ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.4(2008/04/12〜13) A
【ゲレンデを行くT − 休暇村ゲレンデ】
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休暇村ゲレンデ | 取材の翌日には地面が出始めます |
先週まで営業していた休暇村ゲレンデをスタートします。しばらくするとゲレンデが二手に分かれますが、どちらを進んでも最終的にかもしかゲレンデのふもとに到着します。取材した4月12日(土)現在はほぼ全面積雪があり、登行にも滑走においても問題のないゲレンデコンディションですが、翌日の4月13日(日)は降雨の影響もあって、所々で地面が露出し始めました。したがって、次の週末は滑り降りる際に一時的にスキー板をはずす必要が出てくるかと思います。
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スキー場内ではノリクラを常に眺めながら足を進める |
乗鞍高原温泉スキー場はいたるところでノリクラの山並みを眺めることができます。休暇村ゲレンデでもしばらく登ればごらんのように絶好のビューポイントが現れます。普段は滑り降りるゲレンデですからおそらくこんな風にじっくりと眺めながら登ることはなかなかないと思います。これも春山を歩く楽しみの一つといえるでしょう。
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三本滝レストハウス前 |
休暇村第2ペアリフトの終点に差し掛かるとかもしかゲレンデの麓、三本滝レストハウス・三本滝ゲート付近に差し掛かります。先週もお伝えしましたが、ゲレンデ内を通過する県道乗鞍岳線はごらんのように除雪が進み、この付近では2車線分の幅員の除雪が進み、アスファルトが所々乾いているほどです。
そしてここを横切ってかもしかゲレンデへと向かいます。
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三本滝ゲート − 除雪はさらに進みます | 三本滝レストハウス前 − 除雪は手付かず |
先週は三本滝ゲートまでだった除雪がさらに進んでいます。県道乗鞍岳線はこのゲート付近も含めて、現在の所、休暇村から上部は冬季閉鎖中です。休暇村から三本滝ゲートまで通行可能になるのは4月24日(木)からで、その際の駐車はこの三本滝レストハウス前となります。しかし、道路の除雪はほぼ完了しているものの、三本滝レストハウス前駐車場はまだ手付かずの状態です。
【ゲレンデを行くU − かもしかゲレンデ】
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かもしかゲレンデ | 滑走に十分な積雪量 |
こちらはかもしかゲレンデ。もちろんこちらはまだまだ十分な積雪量があります。おそらく4月中は滑り降りてくることは可能かと思います。
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降雪ならなくなるシュプール跡も今回は降雨 |
バーンを良く見ると、おそらく先週のものと思われるたくさんのシュプール跡が消えずに残っています。乗鞍高原では数日前に降雨がありましたが、どうやらこの付近も雪ではなく雨が降ったようで、降雪なら埋まってなくなってしまうシュプールも雨でその輪郭が多少薄くなった程度にとどまっています。
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ゲレンデ内は大きな雪の塊が散乱 | ゲレンデ内を除雪が進みます |
三本滝ゲートから先の県道乗鞍岳線はかもしかゲレンデを二回横切って高度を上げて鳥居尾根と合流する魔利支天方面へ向かっています。ごらんのようにかもしかゲレンデ内では除雪が進められ、除雪の先頭はかもしかゲレンデの先まで進んでいます。
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車道部分は2〜5メートルの高い切り通し |
したがって、車道部分はごらんのような切り通しとなっていて、低いところで2メートルほどで高いところでは5メートル近くあります。
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高い切り通しは登れません − 車道を歩いて上のゲレンデへ |
もう少し雪解けが進んで壁の高さが低くなれば可能ですが、この切り立った壁を登ることはできないため、上部のゲレンデへは車道を歩いて行くことになります。
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ヘアピンカーブ過ぎの初心者コースからゲレンデへ |
ヘアピンカーブを過ぎた先から始まる初心者コースからかもしかゲレンデ上部に向かいます。ここは高さが1.5メートルほどで何とか上に登ることができます。また、車道をそのまま歩くとかもしかゲレンデの中級・上級コースにたどり着きますが、そこは再び高い壁となっていてよじ登ることはできません。
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ここでスキー板を装着して再び登行の開始です。
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何度も訪れるビューポイントが心の給水所 | ツアーコース入口までもう少し |
ここから数十メートル登ると再びノリクラの頂が顔をのぞかせるビューポイントが現れます。そんなポイントがゲレンデからツアーコースまでいたるところで歩くたびに何度も訪れ、長距離コースを歩む時には欠かせない「心の給水所」となってくれます。
かもしかゲレンデ最上部から始まるツアーコース入口まであともう少しです。(→ Next)
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