ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.6(2009/04/29〜05/03) E

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(Update:2008/05/07)

 

【5月2日(土) − 春スキーバス運行初日】

快晴の朝。しっかりとした青空にノリクラが浮かぶ

5月2日(土)早朝6時の位ヶ原山荘の天候は雲ひとつない快晴。東の空からは今日の天候を保障してくれるかのような力強い朝日が昇り始めます。気温は3℃、少しばかりひんやりとした空気が西から流れます。その西の空にはしっかりとした青空に真っ白なノリクラの山肌朝日を受けてはっきりと輝いています。

運行ダイヤなど詳細については、お知らせ − 2009シーズン GW〜6月末の位ヶ原山荘行きのバス(春スキーバス)の運行について<1日3往復> をご覧下さい。

 

早朝の道路点検

今日から実施される春スキーバスの運行に先立ち、バス会社の方々がパトロールにやってきます。

 

今日は凍結箇所などありません 到着したバスの誘導・転回方法の打ち合わせ

位ヶ原山荘までの道路に凍結箇所や切り通しの雪の壁の崩落・落石などはなく、議論されている話題は、山荘に到着したバスをどのように誘導・転回させるかという点に移っています。

 

早朝パトロールは運行前に毎日実施

今日は快晴の朝を迎えていますが、まだ、この時期は降雪・凍結がしばしば見られ、春スキーバス運行前の早朝パトロールは毎日実施されます。

 

売店の準備も急ピッチで

そして、位ヶ原山荘でも売店などの準備が行われています。コーヒー・うどんなどの軽食は冬季も実施されていましたが、車道側に面した玄関や売店コーナーは除雪が実施されるまでは雪の中で、準備は急ピッチに進められます。

 

春山入山計画書の提出 スノーシューなどのレンタルも

春スキーバス乗車の方々には春山入山計画書(登山届)の提出をお願いしております。その提出箱が山荘の玄関口に設置されています。また、手軽に春山の雪の感触を楽しんでもらうために、スノーシュー・靴・ストックのレンタルも行われています。

 

準備が整い、後は春スキーバスが到着するのを待つばかり...

そして8時48分、ほぼ定刻どおり、今シーズン初の春スキーバスがやってきます。

 

山荘前の道路はバスがひしめく

続々と連なってやってくるバスに、山荘前の道路は春スキーバスがひしめく状態...

打ち合わせどおりにバスを誘導

そんな春スキーバスを事前の打ち合わせどおりに、バス会社の係の方が誘導・転回します。

 

下車後はすぐにスキー板の運び出しを

バスから下車した大半がスキーヤーボーダーの方々。トランクからおろされた板を次々と運び出します。

 

春山入山計画書の記入と提出

そして、遭難などの事故防止のため春山入山計画書を記入して、山荘前の提出箱に入れます。この計画書はグループでお越しになっている場合は、グループ単位で一枚の用紙に一緒に記入します。

 

出発の準備

春山入山計画書の提出を終えると、今度はシールを貼ったり、ボードをザックにくくりつけたりと、山頂方面に登る準備に取り掛かります。

 

今シーズンの始発便はバス5台、141名の方がお越しになる

今シーズン最初の春スキーバスは5台が運行され、141名のスキーヤー・ボーダーがお越しになりました。

準備ができたら屋根板の登山口へ

スキー板にシールを貼って登行される方。ザックにスキー板を三角に背負ってツボ足で登る方。それぞれのスタイルで位ヶ原山荘から屋根板の登山口へ向かいます。

厳冬期の深雪ではシールもしくはスノーシューが必要ですが、この時期はグサグサで踏み抜くほどの春雪の状態を苦にしなければツボ足で十分ですが、天候の悪いときの山頂付近はアイスバーンとなることもあり、特に急斜面のトラバースではスキーのアルペンブーツでも苦労する場合がありますので、特にボードのソフトブーツでお越しの方は、天候が良くてもアイゼンを携行されることをお勧めします。

 

春スキーバスが運行されるのを待ってました。 山頂目指して出発!

春スキーバスが運行されるのを待ってましたというこちらのグループの方々。今日は山頂目指して登ります。まだ、ツアーコースで下山できるので、帰りのバスを気にせずのんびりと行動できるので安心だとおっしゃっています。

ツアーコースで下山できるのは例年5月下旬頃まで。それ以降は、位ヶ原山荘を出発する下りの春スキーバスに乗車する必要があります。運行ダイヤなど詳細については、お知らせ − 2009シーズン GW〜6月末の位ヶ原山荘行きのバス(春スキーバス)の運行について<1日3往復> をご覧下さい。

 

一斉に山頂目指して出発です。

 

ゲレンデのような賑わい

屋根板に登るご覧の光景を見るとまるでゲレンデと見間違えてしまうほどの賑わい...そんな光景も春スキーバスが到着してから1時間もしないうちにもとの静かなノリクラが戻ってきて、後には無数の足跡が広がる屋根板が残されています。

今年も春スキーバスの運行が開始され、ノリクラの新たな季節が始まりました。 Next

 

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