ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版
Vol.4(2016/04/09) A
【休暇村ゲレンデを出発】
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休暇村ゲレンデ ツアーコース入口まで直線距離2km・標高差400m |
それでは休暇村ゲレンデを出発します。それでは休暇村ゲレンデを登って三本滝レストハウスに向かいます。休暇村から かもしかゲレンデ(三本滝レストハウス)までは直線距離で約1.3km、標高差200mで、かもしかゲレンデからツアーコース入口までは、直線距離0.7km、標高差200mです。つまり、リフトを利用できた先週までと比べて、 直線距離2km、標高差400mだけ余分に歩くことになります。
気温は6℃で、日差しもしっかりあるものの風が冷たく、バーンは固めなコンディション。そのため、登山者の大半はアイゼンを装着してスタートされていました。
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先週まで営業していたとは思えない雪解け |
先週まで営業していたゲレンデとは思えないほど雪解けが進んでいます。
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場所によっては板を外して歩く必要があります |
ほぼ完全に積雪のない場所もあり、スキー板を手にもって歩いて渡る必要があります。
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雪の少ない県外のスキー場みたい | 今シーズンは平日に営業中止した時期もありました |
雪のないところをよけながら進むこちらのスキーヤー、「今年は本当に雪が少ないですね。シーズン中でも、県内のスキー場でありながら、雪の少ない県外のスキー場と変わらない状況でしたから...」
過去には雪の少ない年でも、それなりに冷え込んで、降雪機が使用できる状況でした。しかし、今シーズンは気温の下がり方も鈍く、雪を作ることができず、休暇村では1月の平日に営業中止にせざるを得ない状況がありました。
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かもしかゲレンデも穴あき状態 |
目の前にはかもしかゲレンデが一望でき、「穴あき状態」が一目でわかります。もう少し進むと、三本滝レストハウスに到着します。
【来週はマイカーで − 三本滝駐車場の積雪状況】
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県道乗鞍岳線 |
休暇村ゲレンデを登りきったところで、県道乗鞍岳線と交差します。この上は三本滝レストハウスとかもしかゲレンデがあります。
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昨年の三本滝レストハウス付近 2015ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版 Vol.4(2015/04/11) A |
今回の三本滝レストハウス付近 切り通しの壁がない |
こちらは車道から三本滝レストハウス方向を見たところ。昨年は1.4メートルの積雪がありましたが、今年は数センチしかなく、除雪で作られる垂直の切り通しの壁がありません。おそらく、近年で最も少ない積雪量です。
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昨年の三本滝レストハウス前駐車場 2015ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版 Vol.4(2015/04/11) A |
今回の三本滝レストハウス前駐車場 |
三本滝レストハウス前駐車場内もほとんど積雪がありません。なお、三本滝レストハウスは先週で営業を終了しています。
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昨年の三本滝レストハウス前駐車場
− 除雪作業 2015ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版 Vol.4(2015/04/11) A |
今回の三本滝レストハウス前駐車場 すでにアスファルトが見えている |
次週末には多くのスキーヤー・ボーダーがマイカーでお越しになるため、昨年は駐車場内の除雪が行われましたが、今年はすでにアスファルト部分が一部露出していて、おそらく、次週末には自然融解してしまうのではないでしょうか?アスファルト部分の収容台数は50台ほどで、隣の未舗装部分にも駐車することが可能ですが、次週末時点では、未舗装部分はまだ積雪が残っていると思われます。そのため、収容台数が限定されますから、乗鞍岳春山バスご利用の場合で、ツアーコースから三本滝レストハウスまで下山滑走の必要がない一般観光客の方などは、混雑回避のため、観光センターから乗車されることをお勧めします。
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三本滝レストハウス前駐車場 | 三本滝ゲート − マイカーはここまで |
三本滝レストハウス前に三本滝ゲートがあります。除雪作業に支障をきたすため冬季は開放されていますが、4月15日(金)午前11時に休暇村ゲートが開放され時点で閉門されるはずです。また、マイカーでの一般通行は三本滝ゲートまでで、三本滝ゲートから先はマイカー規制区間です。しかし、三本滝ゲート以降の冬季閉鎖が解除されるのは7月1日までですので、それまでの間は、バスやタクシーや自転車などの通行可能車両であっても通ることはできません。
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■ご注意■
今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)
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