、雪渓上部左側は他のエリア比べ急斜面ですから、雪渓での滑走に慣れていないスキーヤー・ボーダーはここでの滑走は危険を伴います。また、隣の雪渓上部右側が滑走できない状態になってしまいましたので、これからの時期はノリクラでの滑走をされたことのない方は絶対に滑走なさらないようお願いいたします。

 

雪渓上部左側 下端

こちらは雪渓上部左側の下端部分です。左の画像の部分では先週の段階で手前部分の岩場はまだ完全に雪の下でした。下端の位置も先週から15メートルほど上昇(後退)しており、落書きの岩から30メートルほど離れています。2003年は落書きの岩が頭を出し始めたところで、1ヶ月近く雪解けが早い状況です。また、2004年よりも3週間程度遅い雪解けです。

 

画面中央にコブライン1本

バーンの構成はコブライン1本のみです。先週はコブラインの右側にフリーバーンがありましたが、ご覧のように右側部分はかなり雪解けが進み、滑走できる状態ではありません。また、コブラインのところでも下端付近もだいぶ岩が出てきており、一番下まで滑走することはできません。

 

先週は手前部分は完全に雪で覆われていました。

先週は左側部分も全面 雪で覆われていました。

こちらは右側部分の先週フリーバーンとして滑走していたエリアですが、ご覧のようにほとんど雪のない状態です。

 

先週は右の大岩のら3分の2あたりまで雪がありました

積雪量の面から見てもかなり雪解けが進んでいます。ご覧の画像の中央から右側に斜めに横たわっている大岩があるのが分かるかと思います。その大岩の下から3分の2付近に横長のくぼみがありますが、先週はここまで雪がありましたので、高さ1.5メートルほど雪解けしていることが分かります。この時期としてはかなり多い雪解け量です。

 

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