ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.18(2005/09/10) D
【雪渓上部 続き】
コブラインのスタート地点よりさらに左上に進みます。こちらは先週まで雪渓上部左側の上端部分でしたが、ご覧のようにかなり雪解けしています。先週と比べ、高さ1メートル以上雪解けしています。この部分の雪解けが進んだため、雪渓の上端はさらに左上方向になります。
雪渓上部左側 上端 |
こちらが雪渓上部左側の上端です。雪渓上部左側全体の中の位置としてはかなり左寄り部分になります。こちらもご覧のようにかなり地面の部分が露出しています。
積雪は1.5メートルほど |
積雪量は1.5メートルほどで、2004年よりも2週間ほど遅い雪解けですが、2003年よりも3週間〜1ヶ月近く早い雪解けとなっています。
今週は驚くほど雪解けが進んでいます。5月中旬の段階では「今年は積雪量の多い年」と思っていましたが、ここに来て、例年並の状況になってきました。特に今週は全く秋らしさを感じさせない週末でした。この時期見られるホシガラスもあまりハイマツを行き来する姿を見ることがなく、高い空があっても、なぜか秋らしさを見せない一因なのかもしれません。
【昨年の今ごろは?】
この週は雪渓左側上部のバーン上に乗っていた高さ1.8メートル×横2.5メートルの大岩が滑り落ちてきて、雪渓下の岩場に火花を散らしながら滑落した様子を目の当たりにしました。また、大雪渓付近の紅葉もピーク寸前といったところでした。今年はまだ紅葉は始まっていませんが、次のページで紅葉情報をお伝えします。
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