第21回 全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍

Vol.1「大会前日」 C

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(Update:2006/09/26)

 

【明日のレースに向けて】

すべてのイベントが終わり、夕方近くになると、会場から帰路につく人々の姿が目立つようになってきます。

 

思い入れのあるジャージで明日は参戦

明日のレースで目標のタイムを狙うため、今朝、山頂神社へお参りに出かけたこちらの方。普段はマウンテンバイクにTシャツ姿で練習を重ねていますが、明日は思い入れのあるこちらのジャージで参加です。この大会に初めて出場されたときからのジャージで、それだけこの大会が長年にわたって、参加する人々にそれぞれの想いを残し、次の大会のためにさらに一年がんばろうと活力を与えてくれているのかもしれません。

 

女性最高齢選手(右) − 残念ながら棄権

こちらのご夫婦も第6回大会から出場されているベテラン選手。特に奥様はこの大会では女性最高齢選手として知られています。ただ、ここ数年、出場を見合わせ、今年は再起を目指してエントリーしていました。しかし、8月上旬、練習中に倒れて、残念ながら棄権することになり、ご主人だけの出場となってしまいました。

2001年の第16回大会にご夫婦そろって出場された時に少し取材させていただいた時の画像があります。こちらのページの最後の所です。このときのように、自転車にまたがる元気に姿を来年はぜひ拝見したいと願っています。

 

明日はここからスタート

明日は7時30分から、チャンピオンクラスを皮切りに、標高差約1200mある長野県・岐阜県境に設けられたゴール地点まで、20.5kmのコースをひたすらペダルを回し続けます。

そして、一年の中でノリクラが一番活気づく一日になる日でもあり、この大会に照準を合わせてきた選手にとっては、夏の総決算という意味合いの強い大会になることは間違いありません。

 

明日もよい天気の予報がでています。青空の下でのレースになることは間違いなさそうです。

 

ヒルクライムレースの草分け的存在である全日本マウンテンサイクリングin乗鞍。回を重ねるごとに応募者数がどんどん増えて行く背景には、ヒルクライムレースが各地で開催され、競技そのものへの関心が高くなってきていることが一つの要因になっているのかもしれません。しかし、それだけではなく、他のレースがどんなに急峻な勾配のコースを設けても、ノリクラにしかいない「日本自動車道最高標高地点」という大きなセールスポイントを持ち、乗鞍高原のシラカバ林のから次第に針葉樹の林へ景色を変え、さら2番目のチェックポイントがある位ヶ原山荘付近からは森林限界を超えて、薄い大気との戦いが選手に容赦なく襲い掛かってくるところなど、ゴールに向かうまでのコースの変化が人気の要因になっているのかもしれません。

ノリクラはいろんなジャンルの方々が楽しめるだけの懐の深さがあることには間違いないと思います。

なお、大会当日の様子は、「第21回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 Vol2 大会当日」 で、お伝えする予定です。もうしばらくお待ちください。

 

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