ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.21(2012/09/29〜30) B

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(Update:2012/10/04)

 

【大雪渓に到着 − 様々な方との再会の場】

大雪渓駐車場 大雪渓・肩の小屋口バス停

紅葉シーズンが到来すると、大雪渓駐車場(大雪渓・肩の小屋口バス停)は、にぎやかな時間が夕方まで続きます。

 

紅葉撮影中... 今年の紅葉はまずまずですね〜

「画像的には黄色よりも赤色をモチーフとした作風にこだわります」とおっしゃるこちらのカメラマン。この時期のノリクラは外すことのできない撮影ポイントのようです。

シャトルバス始発便で畳平に到着した後は、車道沿いを撮影しながら大雪渓駐車場までやってきました。ちょうどお会いしたのはお昼前ですから、畳平から大雪渓駐車場までやってくるのに数時間もかけながらやってこられた計算になります。「10メートル歩いては撮影...また少し歩いてはすぐ撮影しての繰り返しなんですよ...ちょっとしか移動せずに撮影を繰り返してますから、その前後の撮影カットは結局ほとんど同じものなんですけどねぇ〜...(笑)」

2009年のちょうど同じ時期にお会いした時(→ 2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2009/09/26〜27 E)は、まだ、お昼前にもかかわらず、「もうメディアが足らなくて撮影できない!」と、おっしゃっていましたが、「今回は準備万端です!」とのこと...思い起こせば、そのときもかなりの超スローペースの撮影行脚が続いていたことが記憶にありますね。

 

「ハイマツ林を行き来する鳥は何ですか?」 ホシガラス − 越冬に向けてハイマツの実を集める

「以前、あまりの遅さにゲートの閉門時刻に間に合わず、パトロールの方に注意されたこともありました。ところでハイマツ林を行き来する鳥は何ですか?」

右の画像のような鳩より若干小さめのこちらの鳥は「ホシガラス」。この時期はハイマツの実を蓄えるために忙しく飛び回っています。人間の存在などお構いなく、モクモクと自分の仕事を続けています。ホシガラスがハイマツの実(マツボックリ)をもぎ取ってくちばしにくわえる瞬間は、よいシャッターチャンスになります。

年に一度の再会ですが、また、来年もぜひこの場所でお会いできることを楽しみにしております!!

 

「この1週間で、色付きがぜんぜん違いますねぇ!」

さて、そこにお越しになったこちらの方は、冬のバックカントリーの常連の方。先週もノリクラにお越しになりましたが、「この1週間で、色付きがぜんぜん違いますねぇ!」

11月後半から12月半ばの初冬は、いくら厳冬期が厳しいノリクラといえども、まだ、山頂付近の積雪は少なく、岩場やブッシュが乱立する状態。そんな中でも、滑走できる箇所があれば、どんなジャングルでも邁進する様子は感服します。

 

冬の常連の方 − 「富士見沢の雪質はどうでしたか〜〜」...なんて会話ができる季節が待ち遠しい

...と、そんな立ち話を続けている所にお越しになったこちらの方も冬のノリクラの常連の方...厳冬期にこの付近でお会いしたならば、「富士見沢の雪質は硬くありませんでしたか?」なんて会話になりますが、「いや〜、早くそんな季節になってほしいものですねぇ〜」

季節が異なっていても、このように同じフィールドで出会うことができるということは、うれしい限りです。

 

春スキーの季節はよく来ますよ

今日は話の輪が途切れることがありません...こちらの方は春スキーの時期にはよくお越しになり、WebSiteのチェックも欠かさないとおっしゃってくださいました。

ノリクラは一年を通して色々な楽しみ方を与えてくれるフィールドです。

 

そして、夕方になって自転車でお越しになったこちらのお二人...

 

今年も乗鞍横断ツーリング(木曽から高山へ) 「お会いできてよかったぁ〜」

実は昨年も同じ時期にお会いしています。そして、昨年と同様に薮原(JR中央西線 薮原駅)をスタートして、乗鞍高原から畳平を経由して高山(JR高山線 高山駅)へ向かう自転車ツーリングの途中です。
昨年の様子はこちらをご覧ください。(→ 2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2011/09/29〜10/01) C【10月1日(土)、快晴の紅葉散策・ヒルクライム】 )

「お会いできてよかったぁ〜」と、うれしそうなお二人。でも、時刻は16時を回ろうとしていています。

高山に到着する頃には辺りは真っ暗 − 急いで出発

木曽から飛騨へ国を跨ぐ旅...途中には標高2702メートルの畳平を通り、車道で日本最高標高地点を経由してのツーリングは満足度120%に違いありません。

「高山に到着したら、高山ラーメンを食べたいけど、列車の時間が...」

ゴールの高山駅には2時間後の18時くらいに到着予定とのことですが、普通に自動車を走らせても、畳平から高山市内まで2時間弱はかかります。そして、この時期の18時といえば、周囲はもう真っ暗な状態...

大雪渓の前で記念撮影を済ませると、急いで畳平へと向かって行きました。

今回は色々な方に出会いました。このような再会にお声をかけていただき、ありがとうございます。来るウインターシーズン、もしくは来年の紅葉シーズンでお会いできることを楽しみにしております。 Next


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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