第23回 全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍

2008/08/30〜31 D

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(Update:2008/09/22)

  

【大会は終盤に近づき...】

大会開始から3時間経過

時刻は10時40分、大会が始まって3時間が経過します。

下山待ちの選手の列

ゴール付近では下山待ちの選手が長蛇の列となっています。

冬も夏もノリクラで!

そんな列の中から声をかけてくださる選手がいました。前回お会いしたのは3月〜4月のノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版を連載していた頃。剣ヶ峰に日が沈みかけようとする頃の位ヶ原の雪原を登ってくる方はいつもこの方。さすがにこの時間帯に登ってこられる方はいらっしゃらなく、つい「どちらまで?」声をかけてしまうほどでした。そのときは取材が終了して日の落ちる前に下山する所でしたので、プレリリース版ではご紹介することができませんでしたが、こんな形で再会できるとは思いませんでした。

競技は11時30分で終了 − 最後の選手がやってきます

競技が始まって4時間が経過した11時30分で打ち切りとなります。こちらは最後の選手。

 

11時29分53秒 − 打ち切り7秒前にゴール!

ゴール通過は打ち切りの7秒前。

 

今年で11回目の出場

「今年でおそらく11回くらいこの大会に出ています。昨年もギリギリで今年は本当にギリギリになってしまいました。」と、おっしゃりながらもゴールした表情は飄々とされていて、結構余裕がありそうな雰囲気でした。

休憩スペースは鶴ヶ池駐車場

ゴールエリアはほとんど立ち止まるスペースはなく、そのまま通過して乗鞍スカイラインを渡った所にある鶴ヶ池駐車場まで向かいます。ここで預けた荷物を受け取ったり、休憩します。また、仮設のトイレもここには設置されています。

 

ゴールのセンサー音を聞くとまた走りたくなっちゃいます

「左の方に誘われて自転車を始めることになったけど、そのおかげでスマートになりました」と、おっしゃる真ん中の方。ノリクラの大会は始めての出場で、「ゴールを通過したときのピピッとセンサーが反応する音を聞くとまた走りたくなっちゃいます。ゴールの1メートル手前と1メートル先では世界が違いますね。」と、大会の感想をいただきました。

 

【表彰式】

競技が全て終了し、スタート地点の観光センター駐車場では表彰式が行われています。

 

チャンピオンクラスの表彰式 1位 森本 誠選手(中央)
2位 藤田 晃三選手(左)、3位 鵜飼 祐也選手(右)

こちらはチャンピオンクラスの表彰式。1位は森本 誠選手(57分13秒)、2位は藤田 晃三選手(57分24秒)、3位は鵜飼 祐也選手(57分25秒)でした。

 

そして、大会に参加した選手もそんな表彰式の雰囲気を楽しんでいます。

 

ロード女子B − 中込 由香里選手

そして、こちらはロード女子の表彰式。ウイナージャージに袖を通してトロフィーを高く上げるのは中込 由香里選手。

 

今年も入賞できました!

その表彰式の中で表彰状を片手にしていたこちらの方は、以前、位ヶ原山荘で取材させていただきました。そのときは今年初めてのノリクラ入りとおっしゃっていました。夏場でもお汁粉を注文されてことを覚えていますが、そんな風に少しずつ、ヒルクライマーの方とお知り合いになれて幸いです。(→ ノリクラ 雪渓カレンダー 2008シーズン Vol.13(2008/08/09〜10) F

 

鵜飼 祐也選手と筧 五郎選手

3位の鵜飼 祐也選手と話を繰り広げている筧 五郎選手。大会には勝敗がつきもの。おそらくファンの皆さんはそんな喜怒哀楽される様子を共有しながら、この大会に出場する様子をじーっと見つめていることと思います。

 

村山 利男選手

そして、やはり最後はやはりこちらの方。来年も是非お会いしたいと思っております。

 

<編集後記>

30日(土)は雨に見舞われて、31日(日)の状況が心配でしたが、雨に降られることもなく、選手の方にとってはまずまずのコンディションの中で大会を終えることができたようです。多くの方の尽力でこの大会が運営され、特に乗鞍高原の方々にとってはこの大会が一年の節目となっていることかと思います。7月から8月にかけて、位ヶ原山荘などでヒルクライムの道中の方々のお話を聞くと、抽選もれして出場できなかったと悔しそうな様子を見せる方もいらっしゃり、それでもノリクラのヒルクライムに通い続ける所からも、ノリクラのヒルクライムは人を引き付ける魅力が十二分にあるといえるでしょう。

ヒルクライムに訪れる方が増える中、今後は他の車両との干渉や事故が懸念材料となりますが、マイカー規制のもと、安心してヒルクライムを楽しめる点がヒルクライマーにとっての大きな魅力であり、また、多数の応募者数からも想像できるように、大会に出場できなくてもノリクラのヒルクライムをやり続けたいという方々がたくさんいらっしゃり、出場選手だけでなく、多くのヒルクライマーからノリクラが支持されているからこそ、この大会が成り立って行くことを忘れてはなりません。

最後に、今年は7月から8月にかけてのヒルクライムにお越しになった方々への取材を通してお知り合いになれたことや、また、当日の取材は大会関係者の方々のご協力のもとで活動できたことに感謝申し上げます。

また来年もこの大会が例年通り開催されることを期待いたします。多くのヒルクライマーの方々のために...

 

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