ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.6(2009/04/29〜05/03) @

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(Update:2008/05/07)

 

【大雪渓】

ゴールデンウィーク前半を迎え、良い天候が続く中、穏やかな気候の下で過ごすことができますが、次第に日差しの強さが感じ取られるようになってきました。

4月29日(水)は、先週末の荒天の冷たい空気が若干残る状況ではあるものの、綺麗に晴れ上がった青空から始まります。そして、午後になって雲が湧き上がるものの、綿菓子のような夏を思わせる綺麗な雲に見入ってしまうほど。少しばかり新雪の感触が残るツアーコースがしっかり緩み、穏やかな雰囲気を十二分に楽しめた一日でした。

そして、30日(木)も朝から快晴となり、この日は終日にわたって雲ひとつない状況。そんな中、春スキーバスの試運転が行われ、5月2日(土)から運行開始が正式に決定されました。そして、春スキーバス運行とともに多くのスキーヤー・ボーダーの方々がお越しになる前に、地元の方の手でツアーコースの案内標識や誘導ロープの設置も行われ、静かなノリクラも少しずつ変化の兆しが感じ取られる一日となりました。

春スキーバス運行開始当日の5月2日(土)も終日快晴が続き、朝の第一便は5台が運行され、位ヶ原山荘に到着した141名のスキーヤー・ボーダーの方々が燦々と降り注ぐ力強い日差しの中を額に汗を滲ませながら、屋根板から剣ヶ峰方面に蟻の行列のごとく登って行く様子が繰り広げられました。

ひっそりと静かなノリクラから一変したこの数日間の様子をお伝えします。

◎ 今回の目次

Page-1 : 【4月29日(水)、観光センター】       【三本滝レストハウス】
Page-2 : 【かもしかゲレンデ】       【ツアーコース T】
Page-3 : 【ツアーコース U】       【ツアーコース V − 位ヶ原急斜面】
Page-4 : 【位ヶ原】       【雪渓下部】       【屋根板の雷鳥、県道乗鞍岳線の除雪】
Page-5 : 【4月30日(木) − ツアーコース、案内標識・誘導ロープ設置】       【4月30日(木) − 春スキーバス試運転】
Page-6 : 【5月2日(土) − 春スキーバス運行初日】
Page-7 : 【5月3日(日) − 三本滝バス停】       <編集後記>

  

 

【4月29日(水)、観光センター】

快晴の観光センター前駐車場

朝7時の観光センター前駐車場。気温は3℃。ひんやりとした空気が流れる雲ひとつない快晴の朝を迎えます。

 

春の嵐でノリクラの山肌は雪化粧

先週末に訪れた春の嵐で降り積もった雪がノリクラの山肌に雪化粧を施し、まだ、その白さは十分保たれています。

 

山麓の山肌にも降雪が残る

先週末の降雪は山麓の乗鞍高原でも見られ、周辺の山肌もご覧のように部分的に降雪が残っているほど...

 

大きな霜柱

そして、この時期としては珍しく、乗鞍高原でもご覧のように大きな霜柱ができています。

 

県道乗鞍岳線(休暇村〜三本滝間) − 除雪が必要なほどの季節外れの降雪

先週末の降雪は季節外れといっても良いほどのもので、乗鞍高原から三本滝ゲートに向かう県道乗鞍岳線では除雪をしないと通行することができなかったほどの降雪で、かなりの新雪が路肩によせられています。

 

【三本滝レストハウス】

そして、こちらは三本滝レストハウス前駐車場。

 

三本滝レストハウス − まだ降雪が残る

三本滝レストハウス駐車場でも、除雪必要なほど降雪があり、レストハウスの庇にはまだ積雪が残り、周辺でもその名残が見受けられます。

 

7時30分 − 車は20台ほど 駐車スペースが広げられる

先週の三本滝レストハウス前駐車場は霙がふってほとんど訪れる車がなかった状態ですが、7時30分の段階で20台ほどの車がお越しになっています。そして、アスファルトの駐車場の東側の駐車スペースも右の画像のように除雪が行われ、駐車ができるようになっています。

 

駐車する車の多くはすでにツアーコースへ出発されているようですが、駐車場のあちこちで、シールを貼ったり出発の準備をされるスキーヤー・ボーダーの姿を見かけることができます。

 

今回は剣ヶ峰までトライ!

前回は蚕玉岳までしかいけなかったので、今日は剣ヶ峰を目指して出発の準備を進めています。
いつもWebSiteをご覧下さり、また、メールをお寄せいただくこともあり、そんな双方のやり取りがWebSiteをやり続けて行く糧となっています。(本当にありがとうございます。)

 

ノリクラにハマッてしまいました

今年になってノリクラにつれて来てもらい、もう2〜3回もお越しになり、すっかりノリクラにハマッてしまったようです。

 

シールをつけた板をザックに背負って − 途中までツボ足で

シールを貼っているにもかかわらず、スキー板をザックにくくりつけています。かもしかゲレンデが県道乗鞍岳線の除雪が行われたことで上下に分断されていることから、途中までツボ足で登って行くとのこと...

 

春スキーバスが運行されていると思って来ましたが...

「ゴールデンウィークから位ヶ原山荘行きの春スキーバスが運行されると思ってやって来ましたが、まだなんですね。山荘から上部だけスキーを楽しむつもりでしたが、予定を変更して、アイゼンをもってツボ足で登って行きます。春スキーバスについてはもう少し下調べしてくればよかった。」と、おっしゃっています。

春スキーバスについては、 おしらせ − 2009シーズン GW〜6月末の位ヶ原山荘行きのバス(春スキーバス)の運行について<1日3往復>(2009/04/16) にてご案内しております。

準備ができた方々は順次かもしかゲレンデを出発します。

 

バンダナでしっかりガード

朝から強い日差しが差し込む状況で、顔面をバンダナで覆い、まるでギャングのよう...

 

山頂目指して出発!

先週末の荒天から一変した、真っ青に晴れ渡る好天に恵まれ、山頂目指して登りはじめます。 Next

 

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