【速報バックナンバー 2014年1月分】

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◎ 1月

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■2014年1月25日(土)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
 

@ 2014/01/25 09:20
気温プラス3℃、新雪ゼロ − 1月なのに小春日和
(ツアーコース − 入口急斜面)
A 2014/01/25 11:15
次第に曇り空 − それでも遠景の山並みはくっきりで視界良好
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

B 2014/01/25 11:30
ほぼ無風の穏やかな位ヶ原
(位ヶ原)

C 2014/01/25 12:35
長さ300m×幅70m − 今シーズン初の大規模な雪崩
(3号カーブ下、破断面・発生点はコルの右にある岩付近)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 寒い日々が続く中に暖かな日が見られるようになると、本当の厳冬期から少しずつ春へと季節が動き始めている証拠でしょう...今日はこんな一端を垣間見ることのできた一日となりました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、星空がくっきりと瞬く夜を迎えています。気温はマイナス7℃、この気温でもなぜか今晩は寒さを全く感じさせません。体感的にはプラスの気温といった感じさえ受けるほどです。今週は晴天の日が多く、気温も高めであったことから、県道には積雪凍結箇所は全くなく、夏タイヤでも走行可能な状態。でも、一旦脇道に入ると、今度は日中の日差しで溶けた路面が夜間の冷え込みで凍りつき、ひどいアイスバーンになっているところもある状況です。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、薄い雲のベールに包まれたはっきりしない青空の青さを迎えます。7時の気温はマイナス6℃、昨晩と同様に寒さをほとんど感じさせない朝です。日の出時刻を迎えると、東の空が朝日に赤く染まるものの、その輝きは鈍く、いささかどんよりとした雰囲気。それでも、ノリクラの峰々はやや鉛色の青空にくっきりと聳え立っていて、天候の悪化を心配させるような状況ではありません。

時間の経過と共に青空がはっきりとしてきて、日差しもしっかりと差し込むようになってきます。Mt乗鞍のリフト営業も通常通り開始され、ツアーコースに向かうバックカントリースキーヤー・ボーダーの方々が、リフトを利用してツアーコース入口へと向かいます。

9時のツアーコース入口の気温はプラス3℃、おそらく今月の速報でプラスの気温をお伝えするのは、今回が初めてのことと思います。出発の準備をするスキーヤー・ボーダーの方々はリフト営業開始と同時にやってきて、9時の段階ですでに15名ほどとなって、その後も続々とやって来ます。弱いながらも日差しがあってプラスの気温の中ほとんど無風ですから、アウターをザックに押し込んで出発します。

ツアーコース入口急斜面はほとんど降雪がなく新雪はゼロ、さらに昨日までのトレースやシュプールがそのまま残っている生憎の状態。また、一部では先週は見られなかったブッシュが姿をあらわしているところもあり、積雪量が減少している状況が確認されます。それでも足裏感覚としては柔らかなものがあって、少しずつではあるものの降雪があることは間違いないようです。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースも、ほとんど同じような状況です。ただ、昨日までのトレースやシュプールはほぼ完全になくなっています。ただ、場所によっては風で柔らかな表面が削られて、下地の硬い部分が現れているところも見られます。

11時の位ヶ原急斜面の気温は0℃、この頃になると、太陽の日差しはほとんど閉ざされてしまい、青空も急速に失われてきます。ただ、視界は良好で、位ヶ原急斜面からは、中央アルプスや南アルプスがくっきりと見られるほどで、日が影っても体感的には寒さは全く感じられません。それどころか、吹き抜ける風が程よくクールダウンさせてくれる状況があって、春スキーのような穏やかさすら覚えるほどです。位ヶ原急斜面も昨日までのトレースはないものの、新雪は表面にうっすらと積もっている程度しかなく、パウダーを楽しむといった状況とは程遠い足裏感覚があります。

そして、ツアーコースから森林限界の位ヶ原に登り切ると、いつものような急激な気象状況の変化はありません。
正午の位ヶ原の気温はマイナス4℃。若干冷え込みが感じられる程度で、アウターさえ着込めば全く問題ないコンディションです。厳冬期の位ヶ原という観点で考えれば、このコンディションはほとんど風もなく、高天ヶ原、剣ヶ峰、肩の小屋、摩利支天岳など、目印となるピークなどははっきりとしていて、行動には全く問題ありません。

ここ数日晴天に恵まれ、暖かな日が続いたことから、3号カーブ付近から屋根板方面に雪崩が発生していました。発生したのは2日前の1月23日(木)で、雪崩の終端のデブリは高さ1.5メートルもありました。雪崩の大きさは長さ300メートル×幅70メートルで、3号カーブ付近は雪崩多発地帯ですが、このような大きな雪崩は過去には確認されていません。また、このほか、富士見沢や屋根板といった多発地帯では、まだ雪崩が発生していませんので、今回の3号カーブの雪崩と同様に、大きな規模の発生が懸念されます。

午後になって天候は悪化傾向を示し、13時の屋根板の気温はマイナス4℃、この頃になると視界も低下し始めて、剣ヶ峰などは雲に飲み込まれ始めました。

寒さから開放された1日でしたがパウダーは全くなく、下山のツアーコースはまるでゲレンデのような硬いバーンとなっていました。
柔らかな新雪が欲しければ極寒に耐えなければならないし、暖かければ雪崩とアイスバーンに警戒しなければならず、厳冬期といえどもいつでもパウダーが楽しめるといった状況でないところが、100%天然雪のバックカントリーそのものといったところでしょうか?
12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。ノリクラ雪渓カレンダー再開は下記の通り予定しておりますのでご了承ください 。(2014/01/25 17:30更新)

 【ツアーコースの積雪状況、雪崩状況】 → ※ツアーコースの概要はノリクラガイドマップ (冬〜春スキー版 をご覧ください。
今週はまとまった降雪がなかったため、ツアーコースにはパウダーは全くありません。また、積雪量も先週よりも減少し、全体的に硬めのバーンコンディションとなっています。本文でもお伝えしていますように、3号カーブ付近では大規模な雪崩が発生しています。また、富士見沢や屋根板などの雪崩多発地帯での発生はまだ確認されていませんので、3号カーブと同様に大規模な雪崩が発生する懸念があります。富士見沢や屋根板などへの入山は細心の注意の下でお願いいたします。(不必要に立ち入らないようお願いいたします。)

    ・ 3番標識付近の積雪量は、先週より15センチ減少して、昨年より1メートル少ない状況。バーンはゲレンデのような硬い状態。
    ・ 5番標識付近の積雪量は、先週より15センチ減少して、昨年より40センチ少ない状況。バーンはゲレンデのような硬い状態。6番標識付近の谷は、先週よりもなだらかになりましたが、下山滑走には注意が必要です。
    ・ 位ヶ原急斜面の積雪量は、先週とほぼ同じで、昨年より1.5メートル少ない状況。
    ・ 位ヶ原の積雪量は、先週より15センチ減少していて、風紋により滑走しにくい状況です。

なお、乗鞍高原周辺は、路面の凍結積雪があります。冬用タイヤ、または、タイヤチェーンは必要です。 


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2013ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2013年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2013年12月から2014年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載 を実施できない週もあります。
2014年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2014年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2014年5月中旬頃を予定しております。


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■2014年1月18日(土)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
 

@ 2014/01/18 09:35
綺麗な青空 − 空気が冷たくても暖かな陽気に包まれる
(ツアーコース − 入口)
A 2014/01/18 10:16
今週は新雪が少ない − 山頂の雲行きが怪しくなってきた
(ツアーコース − 1番標識付近)

B 2014/01/18 12:10
位ヶ原に到達 − 初めてのノリクラ、ミッション達成!
(位ヶ原)

C 2014/01/18 13:20
午後からは激しく雲が行き交う
(摩利支天岳東斜面)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 空気の冷たさは厳冬期そのものですが、日差しの暖かさに助けられて、穏やかな一日をおくることができました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、ほぼ満月の月が煌々と照らす快晴の夜を迎えます。気温はマイナス13℃、明るい月に照らされているにもかかわらず、満天の星空が広がり、その星たちも寒さに細かく震えています。そして、ノリクラの峰々が夜空にボーっと白く発光する様子は、真昼とは違った光景です。周囲に降り積もった雪に音がすべて吸い取られ、スチール写真のような静かな夜が滔々と流れ続きます。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、すこし雲のベールに覆われた朝を迎えます。7時の気温はマイナス15℃、先週までは7時ごろにならないと周囲が明るくならなかったものの、今週は6時30分過ぎには明るさを感じるようになり、日の出時刻が少し早くなっただけでも、なぜか朝の雰囲気が変わってきているように感じられます。寒中の時期でも季節はこんな現象から次へと先取りしているものだと改めて実感します。
昨晩の降雪は全くありません。この1週間はまとまった降雪がほとんどなく、踏み固められたバーンは慎重に歩かないと確実にしりもちをついてしまう状況になっています。

早朝ははっきりしなかった空の青さも、8時を過ぎる頃からしっかりとした青空となり、日差しの暖かさを感じるようになってきます。
9時のツアーコース入口の気温はマイナス4℃、いつものようにツアーコースに入山されるスキーヤー・ボーダーの方々が出発の準備に取り掛かりますが、日差しの暖かさにアウターをザックに押し込む様子も見られます。

この1週間はまとまった降雪がなかったため、ツアーコース入口急斜面も昨日までのトレースがほとんど消えない状態が残っています。ストックで突き刺しても柔らかい部分は数センチ程度しかなく、吹き溜まり部分でかろうじて20センチほどの新雪が見られました。今日はゲレンデボーダーの方が入口急斜面をツボ足で登られる様子が見られました。ザックがないためボードを脇に抱えて登るのですが、誤ってボードを落としてしまうと、他の入山者への衝突などの危険性があり、また、ボードを紛失して歩いて下山しなければならない状態となりますので、入口急斜面だけの入山であっても、ザックにボードを固定して登るようにお願いします。(それより上部への入山は冬山装備を完備の上、入山してください。)

10時のツアーコース入口急斜面の気温はマイナス5℃、綺麗に晴れ上がった青空と燦々と降り注ぐ日差しがあるため、空気が冷たくとも背中がホコホコとしてくるほどの暖かさです。そして、1番標識付近から眺める山頂方面には、それまで動きのなかった雲が流れ出して、少しずつ青空が少なくなって行く様子も感じられます。ツアーコース全体のバーンコンディションは、新雪が数センチから10センチ程度で、パウダーらしい足裏感覚はほとんどないと行ってもよい状態です。

正午の位ヶ原急斜面の気温はマイナス8℃、この頃になると、時折日差しもなくなって、アウターなしではかなりの寒さを感じる状態です。こちらでも新雪は深いところで20センチ程度しかありません。それでも、昨日までのトレースはほぼリセットされていて、柔らかさに関しては申し分ない状態です。

ツアーコース位ヶ原急斜面を登り切った先は、森林限界を超えた位ヶ原の台地に到達します。いつもなら、冷たい強風が吹きぬけているものの、今日はほぼ無風状態。しかし、位ヶ原から望む高天ヶ原や剣ヶ峰は、雲に飲み込まれるようになり、周囲の視界も少しずつ低下し始めます。今日初めてノリクラにやって来たボーダーの方々は、位ヶ原の台地から望む周辺の山並みを一つ一つ確認し、広大な雪原にノリクラの峰々が聳え立つ現実離れした別世界に感動されていました。

午後になって雲の動き方が激しくなり、雲間からこぼれる午後の斜光がめまぐるしく流れ、光の濃淡が位ヶ原の銀幕に映し出される様子は、言葉に表現できない美しさを感じさせてくれるものです。

ツアーコースにはほとんどパウダー感がないものの、摩利支天岳の東斜面に広がる「通称 滑り台」と呼ばれるバーンなどでは、まずまずの柔らかいバーンがあって、探せばどこかにパウダーを見つけられるのもノリクラの奥深さかもしれません。

今週は降雪に見舞われませんでしたが、まだまだパウダーシーズンが続きます。しかし、今後、硬いバーンの上にまとまった降雪が積もると、雪崩の危険性がかなり増して来ますので、十分な注意の下、入山されるようお願いいたします。
12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。ノリクラ雪渓カレンダー再開は下記の通り予定しておりますのでご了承ください 。(2014/01/18 17:00更新)

【ツアーコースの積雪状況】 → ※ツアーコースの概要はノリクラガイドマップ (冬〜春スキー版 をご覧ください。
今週はまとまった降雪がなかったため、パウダーがほとんどない状態となっています。また、位ヶ原など場所によっては風紋が見られますので、下山滑走では足を取られないよう十分に注意してください。

    ・ 3番標識付近の積雪量は、先週とほぼ同じで、昨年より40センチ少ない状況。
    ・ 5番標識付近の積雪量は、先週とほぼ同じで、昨年より40センチ少ない状況。6番標識付近の谷は、先週よりもなだらかになりましたが、下山滑走には注意が必要です。
    ・ 位ヶ原急斜面の積雪量は、先週とほぼ同じで、昨年より1メートル少ない状況。
    ・ 位ヶ原の積雪量は、先週とほぼ同じです。

なお、乗鞍高原周辺は、路面の凍結積雪があります。冬用タイヤ、または、タイヤチェーンは必要です。 


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2013ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2013年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2013年12月から2014年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載 を実施できない週もあります。
2014年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2014年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2014年5月中旬頃を予定しております。


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■2014年1月11日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
 

@ 2014/01/11 09:10
小雪、気温マイナス10℃ − 新雪は20センチ程度と少なめ
(ツアーコース入口)
A 2014/01/11 10:10
今日は位ヶ原山荘で山小屋泊まり!
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

B 2014/01/11 11:50
ツアーコースは穏やかでも位ヶ原はホワイトアウト
(位ヶ原)

C 2014/01/11 12:35
激パフではないが申し分ないパウダーが楽しめる!
(屋根板)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今シーズン一番の寒波がやってくるという予報が発表された三連休初日の今日。確かに寒かったことには間違いありませんが、それほどの勢いの寒波ではなく、いつもは荒れ狂っている位ヶ原でも、行動できないほどではありませんでした。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、小雪の舞う夜を迎えています。気温はマイナス8℃、細かな雪はまるでシャワーのように降り注いでいます。ただ、あまりにも細かくて、降り積もる様子はほとんど見られません。風もほとんどなく、静かな夜が続いて行きます。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、夜明けごろには東の空に青空が見られたものの、夜明け時刻の7時ごろになると、どんよりとした鉛色の空に覆われています。気温はマイナス8℃、このところは連日マイナス10℃を下回る気温でしたから、比較的暖かな朝といってよいでしょう。昨晩からの積雪はほとんどなく、フロントガラスの雪も吹けば飛んでゆくほどしか降り積もっていません。それでも観光センター前駐車場には、除雪でできた雪の山が人の背丈以上まで大きくなり、この1週間はまとまった降雪が続いたことを物語っています。

8時ごろになると、再び東の空が明るくなってきます。ただ、雪の降り方はやや目立つようになり、天候の回復の兆しはあまり感じられません。
月曜日が成人の日となる今週は三連休という方も多く、Mt乗鞍の第3駐車場には8時過ぎからマイカーが続々とやってくるようになりました。今回の年末年始は例年以上の人出で賑わいを見せましたが、この三連休もたくさんの方がお越しになる気配が感じられます。

今日も予定通り8時30分からリフト営業が開始され、スキー場最上部のツアーコース入口には、9時前には出発の準備をされるスキーヤーの姿が見られるようになります。
9時のツアーコース入口の気温はマイナス10℃、小雪は舞うもののほとんど風もなく、出発されるスキーヤーの方々も「もしかすると位ヶ原からさらに先の摩利支天岳(まりしてんだけ)まで行けるかも...」と、上部の天候が穏やかであることを期待しながら出発されました。

ツアーコース入口急斜面の新雪は全体的には20センチ程度。吹き溜まりでは40センチ程も積雪が見られるものの、全く新雪が積らず硬いところもあって、一見すると新雪がかなり降り積もって綺麗にグルーミングされているように見えますが、バーンコンディションは箇所によって大きく異なり、登行ではさほど問題はなくとも、下山滑走ではディープなパウダーゾーンに入った途端、次のターンはカリカリのバーンといった状況でした。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースも似たような状況ですが、入口急斜面ほどの極端なバーンコンディションは見られません。ただ、こちらもほぼ全区間で新雪は20センチ程度と、思ったほど降り積もっていませんでした。

ツアーコース最上部の位ヶ原急斜面では、いつもなら、上部の位ヶ原からゴーゴーと木々がうなる音が聞こえるものの、今日はその様子はありません。
11時の位ヶ原急斜面の気温はマイナス10℃、今日はほとんど気温の変化のない一日です。そして、大きなザックを頭上より遥か高くに背負ったスキーヤーのグループが位ヶ原急斜面にお越しになりました。お話を聞くと「今日は位ヶ原山荘に宿泊し、そのうちの何名かは山荘近くの適当な場所でテント泊を予定。」とのこと。位ヶ原山荘の年末年始営業もこの三連休が最後になりますので、今日は賑やかな夜が繰り広げられることかと思います。なお、位ヶ原急斜面の新雪もそれほど多くはなく20〜40センチ程度でした。

そして、森林限界を超えた位ヶ原は、いつもより穏やかであることは間違いありませんが、ツアーコースと比べると一段と寒さが感じられる状況です。12時の位ヶ原の気温はマイナス12℃、ストックを立てたら倒れてしまう程度の風は吹いていますが、いつものように立っていられないほどの暴風ではありません。また、視界は100メートル程度で、こちらもいつもの位ヶ原と比べれば、視界が効くほうだと思います。ただ、地形などを熟知していない方は、今日のような比較的視界が効く状況でも方向を見失ってしまいますので、剣ヶ峰や摩利支天岳の山の形がはっきり見えない視界状況であれば、位ヶ原から先には進入しないほうがよいと考えられます。

さらにその先の屋根板では、3号カーブ下の屋根板上部では新雪の雪着きは若干少なめであったものの、屋根板下部では申し分ないパウダーが楽しめました。そして、午後になると雪の降り方が強くなってきて、今日は天候が全く回復することなく、一日が終わりました。

屋根板ではまだ雪崩の発生が確認されていません。昨年末から急激に積雪量が増えている場所では、今後の天候・気候の変化で雪崩の危険性が考えられますので、細心の注意の下で入山してください。

12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。ノリクラ雪渓カレンダー再開は下記の通り予定しておりますのでご了承ください。(2014/01/11 17:30更新)

【ツアーコースの積雪状況】 → ※ツアーコースの概要はノリクラガイドマップ (冬〜春スキー版 をご覧ください。
降雪が続いている割には、この1週間の積雪量の増加は余りありませんでした。入口急斜面から位ヶ原急斜面までのツアーコース全区間は、ほぼブッシュがなくなり、滑走上支障となる箇所はありませんが、6番標識付近の谷は、まだ完全に埋まっていませんので、下山滑走にはご注意ください。
屋根板などではまだ雪崩の発生がありません。今後、寒暖の差が激しくなると、雪崩の危険度が高くなると考えられますので十分注意してください。

    ・ 3番標識付近の積雪量は、先週より20センチ減少して、昨年より40センチ少ない状況。
    ・ 5番標識付近の積雪量は、先週より10センチ増加して、昨年より30センチ少ない状況。6番標識付近の谷は、先週よりもなだらかになりましたが、下山滑走には注意が必要です。
    ・ 位ヶ原急斜面の積雪量は、先週より20センチ増加して、昨年より50センチ少ない状況。
    ・ 位ヶ原の積雪量は、先週とほぼ同じですが、ブッシュが少なくなりました。また、昨年とほぼ同じ積雪量です。

なお、乗鞍高原周辺は、路面の凍結積雪があります。冬用タイヤ、または、タイヤチェーンは必要です。


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2013ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2013年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2013年12月から2014年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載を実施できない週もあります。
2014年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2014年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2014年5月中旬頃を予定しております。


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■2014年1月3日(金)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
 

@ 2014/01/03 08:40
今年最初の快晴の朝を迎える
(Mt.乗鞍 − 夢の平クワッドリフト前)
A 2014/01/03 09:20
好天に誘われて、バックカントリースキーヤーが続々と入山
(ツアーコース − 入口急斜面)

B 2014/01/03 11:35
広大な雪山と超快晴の世界に大満足
(位ヶ原)

C 2014/01/03 12:35
山頂付近から雪煙が舞い上がる − 午後から天候は下り坂へ
(摩利支天岳東斜面)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今年初めての快晴の朝を迎え、穏やかな天候の下でノリクラを十二分に楽しむことができた一日でした。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、日中の強風は収まり、静かな夜を迎えています。気温はマイナス10℃、上空には満天の星空が広がって、キーンと冷え込んだ空気に包まれています。今年最初の星空は一つ一つの星たちが寒さに凍えているかのごとく、細かく震えて瞬いて真冬の輝きを放っています。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、雲ひとつない快晴の朝を迎えます。7時の気温はマイナス11℃、7時を過ぎる頃になると、真っ白なノリクラの峰々がようやく闇夜から姿をあらわして、モルゲンロートに赤く燃え始めました。今年最初の快晴の朝が、正月三が日に何とか間に合うように訪れてくれました。

昨晩は満天の星空が輝く夜でしたから、今朝の積雪はありません。それでも、路面や周囲の雪は柔らかい状態を保っています。
今日もMt乗鞍のリフト営業開始は予定通り開始され、真っ白に輝くノリクラの峰々が真っ青な快晴の空にそびえる様子を見ながら、続々とスキーヤー・ボーダーがリフトに乗り込んで行きます。圧雪車で綺麗に整備されたゲレンデは適度な柔らかさがあって、踏みしめるとキュキュッと足元が鳴く良好な雪質です。エッジをしっかりと食い込ませたアルペンレーサー達がゲレンデのあちこちで綺麗な弧を描いて滑りぬけて行きます。

9時のツアーコース入口の気温は0℃、日差しの暖かさが感じられるようになり、指先がちぎれるほどの朝一番の冷え込みはもうありません。
リフト運行開始直後のツアーコース入口には、バックカントリースキーヤー・ボーダーの方々が続々と到着し、シールやスノーシュー装着を始めますが、中にはアウターをザックに押し込む様子も見られ、強い日差しに春先に近い陽気となってきました。

ツアーコース入口急斜面の新雪は40〜60センチ、昨日のトレースはほぼ完全にリセットされていて柔らかな新雪に包まれています。下地の硬さもなく、入口急斜面だけでも楽しく過ごせそうな状況です。ただ、1月1日(水)の前回取材時のような激パウダーではなく、やや締まった雪質となっています。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースの雪質もほぼ同様なコンディション。新雪は40〜60センチです。上空には少しばかり筋状の雲が見られるようになってきたものの、ほぼ快晴のコンディションが続きます。訪れたスキーヤーも青空にくっきりと浮かび上がる高天ヶ原や剣ヶ峰に何度もカメラを構える様子がありました。

ツアーコース内では、ほとんど春スキーの時期と同じ程度に暖かく穏やかな状態が続きましたが、ツアーコース最上部の位ヶ原急斜面を登り切った先からは、冷たい風が吹き抜けていて、アウターなしではいられない状態となります。
正午の位ヶ原の気温はマイナス4℃、再び雲ひとつない快晴が広がります。風は冷たくとも、それほど強いものではなく、この時期としては、穏やかな状態といっても良いでしょう。そして、今日は位ヶ原山荘に宿泊するというボーダーの方々も、真っ青な快晴の空と位ヶ原の広大な雪原に囲まれて、日常では味わうことのできない別世界に大満足されていました。

今日はおそらく少なくとも30名以上の入山者があったものと考えられますが、多くのスキーヤー・ボーダーの方々が目指したのは摩利支天岳。東斜面にある通称 滑り台と呼ばれるバーンには、思い思いのシュプールが刻まれました。ただ、3号カーブ付近より上部では、風でややパックされた雪質となっていて、午後には若干滑りにくい状態となってしまいました。

13時の摩利支天東斜面の気温はマイナス7℃、山頂付近からは激しく雪煙が上がり、上空の青空も少しずつ姿を消し始めて来ました。午前中よりもやや風が強くなり、天候は悪化傾向を示します。ただ、それ以上の天候の変化はなく、今日一日を穏やかなコンディションの下で楽しく過ごすことができました。
今年初めての快晴となり、午後のツアーコースは下山滑走のシュプールがいくつも刻まれましたが、雪質は午後になっても良好で、上部の摩利支天岳よりも滑走しやすい状況でした。

昨年12月28日(土)から、不定期でお伝えした年末年始の速報は本日で終了します。次回からは通常通り週末の連載となり、1月11日(土)を予定しております。
12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。ノリクラ雪渓カレンダー再開は下記の通り予定しておりますのでご了承ください 。(2014/01/03 17:40更新)

【ツアーコースの積雪状況】 → ※ツアーコースの概要はノリクラガイドマップ (冬〜春スキー版 をご覧ください。
まとまった降雪が続いてパウダーが楽しめる状況となっていますが、昨年よりも少ない状況が続き、その差がやや大きくなってきています。ツアーコース位ヶ原急斜面とその上の11号カーブ上部でも雪崩が発生していますが、屋根板や富士見沢ではまだ雪崩の発生がありません。寒波の後に今日のような暖かな日が見られるようになると、雪崩の危険度が高くなると考えられますので十分注意してください。

    ・ 3番標識付近の積雪量は、先週より10センチ増加して、昨年より40センチ少ない状況。
    ・ 5番標識付近の積雪量は、先週より50センチ増加して、昨年より50センチ少ない状況。6番標識付近の谷は、先週よりもなだらかになりましたが、下山滑走には注意が必要です。
    ・ 位ヶ原急斜面の積雪量は、先週より30センチ増加して、昨年より1メートル少ない状況。位ヶ原急斜面上部、及び、11号カーブ上部の雪崩箇所は再び埋まり始めましたが、雪崩上部はオーバーハング(雪庇)になっていますので、下山滑走には十分注意してください。

なお、乗鞍高原周辺は、路面の凍結積雪があります。冬用タイヤ、または、タイヤチェーンは必要です。


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2013ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2013年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2013年12月から2014年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載 を実施できない週もあります。
2014年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2014年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2014年5月中旬頃を予定しております。


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■2014年1月1日(水)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
 

@ 2014/01/01 07:10
気温マイナス8℃、吹雪の朝
(位ヶ原山荘)
A 2014/01/01 10:55
雪はさらに激しくなる、まさに年末年始寒波
(位ヶ原山荘前)

B 2014/01/01 12:25
新春初滑りは激パウダー
(屋根板)

C 2014/01/01 14:30
新雪40〜60センチ −ツアーコースは下山もラッセル
(ツアーコース − 5番標識付近)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 新年明けましておめでとうございます。今年も乗鞍大雪渓WebSiteのご愛読の程よろしくお願いいたします。それでは2014年最初の速報をお届けいたします。

終日吹雪の一日で、寒波の到来による激しい降り方を見せ、まるで冬山入山を拒むかのような激しい天候の一日でした。

早朝7時の位ヶ原山荘(標高2350メートル)は夜明け前から少しずつ吹雪がひどくなってきました。7時の気温はマイナス8℃、この時点では完全に無風となる時間帯もあって、細かな雪がまっすぐ降りる様子も見られます。鉛色の空には太陽の輪郭すらなく、今日の初日の出は全く見られませんでした。昨晩からの積雪は40〜60センチもあって、一見して周囲の積雪が昨日よりも増えていることがわかるほどです。

今日の天候は時間の経過と共に悪化傾向を示します。
9時の位ヶ原山荘の気温はマイナス7℃で、今日はほとんど気温の変化はありません。しかし、吹雪はさらにひどくなり、前を向いて歩くことができないほどの強風に見舞われるほどです。

夜明け前からツアーコースを登ってこられたスキーヤーが位ヶ原山荘に到着されました。
その方の話では、位ヶ原より先はかなりひどい天候で、足元すら見えず方角も見失うほどのホワイトアウト状態となったため、すぐに引き返して来たとのこと...とにかく感を頼りに下山を開始したものの、東に進むべきところを北に進んでしまったとのことで、ホワイトアウト状態になると常連者でも危険な状況に陥ることになります。今日のような状況では入山はしないようお願いいたします。

その後、屋根板方面へと向かいます。11時の屋根板の気温はマイナス8℃。昨日のトレースは全くなく、バーンは完全にリセットされています。積雪は40〜60センチで、シールで脛から膝まで沈み込むほどのラッセルです。雪質は綺麗なパウダーではあるものの、ノリクラ特有の完全に乾いた雪質とまでは行かない状態。そのため、今年最初の新年初滑りは、思いっきりスピードを稼いで飛び込まなければならない程でした。それでも、毎年恒例の初滑りを思う存分楽しまれ、「正しい元日の過ごし方」に大満足されていました。

正午の屋根板の気温はマイナス8℃、午後になっても吹雪は変わりません。それどころか、風向きがめまぐるしく変化して、天候が安定しない様子が感じられました。

午後からは、位ヶ原山荘からツアーコースへ移動して、下山滑走を開始します。
ただ、今日のツアーコースは全くトレース跡のない状態で、3番標識下や2番標識下の急斜面以外は、下山滑走でもほとんどラッセル状態。ツアーコース下山でラッセルを経験することはほとんどなく、おそらく今日はツアーコースの入山者は全くなかったものと思われます。

明日にかけても寒波が続く予報が出ています。昨日の速報でもお伝えしたように、ツアーコース位ヶ原急斜面では雪崩が発生しております。ツアーコースや屋根板などは、急激に積雪量が増えていますので、雪崩には細心の注意の下、入山してください。
12月から3月までのウインターシーズンは、今回のように速報のみの掲載となっています。ノリクラ雪渓カレンダー再開は下記の通り予定しておりますのでご了承ください 。(2014/01/01 18:00更新)

【ツアーコースの積雪状況】 → ※ツアーコースの概要はノリクラガイドマップ (冬〜春スキー版 をご覧ください。
昨日よりも積雪量が増えましたが、昨年よりもやや少ない状況です。また、ツアーコース位ヶ原急斜面とその上の11号カーブ上部でも雪崩が発生しています。雪崩箇所はオーバーハング(雪庇)になっていますので、下山滑走には十分注意してください。(後日、ノリクラガイドマップ (冬〜春スキー版)に詳細情報を掲載します)

    ・ 3番標識付近の積雪量は、昨日より20センチ増加して、昨年より40センチ少ない状況。
    ・ 5番標識付近の積雪量は、昨日より15センチ増加して、昨年より60センチ少ない状況。6番標識付近の谷は、先週よりもなだらかになりましたが、下山滑走には注意が必要です。
    ・ 位ヶ原急斜面上部、及び、11号カーブ上部では雪崩が発生しております。雪崩箇所はオーバーハング(雪庇)になっていますので、下山滑走には十分注意してください。

なお、乗鞍高原周辺は、路面の凍結積雪があります。冬用タイヤ、または、タイヤチェーンは必要です。


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2013ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2013年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2013年12月から2014年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載 を実施できない週もあります。
2014年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2014年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2014年5月中旬頃を予定しております。


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