ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.4(2004/06/05) C

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(Update:2004/06/10)

 

【剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線】

剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線(朝日岳方面から)

剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線(剣ヶ峰方面から)

ご覧のように雪渓の上端は登山道より20〜30メートルほど下のところにあります。しかし、右の画像でお分かりかと思いますが、横幅もかなり雪融けで狭まっているもののまだまだ余裕があります。

 

雪渓上端

稜線から雪渓上端までは急斜面の足場の不安定なガレ場です。踏み外さないように注意が必要です。

 

澄み渡る快晴の中、滑り始めたら、遠方に広がる穂高の山々を眺め、眼下に広がる大雪渓に向かって自分の世界に入り込むだけです。

 

ご覧になるとお分かりのように右端の部分の雪がかなり少なくなっています。それでもこれだけに広さがあります。今日のような好条件下で急斜面の一枚バーンを軽快に滑走し、さらに位ヶ原に続く唐草模様を眺めることができれば、まだ全体の4分の1程度しか滑走していなくても初めてお越しになった方にはこれだけでかなりの満足が得られるものです。

 

板をはずして...

あとは県道までつながっています。

こちらは全体の3分の1程度の箇所で先週もお伝えした一番細くなっているところです。ご覧のようにもう完全に雪が切れています。したがって板をはずして20〜30メートルほど歩くことになります。ここを通過すれば後は県道までつながっています。

 

全体の半分程度のところにあるクレパスはあまり大きな変化はありません。そして、クレパスの地点からゴール地点の県道沿いににつれてスプーンカットの状態がひどくなり、しかも週を追うごとにそのうねりが大きくなってきています。右の画像のように県道沿いでは70センチほどの積雪です。

お伝えしたように一部雪が切れている箇所が出てきましたので、今シーズンの稜線からの滑走はこれで終了です。

 

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