ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.2(2009/05/23〜24) D

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(Update:2008/05/28)

 

【5月24日(日)、三本滝レストハウス】

三本滝レストハウス前駐車場

翌日、5月24日(日)は長野県側の状況をお伝えします。こちらは三本滝レストハウス前駐車場。時刻は8時近くになっていますが、夜半から降り始めた雨のため、訪れる方はまばら。

 

小雨の中、合羽を着てバス停にやってきます

少しずつ小雨になり、8時ごろにはほぼ雨が止んだ状態ですが、バス停にやってくるスキーヤーの方々は合羽を着て春スキーバスのやってくるのを待ちます。

 

今日は観光センターから乗車された方を含めて18名の方のみで、週末としてはかなり少ない状況。

 

位ヶ原山荘に向けて出発

この雨も岐阜県側の畳平では霙で乗鞍スカイラインのシャトルバスは早朝運休となりましたが、こちらの春スキーバスは問題なく三本滝ゲートから位ヶ原山荘に向けて出発しました。

 

【ツアーコース T】

ツアーコース入口

ここからはツアーコースの状況をお伝えします。ツアーコース入口はご覧のように完全に雪がありません。

 

背丈ほどのクマザサに覆われる

そのため、しばらくは背丈ほどのクマザサを掻き分けて進んで行きます。

 

先週のツアーコース入口急斜面
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2009/05/15〜16) F
今週のツアーコース入口急斜面
全く積雪がありません

しばらく進むと緩斜面から急斜面に移る部分で少し開けたエリアに出ます。左の画像のように先週はこの付近まで滑走できましたが、右の今週の画像のとおり、全く積雪はありません。

 

ブッシュ・クマザサに阻まれ先を行くのが困難な状況

さらに急斜面に差し掛かるブッシュ・クマザサがさらに背丈を伸ばし、前に進むのが困難なほどひどい状態となります。

 

急斜面上部 − 滑り易い粘土質の斜面

急斜面を登りきる最後の部分では少しだけ積雪がありますが、右の画像のとおり、最後の10〜20メートル部分は滑り易い粘土質の斜面で、一歩一歩、足元を確認しながら登って行きます。

 

積雪期の倍近い時間がかかり、お勧めできません

急斜面を登りきるのに積雪期の倍近い時間が必要となり、これからの時期はツアーコースで上部へ向かうのは困難な状態となってしまいしました。 Next

 

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