【速報
− 乗鞍ヒルクライム2022】
■2022年8月28日(日)
B 2022/08/28 09:50
▼ 若干雨に降られる時間帯がありましたが、3年ぶりのレースが開催されました。
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今回の速報は別ページで掲載しております。本日開催の乗鞍ヒルクライムの特集は9月中旬掲載予定です。→掲載しました(2022/09/15)
乗鞍ヒルクライム開催!
@ 2022/08/28 06:25
チャンピオンクラスの選手が一斉にスタート
(観光センター前)
A 2022/08/28 07:20
優勝は金子宗平選手、新たな王者誕生(55分18秒)
(ゴール)
雲上のヒルクライム、雲間に穂高が見え隠れ
(大雪渓下・4号カーブ付近)
C 2022/08/28 09:20
エントリー数3748名、いつもの賑わいが戻ってきた
(大雪渓前)
→その他の画像が本文末尾にあります。
▼ 乗鞍高原では2時過ぎより雨が降り始めました。早朝4時の段階で雨は本降りに近い状態となり、6時ごろにはほぼ収まった状態となったものの、チャンピオンクラスが出走する時間帯に再び本降りの雨となってきました。6時の大会場付近の気温は16℃でゴール付近は10℃という状況。今回のレースはチャンピオンクラスは従来通りのグロス計測ですが、スタート前後の密を避けるため、一般クラスは設定した時間帯内で各自スタートするネット計測方式が取られました。また、開会式は行われず、スタート前に簡単なセレモニーのみでした。
今回のエントリー数は3748名。前回の4500名より若干少ない状態です。
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▼ チャンピオンクラスのスタートは、これまでより30分ほど早い6時25分です。雨が本降りとなる中、一斉にスタートした時のダッシュ感は3年前と変わらない力強いもの。スタート直後からダッシュをかけるのは、いつもの大野拓也選手。このまま独走をしばらく続けるかと思ったところ、休暇村付近から、しろわん選手が大野選手をとらえ、その後は、しろわん選手がCP1の三本滝ゲートまで独走状態を作ります。
約7km地点、三本滝の通過時刻は6時41分30秒(タイム16分30秒)ほどで、前回大会より40秒ほど遅いタイム。三本滝からかもしかゲレンデを通過することになると、後続集団がしろわん選手の100メートル程度後方まで迫り、摩利支天付近で後方集団に吸収。その後、中間地点を過ぎた29号カーブ先の直線区間で、田中裕士選手・金子宗平選手・板子佑士選手・真鍋晃選手がトップに出ます。
直線区間を過ぎた荒田沢橋から冷泉小屋までの区間は、劇坂区間のつづら折れが続き、多くの選手が何とかここを耐えしのぐところを、田中裕士選手がダッシュ。それに反応して、金子宗平選手が追いかけ、冷泉小屋より先は二人旅の世界が続きます。
15km地点、CP2の位ヶ原山荘の通過時刻は7時5分10秒(タイム40分10秒)で、前回大会より1分ほど遅いペース。その後も田中裕士選手と金子宗平選手が掛けるタイミングをうかがっているのか、並走状態が大雪渓以降も続き、最後の数百メートルで、金子宗平選手が駆け引きに出て、そのままゴール。タイムは55分18秒963でした。
2位はその直後にゴールした田中裕士選手(55分34秒414)ですが、後続は2分程度のタイムラグがあり、3位:板子佑士選手(57分21秒941)、4位:しろわん選手(57分33秒593)、5位:池田隆人選手(57分43秒204)、6位:真鍋
晃選手(58分05秒612)と続き、前回優勝の中村俊介選手は11位(59分03秒112)、森本誠選手は14位(59分12秒615)という結果となりました。なお、今回よりチャンピオンクラスに変更した金子広美選手は51位でしたが、1時間05分02秒の自己ベストを更新され、女子全体では1位の記録となりました。
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▼ 8時ごろのゴール付近の気温は10℃ほど、到着した選手は若干寒そうな表情を見せていました。山麓から雲が激しく沸き上がりますが、視界が妨げられることはなく、時折、日差しが差し込むタイミングも見られ、気温は13〜15℃程度まで上昇します。3年振りに参加した選手は、「やっぱり、実際に大会に出場するのと、プライベートでここを走るのとでは、感覚が全然違う。やっぱり大会に出場することは本当に大きな意味があると再認識しました」との声が多く、この2年間は大会がなくなってその存在感の大きさを肌身に感じたところでしたが、3年ぶりに参加して、大会に出場する意味はそれ以上に大きなものだと実感された模様です。
なお、本大会の特集は9月中旬ごろ掲載予定です。もうしばらくお待ちください。→掲載しました(2022/09/15)
次回速報は9月3日(土)の予定です。(2022/08/28 20:40更新)
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