ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.4(2018/04/21) A

 

 

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(Update:2018/04/26)

 

【三本滝レストハウス駐車場】

三本滝レストハウス

観光センターから7km先の三本滝レストハウス。

 

三本滝レストハウス駐車場全景
(アスファルト部分・未舗装部分)
アスファルト部分の駐車場(収容台数50台)
★朝一番から満車★
未舗装部分の駐車場
★こちらはまだ余裕★

こちらには、レストハウス前のアスファルト部分の駐車場(収容台数50台)と、その隣の未舗装部分の駐車場があり、7時の段階でアスファルト部分はすでに満車。未舗装部分も20台近くのクルマが止まっていました。例年、これほど、多くの方がお越しになることはありませんが、今日は安定した天候が続くとの天気予報もあって、多くの人出となったのでしょう。

来週4月28日(土)の乗鞍岳春山バス運行開始では、さらに多くの方がお越しになると思われます。スキーヤー・ボーダー・登山者などは、ツアーコースでの下山の関係から、こちらの三本滝での乗降が必要となり混雑しますから、一般観光客の方は、始発の観光センターでの乗車が良いかと思います。

 

トイレは配管凍結のため利用できません
★近日中には利用可能に★

こちらは駐車場わきにあるトイレ。周囲はまだ雪に覆われていて、配管凍結のため利用できません。そのため、観光センターのトイレで事前に済ませてからお越しください。おそらく、近日中には利用可能になると思います。

 

今日はもちろん山頂狙いですよ いつもWebSite見てますよ!

「今日はもちろん山頂狙いですよ」と、おっしゃる左のボーダーの方々。「今日は本当に人が多いですね〜」と少しびっくりした様子。この人出の多さを見て「今日から春山バスが動くのでは?」と勘違いされた常連もいらっしゃったほど。

「いつもWebSite見てますよ!」と右の方。こちらも山頂狙い。今日はほとんどの方が山頂方面に出向く模様です。

 

駐車場の隣にあるかもしかゲレンデ

今日のスタートは駐車場の隣にあるかもしかゲレンデからです。

 

シールを貼ったり、スノーシューを履いたり

こちらでスキーにシールを貼ったり、スノーシューを装着して出発の準備です。

 

今日は絶好のバックカントリー日和

いつもの名物ガイドが率いるツアーの御一行。今日のお客様は全員ボーダーでスノーシューでの登行。そのため、名物ガイドもお客様に合わせるために、シールではなくスノーシューです。ちょっとしたことですが、歩く道具が異なると歩調やルートに狂いが生じ、後続者への負担となることから、お客様への気遣いなんです。

 

【かもしかゲレンデからスタート】

今回のかもしかゲレンデ
2016年のかもしかゲレンデ −滑走不能
2016/04/20速報
2017年のかもしかゲレンデ −全面滑走可能
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.4(2017/04/22) A

それではかもしかゲレンデからツアーコースに向けて出発です。かもしかゲレンデは雪解けが進んでいますが、まだ、問題となるほどではありません。おそらく、ゴールデンウィーク期間中はかろうじて積雪が残り、なんとか下山滑走できるのではないかと思います。

 

日差しでバーンも緩んでグサグサとした感じに

時刻は8時を回り、日差しでバーンも緩んでグサグサとした感じになってきました。ただ、朝早いタイミングだと、表面が硬く、シールが効かない場合があります。アイゼンが必要なほどではないと思いますが、山頂方面はゴールデンウィークくらいまでは、冷え込んだ日はシールが効かないこともありますので、アイゼン携行をオススメします。

 

県道乗鞍岳線(除雪箇所切り通し)

かもしかゲレンデには県道乗鞍岳線が横切っていて、ご覧のように除雪の切り通しができています。

 

先週の切り通し箇所(高さ2.6メートル)
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.3(2018/04/14) A
今回の切り通し箇所(高さ2.5メートル)

雪の壁の高さは2.5メートル。昨年と同じで先週より10センチ低い状況。ほとんど雪解けが進んでいませんが、昨年も同じような傾向でした。

 

切り通し部分を登って上のゲレンデへ

さらに上に進むには、切り通し部分を登って上のゲレンデへと進みますが、バックホーが削った除雪跡を使うとちょうど良い具合に登ることができます。ただ、年によっては切り通しの壁が4メートル近くに達することがあり、その場合は、ゲレンデを直登せず、道路を登って上にゲレンデに向かうとよいでしょう。

 

2017年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.4(2017/04/22) A
今回のヘアピンカーブ(35号カーブ)

そして、ゲレンデを直登せず、車道を登ってこちらがヘアピンカーブ(35号カーブ)。昨年よりも若干積雪が少ない様子。

 

2017年のかもしかゲレンデ上部付近
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.4(2017/04/22) A
今回のかもしかゲレンデ上部付近
2017年のかもしかゲレンデ上部付近(高さ125センチ)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.4(2017/04/22) A
今回のかもしかゲレンデ上部付近(高さ125センチ)

ヘアピンカーブを回って、こちらは上部のゲレンデへの登り口です。上段の画像では昨年よりも積雪が少ない様子ですが、下段部分の積雪量は高さは1.6メートルで、昨年の1.25メートルよりも多い状況です。

 

かもしかゲレンデ上部からツアーコース入口付近
★現時点では積雪量に問題ありませんが、次週末にはかなり雪解けする可能性も★

その先のツアーコース入口までの積雪状況ですが、ご覧のように一部で雪解けが進んでいるものの、現時点では問題ありません。右のツアーコース入口付近の平坦部分は恐らく、次週末にはかなり雪解けが進むと考えられます。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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