第6回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2009/07/12) @

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(Update:2008/07/31)

 

ノリクラは、岐阜県と長野県の両県にまたがり、車道で日本最高標高地点の畳平は、その両県から登ることができます。ヒルクライムレースも、両県の車道でそれぞれ行われています。

長野県側の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍は、ヒルクライムレースの草分け的存在で、出場者も3000名を越える大きな大会となっています。また、岐阜県側の乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムは、マイカー規制の実施に合わせて、自転車での走行が可能となった、乗鞍スカイラインをコースとしており、まだ、歴史は浅いものの、実業団の公式レースとしても登録され、年々、参加者が増加しています。

今年の乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムは、スタート地点が標高1684メートルの平湯峠から、国道158号線沿いにある標高1380メートルの殿下平(でんかだいら)総合交流ターミナル(旧 ペンタピアスキー場)に引き下げられたため、昨年以上にハードな大会となりました。標高差が300メートルほど増えたというだけのことですが、実際にここを走ると、新たに加わった殿下平から平湯峠まで区間が想像以上の急勾配で、レース序盤で相当体力を使い果たしてしまうコースレイアウトに、多くの選手が苦労されたのではないかと思います。

それでは、今回の大会の様子をお伝えします。

◎ 今回の目次

Page-1 : 【7月12日(日)、大会会場】
Page-2 : 【まもなく大会が始まります】       【8時、レーススタート】
Page-3 : 【レースが始まります】       【畳平 − ゴール地点】
Page-4 : 【ゴール目前のワンショット】
Page-5 : 【ゴール後の畳平では】        <編集後記>
 

  

 

【7月12日(日)、大会会場】

殿下平総合交流ターミナル

こちらは早朝5時の殿下平総合交流ターミナル

 

選手用駐車場 − 早朝からローラー台が唸りをあげています

周囲の山に囲まれて、朝日の姿はなく、どんよりとした雲が広がって、まだ、薄暗い朝を迎えています。それでも、選手用の駐車場では、ローラー台のうなり声があちこちから聞こえ始めます。

 

今年は日程が変更になって、おんたけの大会とバッティングせずに済みました

乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムは、昨年まで、6月上旬に開催されていました。こちらの方は、今年で三回目の出場。でも、昨年までは、前日のおんたけの大会にも出場していて、「ノリクラの大会はもう流すだけ...」という状態でしたが、「今年はもう少しがんばれそう...」と、おっしゃってくださいました。

 

今年もがんばってます

この大会に出場される方の中には、長野県側の県道乗鞍岳線でトレーニングされたり、全日本マウンテンサイクリングに出場される方も、もちろんいらっしゃいます。こちらの方は、昨年、位ヶ原山荘でお会いし、一年ぶりの再会。そのときは、毎月1700kmのトレーニングを重ね、今年は伊吹山での大会に優勝したことをきっかけに、自転車のサポートを受けるようになったことなど、この一年の活躍ぶりを語ってくださいました。

 

オーダーメイドのバイクに興味津々

何においても、他の人の道具は気にかかるもの。特に自転車という道具を使ってのスポーツはなおさらで、隣で準備をされていた選手も、オーダーメイドのバイクに興味津々です。

 

時間とともに選手が続々と...

6時を回る頃になると、ルーフキャリアに自転車を載せた選手の方々の車が、続々とやってきます。

 

駐車場はほぼ満車

上下二箇所ある殿下平総合交流ターミナルの駐車場のうち、下の駐車場はご覧のようにほぼ満車。昨年までは、平湯峠周辺の道路脇の空き地を利用していましたが、最後のほうになると、平湯峠からかなり下のほうの空き地に駐車することとなり、誘導する係の方も、そして、スタート地点まで登ってくる選手の方も、その運営は大変なものでした。

 

にぎやかな一日が始まります

殿下平総合交流ターミナルは、五色ヶ原へのツアーの出発地点として利用されていますが、これほどまで、にぎやかにに人があふれることは、めったにありません。

6回目を迎えるこの大会も、今年初めて500名を超えるエントリーがあり、年々、増加しています。車道の日本最高標高地点へのヒルクライムは、ここ、ノリクラでしかできないものです。 Next

 

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