ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.4(2008/04/12〜13) C
【位ヶ原】
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肩の小屋の先はシールでは無理でした... |
休暇村からすべて登行ではあるものの、朝早く出発すれば、剣ヶ峰まで出向くことは時間的にできないことはありません。こちらの方は剣ヶ峰まで行くつもりで肩の小屋まで行ったものの、その先はアイスバーンのためシールでは無理とあきらめたとのこと。
大雪渓内はシールで問題ないものの、その先はまだまだアイスバーンが広がります。したがって、山頂方面に向かう方はアイゼンが必須です。
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位ヶ原 − まるで砂漠のような風紋の広がる世界 |
ツアーコース最後の急斜面付近から見られるようになった縦溝は位ヶ原ではさらに大きくなり、まるで砂漠に広がる風紋のようで、上空に広がる薄い雲が躍動感を見せて幻想的な風景を醸し出しています。
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パックされた表面が緩むことのなかった一日 |
ツアーコース内は日中の日差しで雪面が緩んだものの、位ヶ原では雪が緩むことはなかったようです。こちらは今日登っていった方のスノーシューの足跡。お昼ごろだと思われる足跡は硬い雪面を割りながら登っていった様子が伺えます。したがってパックされたすぐ下には新雪のやわらかい部分があるものの、表面は硬い状態が終日緩むことなく続いた事がわかります。
【雪渓下部】
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ここからは大雪渓下部の様子をお伝えします。
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今回(4月12日(土))の大雪渓入口 | 先回(4月5日(土))の大雪渓入口 |
こちらは大雪渓入口付近。左は今回(4月12日(土))の画像で、右は先週(4月5日(土))のものです。先回は「前川国有林」の文字の下付近だった積雪が今回はその文字の上まで達しています。30〜50センチの増加です。
昨年の同時期よりも70〜80センチほど多く、5月3日〜5日の取材時に最大積雪量を迎えましたがそれよりも多い積雪量となっています。(→ 2007ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版Vol.8 (2007/05/04) − Page : 6)
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トイレ付近 |
トイレ手前の駐車場の縁石は先々週から全く見えなくなりましたが今週も確認できません。
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雪渓下部全景 |
こちらは雪渓下部全景
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しっかりと縦溝が走ります | 魔利支天岳 |
どこをとっても縦溝がしっかりと広がっています。
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縦溝は幅80センチ、段差は20センチ以上 |
溝の幅は80センチほどで、段差は深いもので20センチ以上あります。上部に行くほど状態がひどくなり、かなりの降雨があったことが想像できます。硬く締まったバーンに走る縦溝は丸くターンすることは到底できません。
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今回(4月12日(土))のモーグルコースの岩付近 | 先回(4月5日(土))のモーグルコースの岩付近 |
雪渓下部の中斜面から緩斜面へ変化するあたりでは、雪解けが進むと最初に頭を出すモーグルコースの岩があります。先週の段階で完全に姿を消しましたが、今週もその姿を確認することができません。
前述のとおり、大雪渓入口付近ではすでに昨年の最大積雪量を越えていて、この付近に関してもかなりの積雪量となっているはずです。(→ Next)
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