第6回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2009/07/12) A

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(Update:2008/07/31)

 

【まもなく大会が始まります】

大会本部前 − 選手が集まり始める

時刻は7時を回り、駐車場のすぐ隣の大会本部前に、選手の方々が集まり始めます。

 

レース前に手荷物を預けます

準備を整えて、大会本部前にやってきた選手は、手荷物を預けます。標高1380メートルの殿下平の現在の気温は18℃ですが、会場内では「畳平の現在の気温は6℃」と、アナウンスされ、ザックにウインドブレーカーなどの防寒着を入れてから、係の方に預ける様子がありました。手荷物は、こちらのバスに載せ、選手がスタートする前に畳平へ向かいます。

今日のように、時折、小雨がぱらつく状況では、レース中に雨の降り方が強くなることも考えられ、ゴールした後はかなりの寒さを覚えることも予想されます。標高2702メートルの畳平は、完全な山岳地帯の気象条件を見せますので、登山と同じ装備が必要となります。

 

チーム揃って...

会場にはおそろいのチームジャージで身を固める姿をあちこちで見かけることができます。ヒルクライムはどちらかというと、各個人の戦いという色彩が強い競技かと思いますが、やはり、同じチームで一緒に出場すれば、それだけ、モチベーションが上がります。

 

実業団選手のサインシート記入

乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムは、一般の部とは別に、実業団の選手の公式大会でもあります。実業団の選手は、レース前に大会分部に訪れて、サインシートに氏名を記載しなければなりません。

 

ゼッケンの付け方が逆! あわてて付け直します − でも、この後、レースでは真価を発揮します

サインシートに名前を記載している最中、役員からゼッケンの付け方が反対だと指摘され、あわてて、ジャージを脱いで付け直します。やはり、実業団のレースともなると、細かな点まで厳格になります。

あわてて、ゼッケンを付け直している様子とは裏腹に、この選手の真価を見せ付けてくれるレースが始まろうとしています。

 

7時454分 − 開会式

7時45分。開会式が開始されます。主催者からの挨拶、大会関係者からのレース上の注意点などが告げられます。

 

初めてのヒルクライムレース − ノリクラは大雪渓のモーグルだけではありません

ヒルクライムをはじめてまだ一年。大会というものに初めて出場されるというこちらの方。ノリクラには夏スキーでよくお越しになり、夏の常連の方もこの姿を見て「あっッ!」と、気が付かれる方もいらっしゃるかと思います。「前から自転車やってみたくて...今日は完走できればいいんですよ!」と、ちょっと照れくさそうにおっしゃってましたが、上から下までバチっと身を固めて、もう、完全にヒルクライマーですね。

 

【8時、レーススタート】

スタート地点に選手が集合

スタートは駐車場出口付近で、8時からカテゴリー別に行われます。

時刻 カテゴリー
8:00 実業団 BR−1
8:03 実業団 ER
実業団 FR
8:06 ロードレーサー男子ジュニア(13〜18)
ロードレーサー男子アンダー23
ロードレーサー男子エリート(23〜29)
8:09 ロードレーサー男子マスターズA(30〜35)
ロードレーサー男子マスターズB(36〜40)
8:12 ロードレーサー男子マスターズC(41〜50)
8:15 ロードレーサー男子マスターズD(51〜60)
ロードレーサー男子マスターズE(61以上)
ロードレーサー女子エリート(19〜29)
ロードレーサー女子マスターズ(30以上)
MTB男子
MTB女子

昨年までの男子実業団は、BR−2・BR−3でしたが、今年から実業団のカテゴリー区分が変更され、新BR−1は、BR−1、旧BR−2 の選手で、Japan Cycle Road Race Tour2009 に登録しない選手が属し、旧BR−1・旧BR−2に該当しない選手、もしくは、2009年新規登録選手がERとなります。(FRは女子選手)

もちろん、一般の部でも、実力のある選手もいらっしゃり、昨年は、ロードレーサー男子エリートの部の選手が、全カテゴリーでトップタイムをたたき出しました。しかし、エリートの部は実業団より8分遅れのスタートのため、トップの選手は他の実業団の選手に混ざってのゴールとなり、計時結果が発表されるまでは、誰がトータルでトップなのかわからない状況です。

さて、今年もそんな状況となるのでしょうか?

 

スタート10分前

スタート10分前ほどになると、最初にスタートする実業団の選手がびっしりと並び始めます。

 

もちろん、スタート位置も、良い場所をゲットできるか、この後の行方に影響します。

 

8時ちょうど − レースが始まります

そして、8時ちょうど。標高差1342メートルの過酷なレースが始まります。 Next

 

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