ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.2(2009/04/04〜05) A
【休暇村ゲレンデ】
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休暇村トリプルリフト − 今週末までこの1本のみ営業 |
先週までは乗鞍高原温泉スキー場全体が営業され、かもしかゲレンデの最上部までリフト3本で容易にアクセスすることができました。そのため、休暇村トリプルリフト1本のみの今週は、全工程から比較すればわずかなものではありますが、このリフト1本だけで、休暇村から三本滝レストハウスまでの約3分の2程度の距離を稼ぐことができることを考えれば、少しばかり気が楽になるかもしれません。
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ツアーコースへ向かう準備は、リフトを降りて一旦滑り降りたところで行います。
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ここでツアーコースへの登行の準備を始める |
8時30分のリフト営業開始とともに出発地点に向かったスキーヤーやボーダーの方々が、スキー板にシールを貼付したり、スノーシューの準備を行い、休暇村のゲレンデを三本滝レストハウス方面に進んで行きます。
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休暇村ゲレンデ − まだまだ十分な積雪量 |
三本滝レストハウス方面に進むこちらのゲレンデは先週末営業を終えましたが、ブッシュなどは全くなく、まだまだ十分滑走できる状態です。
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三本滝レストハウス前の県道乗鞍岳線 |
歩き始めて15分程度もすれば、三本滝レストハウス付近に到着するはずです。画像は三本滝レストハウス前を通る県道乗鞍岳線の車道部分。画像左側に道路標識が取り外された支柱が立っています。ご覧のようにまだ除雪は開始されていません。
今後、三本滝レストハウス(三本滝ゲート)まで除雪が進み、マイカーが通行できるようになるのは4月24日(金)11時からとなります。それまでは、ゲレンデ内を歩いてくることとなります。
【かもしかゲレンデ − リフト搬器の取り外し作業】
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こちらは三本滝レストハウス前のかもしかゲレンデ。
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国設第3ペアリフト − リフト搬器の取り外し |
乗鞍高原温泉スキー場の営業終了とともに始まったリフト搬器の取り外しが行われ、今日はかもしかゲレンデに架かる国設第3ペアリフトで作業が行われています。
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91器ある搬器を一つずつ手作業でワイヤーから外して行きます。
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取り外した搬器を並べて行くのも手作業。1日に1線ずつ作業が行われます。
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スキー場全体の搬器取り外し完了は4月中旬ごろ |
全部で6線あるペアリフトの搬器の取り外しが完了するのは4月中旬頃。こんな作業風景からも春へと季節がシフトしていることが分かります。
【かもしかゲレンデからツアーコースへ】
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休暇村ゲレンデから三本滝レストハウスを経由し、かもしかゲレンデを行きます。
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GWに予定のキッズパーク用に雪集め | ゲレンデ内は十分な積雪 |
かもしかゲレンデではゴールデンウィークに予定されているキッズパークのためにゲレンデ内の雪を寄せ集めて大きな雪山ができています。それでもゲレンデ内はまだまだ多くの雪が残り、安心してシールで登って行くことができます。
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かもしかゲレンデ上部から |
三本滝レストハウスから始まるかもしかゲレンデは斜度があって、休暇村ゲレンデと比べるとやや苦労させられるもの。かもしかゲレンデ内には県道乗鞍岳線が横切っていますが、まだ、除雪されていませんので、今回はそのままシールで登行して行くことができます。
おそらく1〜2週間程度すると、除雪が実施されて、かもしかゲレンデは道路を境に上下に分断されます。そのたびにスキーやスノーシューを取り外す必要があります。また、ツアーコースから滑り降りてきた場合、場所によっては高い切り通しになっていますので、転落に注意しなければなりません。
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ツアーコースへ |
急斜面のかもしかゲレンデを苦労して登ってきても、目の前にツアーコース入口が見えてくれば、ホッと一息することでしょう。(→ Next)
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