ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.14(2013/08/10〜11) E

Top-page > Index > Page:   1  2  3  4  5  6  7 

(Update:2013/08/15)

  

【畳平、お花畑】

畳平駐車場

こちらは畳平駐車場。先週と比べて観光バスは若干少ない様子が見られます。お盆はツアーの企画が元々少ないためで、毎年このような傾向が見られます。

 

シャトルバス乗り場は長蛇の列

それとは逆にシャトルバスは、かなりの混雑。こちらは15時前後の下り便を待つ方々の列。混雑がひどくなると、整理券を配る場合もあるほど...そのため、畳平からの帰りは、時間に余裕を持つ必要があります。乗鞍高原への下り便は1時間に1本ですから、満員となった場合は次の便となります。そのため、少なくとも1時間はほど遅れても問題ないように余裕を持った行動が必要となります。

 

畳平お花畑

ここからは畳平のお花畑の様子をお伝えします。

 

入口付近の階段横

入口付近の階段横には、まだハクサンイチゲが咲いています。

 

雪解けが遅く、他のエリアよりも1ヶ月遅く迎えた見頃は最後のチャンス

先週もお伝えしたように、この一角は雪解けが遅かったため、他のエリアよりも1ヶ月近く遅い状態です。そのため、7月中旬ごろに咲いていた高山植物を見ることができ、その時期に訪れることができなかった方には、高山植物の最もピークの時期の状態を楽しむことができる最後のチャンスといえます。

 

パンフレットを片手に花の名前を

観光パンフレットを片手に一つ一つ花の名前を確認します。しかし、実物とパンフレットを照らし合わせても、花の名前を見つけるのは難しいようです。

 

入口付近はモミジカラマツが見頃

先週から、入口付近はモミジカラマツが見頃を迎えています。夏の最盛期を迎えた時期にモミジカラマツが咲き始めます。

 

さて、たくさんの人々が集まっているこちらのエリアでは...

 

今年はコバイケイソウの当たり年

コバイケイソウの群落にカメラを向ける観光客の方々でいっぱいです。今年はノリクラに限らず、コバイケイソウの当たり年のようです。

 

そろそろコウメバチソウの姿も見られる

夏の最盛期を過ぎて少し秋に差し掛かり始めると、コウメバチソウが咲き始めます。

 

さらに周遊コースを進みます。

 

ウサギギク(左)やミヤマアキノキリンソウ(右)が見頃になってきた

先週まではほとんど見られなかったウサギギクが見頃を迎え、ミヤマアキノキリンソウも探さなくてもわかるほどの状況になってきました。

 

ヨツバシオガマ(左)やミヤマキンポウゲ(右)もまだまだ健在

先週あたりから見頃を迎えたヨツバシオガマはまだまだ見頃が続き、ミヤマキンポウゲに至っては1ヶ月近くも見頃が続いています。

 

オンタデ

こちらはオンタデ。

 

赤い花は雌花 白い花は雄花

良く見ると赤と白の花があることがわかります。赤い花は雌花、白い花は雄花です。オンタデは雌雄異株ですから、株ごとに雌花ばかりだったり、雄花ばかりだったりとはっきりとその違いを確認できます。

 

周回コース奥を回る−北側から南側へ

周回コースを一番奥まで進んで、左から右へと進んで行きます。(北から南へ)

 

イワギキョウが見頃 ミヤマクロユリには実が

全体的に数は少なめですが、イワギキョウが見頃を迎えました。そして、2〜3週間ほど前までは見頃だったミヤマクロユリは実をつけ始めました。

 

まだまだ数多くの高山植物が

7月中下旬ごろのハクサンイチゲ一辺倒だった状況と比べると、ボリューム感が少ないものの、色々な種類が移ろってゆく様子はまだまだ楽しめます。 Next

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  5  6  7  Next>>