ノリクラ 雪渓カレンダー
 
プレリリース版 Vol.5(2012/04/21) B

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(Update:2012/04/26)

 

【かもしかゲレンデからツアーコース入口】

かもしかゲレンデ上部では山頂方面が見られる

Mt.乗鞍の山麓寄りのゲレンデでは、ノリクラの峰々をしっかりと眺めることができます(夢の平ゲレンデ、休暇村ゲレンデなど)。しかし、三本滝レストハウス付近や最上部のかもしかゲレンデでは、山頂に近すぎて見ることができません。しかし、かもしかゲレンデの初心者コースからならご覧のように高天ヶ原と剣ヶ峰のピークを見ることができます。

 

今週のかもしかゲレンデ上部(初心者コース) 紅葉を迎えたかもしかゲレンデ上部(初心者コース)
2009ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.20(2009/09/26〜27) G

かもしかゲレンデの初心者コースは秋になると、ご覧のように紅葉のお勧めスポットが広がります。ゲレンデ内のため、周辺に視界をさえぎるものがなく、山頂と紅葉を同時にフレームに収めることができます。

ただ、紅葉シーズンはゲレンデの刈払いが行われる前ですので、周辺はヤナギランやヨツバヒヨドリといった大型の山野草が生い茂っていて、ほとんど藪漕ぎ状態となります。足元などには注意が必要です。

ツアーコース入口

かもしかゲレンデを登りきると標高2000メートルのツアーコース入口に到達します。

 

ブッシュ − 雪解けが始まってきた

先週と比べると、少しブッシュが頭を出し始めている様子が伺えます。雪解けが進んできている証拠です。

 

昨年のツアーコース入口急斜面
2011ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版
Vol.5(2011/04/23) B

先週のツアーコース入口急斜面
ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版
Vol.4(2012/04/14) B

今週のツアーコース入口急斜面
先週から変化はほとんどない、昨年より多い積雪量

入口急斜面の様子を見比べると右上の先週と大きな差は感じられません。また、昨年よりもブッシュの分布が少なく、積雪量の多いことがわかります。

 

昨年の入口急斜面
2011ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版
Vol.5(2011/04/23) B
今週の入口急斜面
切り株やブッシュはまだない

昨年より積雪量が多い様子が如実にわかるのがこちらの二枚の画像です。入口急斜面一帯は大きな切り株がいくつもあって、雪解けが始まると、ブッシュと同時に切り株の頭が見え始めます。昨年はすでにご覧のような切り株が頭を出していましたが、今年の同じ箇所には切り株もブッシュもまだありません。

 

入口急斜面は3月下旬〜4月上旬の大雪で昨年以上の積雪に

3月下旬から4月上旬にまとまった降雪に見舞われて急激に積雪量が増加しました。それまで、昨年よりも少ない積雪量を推移していたツアーコースは、この大雪により昨年よりも多い状態に一変しました。

 

今シーズン初めてのノリクラ入り いや〜WebSiteはいつも見てますよ!

今年の冬の降雪は、ノリクラを初めとした長野県中部・南部地域は少なく、北部地域はかなり多い状況でした。「北部地域ではゲレンデでも十分楽しいパウダーにありつけたので、ノリクラにはなかなか訪れる機会がなかった...」と、おっしゃるこちらの方は、今シーズンははじめてのノリクラ入りです。

 

WebSiteで詳細に状況がわかるので助かりますよ ノリクラに訪れる人がもっと増えるといいですね

「ノリクラにいなくても、WebSiteで詳細に状況がわかるので助かります。このWebSiteでノリクラに訪れる人がもっと増えることを期待していますよ。」と、おっしゃりながら、さらに先へと進んで行きます。

山関係にのみならずどの分野でも、まずはインターネットで情報を入手した上で、スケジュールを検討されるスタイルが定着しています。WebSiteがノリクラのお越しになる方々の情報入手の一助になれば幸いかと思っています。

 

入口急斜面の下山滑走は5月上〜中旬まで
雪のない入口急斜面は背丈以上のブッシュで立入不可能

これから雪解けが進むと、入口急斜面は全面ブッシュに覆われます。人の背丈以上のブッシュに覆われてしまうと、全く身動きの取れない状態となります。ツアーコース全体の中で最も早く雪解けの進む入口急斜面の状況如何で、下山滑走の可否が決まってくるため、入口急斜面の雪解け状況が重要な情報となるわけです。

通常、ツアーコースの下山滑走は5月上旬から中旬ごろまでですが、今後もツアーコースの状況を、取材当日にお届けする速報の中にある「ツアーコースとその周辺の積雪・雪のコンディション・雪崩状況」のコーナーや、取材日の週末にお届けする雪渓カレンダーで掲載して行きますので、ご参考になさってください。 Next


■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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