ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.3(2010/04/10) A
【休暇村ゲレンデから三本滝レストハウス】
休暇村ゲレンデ − ブッシュや石はほとんどありません |
今シーズンの営業を終了した休暇村ゲレンデですが、ご覧の通り、ブッシュや石が見え隠れしている場所はほとんどなく、シールで登るにも滑走するにも問題ない状態です。
日陰部分のバーンはまだ硬く締まる |
春の日差しを受けてバーンは緩み始めるものの、日陰部分では硬く締まっていて、シールで登るスキーがカランカランと音を立てて、まるで下駄を履いて歩いているかのような感覚。
早朝の雲ひとつない快晴の空に秋のような筋状の雲が描かれ始めますが、穏やかな無風の状態が続きます。
県道乗鞍岳線 − 除雪が始まります |
休暇村からゲレンデより一旦離れていた県道乗鞍岳線は、三本滝レストハウス付近で再びゲレンデと合流します。ご覧の通り除雪が進み、この先のかもしかゲレンデ方面へは、一旦、スキー板を外す必要があります。
三本滝レストハウス付近 − 積雪1メートル |
除雪でできた三本滝レストハウス付近の切り通しの高さは1メートルほど...
昨年同時期より一週間遅い時期の切り通し箇所 |
昨年同時期はまだ除雪が開始されていませんでしたので、その翌週の画像と比較しますが、ほぼ、同じ程度の積雪量です。
道路を横断して − 今日は山頂へ! |
休暇村ゲレンデを出発するときは、「今日はできれば山頂を目指したい!」とおっしゃっていました。時刻は9時を少し回った頃。このままの穏やかな天候が続けば、この時刻でも山頂は可能かと思いますが、その後の天候次第で、予定を切り上げる必要があるかもしれません。
今日の天気予報は終日晴と発表されていますが、天候状況は悪化傾向を示しているため、午後の天候が保障されない状況です。この後のページで位ヶ原や大雪渓の様子をお伝えしますが、実際の天候は穏やかな状況ではあるものの、朝の天気予報とは裏腹に山頂付近は雲に覆われ視界の奪われる状態となってしまいました。
三本滝ゲート | 三本滝レストハウス前駐車場も除雪が始まる |
左の画像は県道乗鞍岳線の三本滝ゲート。4月21日(水)からはこのゲートまでマイカーで訪れることが可能となり、ツアーコースへのアクセスも若干容易になります。
マイカーを駐車する三本滝レストハウス前駐車場も除雪が開始されています。
【かもしかゲレンデからツアーコースへ】
ツアーコースの入口はかもしかゲレンデの先です。
かもしかゲレンデ − 積雪量はまだ十分 |
かもしかゲレンデもまだ十分な積雪量。問題なく滑走できるほどです。
除雪はさらに上部まで進みます |
県道乗鞍岳線は先ほどの三本滝ゲートを過ぎるとかもしかゲレンデを横断して、冷泉小屋や位ヶ原山荘方面へと進んで行きます。
ゲレンデ上部側は高さ4メートル | 山麓側は高さ1.2メートル |
その切り通し部分は、左の画像のゲレンデ上部側(ツアーコース側)で高いところで4メートル。右の画像の山麓側で1.2メートル。
昨年同時期より一週間遅い時期の切り通し箇所 |
こちらは昨年同時期より一週間遅い時期の切り通しの箇所。高いところで3メートルほどで、昨年よりも多いことが分かります。
春のノリクラは初めて... |
かもしかゲレンデを登ってこられるこちらの方々、ノリクラの春山を紹介した山岳系雑誌の記事をご覧になり、初めて春のノリクラにお越しになったとのこと...
ツアーコース入口目指してゲレンデをさらに登る |
ここには夏のノリクラとは全く別の景色が広がっています。もちろんツアーコースで位ヶ原方面へアクセスすること自体、夏のノリクラでは体験できないこと。ツアーコースの入口目指して先を急ぎます。(→ Next)
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