ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.3(2008/04/05〜06) C
【雪渓下部】
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ここからは大雪渓下部の様子をお伝えします。
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今回(4月5日(土))の大雪渓入口 | 先回(3月29日(土))の大雪渓入口 |
こちらは大雪渓入口付近。左は今回(4月5日(土))の画像で、右は先週(3月29日(土))のものです。今回は看板正面は風で吹き溜まりができて看板に着雪が見られますが、積雪量としては先週とそれほど大きな違いはありません。先週の段階では昨年の同時期の取材がなかったため正確な比較ができませんでしたが、今回は昨年の同時期の取材を行っていますのでそれと比較すると、昨年とほぼ同じかやや多い傾向を見せています。(→ 2007ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版Vol.4 (2007/04/07) − Page : 6 )
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トイレ付近 |
トイレ手前の駐車場の縁石が先週から全く見えなくなりましたが今週も確認できません。この付近は雪付き悪く、降雪があっても風の影響で常に縁石が見え隠れしています。したがって、先週や今週のように完全に姿を隠しても降雪が続かなければすぐに姿をあらわすことと思います。
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雪渓下部全景 |
こちらは雪渓下部全景。数日間の降雪の状況や日照・気温と風向きによってバーン状況は大きく変化します。先週は新雪の積もったやわらかいバーンが広がっていましたが、今週は降雪から日数が経過していることもあって、風の影響で締まったバーンが広がっています。
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今回(4月5日(土))のモーグルコースの岩付近 もう姿がありません |
先回(3月29日(土))のモーグルコースの岩付近 岩の頭が一部見えています |
雪渓下部は肩の小屋方面に向かってしばらく中斜面が続き、その後はなだらかな斜面に変化して肩の小屋までつながります。この中斜面から緩斜面へ変化するあたりに、先週もお伝えしたモーグルコースの岩があります。(夏スキーのシーズン、この中斜面ではいくつものモーグルのラインができることから、便宜上、呼称させていただいております)
先週は岩の頭が一部見えていましたが、左の画像のように完全に姿を消しています。この後の融雪状況にもよりますが、5月下旬から6月上旬ごろまでは再び頭を出すことはないかと思います。
昨年の同時期の取材では岩の頭がなくなっていましたが、その一週間前は取材を行っていませんでしたので、昨年はいつ岩の頭が消えたのか正確にはわかりません。それでも積雪量の増加の傾向は昨年とそれほど大きな違いはないと考えられます。
【位ヶ原山荘】
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こちらは夕方の位ヶ原山荘。
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すでに16時を回り、今日の宿泊の方々はすでにお越しになっています。
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豆炭こたつに集まります | 地形図を見ながら明日のコースを考えるのも楽しみの一つ |
客室は1階と2階にあり、その南側には吹き抜けの広間があります。そこには豆炭のこたつとストーブがあり、暖をとるため大半の方が集まっています。こたつを囲みながら今日一日を振り返ったり、地形図を広げて明日はどこに行こうか話し合ったりと、夕食までのひと時を楽しく送ります。
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こちらは厨房
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いろんなものに手間隙かけて... | お客さんに喜んでもらえるものを考えるのが楽しい |
鍋物だけでなく、色々なものに手間隙かけています。お客さんに喜んでもらえるものを常に色々考え、思いついたものをすぐにトライできることが何より楽しいとのこと...
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今日はお手伝いの方も応援に来てくださり、支配人・スタッフの方ともども、余裕の表情で準備を進めて行きます。
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夕食 |
準備が整い夕食の開始です。
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乾杯 | まずはカメラで鍋の味見... |
やはり鍋の中身は気になるもの。まずは携帯のカメラが最初に「味見」します。
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鍋をはさんで話が弾みます |
鍋に火がかかっているうちは中身がなくなってもなぜか食事が続いている感じがあって、その間はずーっと色々な話で盛り上がって行きます。これも鍋の効能でしょうか?
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夏とはまったく違う春のノリクラに話が盛り上がります |
夏場は毎週雪渓に通っている常連の方々。この時期にノリクラにお越しになったのは今回が初めてで、今日登ってくるためにシールも新調されたとのこと。「何十年もノリクラに通っているけど、いや〜夏とは全然違いますね。こんな世界があるとは思っても見なかった。」と、今日の感想をおっしゃってくださいました。
夏の大雪渓は清涼で、たくさんのスキーヤー・ボーダーの方がお越しになり、その世界はほかでは味わえないものがあります。しかし、ノリクラは夏だけのものではなく、四季を通して色々な変化を楽しませてくれます。また、そんな変化を少しでも多く感じ取ろうとすれば、なお一層、ノリクラを楽しむ幅が広がるかもしれません。(→ Next)
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