ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.5(2014/04/19) A

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(Update:2014/04/24)

  

【三本滝レストハウス駐車場】

三本滝ゲート − ここまで通行可 三本滝レストハウス前駐車場

観光センターから約7km。三本滝ゲートに到着です。左の画像のようにゲートが閉門されていますので、この先は通行することはできません。ゲート手前には右の画像のように三本滝レストハウス前駐車場があります。

三本滝ゲートは7月1日に開門されて、県道乗鞍岳線の冬季閉鎖は全面解除されます。ただし、この先はマイカー規制ですから、バス・タクシーや自転車など特定の車両しか通行できません。

 

駐車できるのはアスファルト部分のみ(50台ほど)

三本滝レストハウス前駐車場は、グリーンシーズンのシャトルバス乗り換え駐車場にもなっていますから、本来ならかなりの台数が駐車できます。しかし、除雪の関係から、現在はレストハウス正面のアスファルト部分のみとなっていて、50台ほどしか駐車できません。

今日は満車になることはありませんでしたが、次週末には乗鞍岳春山バスの運行が始まります。例年、たくさんの方がお越しになり、かなりの混雑が発生します。乗鞍岳春山バスは観光センターや休暇村からも乗車できますので、ツアーコースや かもしかゲレンデを下山滑走しない一般観光客の方は、混雑を避けるため、そちらの駐車場を利用されることをオススメします。(往復料金であれば、どのバス停からの乗車も同一です。)

2014年の乗鞍岳春山バスの詳細は、おしらせ − 2014シーズン 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘・大雪渓)の運行について(2014/04/19) をご覧ください。

 

「毎年お会いできることを楽しみにしているんですよ〜!」 道路を渡ってかもしかゲレンデへ

「毎年お会いできることを楽しみにしているんですよ〜!」と、おっしゃってくださったこちらの方々。そして、その後ろいらっしゃるガイドさんからは、「こんなことを言ってもらったことないなぁ〜私には...」という つぶやきが...(笑)

再会できるかな、できないかなぁ〜と思いつつノリクラにお越しくださることは、本当にうれしい限りです。まだまだ、春スキーのシーズンは始まったばかり...これからもよろしくお願いいたします!!

 

アイゼン装着 いよいよ出発!

出発の準備が整ってかもしかゲレンデに移動します。
時刻は7時30分ごろ。かもしかゲレンデのバーンはまだ硬く、シールではグリップに心配があって、今回は途中までアイゼンを履いて登ります。ガイドさんにアイゼンを装着してもらいます。

「先生、どんなアイゼンがいいんですか〜?」
確かに爪の本数や材質、装着方法など色々な種類がありますので、実際のお店で見たほうがわかりやすいと思います。ただし、土踏まず部分にしか爪のない、いわゆる「軽アイゼン」だけはオススメしません。斜度のある雪山ではつま先と踵に爪がないと登ったり下ったりすることができないからです。

 

会話に花が咲いて準備が進まない...

あっという間に準備を済ませて登って行く方もいらっしゃれば、会話に花が咲いてなかなか準備が進まないグループもいらっしゃいます。まぁ〜、この先、どうしても到達しなければならない目的地があるわけでもないため、それで一向に構わないんですが...

 

ザックを開けて「あれっ...ナイ!!」  ようやく出発

そして、駐車場からかもしかゲレンデに移動して、さぁ〜出発となった時点で、「あれっ...ナイ!!」と、ザックを再び広げて、なかなか出発できません...こんな光景、どこのヤマでも良く見かけますよね〜(笑)

 

【かもしかゲレンデ】

かもしかゲレンデ − 全く問題ないコンディション

それでは、かもしかゲレンデからツアーコース入口を目指します。部分的に地面が見えてきましたが、登行や滑走には全く問題ない状態です。

 

ゲレンデを登ると除雪箇所

ゲレンデを登りきって、こちらはかもしかゲレンデを横切る県道乗鞍岳線(エコーライン)。

 

昨年の切り通し箇所
2013ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2013/04/20〜21) A
先週の切り通し箇所
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.4(2014/04/12) A

今週の切り通し箇所
高さ3メートル程 − 昨年とほぼ同じ

雪の壁は3メートルほどで、昨年とほぼ同じくらいです。この状態ですから、これを登って上の段に行くことは難しい状況です。

 

道路を歩いて上部ゲレンデへ

そのため、ゲレンデから車道に降りて、車道を歩いて、上段のゲレンデへ向かいます。

 

昨年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2013ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2013/04/20〜21) A
今週のヘアピンカーブ(35号カーブ)

こちらがヘアピンカーブ(35号カーブ)。昨年と比べてやや積雪量が少ない状況です。県道乗鞍岳線はいくつものカーブがあって、主要なカーブには番号が付与されています。WebSiteの記事では場所を的確に表すために、カーブ番号をよく用いています。カーブ番号の位置は ノリクラガイドマップ (県道乗鞍岳線カーブ番号 版) をご参照ください。

 

昨年のかもしかゲレンデ上部付近
2013ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2013/04/20〜21) A
今週のかもしかゲレンデ上部付近
昨年のかもしかゲレンデ上部付近
2013ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2013/04/20〜21) A
今週のかもしかゲレンデ上部付近

 上部のゲレンデへの登り口です。昨年と比べて若干少なめか、ほぼ同じといった積雪量です。

 

かもしかゲレンデ上部  初心者コース入口で

この先もかもしかゲレンデが続きます。そして、初心者コースの入口付近でゆっくりとされている方の姿がありました。

 

ゆっくりとお茶を楽しむ − 真っ白な山頂方面を眺める特等席

初心者コース入口付近は山頂方面をながめる特等席。「昨日の朝にも来たんですが、まだ休暇村ゲートが開いてなかったため、森の中を歩いてやってきました。でも天気が悪くて、ちょっと残念でした。今日はリベンジのつもりでやってきて本当によい天気になってよかった!でも、今日中に帰らなくてはならないので、ここでお茶を飲んでゆっくりヤマを見てから下山します。」とのこと。のんびりしたお二人の雰囲気が周囲の空気を包み込んでいました。

季節を通して、定期的にノリクラにお越しになっているとのことですから、また、ノリクラのどこかでお会いできたら幸いです。

 

ツアーコース入口へ

かもしかゲレンデ最上部までやってくると、ツアーコース入口が確認できます。

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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