【速報バックナンバー 2009年7月分】

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◎ 7月

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■2009年7月26日(日)■       ( 今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.11  )

 

 

@ 2009/07/26 09:50
数本先のポールの見えない濃霧が続きます
(雪渓上部)
A 2009/07/26 11:15
昼前から急に視界が開ける
(雪渓上部)

B 2009/07/26 12:50
一時は日差しと青空がのぞき、好天の期待が...
(雪渓上部 − モーグルコース)

C 2009/07/26 13:25
しかし、午後は周期的な豪雨に見舞われ、避難小屋へ急ぐ
(雪渓下部)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日も生憎の天候が続き、午後には周期的に土砂降りに見舞われる状況は、昨日と全く同じ展開を見せた一日となりました。
早朝6時の乗鞍高原の気温は20℃。少しばかり薄日が差し、観光センター前駐車場のアスファルトも乾き始めて、まずまずの朝を迎えます。駐車場には50台ほどの車がお越しになっています。しかし、シャトルバスに乗車しようと出発の準備をされる姿は少なく、7時のシャトルバスに乗車されたからは20名でした。そして、7時のシャトルバスが観光センターにやってくるのを待っていると、雨が降り始め、シャトルバスが大雪渓に到着するまで、絶えず降り続く状態となりました。
シャトルバスが大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)に到着した8時ごろの気温は12℃。周期的に濃淡を繰り返す霧が、北から激しく流れます。時間とともに雨はやんでくるものの、9時前から、再び降り始めて、次第に雨脚が強くなります。
今日の大雪渓は、昨日と同様、アルペンキャンプでお越しになった方々が、雪渓上部で練習をされる様子があり、久しぶりに活気付いた様子が見られます。ただ、午前中は小雨と濃霧で、数本先のポールすら見えないほどの状況で、さらにバーンは角の尖ったスプーンカットが広がる中、板をバタつかせながらも、果敢にポールにアタックして行く様子が続きます。
この天候も、11時過ぎになると、位ヶ原方面の視界が開け、雨もほぼ完全にやんできます。それでも、大雪渓の上空は、肩の小屋方面の室堂ヶ原から流れ込む霧と、山麓から湧き上がる霧、そして、高天ヶ原方面からの霧が入り乱れる様子が続き、まだ、油断のできない雰囲気が漂っています。
正午の雪渓上部の気温は11℃。今日は終日を通して10℃前後の気温を推移します。時折、小雨が降ったり止んだりを繰り返すものの、一時は日差しと青空がのぞくまでに回復するほど。ただ、位ヶ原から山麓はすっぽりと雲に覆われていることから、乗鞍高原から、大雪渓の天候の回復振りをうかがい知ることが、できなかったのではと思います。
しかし、この青空もこの一瞬だけで、13時過ぎから再び、濃霧と雨が舞い戻ってきて、激しい雨が降り始めます。そのため、大雪渓駐車場の避難小屋目指して、一斉に大雪渓から降りてくる様子が見られました。
そして、この激しい雨も30分ほどでおさまります。まるで、夕立を思わせる様な激しい降り方でしたが、この降り方はその後も周期的に続き、14時30分ごろから降り始めた豪雨は、15分ほどで小降りになるものの、その後は、夕方まで常に降り続き、今日一日が終わりました。
畳平のお花畑は、ハクサンイチゲを中心にクロユリなど多くの高山植物が咲き誇る様子が見られ、多くの観光客で遊歩道を歩くこともままならない状態が、この激しい雨であっという間に人気のない状態になるほどでした。
濃霧と雨が周期的に訪れ、そして、午後のひどい降り方に見舞われる様子は、まるで、梅雨と夏山の天候が同居しているような感じさえうかがえました。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.11 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2009/07/26 19:15更新)
 
 


@ 2009/07/26 07:45
濃霧、強風、雨
(朝の速報 −大雪渓駐車場前)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。8時の大雪渓入口の天候は、北からの強風が絶えず吹きぬけ、周期的に濃淡を繰り返す霧に包まれています。気温は12℃。雨が降ったり止んだりしています。やや、明るくなってきたものの、天候が回復するような兆しはあまり感じられません。詳しくは、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2009/07/26 08:20更新)

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■2009年7月25日(土)■       ( 今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.11  )

 

 

@ 2009/07/25 10:10
雨が降り始めます
(大雪渓 − 肩の小屋登山道)
A 2009/07/25 12:00
午前中は降ったり止んだりの天候
(雪渓下部)

B 2009/07/25 14:30
午後は雲が低くなり、不規則に上空を舞う
(雪渓上部 − モーグルコース)

C 2009/07/25 15:00
夕方近くには激しい雷雨と暴風で川のように雨水が流れる。
(肩の小屋登山道)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日も生憎の天候となり、午後には、雷鳴とともにひどい暴風雨の天候で終わりを遂げた一日となりました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、時折、雲が抜けるときがあるものの、周期的にパラパラと雨の降る夜を迎えています。気温は18℃。蒸し暑さまでは感じないものの、少しばかり、モワっとした温感を感じる状態。不安定な天候が続いていることがうかがえます。
そして、一夜明けた6時の気温も18℃。どんよりとした低く垂れ込める雲に支配される朝を迎えています。それでも、7時のシャトルバスは46名の乗客を乗せて出発します。鳥居尾根すら見えない状況も、7時30分を過ぎる頃になると、時折、薄日が差し、大雪渓など、上部エリアの状況が期待できるような雰囲気にさせられます。しかし、それも大雪渓に到着すると、その期待とは裏腹に、視界が50メートルを切るほどの濃霧が待っています。気温は10℃。乗鞍高原を出発したときには蒸し暑さを感じたシャトルバスを降りたスキーヤーは、アウターを着込む所から、出発の準備が始まるほどです。西からの強い風が吹き抜け、9時30分ごろには雨が降り始める生憎の天候となってきます。
今日は、アルペンキャンプの方々を中心に多くのスキーヤーがお越しになりました。ただ、視界はひどいときでは50メートルを切る状況が続き、周囲を全く確認できないため、どれほどの方が、大雪渓にお越しになっていたのかすらわかりません。そして、濃霧は周期的に抜けるようになり、天候の回復は見込まれないものの、雲間から見られる乗鞍高原には、時折、日差しが差し込むときもあって、天候が全く好転しないのは大雪渓付近だけのようです。
11時ごろになると、強風が絶えず続くようになり、天候は相変わらずの状態が続きます。そのため、多くのスキーヤーが午前中だけで下山する様子が見られました。
正午の大雪渓の気温は10℃。今日は夕方まで10〜12℃の気温を推移します。ただ、天候はその後も悪化傾向を見せ、12時30分頃から激しい雨が降るようになり、強いときでは、スコールといっても良いほどの状態。霧が立ち込め、そして、雨の降り方が激しくなって、今度はその雨で視界が開けるという、周期的な天候の変化のパターンを一時間程度のサイクルで繰り返すようになります。
午後になると、雲の流れがかなり不安定になり、上空を激しく行き交う雲が、一気に真下に降りる状況が見られ、雨が強く降る時間も長くなるようになって来ます。そのため、午後の大雪渓は、ほとんど人気のいない状態となり、寂しい雰囲気が漂います。
夕方近くになると、この天候は、さらにひどくなり、ほぼ、一時間のサイクルで、濃霧〜豪雨〜小雨を繰り返す状態は14時30分ごろから、まとまった、雨脚が続くようになり、15時前には激しい豪雨とともに、雷鳴が轟くようになってきます。このため、肩の小屋へ向かう登山道は、完全に川のような状況となり、その後は、強い雨脚が連続して続いて、今日一日が終わって行きました。
大雪渓のバーンコンディションは、スプーンカットが目立つ状態になるものの、雪面そのものはさほど硬くなく、何回か滑走すれば、ほぼ、フラットになり、荒天でも、何度も登って滑るスキーヤーの姿が、あちこちで見られるほどでした。
雨さえ降らなければ、まずまずのコンディションといえる状況ですので、明日は何とか曇程度の天候にとどめてもらいたいと考える次第です。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.11 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2009/07/25 20:45更新)
 
 


@ 2009/07/25 07:55
濃霧
(朝の速報 −大雪渓駐車場前)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。8時の大雪渓入口の天候は、濃霧で気温は11℃です。激しく西から風が吹きぬけ、霧の粒が目の前を駆け抜けてゆきます。さほどの寒さはないものの、シャトルバスから降りたスキーヤーはアウターを着込むところから準備が始まります。詳しくは、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2009/07/25 08:30更新)

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■2009年7月19日(日)■       ( 今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.10  )

 

@ 2009/07/19 09:10
視界50メートル以下の濃霧と風にさらされます
(大雪渓入口)
A 2009/07/19 10:15
強弱を繰り返す風雨の中で基礎キャンプ
(雪渓下部)

B 2009/07/19 11:50
気温12℃、天候は一向に変わりません
(雪渓下部 − モーグルコース)

C 2009/07/19 11:55
全面スプーンカット。所々のアイスバーンに足を取られます。
(雪渓下部)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 昨日と同様、今日も悪天候が続き、終日に渡ってシャトルバスが運休した一日となりました。
早朝6時の乗鞍高原は、4時前から降り始めた土砂降りの雨に見舞われています。気温は20℃。少し蒸した感じの空気に包まれ、雨は強弱を繰り返すものの、おさまる気配を見せません。雲は激しく東に流れ、7時を過ぎる頃には、時折、青空がのぞいて、雲間からは日が差すときもあるほど。ただ、それも急激に変化を繰り返す不安定な天候の中のヒトコマに過ぎず、さらに風が強く吹きぬけるようになってきます。
この天候のため、乗鞍スカイラインは昨日からの通行止めがそのまま続き、それに連動して、乗鞍高原から畳平に向かうシャトルバスも始発便から運休。実際には運行未定という対応の中で、定刻の30分前ごろに正式に運休のアナウンスがなされる状態で、予定の立たない状況に見切りをつけて、上高地など別の観光地へ向かう方もいらっしゃるほどでした。そして、乗鞍スカイラインは終日に渡って通行止めが解除されることなく、乗鞍高原からのシャトルバスも終日運休となりました。
県道乗鞍岳線そのものは通行止めではないため、タクシーや観光バス・マイクロバスなど、通行が許可された車両は通常通り、走行することができます。三本滝ゲートを過ぎ、沿線から湧き出す雨水は昨日ほどの勢いはなく、雨そのものはさほどではないことがわかります。そして、冷泉小屋付近から次第に霧が濃くなり始め、位ヶ原に入ると、前方がほとんど確認できないほどの濃霧。さらに風も強くなり、大雪渓駐車場付近は完全に前が見えないほどの天候となります。
9時の大雪渓駐車場付近の気温は12℃。雨はさほどではないものの、霧がひどくて視界は50メートルにも満たない状況。ヘッドライトをつけたタクシーやバスも間近までやってこないとわからないほどです。外にでるのも億劫な状況ではあるものの、一旦、外に出てしまえば、さほどの状況ではなく、今日も基礎スキーキャンプやレーシングキャンプの方々が、大雪渓に向けて出発します。
激しく霧の粒が流れる様子が、手に取るようにわかるほどの状況は一向に変わりません。雨は降ったり止んだりを繰り返すものの、風は時間とともに次第に強くなり、時折、突風に見舞われて、雪渓を登るスキーヤーがそんな状況にたじろぐ様子が見られます。
バーンコンディションは、ほぼ全面に渡って、スプーンカットが広がり、基礎スキーキャンプの方々など、ショートポールを立てて、同じ箇所を滑ってバーンを慣らして行きます。ただ、雪面はそれほど硬いものではなく、何回も繰り返して滑走するとバーンがえぐれてくるほど。それでも、所々にアイスバーンがあって、雪渓に慣れていないジュニアなどは足を取られる様子もありました。
正午の大雪渓の気温は12℃。今日は気温の変化はもちろんのこと、天候も全く変わりません。また、午後は周期的にまとまった雨脚を見せる時もあって、天候はむしろ悪化傾向に向かっているようにも感じました。
この記事を書いている、現在の乗鞍高原は、夕立のような激しい降り方に見舞われています。今回は、昨日からの悪天候で、シャトルバスの運休が続き、身動きの取れない方々もたくさんいらっしゃった、生憎の週末となってしまいました。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.10 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2009/07/19 17:30更新)
 
 

 

 

@ 2009/07/19 06:20
乗鞍スカイライン通行止めにつき、シャトルバス運休
(朝の速報 −観光センター)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。6時の乗鞍高原の天候は夜明け前から激しい降り方の雨が断続的に続き、少し強めの風が吹き、上空の雲は激しく東へ流れて行きます。気温は20℃で、やや蒸した感じです。岐阜県側の乗鞍スカイラインは雨量規制のため、通行止めとなり、乗鞍高原を出発するシャトルバスも運行見合わせ中です。ただ、このまま運休が続き、大雪渓に向かうことができない場合は、夜の速報は見合わせることとなりますので、ご了承ください。(2009/07/19 06:45更新)

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■2009年7月18日(土)■       ( 今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.10  )

 

@ 2009/07/18 10:45
乗鞍スカイライン通行止めで、シャトルバスは終日運休
(三本滝ゲート)
A 2009/07/18 13:05
午後からは雨が止み始めます
(県道乗鞍岳線 − 三本滝ゲート上)

B 2009/07/18 15:30
気温14℃、ヒルクライマーが続々と登ってきます
(県道乗鞍岳線 − 4号カーブ)

C 2009/07/18 15:35
大雪渓付近は濃霧と強めの風が吹き抜けます
(4号カーブ雪渓)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は午前中を中心にまとまった雨が降り続き、シャトルバスが終日に渡って運休となった生憎の一日となりました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は17℃。雨は止んでモワっとした生暖かさが残る空気が漂う夜を迎えています。それでも、上空は雲の濃淡が確認できるほどまで回復しています。建物の庇からは先ほどまで降り続いていた雨の雫が静かに落ちる雨音以外に響くものはなく、静かな雰囲気の情景が続いています。
そして、一夜明けた乗鞍高原は夜の3時ごろから降り始めた雨が、かなりまとまった雨脚となって朝を迎えます。気温は17℃。この天候のため、観光センター駐車場には30台ほどの車しかなく、三連休初日としては、閑散とした様子がうかがえます。
長野県側の乗鞍高原から畳平へ向かう県道乗鞍岳線は、正常どおり通行できるものの、岐阜県側の乗鞍スカイラインは、連続雨量規制のため、朝から通行止めの措置が取られました。そのため、県道乗鞍岳線は通行可能であっても、畳平へ進入することができないことから、乗鞍高原を出発するシャトルバスは始発便から運休となり、8時便までの運休が決定されます。観光センターなどには、シャトルバスの運行開始を待つ登山者や、今日の予定をどのように変更しようかと、周辺の地図や時刻表とにらめっこする方などが集まります。ただ、県道乗鞍岳線そのものは通行可能であることから、タクシーに乗りあって大雪渓方面に向かう登山客の方々もいらっしゃいました。
そして、9時を回る頃になると、時折、日差しが差し込むときもあって、雨も次第に小雨になってきます。しかし、シャトルバスは運行の開始の兆しどころか、運休する便が次々と決定される状況で、10時の段階で午前中の便は、全て運休とされました。
正午の三本滝レストハウス付近の気温は22℃。小雨が降り続く中、三本滝ゲートには、次から次へと何台ものタクシーが大雪渓方面に向かって行きます。その後も、天候の回復とシャトルバスの運行開始に見込みがなく、午後からは自転車で大雪渓に向かいましたが、12時30分ごろから、小雨から霧雨に近い状態になり、さらに雨粒をほとんど感じないほどまで、天候の回復を見るようになります。県道乗鞍岳線の沿道では滝のような水流が激しく湧き出し、上部エリアでの降雨のひどさがうかがえます。13時過ぎからはほとんど雨もやんで、冷泉小屋付近からは霧が立ち込めるようになってきます。
14時の位ヶ原山荘付近の気温は14℃。合羽を着てのヒルクライムでは蒸し暑さを感じ、長袖のサイクルジャージでちょうどよい気候。そして、雨が止んだこともあってか、午後からは、ヒルクライマーの姿が、数分おきに位ヶ原山荘前を通過して行く様子が、うかがえるようになって来ました。
位ヶ原山荘付近までは、ほとんど風を感じることがなかったものの、山荘から2kmほど進んだ、位ヶ原お花畑にある7号カーブ付近を通過すると、次第に風に強さを感じるようになってきます。白い花をいっぱいつけたウラジロナナカマドが、煽られる様子も見られますが、ヒルクライムをしていて、車体がすくわれるほどの状態ではありません。
そして、大雪渓に近づくにつれて霧が濃くなり、視界は50〜100メートルほど。霧の粒が流れる様子が確認できます。
乗鞍スカイラインは、結局、終日通行止めで、シャトルバスも全便運休となりました。そのため、今日の大雪渓は、スキーキャンプなど、限られた方々しかお越しになっていませんでしたが、バーンコンディションは硬めで、所々で、再氷結でできたたけのこ状の凹凸が目立つ状況だったようです。
生憎の三連休初日となりましたが、明日はシャトルバスが運行してもらいたいと願う次第です。なお、明日のご来光バスに関してはすでに運休が決定されていますので、乗車を予定されている方はご注意ください。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.10 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2009/07/18 20:00更新)
 
 

 

@ 2009/07/18 06:35
乗鞍スカイライン通行止めにつき、シャトルバス運休
(朝の速報 −観光センター)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。7時の乗鞍高原の天候は夜明け前から雨が降り続いています。気温は20℃。岐阜県側の乗鞍スカイラインは雨量規制のため、通行止めとなり、乗鞍高原を出発するシャトルバスも運休となり、現時点では8時便まで運休が決まっています。雨の降り方は少し弱まってきたものの、このまま運休が続き、大雪渓に向かうことができない場合は、夜の速報は見合わせることとなりますので、ご了承ください。(2009/07/18 07:45更新)

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■2009年7月12日(日)■       ( 今回取材分の大会の特集  → 第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

@ 2009/07/12 07:45
気温18℃、曇り空の中、536名がスタートを待ちます
(第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム)
(殿下平総合交流ターミナル)
A 2009/07/12 09:01
単独トップでゴールイン、タイムは1時間01分48秒
(第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム)
(畳平ゴール地点)

B 2009/07/12 09:20
ゴール直前はスプリントレースさながらのアタック
(第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム)
(畳平ゴール地点)

C 2009/07/12 11:00
レース終盤には強風と冷たい雨に下山を急ぎます
(第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム)
(畳平)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は殿下平総合交流ターミナルから平湯峠までの急坂を登り、さらに乗鞍スカイラインの終点の畳平のゴール地点を目指す、第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムが開催されました。
朝5時の殿下平総合交流ターミナルの気温は15℃。曇り空がどんよりとしていて、少し風が吹きぬける朝を迎えます。殿下平総合交流ターミナルの駐車場にやってきた車はまだ20台ほどで、準備をされる選手の方もまばらです。少しずつ空が明るくなり始めると、時折、パラパラと雨粒が落ちてきますが、合羽を着るほどの状態ではありません。静かな朝も6時前には続々と選手の車が到着するようになり、自転車の準備が進む中、ローラー台の上でウォーミングアップする様子があって、独特の唸り音が駐車場のあちこちから響いています。
7時を過ぎても気温は18℃程度を推移し、暑くもなく寒くもない気候ですが、現時点での畳平の気温が6℃とアナウンスされたこともあって、多くの選手が長袖のジャージを身にまとっている様子が見られます。そして、7時30分の開会式の後、8時に実業団の選手を皮切りにスタートが切られ、数分おきにカテゴリー別に、標高1380メートルの殿下平総合交流ターミナルから標高2702メートルの畳平に向けて出発します。
スタート直後はパレードスタートの形式が取られ、最初にスタートした実業団BR−1は、国道から平湯峠旧道分岐点手前からフリー区間入ると、数名の集団に分散します。国道分岐点から進んだ旧道はかなりの急勾配が続くため、その集団もさらに分散され、旧道に入って1kmもしないうちに、トップ選手が独走体制を取り、そのままレースを引っ張って行きます。平湯峠から乗鞍スカイラインに入って、森林限界付近に達すると、冷たい空気に包まれるようになります。トップ選手から数十秒遅れて、二番手・三番手の選手がそれを追う状況は変わらず、レースが展開されます。四ッ岳カーブを過ぎて、土俵ヶ原から桔梗ヶ原に差し掛かるとかなりの強風が吹き、おそらく車体が大きく煽られる状態ではなかったかと思いますが、トップの選手はそんなことを感じさせない力強い走りで桔梗ヶ原を駆け抜け、ゴールの畳平には9時1分に到着しました。タイムは1時間01分48秒で、実業団・一般の部を合わせ出場全選手の中でトップのタイムでした。ちなみに一般の部のトップは、男子マスターズA(30〜35歳)の部で、1時間02分48秒を記録し、出場全選手の中で2位のタイムとなりました。
9時の畳平の気温は7℃。この頃からすこしパラパラと雨が降り始めるものの、さほど気にするほどの状況ではありません。ただ、冷たい西風が絶えず吹き抜ける中で、選手を待ち受ける大会関係者や観客の方々は、身を縮めて寒さに耐える姿が見られます。
そして、続々と選手が目指す畳平手前には、平坦な直線路が数百メートルあって、ゴール直前はスプリントレースさながらのアタックが繰り広げられています。
10時30分ごろには雨がつよくなり、風雨に向かって歩くことが困難なほどのひどい状況へ悪化します。到着して着替えの荷物を受け取った選手は一様に長袖を着込ますが、それでも寒さの振るえがとまらず、顔を次第にこわばって行く中で下山の時間を、トイレの庇やバスの陰に隠れて風雨をしのいでいます。
そして、下山が開始された11時前には、かなりの風雨となり、バスに自転車を乗せて下山できるよう、大会側が急遽手配を行うほどの状況でした。
レース中盤までは、まずまずの天候でしたが、この時期としてはかなり冷たい風雨に見舞われ、もう少し、天候が我慢してくれたらと思う一日でした。
なお、今回取材の大会の特集 (第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム) は、7月下旬に掲載を予定しております。掲載時にはトップページのお知らせのコーナーにてお伝えいたしますので、しばらくお待ちください。(2009/07/12 19:00更新)
 

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■2009年7月11日(土)■       ( 今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.9

@ 2009/07/11 10:20
午前中は青空に薄雲がたなびく天候
(大雪渓駐車場)
A 2009/07/11 10:45
気温10℃、動き続けるには程よい気候
(大雪渓 − 雪渓下部)

B 2009/07/11 12:40
午後からは雲が立ち込めるようになります
(大雪渓 − 雪渓下部)

C 2009/07/11 17:05
綺麗な鰯雲が夕日に映し出されます
(大雪渓駐車場)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ この数日間、降り続いた雨が止んで、薄曇の天候の中、やや冷たさを伴った空気に包まれ、大雪渓を滑り続けるスキーヤー・ボーダーの方々には、程よい気候の一日になりました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、東の空に月が昇り、薄い雲が徐々に消え始める夜を迎えています。気温は16℃。路面のアスファルトが乾き始めます。それでも蒸した感覚はなく、カラッとした空気に包まれた高原の夜が続いて行きます。
そして、一夜明けた、早朝6時の乗鞍高原は、曇り空が広がる中に朝日がぼんやりと昇り始める朝を迎えます。気温は15℃、暑くも寒くもなく、温度感というものを感じさせない気候です。観光センター駐車場は35台程度の車がお越しになり、空きスペースのほうが多い静かな雰囲気。それでも、7時のシャトルバスは定刻前には列ができるほどで、32名の方が大雪渓や畳平に向けて出発します。シャトルバスに乗車すると車内は少し蒸し暑く、気温は高くなくとも、やはり季節は夏であることを感じさせます。
曇り空が広がる天候も、シャトルバスが出発してからしばらくすると、日差しがしっかりしてくるようになり、荒田沢橋を過ぎる頃には青空が広がるようになります。また、さらに上部に向かうにつれて、白い花を一斉につけたウラジロナナカマドが、風に大きく揺さぶられる様子が車窓に広がります。位ヶ原から先の森林限界では、しっかりとした青空にノリクラの峰々がはっきりと浮かび、雲が激しく湧きあがっています。そして、この数日間の雨で、位ヶ原お花畑付近や大雪渓駐車場手前の4号カーブの雪の壁がかなり小さくなっているのを確認しながら、大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)に到着します。
朝の速報でもお伝えしたように8時の大雪渓駐車場の気温は8℃。綺麗な青空と強風吹き抜けますが、それも9時ごろになると少しずつおさまりを見せ、激しく流れる雲もきえて、快晴に近い天候となります。
ただ、この天候もここまでで、午前中は薄い雲がたなびく状態。それでも大雪渓でスキーやボードを楽しむ方々にとっては程よい気候。今日の大雪渓は、比較的、訪れる方が少なかった割には、シャトルバスは8時便が2台 9時便が3台で、それ以降の便もほぼ2台運行で、まずまずの賑わいを見せていました。
そして、数日間の降雨の割には大雪渓のバーンコンディションは、先週同様の良い状態が保たれていて、日差しがない分、雪面はやや締まった状態。そのため、基礎キャンプやジュニアレーシングの方々が、気持ちよく滑走される様子がありました。
正午の大雪渓の気温は8℃。今日は終日に渡って10℃前後の気温を推移します。お昼前から山頂付近に雲がかかるようになり、午後はほぼ曇り空。ただ、天候はそれ以上悪化することはなく、逆に時間とともに、山麓の松本平がはっきりと見られるようになって、夕方には綺麗な鰯雲に夕日が差し込んで、今日一日が終わって行きました。
この数日の大雨とは打って変わった週末となりました。そして、大雪渓はその雨の影響も少なく、今日お越しになった方はそんな悪天候があったことすら感じさせないのではなかったのかと思うほどです。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.9 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。なお、明日は第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム開催のため、朝の速報は実施できませんのでご了承ください。(2009/07/11 19:45更新)
 
【明日、7月12日(日)開催の第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムに伴う、乗鞍スカイラインの規制はありません。<シャトルバスは通常運行>】
明日、7月12日(日)に開催される、第6回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムに伴う、乗鞍スカイラインの規制はありません。そのため、シャトルバスは通常運行されます。ただ、殿下平総合交流ターミナル〜平湯峠間は、8時のレース開始時に一時規制されることから、この時間帯のシャトルバスは運行ダイヤに若干の遅れが生じる可能性がありますのでご了承ください。
 

 

 

@ 2009/07/11 07:50

(朝の速報 −大雪渓駐車場前)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時の大雪渓駐車場前の気温は8℃。綺麗な青空に西から激しく雲が流れる天候です。風がやや強めに吹くものの、さほどの寒さを感じるものではありません。降雨などの影響もあって、位ヶ原から大雪渓までの車道沿いに見られる雪の壁はこの一週間でかなり低くなっています。また、山麓の観光センター駐車場は、お越しになる車はまばらで静かな様子が見られました。詳しくは、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2009/07/11 08:25更新)

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■2009年7月5日(日)■       ( 今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.8

 

 

@ 2009/07/05 10:50
日差しが和らぎ、ヒルクライムに最適な気候
(県道乗鞍岳線 − 4号カーブ)
A 2009/07/05 13:30
モーグルバーンにはたくさんの方々が...
(大雪渓 − 雪渓下部)

B 2009/07/05 12:35
のんびりとお昼休み
(大雪渓 − 大雪渓駐車場)

C 2009/07/05 14:00
時折のぞく青空に夏の雲が浮かぶ
(大雪渓 − 雪渓上部)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日も梅雨とは思えない、まずまずの天候の一日を送ることができました。
早朝6時の乗鞍高原の気温は15℃。やや雲が多いものの青空の朝を迎えています。西の空には雲が帯状に横たわり、その中にノリクラの峰々が見え隠れしています。観光センター駐車場には約50台ほどの車がお越しになり、昨日よりも賑わいを感じる様子がうかがえます。この天候も時間とともに雲が多くなってきます。強い日差しはほとんどなくなってくるものの、気温は8時の段階で20℃まで上昇し、蒸し暑さを覚えるほど。そんな中、昨日は見られなかったシャトルバスに乗車される方々の列が長くできて、8時便は3台が運行されました。
乗鞍高原ではじーっとしていても蒸し暑さを感じる状態ですが、ヒルクライムにはまずまずの気候で、観光センターを出発して休暇村から先のカラマツ林の中に差し掛かるとひんやりとした空気が絶えず流れて、ペダルを回す脚の負担がいつも以上に軽減されているように感じるほどです。9時の三本滝ゲート付近の気温は15℃。ほとんど太陽の日差しはなくなり、時折薄日が差すものの、全く汗が噴き出す感覚がありません。そして、森林限界付近の位ヶ原山荘を過ぎると逆に寒さを覚えるほど。特に宝徳霊神バス停を過ぎると道路の両脇を雪の壁に覆われるようになり、ここを通り抜ける空気は周辺以上に冷たさを感じさせてくれます。
11時の大雪渓の気温は12℃。自転車を降りてじーっとしているとサイクルジャージ一枚では寒さを覚える状態です。上空の雲は少しばかり流れが速くなり、山頂付近は時折、雲に見え隠れする様子がうかがえます。
車道に面した雪渓下部では今日もたくさんのモーグラーの方がお越しになり、モーグルラインを果敢に攻める姿とその横を一列になって登って行く姿は、大雪渓前を通過するヒルクライマーや観光の方の足を止めてしまうほどの活気があります。
正午の雪渓下部の気温は12℃。比較的、低めの気温でバーンの荒れも少なく、モーグラーの方にとっても、また、雪渓上部付近で滑る基礎キャンプの方々にとってもかなり快適なバーンコンディションです。
午後になると、雲の動きはさらに足早となり、雨に見舞われてもおかしくない雰囲気を見せますが、逆に青空と日差しが戻ってくる時もあって、まずまずの一日となりました。
感覚的には梅雨明け後の7月下旬を感じさせるような天候の一日で、今日のような日にノリクラに訪れてしまったら、本格的な梅雨に見舞われたときの反動が大きいかもしれませんね。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.8 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2009/07/05 17:35更新)
 
【県道乗鞍岳線 大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖延長は7月4日(土)13時から解除されました<シャトルバス・ご来光バスは通常運行>】
  お知らせ − 県道乗鞍岳線 大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖延長について<7月10日(金)解除予定、 シャトルバス、肩の小屋口バス停 折り返し・減便運転>。(2009/06/29) でお伝えした、県道乗鞍岳線の大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖延長は7月4日(土)13時から解除されました。そのため、シャトルバスは通常運行となり、7月5日(日)からご来光バスも運行が開始されます。
 
  

 

@ 2009/07/05 06:25

(朝の速報 −観光センター)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。6時の乗鞍高原の気温は15℃。暑くも寒くもないほぼ無風の朝を迎えています。西の空にはご覧のように雲がたなびき、ノリクラの峰々が見え隠れする様子が見られます。観光センター駐車場は昨日よりもやや多い車がお越しになっていますが、まだまだ静かな状況です。詳しくは、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2009/07/05 06:50更新)

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■2009年7月4日(土)■       ( 今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.8

 

 

@ 2009/07/04 07:55
午前中のシャトルバスは肩の小屋口バス停折返し運転
(大雪渓駐車場)
A 2009/07/04 09:25
時折、日差しがあるものの 暑さのない ほどよい気候
(大雪渓 − 雪渓下部)

B 2009/07/04 11:25
今日の大雪渓はまずまずの賑わい
(大雪渓 − 雪渓下部)

C 2009/07/04 13:30
午後は雲の動きが不規則に
(大雪渓 − 肩の小屋付近)

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 ▼ 今日はほぼ終日曇り空で、強い日差しが全くない中、暑くもなく寒くもない程よい気候の一日を過ごすことができました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は14℃。雨はやんで乾き始めた路面からモヤが湧き上がる様子があちこちで見られます。上空は星や月の確認できない曇り空が広がっていますが、それでも空に濃淡があることがわかる所から、天候は確実に回復傾向に向かっていることをうかがわせてくれる夜空が広がります。
そして、一夜明けた早朝6時の気温は15℃。曇り空の中にも青空が所々に広がって朝日差し込むようになってきます。ノリクラの山肌もそんな雲間に見え隠れする状況。観光センター駐車場には20台ほどの車がやって来ていますが、シャトルバスに乗車するために準備を始める姿も少なく、静かな朝を迎えています。そのため、7時のシャトルバスに乗車された方は6名のみ。県道乗鞍岳線の大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖が延長され、肩の小屋口バス停での折り返し運行が人出に影響しているのかもしれません。ただ、朝の速報でもお伝えしたように、本日13時より規制が解除されて、観光センター12時発の便から、通常通り、畳平までの運行となり、ダイヤに関しても一時間毎の定期運行が行われました。観光センターを出発したシャトルバスは、三本滝ゲートより先で少し霧に見舞われるものの、山麓とほぼ同じ曇り空のまま大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)に到着します。8時の大雪渓駐車場付近の気温は10℃。じーっとしていると肌寒さを感じる状態。山麓からは周期的に雲が湧きあがり、山頂付近はその雲に見え隠れする様子を見せています。少し青空が見えて日差しが差し込むときもあるものの、ほぼ曇り空が広がって、雪渓でスキー・ボードをするには程よい気候が続きます。
シャトルバスは上り9時便が2台運行された以外はほとんどが1台運行で、比較的、人出の少ない状態ですが、大雪渓には基礎キャンプの方々などが多く訪れたこともあって、にぎやかな雰囲気が見られます。
今日はほとんど気温に変化は見られず、正午の大雪渓の気温は10℃。午前中は山麓が全く確認できないほどの雲海に包まれていましたが、午後になると山麓の雲はなくなって、乗鞍高原に日差しが差し込んでいる様子がうかがえます。しかし、大雪渓付近は西から稜線を越えて絶えず雲が流れ込むようになり、急激に真下に雲が移動したり、不安定な動きを見せるようになって来ます。
午後は肩の小屋から登山道を経由して稜線まで向かいましたが、朝日岳直下に残る雪渓部分はグリーンサポートスタッフなどの関係者によって、登行ルートが確保され、登山靴でも何とか登り下りすることができるようになりました。ただ、冷え込んでアイスバーンとなった場合はアイゼンが必要な状況には変わりありませんのでご注意ください。
そして、15時ごろから16時ごろにかけて、一時的に雨や霰(あられ)が降ったものの、それ以上の悪化はなく、17時ごろの大雪渓では青空がのぞく状態にまで回復しました。
大雪渓は降雨による影響が少なく、バーン状態が例年よりもよいコンディションの中、基礎キャンプの方々も満足気な様子が見られ、雨が降らないだけで幸運といえるこの時期に、条件のよい大雪渓での滑走を楽しむことのできたことは、非常にうれしい一日となりました。
なお、今回取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.8 は今週末掲載を予定しておりますのでどうぞご覧ください。(2009/07/04 20:15更新)
 
【県道乗鞍岳線 大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖延長は7月4日(土)13時から解除されました<シャトルバス・ご来光バスは通常運行>】
  お知らせ − 県道乗鞍岳線 大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖延長について<7月10日(金)解除予定、 シャトルバス、肩の小屋口バス停 折り返し・減便運転>。(2009/06/29) でお伝えした、県道乗鞍岳線の大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖延長は7月4日(土)13時から解除されました。そのため、シャトルバスは通常運行となり、7月5日(日)からご来光バスも運行が開始されます。
 
  

 

 

@ 2009/07/04 07:45
曇〜晴
(朝の速報 −大雪渓駐車場前)

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 ▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は10℃。ほとんど風はありません。山麓から周期的に霧が湧き上がりますが、晴れたり曇ったりを繰り返す状況で、じーっとしているとすこし肌寒さを感じる気温です。7月から運行開始となったシャトルバスは、大雪渓駐車場〜県境間の冬季閉鎖延長につき、大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)で折返し運転となっていますが、本日13時より、規制解除となり、上り便の観光センター12時発の便から正常どおり運行されます。詳しくは、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2009/07/04 08:30更新)

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