ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2014/07/26〜27) D

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(Update:2014/07/31)

 

【肩の小屋】

肩の小屋 − 山頂登山の中継箇所

大雪渓の端にある肩の小屋。乗鞍岳山頂への登山道の中継箇所としての位置にあるため、今日も多くの登山者で賑わっています。

 

宿泊以外に軽食・お土産も

肩の小屋の営業は例年7月〜10月上旬まで、宿泊以外に軽食やお土産などの販売も行っています。

 

「今日あたりからようやく夏らしくなってきましたよ」

ちょうどお昼を回ったあたりということもあって、軽食コーナーの厨房は少しずつ忙しさがみられるようになって来ました。小屋のスタッフに話を聞くと、この1週間は天候が悪く、ようやく今日になって夏らしい状況になってきたとのこと。

 

定番メニュはコンスタントにオーダーが

うどん・そばや、コーヒーなどの定番メニューはコンスタントにオーダーが入ります。

 

暑いとソフトクリームが多くなる

そして、暑くなって注文が増えるのがソフトクリーム。これほど天候に左右されるメニューは他にないかもしれません。特に下山が多くなる午後になると、冷たいものが良く売れるようになるとのこと...

 

高山地帯の暑さは爽やかな暑さ

暑いといっても、標高2780メートルまでやってくれば、暑さに角が取れてきます。ひんやりとした空気感がなくても、汗がすぐに蒸発するさわやかな感覚があります。

 

【山頂への登山道は大賑わい】

剣ヶ峰山頂への登山道(肩の小屋前) 大勢の登山客

さて、今日の登山道はかなりの混雑が見られました。大雪渓辺りから見てもその行列がはっきりと確認できるほどです。

 

登りの登山客

今日は安定した天候が続き、午後になっても登りの登山客が多く見られます。

 

九十九折れ部分 − 道幅狭く、混雑が始まる

肩の小屋からしばらくの間は道幅が広く、通行に支障となるところはなかったものの、朝日岳直下の九十九折れ付近に差し掛かると、道幅が狭くなって混雑する状況となってきます。

 

眼下には乗鞍大雪渓が広がる

渋滞のため、時折、歩みを止める必要がありますが、そんなときは、周辺の風景をぜひともご覧いただければと思います。こちらは夏スキーヤーのメッカ、乗鞍大雪渓を上から見たところ。まだまだ十分な積雪量があって、お盆までは滑走可能で、常連のスキーヤーになると、10月上旬まで滑り続けます。その頃になると、周辺では紅葉が始まって、夏スキーではなく、秋スキーの世界ですね。

 

8月中下旬までは週末を中心ににぎわう

登りも下りも混雑しましたが、今日のように天候がよければ、今後、8月中下旬までの週末やお盆休みは、ご覧のような状況が考えられますので、時間に余裕をもって登山してください。ただ、所要時間を大幅に超えることはないと思いますのでご安心ください。

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